JUNSKY blog 2015

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『STAP細胞』 の疑義が解消されず! 小保方さんは、担ぎ上げられた 『みこし』 だった!

2014-03-15 16:07:49 | 科学と技術
2014年3月15日(土)

 『STAP細胞』 の疑義に関して、理化学研究所が昨日『中間報告』会見を
開催したが、疑惑は解消されませんでした。

 食材偽装に続く、生物化学分野での 『偽装』 事件だとすれば、残念な話です。



 記者会見には、小保方さんを始め、この研究の関係者は出席しなかった、とのこと。

 一方、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は
論文を撤回する意思がないことを改めて示した、と云う。
【14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを
 明らかにした。
 世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。
 バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの
 圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、
 論文を撤回する意思がないことを改めて示した。】
    (読売:3月15日 14:54)



 上の西日本新聞のコラムによると、小保方晴子さんは『研究ユニットリーダー』に
祭り上げられているが、実は腕自慢の共同作業の面々によって、大舞台に引き上げられた
見かけの良い「おみこし」に過ぎなかったようです。
 もちろん研究員としての地道な実験の中心メンバーであったかも知れないのですが、
この『研究成果』をマスコミ受けする華々しい押し出しの『ゆるキャラ』にされた
可能性があるみたいです。

 このコラムによれば、【メディア戦略は理研幹部が「予想を上回った」と驚く】
成果を上げたとのこと。

 確かに、多くのマスコミやブログなどSNSが飛び付きました!

 幸い、当ブログでは、今回初めて取り上げることになりましたが・・・
 私のもう一つのブログでは、ニュースをそのまま紹介しています。
  30歳のカワイイ系女性がノーベル賞級の大成果!
   (観劇レビュー&旅行記)- 2014年1月30日(木) 12:55


 その世界的な『人気』が広がったために、こういう話があるたびに『暗躍』する
人々が、すぐさま『粗(あら)探し』をし始めたこともあり、今回の事態になった
ようです。

 もちろん、科学技術に偽装や不正があってはなりません!


【関連記事】

30歳のカワイイ系女性がノーベル賞級の大成果!
 観劇レビュー&旅行記 - 2014年1月30日(木)

   新型万能細胞 5年越しの立証…小保方さん「誰も信じてくれなかった」
     (産経新聞) - 2014年1月30日(木)08:05 (リンク切れ)



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STAP再現実験「不可能では」 調査委の姿勢に疑問符
 (神戸新聞) - 2014年3月15日(土)07:01
 

 STAP細胞論文の不正疑惑で、理化学研究所は再現実験による検証を科学界に求めた。しかし兵庫県内の専門家らは「根幹が揺らいでしまい、不可能だ」と否定的な見解を示した。理研の調査に対しても「真実が見えてこない」と厳しい声が上がった。(藤森恵一郎、武藤邦生)


 関西学院大学理工学部(三田市)の関由行専任講師(発生生物学)は2月、論文に沿って再現実験を試みた経験があるが、現段階では再度、挑戦する考えはないという。「いくら詳細な手順が示されているといっても、論文のデータの信頼性が失われた中では再現に取り組みようがない」と述べた。

 理研グループディレクターの経験がある明石市立市民病院の金川修身医師(免疫学)も「論文の撤回を勧めながら、第三者に追試を求めるのは自己矛盾だ」と述べた。

 調査委員会の踏み込みに対する不満も。調査委は、胎盤の蛍光画像の酷似など2件について「不正は認められない」と説明。電気泳動画像の加工などは認めたが、故意による不正の有無については判断を先送りした。

 金川医師は「委員の名を示さないと調査態勢が十分に判断できない。真相を明らかにする意思が感じられない」と厳しい視線を向けた。  



STAP論文 中間報告 理研のチェック機能に限界
 (産経新聞) - 2014年3月15日(土)08:03
 

 理化学研究所が14日に発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文をめぐる調査の中間報告は、研究者の倫理と科学実験の検証の在り方に大きな課題を投げ掛けた。

 「科学者としての倫理が欠如していた」「著者は論文のすべてを説明する責任を負うが、不注意というにはあまりに問題が多い」

 理研幹部は会見で、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーの論文作成に対する姿勢に、にがい表情で疑問を呈した。

 理研によると、実験の証拠となる画像を切り張りすることについて、小保方氏は「やってはいけないことという認識がなかった」と話したという。研究者として未熟だったことは反省しているという。

 論文作成には小保方氏のほか、実績のある幹部研究者も参加していた。野依良治理事長は「故意でなくても責任は非常に重い。これから研究者としてどう活動していくか表明しなくてはいけない」と指摘した。

 小保方氏は3年前の早稲田大の博士論文でも、大量の無断引用が疑われており、研究リーダーとして採用した理研のチェック機能のもろさも出た形だ。

 理研幹部は「STAP細胞のインパクトを感じ採用したが、過去の調査が不十分だったと感じている」と釈明した。

 一方、科学誌に論文が掲載されるには、専門家による正当性のチェック(査読)を通過する必要がある。しかし、今回の調査対象になっている画像の流用や加工などの疑惑は、掲載前に検出するのは難しい。

 査読経験がある日本分子生物学会研究倫理委員の岡田清孝自然科学研究機構理事(植物分子遺伝学)は「査読は基本的に、不正なデータがない前提で行う」と話す。

 査読で主に確認するのは、投稿論文の結論が本当に論文内に示されたデータで導けるのかどうかなど、その論理的な妥当性だ。データが不十分であれば、論文は却下されるが、基本的には「性善説」に基づくのが実情だ。

 別の生物学研究者も、既存のデータからの流用などをチェックするのは困難と話す。「よく知っている論文なら気づくが、そうでなければ無理。査読者はコンピューターではない」

 今回のSTAP論文の内容はこれまでの常識を覆すものだ。ネイチャー誌は世界でトップレベルの権威を持つ。査読は厳密に行われたはずだが、画像転用の可能性などは見抜けなかった。万能細胞研究は医療応用につながる注目分野で、査読段階でもより厳密性が求められる。岡田氏は「細胞などを科学誌に証拠として提供し、査読段階で第三者機関でチェックする体制も必要」と話している。
 



STAP細胞、作製手法公表へ…バカンティ教授
 (読売新聞) - 2014年3月15日(土)14:54

【ワシントン=中島達雄】
 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを明らかにした。世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。

 バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、論文を撤回する意思がないことを改めて示した。



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