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放射能 『浄化装置?』 【ALPS】 故障続きだが 今日もまた3系統全部停止 とのこと

2014-03-18 17:50:28 | 事件・事故
2014年3月18日(火)

 福島原発の 『超高濃度汚染水』 を 『処理?』 している、アルプス(ALPS)が
又また不具合を起こし3系統ある装置の全てを停止したという。

 運転再開の時期は見通せていない模様。

浄化装置で異常、処理中断=全3系統止める―福島第1
 (時事通信) - 2014年3月18日(火)16:54


 『超高濃度汚染水』 が、『じゃじゃ漏れ』 状態で環境に流出恐れがある。

 時事通信のニュースで
【アルプスは同原発で増え続ける汚染水対策の「切り札」と位置付けられているが、
 トラブルが後を絶たず、試運転の状態が続いている。】

  と書かれる位、使い物にならない代物を足元を見られて買わされたのでは?


 また、この故障が起こる前の昨日、福島民報は 【ALPS 】の問題点 を提起したばかりである。

見出しでは・・・ 
■高い放出法定基準
■結論出ず
■7年後めどに検討

   と背筋が凍る話ばかり・・・

処分方法宙に浮く 取り除けないトリチウム ALPS試運転1年
 (福島民報) - 2014年3月17日(月)08:57


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浄化装置で異常、処理中断=全3系統止める―福島第1
 (時事通信) - 2014年3月18日(火)16:54
 

 東京電力は18日、福島第1原発で汚染水から放射性物質を吸着して大幅に減らす装置「ALPS(アルプス)」の1系統で処理が不十分との結果が出たため、3系統全てを停止したと発表した。原因を調べており、運転再開時期は未定という。

 東電によると、この1系統で17日に採取した水を分析した結果、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が、処理前の1リットル当たり数億ベクレルから同数千万ベクレル程度にしか下がっていなかった。通常は同数百ベクレル程度にまで下がるため、何らかの不具合が起きた可能性があると判断した。

 この1系統は18日正午すぎにフィルター洗浄のため停止していたが、東電は残る2系統も処理が不十分になる可能性があるとして、午後1時40分前に止めた。

 アルプスは同原発で増え続ける汚染水対策の「切り札」と位置付けられているが、トラブルが後を絶たず、試運転の状態が続いている。 



処分方法宙に浮く 取り除けないトリチウム ALPS試運転1年
 (福島民報) - 2014年3月17日(月)08:57
 

 試運転開始から30日で1年を迎える多核種除去設備(ALPS)は、汚染水から大半の放射性物質を取り除けると期待されている。
 しかし、ALPSでも取り除けないトリチウムの処分方法は宙に浮いたままで、放射性物質を取り除いた後に残る吸着材の最終処分方法も決まっていない。

■高い放出法定基準
 汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうち、ALPSではトリチウムだけは取り除けない。
 ALPSで汚染水処理が順調に進んだとしても、トリチウムを含んだ水を放出できなければ、地上タンクは増え続けることになる。
 トリチウムを放出する際の法定基準は1リットル当たり6万ベクレルで、セシウム134の60ベクレル、セシウム137の90ベクレルに比べてはるかに高く設定されている。
 トリチウムの放出は原発事故以前から行われており、電力会社は原発ごとに基準値を定め管理していた。
 旧原子力安全・保安院の統計によると、毎年度、7800億ベクレル~2兆6000億ベクレルを放出してきた。
九州電力玄海原発(佐賀県)では、平成22年度に100兆ベクレルを海に放出している。

■結論出ず
 政府はトリチウムの扱いを検討する有識者の作業部会を開き、地下や海洋への放出、施設での長期保管などそれぞれの処分方法の持つ環境への影響や技術的な課題などを研究している。
 有識者の中には「ある程度の濃度に薄めた上で、海洋への放出も選択肢の一つ」とする意見がある。ただ、漁業関係者を中心に風評被害を懸念する意見が根強い。結論は出ないまま地上タンクは日々、増え続けている。

■7年後めどに検討
 ALPSで汚染水を処理した後には、取り除いた放射性物質が付着した吸着材が残る。
 現在は福島第一原発敷地内の一時保管施設で保管しているが、限られたスペースのため、新たな保管場所の確保が迫られている。
 国際廃炉研究開発機構(IRID)が中心となり、処分方法を研究している。だが、IRIDは7年後の「平成33年をめどに検討」としている。  



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 処理が再開されたと云う下記のニュースは10日ほど前に停止した時のもの。

停止のALPS再開 第一原発
 (福島民報) - 2014年3月7日(金)08:35
 

 東京電力福島第一原発で、汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」の1系統が停止した問題で、東電は6日、汚染水処理を再開したと発表した。
 東電によると、フィルター点検に伴い、汚染水の処理量を減らしていたことが停止した原因だった。処理量が少ないとポンプの電源機器に負荷が掛かり、一定時間の負荷継続で電源が自動停止する仕組みになっていた。ポンプの電源機器などに異常はなかった。
 6日午前4時から再開し、全3系統で汚染水処理を続けている。  




 こちらは、その際のトラブルのニュース

ALPS1系統停止 第一原発 ポンプ電源装置故障か
 (福島民報) - 2014年3月6日(木)09:13
 

 東京電力は5日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く「多核種除去設備(ALPS)」の3系統のうち1系統でポンプが故障し、汚染水処理を停止したと発表した。
 5日午後5時40分ごろ、A~Cの3系統あるうち、B系統でポンプの故障を知らせる警報が鳴り運転を停止した。放射性物質を吸着させる設備に汚染水を送るポンプの電源装置が故障したとみられる。
 2月26日にはA系統の同じ電源装置が故障したばかり。残りの2系統は汚染水処理を継続している。



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