JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
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で書いています

【はやぶさ】 採取物質に期待 数十個の微粒子発見

2010-07-07 23:00:41 | 科学と技術
2010年7月7日(水)

 小惑星探査機【はやぶさ】が持ち帰った小惑星「いとかわ」の微粒子は、二日前に発表された2個以外にも、さらに細かい微粒子数十個が格納されていたことがわかった。

 調査結果に期待したい!

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 宇宙航空研究開発機構【JAXA】 の発表による。

はやぶさ、微粒子新たに数十個 回収作業始める 

      共同通信 2010年7月7日(水)17:31
 宇宙航空研究開発機構は7日、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内の収納容器から、新たに直径千分の数ミリの微粒子が数十個見つかったと発表した。既に見つかっていた0・01ミリほどの微粒子2個と併せて採取、回収する作業を始めた。試料の確認は容器の一部で始まったばかりで、さらに多くの微粒子の発見が期待できるとしている。これまで分析開始は早ければ8月としていたが、9月以降になるという。
 


「はやぶさ」回収容器に微粒子=小惑星の砂の可能性も―宇宙機構(時事通信) - goo ニュース

30、31日に初の一般公開=はやぶさカプセル―相模原市立博物館(時事通信) - goo ニュース


今日は幾つもの重大ニュースがありますが・・・

2010-07-06 22:02:28 | 社会
2010年7月6日(火)

私が、第一に取り上げるのは、民主党が相変わらず党議にもはからず、戦術の修正をしていることである。

先だって、【みんなの党】に秋波を送って、剣もホロロに拒否された民主党が、過半数割れがいよいよ確実との噂の飛び交う仲で、
『その他の雑多な新党に秋波を送り始めたらしい』
という。

それも水面下で調整するのではなくて、菅代表と枝野幹事長が政党討論会の席で露骨にラヴコールをしたと言うのだ。

詳しくは、下記のリンクをどうぞ。

民主「ツートップ」、第3極に秋波(読売新聞) - goo ニュース

内閣支持率下落39%、不支持40% 朝日新聞世論調査(朝日新聞) - goo ニュース

      

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第二は、年金型生命保険に対する国税庁の課税の仕方が、違法であって、所得税の徴収は二重課税だという判決が出たことである。
これは、一人の主婦が税理士の助言と協力の下に起こした裁判の結果であるが、その影響は数万人(NHK報道)とも数百万人(朝日新聞)とも言われている。

おそらくNHKは時効に掛からない過去5年のみを集計し、朝日新聞は被害者全員を集計したんではないだろうか?

この主婦の勇気ある行動が、国税庁を違法行為の張本人と認定させ、多くの人々に税金が還付される可能性を作り出し、今後の違法な徴収を不可能にした訳だ。
勇気を讃えたいと思う。



法的には、過剰徴収された税金の返還請求権の時効は5年だそうだ。
しかし、違法行為を政府側が行った結果このような違法徴収が行われてきた訳だから、違法行為を行ってきた期間は時効が中断していたと想定するべきだと思う。

最高裁「所得税課税許されない」 生保の年金受給相続で(共同通信) - goo ニュース

生命保険、年金部分への所得税は「二重課税」 最高裁(朝日新聞) - goo ニュース

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第3は、相撲協会の汚染とNHKが名古屋場所の実況中継を止めたことである。

この問題で、スポーツ評論家の二宮氏は、ニュース番組で、問題の本命は「野球賭博」以上に「相撲賭博」にあると指摘したが、キャスターは彼の発言を途中で封じるような進行を行った。

野球賭博は氷山の一角で、「相撲賭博」=『八百長相撲』こそが闇の本質だと言う訳である。

そういう問題もあるのに、相撲協会は名古屋場所を強行突破し、NHKは実況中継は止めるものの、ダイジェスト放送を午後6時代にするという歯切れの悪い対応。

名古屋場所は実施するべきではなかった。

反対7割、苦渋の選択=中継賛否で窓口パンク―「視聴者目線で判断」・NHK会長(時事通信) - goo ニュース


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保険金年金の二重課税認定=処分取り消し命令―国の逆転敗訴確定・最高裁(時事通信) - goo ニュース 

      時事通信 2010年7月6日(火)12:03

 夫の死亡で支払われた生命保険の特約年金に、相続税に加えて所得税を課すのは二重課税に当たるとして、長崎市の無職女性(49)が国に課税取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は6日、二重課税を禁じた所得税法に違反するとして、国が勝訴した二審判決を破棄し、課税処分の取り消しを命じた。国の敗訴が確定した。同種保険の契約は少なくとも数百万件に上るとみられる。二重課税と認定されたことで、大量の返還請求が出る可能性もあり、大きな影響が出そうだ。

 女性は夫が死亡した2002年、死亡時の保険金4000万円に加え、230万円を10年間受け取る年金の初年分を保険会社から受け取った。これに対し税務署は、年金を雑所得とみなして所得税を課税した。

 訴訟では、相続税の課税対象となる年金に、さらに所得税を課すことが二重課税に当たるかが争点となった。国側は、相続税の対象となるのは年金を受給する権利で、毎年現金で受け取る年金とは異なると主張していた。

 判決で第3小法廷は「年金受給権と、運用益を除いた年金の経済的価値は同一で、所得税の課税対象とはならない」との初判断を示した。

 ただし、相続税が課税されるのは受給総額の6割にすぎないとして、運用益に当たる残りの4割については所得税の対象とした。女性のケースは受け取ったのが年金の初年分だけだったため、運用益がなく、全額の課税処分を取り消した。
 




54 万 アクセス到達 ありがとうございました。

2010-07-06 18:25:35 | ブログ保守管理
2010年7月6日(火)

 このブログのアクセスが、おそらく昨日中に
  【54万】 アクセスを超えました。
 前の1万アクセスは、2010年6月7日(月)でした。




いつもながら、御訪問いただく皆さまのおかげです。
ありがとうございます。


53万アクセスを超えたのが、2010年6月7日(月)でしたので、
ほぼ1か月で 【1万アクセス】
  すなわち、一日平均 【約 333 アクセス位】
週間平均 【2300 アクセス位】 と言うことになります。


ここまで到達しましたのは、みなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。

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7月 5日:54万
6月 7日:53万
5月11日:52万
4月10日:51万
3月 7日:50万
12月7日:47万
9月 7日:44万
7月15日:41万
6月25日:40万

約1年間で14万アクセスがあり、
53万から54万までの1万アクセスに1カ月、
52万から53万までの1万アクセスに1カ月、
51万から52万までの1万アクセスに1カ月、
50万から51万までの1万アクセスに1カ月、
47万から50万までの3万アクセスに3カ月、
44万から47万までの3万アクセスも3カ月。

ざっと、ひと月1万アクセス・ベース ということになります

白戸次郎氏出馬で 選挙戦は俄然流動的に・・・

2010-07-05 23:12:13 | 選挙
2010年7月5日(月)

 異色の候補者 白戸次郎氏が、美人女性秘書の要請を受けて立候補を決意したことで、並み居る二大政党の“有力”候補者の人気低迷をよそに、旋風を巻き起こしている。
取り分け若い女性には大きな人気を集めているようである。

情勢は、選挙戦後半になって、ますます混迷・流動的な様相を強めてきた。

 TV-CMに大金を投与することができる日本最大規模の通信大企業が企業ぐるみ選挙を展開し、CM露出度も極めて高いので、これで比例区で相当数の「白戸次郎」票が投票されることは確かであろう。
 さて、この新人候補白戸次郎氏は、議席を獲得できるであろうか?

 しかし、このペンネーム(候補者ネーム?)「白戸次郎」と言う名前は、中々のものだ。
候補者名前は必ずしも本名である必要はない。
日本共産党の不破哲三氏(本名:上田健二郎氏)は長年そのペンネームで代議士を務めてきた。

 白戸次郎のペンネームは、実在の人物で昭和史の一端を吉田茂首相のブレーン(一時は黒幕とも呼ばれていた)として、日米の終戦の方向付けと日本国憲法の設立に大きく貢献した人物である【白洲次郎】氏にあやかったものであることは明瞭である。

 白洲次郎氏は、憲法第9条も含め、日本国憲法のプリンシプル(「理念」との訳もある)は立派であると“証言”していることもあるので、この“DNA”を受け継ぐ?白戸次郎氏も護憲派であることを願うものである。

 以下、いつものように、共同通信電を引用して御紹介する。


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CMのお父さん犬、実生活も父に 人気のカイ君に子犬誕生(共同通信) - goo ニュース 

      共同通信 2010年7月5日(月)08:42


   (可愛い! けど、ちょっと間抜け顔。選挙戦に好影響を与えるか?)

 携帯電話会社ソフトバンクモバイルのCMで「お父さん」役として人気の北海道犬カイ君(6歳)に2匹の子犬が誕生、実生活でも父親になった。お相手は同じ湘南動物プロダクションに所属するピリカちゃん(9カ月)。6月12、13両日に、雌と雄を1匹ずつ生んだ。4月に妊娠し、出産のため6月から北海道に里帰りしていた。生後3週間で子犬は体長約25センチ、体重約1・5キロ。
 




ノンアルコール“ビア”は酒税が掛からない新しい市場

2010-07-04 23:40:47 | 日常雑感
2010年7月4日(日)

 親戚の不幸がありまして、更新が遅れております。

 さて、こういう機会には、飲み事も少なからずあり、
車で駆けつけた人々にとっては、飲み事に積極的に参加できず、
気まずい感覚が少なからずありました。

 しかし、比較的飲み心地のよい、ノンアルコール“ビア”の出現で
運転者にとっても座の雰囲気を損なわずに飲み事に参加できるようになり、喜ばしいことだと思います。

 以前より、キリン・フリーが先行市場を開発してきていましたが、
キリン・フリーの快調な滑り出しを見て、ここにきて、アサヒビールもノンアルコール“ビア”を投入し、キリンビールも次のノンアルコール“ビア”銘柄を投入しました。

 その背景には、上記のような冠婚葬祭の場や、会社での飲み会などに出席する運転者が比較的多く、一方で飲酒運転の報道もかまびすしく、罰則も大幅強化されたことがあるようです。

 今日の朝日新聞に興味深い記事が出ていたので引用します。

 それによると、アルコールが0%なので、酒税がかからず、第3のビールと同じ程度の価格帯の設定で販売すれば利益率が比較的高い=もうかるアイテムとなっているそうです。


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ノンアルコールビール、各社が力 酒税かからず高い収益(朝日新聞) - goo ニュース

【2010年7月4日(日)02:08
 ビール大手が、酒税がかからない「ノンアルコールビール」に力を入れている。アルコール度がゼロで運転者でも飲めるものもあり、人気は高まってきた。酒税がかからなくてもビールの類似商品として、店頭価格は「第3のビール」とほぼ同レベル。高めの値段設定で、ドル箱商品になりつつある。

 8月3日にはアサヒビールが「ダブルゼロ」、サントリーが「オールフリー」をそれぞれ発売する。どちらもアルコール度はゼロ。サントリーは「今後も成長が期待できる商品」として、年内100万ケースの販売を目指す。



 飲酒運転の厳罰化もあって、各社は新商品を昨年から本格投入してきた。ビールの製造手法を応用。キリンビールが09年4月に発売した「フリー」は、前年のノンアルコールビール市場全体の250万ケースを上回る約400万ケースを年内で売った。

 特徴的なのは価格だ。350ミリリットル缶の店頭価格は、130~150円程度。350ミリリットルの場合28円分の税金がかかる「第3のビール」とほぼ同じだ。

 ビール系飲料への酒税の税率は、原料に占める麦芽の割合が約3分の2以上の「ビール」、約3分の2未満の「発泡酒」、麦芽以外の原料や別のアルコールを混ぜてつくる「第3のビール」の順に低くなる。アルコール度が1%未満の場合は酒税はかからない。ノンアルコールビールはここを狙った。

 ノンアルコールビールの製造原価は他のビール系飲料と大きく変わらないとみられ、本来は第3のビールよりも安くできる。「開発や設備投資に費用がかかった」「安すぎると未成年が飲みやすくなる」など、店頭価格が「高め」なことに様々な理由を添えるが、結果的に利益率の高い商品になっている。
 

 ビール系飲料は販売が伸び悩んでおり、各社が利益を取れる新商品を模索している。1%未満のアルコールを含むノンアルコールビールもあって運転者にとっては注意が必要だが、業界の救世主になる可能性もあるだけに、商品開発は進みそうだ。(南日慶子) 】

TV 党首討論 やるの? にげるの? 『逃げ菅』 に批判集中

2010-07-03 23:21:38 | 選挙
2010年7月3日(土)

 菅直人は、今や 『逃げ菅』 として勇名を轟かせている?!

 党首討論で1:8で総攻撃されてはかなわないと、討論への参加を拒んだにも拘わらず、厚かましくも単独での出演を要請したと言う。
 私は見ていないが、7月1日には、テレビ朝日がこれを受け入れて「報道ステーション」に単独出演させたと言う。
 何と言う、テレビ朝日編成部の自主性の無い態度か!
 単独出演の要望など、キッパリと断るべきであったはずだ。

 こういう状態に対して朝日新聞は、

 菅首相は、NHKや民放番組の党首討論会への出席について、これまで難色を示し続けてきた。2日夜になってようやく2局の党首討論会への出演が決まったが、野党時代に国会論戦で「攻めの菅」で知られた首相に「逃げ」の姿勢が目立つ。
          (中  略)
 1日にはテレビ朝日の「報道ステーション」に出演したが、いずれも単独でキャスターとの質疑に応じる形式だった。民放関係者によると「番組での党首討論を要請したら、逆に首相側から単独出演できないかと持ちかけられた」という。
          (中  略)
 最近の国政選挙では選挙期間中、各党首がテレビ各局の党首討論会に出演するのが通例となっている。
 昨年の総選挙では、低支持率に苦しむ麻生太郎首相(自民党)でさえ、NHKをはじめ、民放の討論番組に出演した。

  と書いている。

 今後の各報道機関と民主党の対応に注目したい。

首相、4日にテレビ討論=「逃げ菅」払しょく狙いか(時事通信)
       2010年07月03日 00:03
       
“逃げ菅”強がり連発(産経新聞)
       2010年7月3日(土)08:00
 
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「攻め菅」一転「逃げ菅」?TV討論回避、批判集中懸念(朝日新聞) - goo ニュース 

       2010年7月3日(土)03:00
 菅直人首相が、テレビの討論番組への出演を渋っている。相次ぐ新党発足で政党数が増えたため、各党参加の場では首相に批判が集中して「つるし上げ状態」(菅首相)になるのを懸念したためだ。だが、党首討論は有権者にとって各党の政策の違いを一度に知る格好の機会。首相の姿勢は、有権者の判断材料を減らすことになりかねない。

 「1対1の真剣勝負ならいつでもやるが、1対8の議論は議論ではない。下手をすればつるし上げだ」。2日、富山市のJR富山駅前。参院選の応援演説に立った菅首相はこう語った。

 菅首相は、NHKや民放番組の党首討論会への出席について、これまで難色を示し続けてきた。2日夜になってようやく2局の党首討論会への出演が決まったが、野党時代に国会論戦で「攻めの菅」で知られた首相に「逃げ」の姿勢が目立つ。

 新党が次々に誕生し、野党は7党を数える。唯一の連立与党の国民新党にしても、亀井静香代表は消費税問題で「首相は寝言を言っている」と手厳しい。党首が一堂に会せば、一方的に攻め立てられる展開になるのは確実だ。短気な「イラ菅」ぶりがあらわになれば、イメージダウンにもつながりかねない――首相側にはそんな懸念がある。

 実際、6月22日に東京都内で行われた日本記者クラブ主催の9党首討論会で、首相は防戦一方に。仙谷由人官房長官も2日の記者会見で「他党は全部、民主党批判を展開する。民主党批判一色にならないか」と首相をかばった。

 首相は6月24日の公示日にNHKのニュース番組に、1日にはテレビ朝日の「報道ステーション」に出演したが、いずれも単独でキャスターとの質疑に応じる形式だった。民放関係者によると「番組での党首討論を要請したら、逆に首相側から単独出演できないかと持ちかけられた」という。

 ただ、最近の国政選挙では選挙期間中、各党首がテレビ各局の党首討論会に出演するのが通例となっている。昨年の総選挙では、低支持率に苦しむ麻生太郎首相(自民党)でさえ、NHKをはじめ、民放の討論番組に出演した。

 首相はテレビでの討論会だけでなく、選挙時に報道各社が行う党首としてのインタビューにも応じていない。

 こんな首相の姿勢に、「見せ場」を奪われた格好の自民、公明、共産、みんなの党の野党4党の国会対策委員長は6月30日、首相がテレビでの党首討論に応じるよう求める申入書を民主党に送った。

 自民党の谷垣禎一総裁は2日、「首相たるもの、野党党首がどんなに攻めようと、ばったばったと切り捨てるぐらいの覚悟がなくてどうする」と首相を強く批判。公明党の山口那津男代表に至っては、こう怒りを爆発させた。「逃げるな菅、出てこい菅、山口那津男は『カンカン』だぞ」(内田晃、金子桂一)
 



民主党 前党首と 前幹事長が お詫び&居直り行脚

2010-07-02 12:25:43 | 選挙
2010年7月2日(金)

Webニュースで面白いタイトルを見つけたので、リンクを御紹介。

「生き恥をさらしていますが…」鳩山前首相、おわび行脚(朝日新聞)
      2010年7月1日(木)20:36

「楽隠居、改革のレール敷いてから」―民主・小沢一郎氏(朝日新聞)
      2010年7月1日(木)22:58

分権推進で財源捻出を=消費増税言及の首相けん制―民主・小沢氏(時事通信)
      2010年7月1日(木)20:03

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ところで、菅民主党は早くも鳩山内閣末期の症状
【ブレまくり症候群】 に陥ったようだ。
(口蹄疫問題が収束していないので「感染した」という表現は敢えて避ける)

前党首と前幹事長が、現党首の意向を否定したり批判する言動を平気でしている。

鳩山由紀夫氏と同じように、
党内で論議して正式な党の政策となる前に 『思い付き』で発言 している。
おとといの 200万円から400万円まで開きのある『消費税還付』の話
などは最悪である。

仙石由人官房長官も『火を消す』のに大わらわ。
   消費税還付巡る首相発言「ひとつの例」 仙谷長官火消し(朝日新聞)

枝野幹事長はと言えば、民主党の過半数割れを見越して、
「みんなの党」に連立含みで秋波を送ってはみたものの
ケンモホロロに拒否されるや今度は「みんなの党」の批判を始め、
   枝野幹事長、みんなの党批判 徳島での演説で(共同通信)   
返す刀で前幹事長の小沢氏を「大衆迎合」と決めつけて批判したり・・・
   枝野幹事長「大衆迎合だ」と反論 小沢氏の批判に(共同通信)

既に政権末期の有り様である。


 党内でも党外でも民主党の最高幹部が脚の引っ張り合いを行っているのは、如何にも見苦しいし、みっともない。

 そういう中で、共産党も含む野党4党から申し入れられたテレビ討論について、最初は『逃げる菅』を決め込んでいた菅代表も、
   野党4党「逃げるな菅」 テレビ討論を要求(産経新聞)
さすがに敵にお尻を向けて逃げては有権者の受けが悪い、と判断したのか、昨日7月1日は党首討論に出席すると返答したようだが、
   菅首相、テレビ討論番組で各党党首と論戦へ(読売新聞)
今日になって「8対1では吊るし挙げられる」とのたまって、再び『逃げる菅』を決め込むつもりらしい。
   菅首相「1対8はつるし上げ」 9党首でテレビ討論拒否(産経新聞)

 『吊るし挙げられる』ような政策を掲げているからそういう強迫観念に陥るのである。
 自民党との1対1なら、受けて立つと言うが、それでは共産党等他の党の発言の場を奪う結果となる。

 この件、まだ一波乱ありそうである。

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テレビ討論「1対8はつるし上げ」=「逃げ菅」批判に反論―菅首相(時事通信) - goo ニュース
      2010年7月2日(金)14:03

菅首相、テレビ討論番組で各党党首と論戦へ(読売新聞) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)21:19

野党4党「逃げるな菅」 テレビ討論を要求(産経新聞) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)08:00

「首相は語る資格ない」=消費増税、還付言及を批判―与野党幹部(時事通信) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)18:03

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党首がゆく・志位和夫委員長
 ―消費増税に怒り 原点回帰
 

      朝日新聞 2010年7月2日(金)17:10

 クラシック音楽を語るとき志位和夫さんの顔は少年のように明るくなる。幼い時からピアノとバイオリンを習い、ピアノでプロのチェリストの伴奏をしたこともある。初の訪米を控え、「ミュージカル、バレエ、歌劇、ニューヨークフィル。どれも行きたくてしょうがない」。しかし、鑑賞できたのはミュージカル「マンマ・ミーア」のみ。

 派遣切りが横行したとき、財界や自動車会社幹部に直談判した。そして今回の訪米。どこへでも乗り込んでいく姿勢は続いている。「バレエ? 次に行ったときの楽しみだよ」。少年のような目の輝きは増している。(堀江政生)

     
      遊説先で握手攻めにあう
     =大阪市北区、葛谷晋吾撮影 

 ■共産・志位和夫委員長 目標:比例5議席、東京+α

 他の党首たちを圧倒する10年の在任期間。志位和夫はいま、初心に帰ったかのように燃えている。菅直人が「消費増税」を持ち出し、敵の姿が再びはっきりしたからだ。

 思えばこの1年あまり、志位にしてみれば世界は変わり、その変化に我が身を寄り添わせてきた。

 まずは米国。帝国主義の総本山で、アフリカ系の若き大統領が核廃絶を訴える。その演説に感動した志位が書簡を送り、返書が届く。

 日本では、自公政権の幕がようやく下りた。華々しく登場した鳩山民主党。普天間飛行場の移設に代表される新たな政策に期待を持たせた。

 志位が掲げた「建設的野党」には、そんな政策を後押ししたいとの思いがあった。共産党自身の変化である。

 それが端的に表れたのが、1月の党大会だった。壇上からは財界人が「ゆきすぎた大企業・米国依存の底には反共があったが、その壁は崩れた」と激励し、農業団体は「共産党とは日本の農業を守る方向では全く同じ」とのメッセージを寄せた。会場は沸き、志位は「歴史的前進」と声を震わせた。

 クライマックスは5月の初めての訪米だ。従属ではなく対等な関係に道を開きたいという委員長就任以来の念願だった。「ニューヨークのバレエは世界最高峰なんだよ」と、出発前に瞳を輝かせたこともあった。

 国務省に乗り込んで普天間の無条件撤去を訴えた。議論がかみ合うはずもない。だが、応対した日本部長は「意見交換が民主主義の基本。これからも続けましょう」と志位の手を握った。

 風向きが変わったのは、歴史的訪米を終えてからだ。

 普天間で鳩山は県内移設の日米合意を結び退陣。代わった菅はいきなり「消費税10%」だ。志位は声を荒らげる。「アメリカと財界のいいなり。これでは自公政治となんら変わらない」

 「建設的野党」路線は自公政権を倒す上では意味があった。が、共産党の立ち位置を不明確にしたのも事実。もはや捨てるしかない。志位はいま「自力で風を起こす」。

 世界の変化と政権交代は、かつて接点のなかった相手との垣根を低くした。この経験が生きるかどうか。=敬称略(堀江政生)





消費税分 どうやって還付するつもりか?!

2010-07-01 23:19:36 | 選挙
2010年7月1日(木)

今夜のニュース・ゼロを見ていたら、菅民主党代表の低所得者への消費税相当分還元に関して、一日の内に「200万円から300万円」「300万円から350万円」「300万円から400万円」と還付すべき所得水準を「思い付き」で言っているとのこと。

200万円から400万円の間の「ブレ」が一日の内に起こっていると言うのだ。

そのニュースでは、
厚生労働省の調べとして

年収200万円までの世帯:19.4%
年収400万円までの世帯:46.6%


と言う。

すなわち年間収入400万円までの世帯の消費税を還付するとなると、人口のほぼ半数に還付することに成り、結局5%から10%にしても税収は殆ど増えないことになる。

それだけの人口に還付する手間だけが増え、結局公務員や派遣“公務員”が増えるだけではないのか?
そんなことをするくらいなら、消費税率UPしない方が余程効率的だ。

きのうも述べたが、食料品など生活必需品を非課税にするほうが、還付するより簡単だ。

それはそうと、菅代表はどのような方法で還付するつもりなのか?

おそらく、政府側から手を差し伸べることはないだろう。
消費者すなわち国民の側から「確定申告」のような“申告”をして還付するのであろう。
しかし、個々の国民が幾ら消費税を納めたか?をどうやって認定するのであろうか?

金額が明確な年金でさえ、あれだけズサンな実態だったのだ。

それぞれの人々が幾ら消費税を払っているかなど本人にも解らない。

まさか、スーパーやレストランなどお金を払ったレシート数百枚?を全て保存しておいて“申告”に持参するのだろうか? そのレシートの消費税を係員がいちいち調べて計算するのであろうか?
申告者が支払った消費税額を計算して持って行くのであろうか?
その場合、その申告者がウソをついていないことはどうやって担保するのか?

あらゆる意味で、正確な「還付」など不可能である。

菅民主党代表は、いったいどうやって消費税を還付するつもりなのだろうか?!


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消費税の還付水準、言及やめた?与野党批判で(読売新聞) - goo ニュース

消費税還付、対象どこまで 首相発言、年収水準に幅(朝日新聞) - goo ニュース

消費税還付巡る首相発言「ひとつの例」 仙谷長官火消し(朝日新聞) - goo ニュース

一転、年収水準に触れず=消費増税「還付」で―菅首相(時事通信) - goo ニュース

消費税あらためて前面に 首相と小沢氏、対立鮮明(朝日新聞) - goo ニュース


消費税増税発言
  菅首相二転三転


            2010年7月1日(木)「しんぶん赤旗」

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 消費税増税の国民の怒りが日に日に広がるなか、菅直人首相の発言が二転三転しています。

 菅首相は、参院選公約発表の記者会見で「自民党の消費税10%を一つの参考にしたい」と述べ、超党派で議論すると表明。消費税10%方針は「(民主党の)公約と受け止めていただいて結構だ」と断言しましたが、その後「(各党に)議論をよびかけるところまでが私の提案だ」と発言を変更。30日の街頭演説では再び自民党の消費税10%を「勇気をたたえたい」と持ち上げ、「真正面から本気で議論をすることは理解いただけると思う」と述べました。


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●2010年度内に税率や逆進性対策を含む消費税改革案をとりまとめていきたい。当面の税率については、自民党が提案されている10%を一つの参考とさせていただきたい(6月17日、参院選公約発表記者会見)

           ↓

●自民党が提案されている10%を一つの参考にしたい。そのこと自体は(民主党の)公約と受け止めていただいて結構だ(6月21日の記者会見)

           ↓

●消費税を含む税制抜本改革の議論を始めようと提案している。(各党に)議論を呼びかけるところまでが私の提案だ(6月26日、カナダで同行記者団に)

           ↓

●自民党が10%消費税をマニフェストに書いた。私はその勇気をたたえたい。だから早期に議論をしたい(6月30日の青森市内での街頭演説)
 




「みんなの党」 を1面TOPで担ぎ上げる朝日新聞の異常!

2010-07-01 12:49:50 | 選挙
2010年7月1日(木)

 きのうで今年の半年が過ぎ去り、きょうから2010年の後半に突入しました。
2010年前半は、一部に手抜き記事もありましたが、曲がりなりにも毎日ブログを更新できました。
 御覧頂く皆さまのおかげです。

参議院選挙の『最終』投票日までも10日余りと言うところです。

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 さて、今日の話題;

 昼休みに行きつけのランチハウスで朝日新聞を見て驚きました。
一面TOP右上の見出しが「みんな」というデカデカとした見出し!
寸法を測ってみたら、一文字あたり24×12mmくらい。

 物差しを持って行っている訳ではないので、妻楊枝にボールペンで墨を入れて持ち帰って来た次第。
 文字数として縦5文字分、行間も含んで横6行分のデカイ文字。

 その見出しの次の行にもワンサイズ下げて「みんな」の見出し。



 それほど、「みんなの党」に特化した内容の記事かと思いきや、
朝日新聞と東京大学・谷口将紀研究室が実施した、候補者アンケートでの各党の連立志向を報道した記事であり、
 「みんなの党」はその中の一党にすぎない。

 それにも拘わらず、見出しに「みんなの党」だけを大きく押し出すことで、読者の志向を「みんなの党」に引きつけようとしている。

 この記事を引いたWeb記事でも
【連立するなら…民主候補も自民候補も「みんなの党と」】
  という見出しとしている。

 これまでの、政党別支持率の調査でも民主党・自民党・みんなの党の3党だけをグラフに掲載するなど、朝日新聞の偏向は極端である。

 「みんなの党」だけを特別扱いで優遇する編集方針は極めて異常である。


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以下の朝日新聞記事の内容から考えても見出しでの超優遇は異様である。

連立するなら…民主候補も自民候補も「みんなの党と」 

      朝日新聞 2010年7月1日(木)02:16

 朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室が実施した参院選の候補者に対する共同調査で、第三極のみんなの党との連立が可能と考える民主党候補者は44%、自民党候補者は76%にのぼることが明らかになった。ただし、みんなの党で両党との連立が可能という回答は少なかった。一方、自民は公明党との連立に前向きなのに、公明は慎重な姿勢を示している。

 今回の参院選は、民主が国民新党と合わせ56議席以上をとり、与党で過半数(非改選を含め122議席)を維持できるかが焦点。実現できなかった場合、公明やみんなの党などを含めた「連立再編」に注目が集まりそうだ。



 調査では、候補者に「選挙後、どの党との連立に参加しても良いと考えるか」と尋ねた。回答は政党別に「連立を組むべきだ」「連立もあり得る」「連立はあり得ない」の3段階から選んでもらった。

 5月末から公示日の6月24日までに寄せられた382人の回答を分析。全体の41%が、みんなの党を「連立を組むべきだ」「連立もありうる」相手として挙げた。民主の44%、自民の76%がみんなの党を選んだ。新党改革は100%、たちあがれ日本は82%。共産、社民両党は0%だった。

 これに対し、みんなの党の候補者は、連立相手としては民主が最多だったが、それでも14%。その他の政党に対しては、いずれも10%を下回った。

 約10年間、連立を組んでいた自民と公明を見ると、今回、自民は83%が公明を連立相手と見ているが、公明で自民を連立相手と考えているのは7%。昨年の調査では、自公両党とも100%が連立可能と回答しており、政権交代後、公明の自民離れが進んだ様子がうかがえる。

 民主と自民の「大連立」については、昨年の調査で自民の46%が連立可能と回答したのに対し、民主は5%だった。今回の調査では、民主は7%で、自民は12%だった。

 新党改革、たちあがれ日本は自民に対し、それぞれ80%、100%が連立可能と考えている。共産は社民と連立可能と考える人が2%いただけで、他の党に対しては0%だった。(石塚広志)