JUNSKY blog 2015

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【湯浅 誠】 オピニオン 総選挙の結果について  朝日デジタル(12/18)

2012-12-18 07:24:55 | 選挙
2012年12月18日(火)

 今日付の【朝日新聞デジタル】に今回の総選挙の結果についての

反貧困ネットワークの湯浅 誠さんへのインタビュー記事が掲載されていたので

全文引用して御紹介します。

 鋭い指摘が随所に見られます(と、私は思います)。

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     湯浅誠さん NHK-ハートネットブログ より拝借

総選挙の結果についてオピニオン 湯浅 誠
 朝日新聞デジタル - 2012年12月18日(火)03時00分

■湯浅 誠さん=社会活動家、反貧困ネットワーク事務局長

 ――自民党が圧勝しました。有権者が何を求めた結果だと見ますか。

 「景気対策への期待感に加えて、民主党への懲らしめでしょう。前回の総選挙は自民党への懲らしめでした」

 ――今回の懲らしめの原動力は。

 「人々の、日本社会の行く末への不安感です。少子化が進み、高齢化が進み、経済は成長しない。人口は減っていく。これからどうなってしまうんだろうと。そして、本当はうまくやる方法があるはずなのに、政治家がだらしないから、官僚に手玉にとられている。だらしなくない人がやれば、うまくやれるはずだ、という思いが重なった」

 「こいつじゃ駄目だ。あいつならうまくやってくれるんじゃないか。やらせてみたけど、駄目だった。誰かほかにいないか……。首相に対しても政党に対しても、幻想と幻滅を繰り返しています」

 「今回、維新の会が54議席を取ったのも同様です。思ったより伸びなかったと言われますが、少し前までは国会に議席のなかった党です。それがいきなり公明党を上回った。より新しい党に、何か出来るのではと期待した結果でしょう」

 ――その維新や自民党など、新自由主義的な競争を重んじる政党が躍進しました。湯浅さんが日ごろ向き合っている、社会的弱者と呼ばれている人たちは今回、どう投票したと思いますか。

 「今は目の前の生活で手いっぱい、政治も政策も考える時間も余裕もない、というのが少なからぬ人たちの実感です。介護で忙しい人は介護問題を考える集まりに出られない。仕事探しで忙しい人は雇用問題を議論する会に行けない。その中で、イメージで政党が選択される部分が増えています。先日も支援団体のボランティアの人たちと話をしたのですが、年配の人が『民主党、もうだめでしょう』と言う。具体的にどこがだめですかとたずねたら、答えに詰まってしまった。考える前に、すでに『ある』のですね。イメージや空気が

 ――彼らが求めている社会と、自民党が描く社会は一致しないのでは。

 「私自身は、今回の総選挙は社会構想の選択が争点になるべきだと訴えてきました。経済では新自由主義路線か成熟型の社会を目指すのか、外交では強硬路線か協調路線か、社会保障では自助を強調するのか共助や公助を強調するのか。これはパッケージ化してきています」

 ――でも、争点になりませんでした。なぜだと思いますか。

 「一つは、軸が立っていないことです。リベラルな政治家は自民党を含めて複数の政党に存在するものの、どの党でも執行部を取れていないため、埋没しています」

 「もう一つは、国民全体がある種の決断主義に陥っていることです。政策の良しあしよりも、決断や実行ができるかの方が重要になってしまった。『決断した』イコール『圧力に屈しなかった』『いろいろな意見をはね返した』というわけです。マッチョ(男っぽいこと)であること自体が評価されるようになってしまいました」

 ――大震災後初の総選挙でした。選挙戦は、このことを感じさせましたか。

 「少なくとも原発の問題については、各党が脱原発をうたいました。その意味では、明確に『3・11後』が刻印されていたとは思います。ただ各党の違いが争点として明確だったかといえば、そうではなかった。結果的に『どこも大して違わない』という感覚が、もっとも脱原発色の薄い自民党を利しました

 「けれども、歴史的には『自民党が圧勝した。深刻な原発事故はあったが、国民は明確に原発から脱却する方向は選択しなかった』と評価されるでしょう。福島以外の地域での風化が早すぎる気がします」

 ――そんなつもりで自民党に投票したんじゃない、という人は多いのでは。

 「それなら、あきらめるのではなく、結果を黙って受け入れるのでもなく、選挙後も政治に働きかけるなど、実際に行動するべきです。私たちは一年中、主権者です。お任せではなく、関わり続けないといけません」

 ――圧勝した自民党は、政策はすべて国民から信認された、と言うでしょう。

 「そう、3年前に民主党が言ったように。野党としての自民党は、与党としての民主党との対抗関係の中で右傾化を強めました。今回の公約もその線に沿うものが目立ちます。でも、自民に投票した、例えば無党派層の人たちが全員、これと同じ価値観だとは思えません」

 「だとしたら、『国防軍』などについても『私は一票を入れたが、この問題については別の選択肢を取ってほしい』と表明する必要があります。そうでないと、結果的に自分が込めた思いとは違う一票の使われ方をしてしまいます」

(聞き手・編集委員 刀祢館正明)

     ◇

ゆあさ・まこと 69年生まれ。野宿者支援や貧困問題で活動。09~12年内閣府参与。著書に「ヒーローを待っていても世界は変わらない」など。 




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12月16日、開票結果を受けて~宇都宮けんじ選対事務所

2012-12-17 18:14:29 | 選挙
2012年12月17日(月)


12月16日、開票結果を受けて~宇都宮けんじ選対事務所


宇都宮氏ら敗戦の弁「脱原発、訴え難しかった」 都知事選
 産経新聞 - 2012年12月17日(月)08:02

 東京都知事選で猪瀬直樹氏が当選したことを受け、そのほかの候補は16日夜、それぞれの“敗戦の弁”を口にした。

 「原発問題を都民が自分たちに引きつけて考えられるように訴えることの難しさを感じた」と語ったのは元日弁連会長の宇都宮健児氏(66)。事務所関係者も「自民が強かった衆院選のあおりで、革新的な主張が有権者に受け入れられなかった」と敗因を分析した。

 宇都宮氏はその一方で、「さまざまな市民団体が連携できたことは収穫。選挙の結果に落胆せず、長期的な視野で、さらに連携の輪を広げたい」と話した。



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   脱原発の山本太郎氏が落選 東京8区
   (共同通信) 2012年12月16日(日)20:44

山本太郎 石原伸晃に一矢!
7万票獲得して次点「もう1週間あればなあ」

 応援に沢田研二、通りがかりの宇梶剛士が「がんばれ!」

 J-CASTテレビウォッチ - 2012/12/17 15:06 
 
 

無所属の山本太郎が挑んだのは、東京・杉並区で敵なしの自民・石原伸晃で、原発反対一本やりで向かった。
 「本当のことを言わせてください、国会で」という訴えにたくさんの人が集まった。
 いわずと知れた福島原発事故で立ち上がった一匹狼。ともかく知名度はある。

 応援もミュージシャンあり、都知事選の宇都宮健児あり、ジュリーの沢田研二あり、通りがかりに宇梶剛士と、まことに多彩。
 石原には大きく水をあけられたが 7万票をとって、民主の候補をおさえて 次点になった。本人も「あと1週間あれば」という。選挙区をうまく選べば通ったかもしれない。 




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『未来』 は 惨敗 『復古(維新)』 を 凌駕できなかった!

2012-12-17 12:45:52 | 選挙
2012年12月17日(月)

 今回の選挙で特に意外な感じがしたのは、【日本未来の党】 の惨敗振り。

 選挙前には主として旧【国民の生活が第一】が保有していた議席を中心に

61議席と云う、一定の勢力を保持していたのに、この選挙で9議席と『1/6』

以下に激減するという惨敗振り。

 大キャンペーンの中で1議席減に持ちこたえ8議席となった日本共産党

同程度の勢力となってしまった。 

 比例区によっては共産党の得票率を下回った処も少なくない。

 私自身は共産党に投票したが、共産党は多少ハードルが高いが自民や維新が

躍進しては困ると云う人々や、当初「維新」に期待したが、ブレマクリ発言や

右翼排外主義暴走老人と結託したことにイヤ気が差した人々の票が相当数

流れるのではないかと思っていた。

 維新をヤッツケルためには、「未来が維新の票を食うのは意味がある」とも

思っていた。 しかし、結果は惨憺たるものだった。

【「嘉田さんのフレッシュなイメージは選挙には絶対プラスだ」と合流の効果

を期待】(時事通信)した少なからずの自己保身組は足元を掬われた。

 未来に合流した多くの現職議員は、旧【国民の生活が第一】の人気が低迷

しており、「このままでは選挙で落選するかも」との自己本位の打算から

斬新に見えた嘉田代表の「この指に止まった」に過ぎず、選挙での国民の意識

を甘く見たのだろう。

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 取分け、マスメディアが「日本未来の党」の結成に当たっての小沢一郎氏の

関与をネガティブ・キャンペーンとして次々に流したことも影響したかも。

 これを見ると、やはり一般国民のレベルで見ると小沢氏のダーティーイメージ

は、相当色濃く浸透しているようである。

 一方で、一部のSNSでは、「小沢氏冤罪説」を大々的にキャンペーンして、

小沢氏の力量などのプラス面を強調する書き込みも数多くなされた。

 しかし、原発推進勢力の総力戦で、「日本未来の党」は、その「未来」が

ほぼ無くなってしまった。

 当選した議員にも動揺が広がり、小沢氏の手腕に疑問を感じ始めている。

小沢氏お得意の解党に至ることは遠からず間違いないことと思う。

小沢氏は念のため【国民の生活が第一】を解体せず温存しているのである。

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 結果として言えることは、日本ではまだアメリカや北アフリカのようにSNSが

政治を転覆するほどの力は無く、大手メディアの圧倒的情報力に左右される

人々の方が大多数であると云うことである。

 従って、インターネット選挙を解禁すれば、この閉塞状況を打開できると

考えるのは極めて甘い考えである
と思う。 解禁すれば解禁したなりに権力側は

膨大な資金力と広告代理店などの力で魅力的なコンテンツを多発させ国民を

そちらに誘導する。自民党などの大政党は、政党助成金や企業献金等の資金力で

大量のSNS情報を発信するだろう。 結局市民運動のSNSは埋没させられる。

 これは、「原発国民投票」を求める人々に対しても警鐘となるはず。

安易に「国民投票」を求めると、権力にコントロールされた「国民の意志」が

構築されてしまう。

 「憲法改正」「憲法改悪阻止」でも同じことが言える。

 権力側は、今回の結果で情報操作のノウハウの確信を得たことだろう。

 これで、「何でもあり」である。


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落選続々…“小沢時代”に幕
 「読みを間違えたのかなあ…」

 (産経新聞) - 2012年12月17日(月)08:02
 

「国民の生活が第一」から日本未来の党に合流した候補者は相次いで落選の憂き目にあった。小沢一郎元民主党代表は、嘉田由紀子滋賀県知事を代表に迎え党の看板を一新しても勝てなかった。選挙に強いという「小沢神話」の崩壊を印象づけるとともに長く永田町を支配した「小沢時代」の終わりを知らしめた。

 「小沢さんは読みを間違えたのかなあ…」

 16日夜、選挙区で敗北した、小沢氏に近い前職は放心状態でつぶやいた。他の前職関係者も「未来への合流は失敗だった」と断言。小沢氏に従って合流した前職に「裏切られた」との思いがくすぶり始めている。

 小沢氏の求心力低下は7月の生活結成とともに始まった。第三極が連携する「オリーブの木」構想は不発。そこで「脱原発」を旗印に嘉田氏と新党を結成、自らは「またまた一兵卒」となって小沢色を薄めようとしたが失敗。「小沢王国」といわれた岩手県も大きく揺らいだ。

 小沢氏は16日午後、都内で嘉田氏と会談し、今後の連携を確認したが、展望は開けそうにない。


嘉田氏「今回がスタート」
=大幅後退、合流効果上がらず【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年12月17日(月)02:11
 

 日本未来の党は衆院選で公示前勢力からの激減が確実となり、嘉田由紀子代表は16日夜、都内に設けた開票センターで「(党結成から)公示まで1週間。時間が足りなかった」と悔しがった。嘉田氏は「責任を感じている」と述べたが、「今回がスタートだ」として代表は続投する考えを示した。

 また、無役となっている党内実力者の小沢一郎氏の処遇については「小沢氏自身もそう前に出たいとは思っていない、と思う」と述べ、引き続き党役員には起用しない意向を明らかにした。現在、空席となっている幹事長ポストに誰を起用するかは明言を避けた。

 未来は、小沢氏が率いていた国民の生活が第一が実質的な母体となり、結成された。生活出身の前職からは当初、「嘉田さんのフレッシュなイメージは選挙には絶対プラスだ」と合流の効果を期待する声が上がっていたが、振るわなかった。 
 



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アクセスカウンターが 97 万アクセスを超えました! (*´∀`*)

2012-12-16 22:27:03 | ブログ保守管理
2012年12月16日(日)


 相当うっかりしていましたが、きのう、当ブログのアクセスが

    97万アクセス を超えたようです。

     (2012年12月16日、当記事投稿時で 970,657 アクセス)

  94, 95, 96万アクセスは見逃しました。

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 ここまでこられましたのは、御訪問頂いている皆さま、またブログランキングをクリックしていただき、
コメント・トラバなどで叱咤激励頂いている皆さまのおかげです。

ありがとうございます。


 93万 を超したのが、2012年 9月 17日(祝) だったので、

3ヶ月少しで、4万アクセスを頂きました。

 一日当たり、およそ【440】アクセス となります。

このペースはその前の5万アクセス(120日)より少し早いテンポです。

 1年間では、およそ15万アクセス頂きました m(_ _)m

     *****************

 特に、記録が残っている範囲で、この前の1週間(2012.12.09 ~ 2012.12.15)では、

閲覧数:19,982 (22,028) PV 、訪問者数:7,147 (5,241) IP を数え、

順位も goo のブログ総数:1,799,987 (1,763,417) ブログ中
  【367 位】(564 位) 


  に して頂きました。(  ) 内は、前回 93万 アクセス時 

 (順位争いはしておりませんが・・・)


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このブログのランキング

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【過去3週間の gooブログ全体での順位】

2012.12.09 ~ 2012.12.15 19,982 PV 7,147 IP 367 位 / 1,799,987ブログ
2012.12.02 ~ 2012.12.08 21,047 PV 8,651 IP 283 位 / 1,797,151ブログ
2012.11.25 ~ 2012.12.01 25,165 PV 11,153 IP 188 位 / 1,793,894ブログ

   PV;閲覧数, IP:当ブログ訪問者数

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日本ぶろぐ村
【政治・社会問題】ランキング(2012/12/16, 22:00 現在)
  68 (60) 位 / 985 ブログ中 週間IN:126 (125),週間OUT:396 (282)
 
【政治】ランキング(201212/16, 22:00 現在) 
 156 (144) 位 / 3,580ブログ中  週間IN:189 (189),週間OUT:594 (423)

  ちょっと上昇 ( )内は、前回 93万アクセス時

 上記は、gooのアクセス数とは、直接関係ありません。

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2012年
12月15日:97万
9月16日:93万
5月12日:88万
3月24日:86万
_2月25日:85万
2011年
11月17日:81万
10月22日:80万
_9月29日:79万
_9月 9日:78万
_8月16日:77万
_6月26日:74万
_6月 2日:73万
_4月12日:70万
_3月29日:69万
_3月22日:68万
_3月 6日:66万
_2月14日:65万
_1月25日:64万


93万から97万までの5万アクセスに90日、
88万から93万までの5万アクセスに127日、
86万から88万までの2万アクセスに50日、
85万から86万までの1万アクセスに29日、
81万から85万までの4万アクセスに99日、
80万から81万までの1万アクセスに25日、
79万から80万までの1万アクセスに23日、
78万から79万までの1万アクセスに20日、
77万から78万までの1万アクセスに23日、
74万から77万までの3万アクセスに54日、
73万から74万までの1万アクセスに24日、
70万から73万までの3万アクセスに50日、
69万から70万までの1万アクセスに14日、
68万から69万までの1万アクセスに 7日、
66万から68万までの2万アクセスに17日、
65万から66万までの1万アクセスに20日、
64万から65万までの1万アクセスに20日、


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投票箱の蓋が閉まった瞬間に大方の議席が決まっているって これ何?

2012-12-16 20:09:05 | 政治
2012年12月16日(日)

 午後8時で今回の選挙での投票が打ち切られた。

 その瞬間に、各メディアは、自民党圧勝・政権交代の見出しを出した。

準備万端と云う感じである。

 自民党は単独過半数を制し、公明党と合わせて3分の2を超える320議席

を上回る勢いだという。

 まさに、メディアにコントロールされ尽くした選挙結果である。

     *****************

 今日、行きつけのスポーツクラブでの話し。

このスポーツクラブの主のような古参会員(70才前後か?)が、

自らは「(選挙に行かなかった)非国民だ」と卑下しながら、会う人会う人に

「選挙遊びに行きましたか?」 と訊いている。

選挙を『遊び』と言う位だから相当な『遊び人』らしい。

 殆どの人が「行きましたよ」と答えていたが、年代は40代から70代が

中心(このスポーツクラブの人口構成そのものが20代30代は少ない)。

 サウナの中で私にも聞いてきたので、「行ってきました」と言うと、

「何処にいれた?」 と、問いかけてきたので、「共産党に」と答えた。

すると「共産党か! 共産党は一貫していて良いが、何しろアピールが下手」

とのツッコミ。 私も「アピールが下手くそと云うのは同感」と応答した。

 それで、終わるかと思ったら、その方

「わしも共産党の会員だったことがあり、第一法律事務所の人に宣伝が下手

と言ったことがあるが、一向に変わらん。共産党と云う名前も今どき何処にも

ないような名前  云々・・・」と結構長い弁舌。

 私は、別に共産党を弁護する立場でも無いので、聞き逃していたが、

その方に「共産党の後援会員だったんですか?」と問うと

結構長い後援会員だったらしい。 

 まぁ、そういう人々が「今度の選挙には頭にきて選挙に行かなかった」

と云う処が、今回の選挙の特別な性格。

 すなわち、ファシズムを生む可能性のある特別な性格を示している。

 そういう人たちにアピールできなかった日本共産党の宣伝戦略も

問い直されるだろうが、「時既に遅し」とならないように・・・望む!


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   脱原発の山本太郎氏が落選確実 東京8区
   (共同通信) 2012年12月16日(日)20:44

  厳しい表情で開票速報を見る東京8区で落選した
  無所属の山本太郎氏=16日午後8時8分、


石原伸晃氏、8度目の当選確実…東京8区
 (読売新聞) - 2012年12月16日(日)20:47

 東京8区で、自民党前幹事長の石原伸晃氏が8度目の当選を確実にした。
 原発廃止などを掲げて、無所属で出馬した俳優の山本太郎氏は及ばなかった。

 石原氏は「自民党は生まれ変わった」と主張し、経済再生や外交力の強化を訴えたほか、父の石原慎太郎・前東京都知事が代表を務める日本維新の会との関係もアピールして、支持層を広げた。 



自公、政権を奪還=過半数の勢い
―安倍氏、首相再登板へ―衆院選【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年12月16日(日)20:07
 

 第46回衆院選は16日午後8時で投票が締め切られ、開票が始まった。時事通信社が実施した出口調査によると、自民党は小選挙区、比例代表ともに民主党を圧倒。共闘する公明党と合わせて過半数の241議席以上を獲得する勢いで、2009年に失った政権の奪還が確実な情勢となった。民主党は全国で苦戦しており、公示前の230議席から激減する見通しだ。「第三極」陣営では、日本維新の会が比例で支持を広げており、自民、民主両党に次ぐ第3党に食い込む可能性がある。

 衆院選による政権交代は2回連続。自民党の安倍晋三総裁は、今月下旬に召集見通しの特別国会で第96代首相に選出される。安倍氏は06~07年に首相を務めており、返り咲きは現行憲法下では吉田茂氏以来2人目となる。

 出口調査で自民党は、北信越や中国、九州などの選挙区で民主党を引き離している。前回は惨敗した東京など都市部でも支持を広げている。比例でも民主党を大きく上回る情勢で、全常任委員会で委員長を独占し、委員の半数を占める安定多数(252議席)の獲得も視野に入った。前回は小選挙区で全敗した公明党も堅調な戦いを進めており、公示前の21議席を上回るのは確実。

 一方、民主党は前回25選挙区中21勝した東京や、18選挙区中14勝した神奈川などでも伸び悩んでおり、野田佳彦首相(党代表)が目指した「比較第1党」は絶望的だ。

 第三極では維新に勢いがあり、比例では自民党に次ぐ支持を集めている。近畿ブロックでは自民党を上回る可能性もある。

 みんなの党は南関東や東京で議席獲得が確実で、公示前の8議席を上回りそうだ。

 日本未来の党は伸び悩んでおり、公示前の62議席からの大幅な後退は避けられない情勢だ。

 共産党は公示前の9議席の確保は微妙。

 社民党も公示前の5議席から後退しそうだ。
 国民新党、新党大地はそれぞれ1議席をうかがう。
 新党日本は議席を失う可能性がある。
 新党改革の議席獲得は厳しい見通し。

 総務省によると、午後6時現在の推定投票率は41.77%で、前回に比べ6.63ポイント下回った。17日未明には小選挙区300と比例180の全480議席が確定する。



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「選挙に行こう!」 衆院選きょう投票 日本再生へ誤りなき1票を(読売)

2012-12-16 02:23:39 | 選挙
2012年12月16日(日)

 今日は衆議院選挙・東京都知事選挙・最高裁判所裁判官国民審査

  の投票日です。 選挙に行きましょう!


以下は、読売新聞の記事なので、内容は相当右向きの上に共産党など

小政党はほとんど無視しています!

細かい内容は参考にしないでください。

「誤りなき1票を」 の処だけで結構です。

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衆院選きょう投票
 日本再生へ誤りなき1票を

 (読売新聞) - 2012年12月16日(日)01:21

 ◆政治の停滞から脱却しよう◆

 第46回衆院選は、きょう投票日を迎える。

 日本の将来を担う、新しい政治のかたちを決める重要な選択の機会だ。各政党と候補者の政策や能力・資質をしっかりと見極め、貴重な1票を行使したい。

 世界は激動している。今年、中国、北朝鮮、ロシア、フランスなど多くの国で新体制が発足した。オバマ米大統領は再選され、韓国も19日に新大統領を選出する。

 ◆政権選択が最大の焦点◆

 日本だけが、いつまでも「決められない政治」を続けるわけにはいかない。デフレ・円高を克服し、経済再生と財政再建を両立させる。日米同盟を強化し、アジア外交を再構築する。それには、何よりも政治の立て直しが急務だ。

 衆院選は政権を選択する選挙である。民主党中心の政権の継続か、自民、公明両党の連立政権への回帰か。これが最大の焦点だ。

 民主党は、厳しい逆風を受けている。社会保障・税一体改革関連法の成立は歴史的成果だが、2009年衆院選政権公約(マニフェスト)は破綻し、「脱官僚」も掛け声倒れで政治を混乱させたことが響いているのだろう。

 自民党は、野党ながら一体改革に協力した点は評価できる。しかし、衆参ねじれを利用し、法案審議に抵抗したり、問責決議で民主党政権を揺さぶったりし、責任政党らしからぬ対応もあった。

 今回は、小選挙区比例代表並立制の導入以来、最多の12党が候補者を擁立した。民主党の分裂と地域政党の国政進出が要因だ。

 公示直前、「第3極」を目指す新党の離合集散が相次いだ。理念や政策のすり合わせを二の次にして、勢力結集による選挙対策を最優先したことは否めない。

 どの政党・候補者に思いを託せば良いのか。民主党の失敗でマニフェストの信頼は失墜したが、やはり重視すべきは政策だ。

 少子高齢化の進展や財政悪化に伴い、政治の役割は、「利益」の分配から「負担」の分配へと移りつつある。政策に財源の裏付けはあるのか。実現への手順が示されているのか。きちんと精査することが大切である。

 国民の関心が高い経済政策で、民主党は名目3%、実質2%程度の目標成長率を掲げた。再生可能エネルギー、医療・介護など新産業の育成に重点を置くという。

 自民党は経済再生や産業競争力強化を重視する。2%の物価目標を設定し、日銀法改正も視野に政府・日銀の連携を強化して大胆な金融緩和を行うと踏み込んだ。

 ◆外交目標の実現力は◆

 成長戦略の観点で、環太平洋経済連携協定(TPP)参加問題が重要な争点となるはずだったが、民主、自民両党とも、党内に反対・慎重論を抱えるため、各論に入るのを避けたのは残念である。

 エネルギー政策では、各党の意見が鋭く対立した。

 民主党は「2030年代の原発稼働ゼロ」を目指す。日本未来の党、共産党などはより早い「脱原発」を唱える。自民党は「10年以内に電源構成のベストミックスを確立」と早急な結論を避けた。

 日本維新の会は「脱原発依存」を掲げながら、石原代表が否定するなど、分かりにくい。

 「脱原発」を主張する党は本来、経済・雇用への悪影響の克服や、原子力技術の維持の具体策を示す責任があるが、その動きはなく、議論は深まらなかった。

 外交・安全保障では、多くの党が日米同盟の深化を唱え、尖閣諸島など領土を守ると主張した。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射や中国の軍備増強と海洋進出など、日本の安保環境は厳しさを増している。どの党が、外交目標を実現する具体策や交渉力を持つのかを見極めることが重要だ。

 ◆複眼的に政策の吟味を◆

 衆院選後も衆参ねじれの状況が続く可能性が高い。衆院第1党が安定多数を得た方が良いかどうかも、投票の判断材料だろう。

 多くの党が連立すれば、多様な意見が施策に反映される反面、与党内の政策調整に手間取り、政治の混乱が続く恐れもある。

 今回は、第3極を含め、多くの新人が出馬している。当選すれば、直ちに多くの政策課題に取り組まねばならない。特に与党となれば、官僚を的確に使いこなし、国政を運営する責任を担う。

 最近の政治の停滞は、政治家の劣化が一因である。候補者の課題解決能力や資質が問われる。

 有権者は、各党・候補の政策や主張を様々な視点から吟味し、誤りなき選択をしてもらいたい。



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「選挙に行こう!」 若い人々も行動しています! TV・新聞で紹介

2012-12-15 23:08:40 | 選挙
2012年12月15日(土)

 明日は、総選挙の投票日です。 

 まだ期日前投票に行っておられない皆さま

 投票に行きましょう!


若者に投票呼びかけ 語り場や「TOHYO FM」
 (朝日新聞) - 2012年12月15日(土)23:50


 この数日の新聞やテレビで、若者たちの「選挙に行こう!」行動が

幾つか紹介され始めました。 若者たちも頑張っているようです。

投票率アップへ有権者も奮闘中
 ネット、アイドル、模擬選挙…

 (産経新聞) - 2012年12月13日(木)15:02


 また、期日前投票は、前回より出足がわるいようです。

【昨日12月14日までの10日間で期日前投票した人は925万1049人で、
選挙人名簿登録者数(3日現在)の8・86%だった。2009年8月に
行われた前回衆院選の同一期間(1094万4845人)に比べ、
15・48%減少(169万3796人減)した。】 (読売)

 師走総選挙のためではないか? との考えもあるようですが、

最近出来たばかりの党が多数乱立し、12党もの政党の見極めがつかない

または、民主党への期待を全面的に裏切られたことへの意趣返し?

など、さまざまな見方ができそうです。

     *****************

 一方、今日のWebニュースで注目したのは、ネット関係の違反摘発

これだけ多くの【HP】や【呟き】や【facebook】など様々な方法で

選挙情報や候補者(政党)情報が反乱しているのに、検挙されたものは

橋下徹も含めて今の処無く、逮捕や摘発もなく、「警告」が僅かに30件

発せられただけのようである。

ネットめぐる警告増加
 =選挙違反、逮捕者は9人―警察庁

 (時事通信) - 2012年12月15日(土)18:22


 見出しでは、『ネットめぐる警告増加』と書いていて厳しくなったかの

ような表現となっているが、記事を読むと・・・

ネットをめぐる違反への警告は14日までに30件で、
 前回の8件を既に上回った。」 と云うものだった。

 前回は、殆どお咎めなしだったとも言えるし、今回のWeb情報が前回より

遥かに多いという風に考えることもできる。 

余程特定候補への投票依頼が露骨なものだったのだろう。

そういう露骨なもの以外は、殆ど解禁状態といって良いかもしれない。

 取分け、候補者や候補者選対などが行うもの以外の一般人が投稿する

Web情報は、殆ど問題とされなかったようだ!

 さて、それはそうと

   明日は選挙に行きましょう!

 

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若者に投票呼びかけ 語り場や「TOHYO FM」
 (朝日新聞) - 2012年12月15日(土)23:50

【斉藤寛子】語り場、ネット、ラジオ……。若者に選挙への関心を高めてもらう取り組みは、さまざまな手段で広がっている。

「投票所に行って未来を変えよう」

16日の投票日ぎりぎりまで、大人たちの呼びかけは続く。

 東京都渋谷区内のビルに特別に設けられた「せんきょCAMP(キャンプ)渋谷」(http://senkyocamp.org/)。ここは仕事や学校を終えた20~30代が集まってくる「語り場」だ。

 「一票で社会は変わるの?」「民主主義って何?」 



ネットめぐる警告増加
 =選挙違反、逮捕者は9人―警察庁

 (時事通信) - 2012年12月15日(土)18:22

 警察庁は15日、衆院選の投票日2日前時点の違反取り締まり件数を発表した。

 今回の選挙では、ツイッターなどインターネットが盛んに活用されているが、ホームページで投票を求めるといったネットをめぐる違反への警告は14日までに30件で、前回の8件を既に上回った。

 摘発は9事件で、9人を逮捕。前回同時期と比べそれぞれ10事件、11人少ない。いずれもポスター破りや演説の邪魔といった「自由妨害」だった。

 警告の総数は2645件で、同467件減少。内訳は「文書頒布」が41件増の264件、「文書掲示」が506件減の2291件、名前の連呼や事前運動の投票呼び掛けといった「言論」が18件減の19件で、戸別訪問など「その他」が16件増の71件だった。 



「選挙に行こう!」

投票率アップへ有権者も奮闘中
 ネット、アイドル、模擬選挙…

 (産経新聞) - 2012年12月13日(木)15:02

 投票率の低下が懸念される衆院選で、投票率アップを目指すのは、各地の選挙管理委員会だけではない。インターネットのコンテンツを駆使したり、女子大生のアイドルグループを結成、投票に行くようPRしたりするなど、さまざまな取り組みが始まっている。

 20代の投票率向上を目指す首都圏の学生団体「ivote(アイ・ヴォート)」は、ブログなどを通じて投票方法や投票所の場所を紹介し、ホームページに自分の考えに合う政策の政党を探すことができるコンテンツも立ち上げた。

 堀川雄太郎副代表(21)は「ネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じ、少しでも多くの情報や判断材料を提供したい。自分を含め、今回初めて投票する学生も多いはず。若者の考えをしっかり政治に反映させたい」と意気込む。

 人気アイドルグループに“あやかる”ところも現れた。

 NPO法人「ドットジェイピー」関西支部は若年層に投票を呼びかけようと、女子大生グループ「SNK16」を結成、独自のアイデアでアピールに努める。「16」は投票日にちなんで命名。投票日前日の15日には大阪、箕面両市内の街頭で、投票時間などを盛り込んだ啓発チラシを配布する予定だ。

 一方、大学生や教員らでつくる「模擬選挙推進ネットワーク」は、平成14年から、選挙権のない19歳以下の若者に投票を疑似体験してもらう取り組みを行っている。

 政権公約や模擬の投票用紙を、協力してくれる学校に配り、各学校で模擬選挙を行う仕組みで、今回の衆院選でも、立命館宇治中学・高校(京都府宇治市)など全国約30の中学、高校で行われる。

 同ネットはインターネットでの模擬投票も並行して実施しており、衆院選後に“未来の有権者”の投票結果を発表する。

 林大介事務局長(36)は「今回の争点は原発や消費税など、30年、50年先を生きていく若者にとって重要な課題ばかり。10代でも政治に関心を持ってほしい」と話している。 


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「選挙に行こう!」 東京都知事選挙でも同じような世論誘導が行われている!

2012-12-14 15:12:54 | 選挙
2012年12月14日(金)

 マスゴミによる投票先誘導は東京都知事選挙でも行われている!

    ****************

 今朝の東京新聞朝刊(Web版)にも掲載されているようだが、

回答数は何と僅かに 1,090人。 


<【調査の方法】11~13日の3日間、都内有権者を対象にコンピューターで
 無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD法で実施。1853世帯にかかり
 1090人から回答を得た。回答率は58・8%。>(東京Web-12/14)

 その上、回答者の3割ほどが「まだ決めていない」と云う。

何しろWeb記事の「小見出し」が

  未定なお3割 宇都宮氏ら追う

   なのである。 記事のなかにも次のように書いてある。

【しかし、まだ投票先を決めていない人も三割近くいる。】(東京Web-12/14) 


 結局、調査対象の約6割 の回答者「1,090人」の内、態度を決めていないを

3割とすれば、概算で・・・ 0.58×0.7=0.406,1090×0.7=763 

即ち、僅かな調査対象有権者の、さらに僅か 4割 しか代表しない

760人ほどの意見表明で「世論調査」と称しているのである。


 これは、一つ前の記事に書いた衆議院選挙と同程度の『いい加減さ』である。


     ***************

 態度を決めていない人の何割かでも宇都宮さんの応援に回って頂ければ

情勢は大きく変わる可能性がある。

 こんな世論操作に惑わされることなく、宇都宮健児さんを東京都知事に

押し上げるための支援活動を一層拡げ、「選挙に行こう!」と呼びかけよう!

 即時原発廃炉を実現するためにも、必ず選挙に行きましょう!

   期日前投票も活用しましょう!


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都知事選終盤 猪瀬氏リード広げる
 東京新聞 - 2012年12月14日 朝刊 
 

未定なお3割 宇都宮氏ら追う

 十六日投開票の東京都知事選を前に、本紙は都民を対象に三回目となる世論調査を実施した。

 終盤戦の情勢では、幅広い層から支持を集めていた元副知事の猪瀬直樹氏(66)がリードを広げている。
 前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(66)が追い、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、元自民党総務会長の笹川尭(たかし)氏(77)が続く。 

 前回調査と比べ、猪瀬氏と他の候補者との差は広がった。

 しかし、まだ投票先を決めていない人も三割近くいる。

 猪瀬氏は、石原慎太郎前知事の政策継承を訴え、序盤から選挙戦を優位に進めている。支援を受けている自民や公明、日本維新の会の支持層の大半を固めたほか、無党派層の六割近くが投票先に選んだ。年代別でも、幅広く支持を得ている。

 宇都宮氏は、脱原発や弁護士としての反貧困の取り組みを前面に、市民運動を母体とした選挙活動を広げる。石原都政からの転換を訴えており、共産支持層の七割以上が支持しているほか、日本未来の党の支持層からの支持も高い。

 松沢氏は、猪瀬、宇都宮両氏への政党の相乗り支持を批判し、政党支持を受けずに臨んでいるが、期待する無党派層の支持が一割程度と苦戦している。出身の民主支持層からの支持も限定的。男女別では、男性の支持の高さが目立っている。

 【調査の方法】11~13日の3日間、都内有権者を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。
 1853世帯にかかり、1090人から回答を得た。回答率は58・8%。
調査は先月15~17日、同29~30日に次いで3度目。



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僅か7百人ほどの固定電話への聞取り調査を世論調査と称して自民党に誘導する各紙

2012-12-14 12:18:16 | 選挙
2012年12月14日(金)

 先程の投稿の続きです。 長くなったので分けました。

    ****************

 今朝の西日本新聞にも共同通信の調査を引用する形で、一面TOPで掲載

されていたが、5面の詳細を見ると、回答数は何と僅かに 1,219人。 

1小選挙区当たりに平均すれば僅か4人である。(1面TOPでは隠している)

【共同通信社は衆院選について11、12両日、全国300小選挙区のうち
 150選挙区の有権者を対象に電話世論調査を実施】(西日本Web-12/13)

 その上、回答者の4割ほどが「まだ決めていない」と云う。

【「まだ決めていない」との回答が小選挙区で43・3%、
 比例代表で40・4%あり、情勢が変わる可能性もある。】(西日本Web-12/13) 

 朝日新聞では、5割前後にもなるようだ。

【調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、小選挙区で5割弱、
 比例区で4割おり、情勢が変わる可能性もある。】(朝日Web-12/13)

この「決めていない」と云う人々の割合は、過去の選挙に比べても極めて多い。

 結局、調査対象の約6割 の回答者「1,219人」の内、態度を決めていないを

4割とすれば、概算で・・・ 0.6×0.6=0.36,1200×0.6=720 

即ち、僅かな調査対象有権者の、さらに僅か 36% しか代表しない

720人ほどの意見表明で「世論調査」と称しているのである。


 その上、これらの調査は、電話世論調査 であり、今どき若い人々は(還暦の私でも)

固定電話は使わないから、対象は限られ、その面でも偏りがある。

さらに、電話調査では質問者の働きかけに誘導されやすい。

12もある政党の支持傾向を公平にヒアリングできるはずがない。

先に聞いた方が高くなる傾向があると云う。

 要するにこれらの『世論調査』の結果は、全く信用できないものである。

     ***************

 態度を決めていない人の何割かでも即時原発廃炉の方向で意思表示をすれば

情勢は大きく変わる可能性がある。

 それだからこそ、即時原発廃炉を求める人々が「投票に行く」ことが大切!

 即時原発廃炉を実現するためにも、必ず選挙に行きましょう!

   期日前投票も活用しましょう!


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比例は自民22%、民主11% 維新10%衆院選トレンド調査
 西日本新聞(共同通信)- 2012年12月13日(木) 18:32
 

 共同通信社が12、13両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第5回トレンド調査)によると、比例代表の投票先は自民党が前回調査(8、9両日)から1・8ポイント増の22・9%で首位を維持した。民主党は1ポイント増の11・3%、日本維新の会は0・5ポイント減の10・1%で、両党の順位が入れ替わった。

 「野田首相と安倍自民党総裁のどちらが首相にふさわしいか」では、安倍氏34・2%(前回39・2%)、野田首相28・7%(同30・7%)となり、安倍氏がリードを保った。

 内閣支持率は23・9%で、前回の24・9%をやや下回った。



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世論操作に惑わされず 【選挙に行きましょう!】 4割の有権者が「決めていない!」

2012-12-14 12:07:22 | 選挙
2012年12月14日(金)

 選挙最終盤の情勢と称して各紙が『世論調査』の動向を発表しているが

相変わらず自民・民主・維新しか話題にせず偏っている。

有権者を失望させ自民党を有利に導く「世論操作」のような

ものであり、この『結果』を信用してはならない。
 

 この世論操作でも、回答者の4割ほどが「まだ決めていない」と云う。

朝日新聞では、5割前後にもなるようだ。

 必ず選挙に行くと回答した比率も76%と過去データより低く投票率も低く

なりそうな気配である。

 態度を決めていない人の何割かでも即時原発廃炉の方向で意思表示をすれば

情勢は大きく変わる可能性がある。

 それだからこそ、即時原発廃炉を求める人々が「投票に行く」ことが大切!

即時原発廃炉を実現するためにも、必ず選挙に行きましょう!


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自公、300議席うかがう 朝日新聞情勢調査
 (朝日新聞) - 2012年12月13日(木)22:45


 衆院選中盤の情勢について、朝日新聞社は11、12の両日、全300小選挙区の有権者を対象に電話調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて情勢を探った。(1)自民は好調を維持、単独過半数のラインを大きく超えて280議席以上をうかがう(2)公明も堅調で自公で300議席を上回る公算が大きい(3)民主は80議席を切る可能性がある(4)日本維新の会は40議席台は確保しそう、などがわかった。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、小選挙区で5割弱、比例区で4割おり、情勢が変わる可能性もある。
今度の選挙で「必ず投票に行く」と答えた人は76%。過去のデータを踏まえて投票率を推計すると、前回2009年の69.28%を下回り、60%台半ばになりそうだ。

 自民は小選挙区で優勢な選挙区が170あまりに達している。競り合っている選挙区などの上積みを加えると、05年の219議席を上回りそうだ。比例区は60議席前後になりそう。



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【選挙に行きましょう!】 特に若い世代の皆さんへ!

2012-12-13 23:17:03 | 選挙
2012年12月13日(木)

・徴兵制を模索している政党は → 維新・自民

・核武装を検討している政党は → 維新・自民

・憲法9条を改悪しようとしている政党は → 維新・自民・みんなの党

・憲法改正を検討している政党は → 公明・民主・未来

・原発再稼働を容認する候補者は
  → 公明94%、自民85%、維新70%、民主67%の候補者が
    「新基準を満たせば再稼働すべきだ」と回答。  

こんな政党が野合して政権に就きかねません。

そうならないためには、これまでの投票率5割未満と言われる

若い人々(まさに徴兵されて戦場に送り込まれる年代の人々)が

選挙に行って、核武装や徴兵や原発は嫌だ!との意思表示をしなければ

ならないと思います。

 選挙に行っても変わらなかったじゃないか? との失望感も解ります。

そうであれば、消去法で日本共産党などを検討対象にしてみて、ネットで

政策やこれまでの活動を確認されては如何でしょうか?

 有権者の3%ほどの人々の動向で選挙結果は大きく変わります。

若い人々の投票行動は、世の中を動かす力があります。

 是非とも投票に出かけてください。期日前投票もできますよ!


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北朝鮮 人工衛星『光明星3号』 世界中のバッシングの中で打上げ成功! 科学者の努力を讃える!

2012-12-12 12:52:38 | 国際関係
2012年12月12日(水)

 日米韓など世界中の国々や国連からのバッシングの中、

また『稚拙な技術』と日本の『朝鮮半島通』の評論家たちに揶揄される中、

北朝鮮は大型ロケットによる人工衛星打上げを『サプライズ』成功させた!


    (画像は、日本経済新聞 - 2012/12/12(水)12:47より)

 なお、「ミサイル」と言って大騒ぎしているのは日本の政府とマスメディア

だけで、アメリカのCNNでさえ「ロケット」と称している。それが常識だ。

 維新や自民党は、この衛星打ち上げを大声で騒ぎ立て、軍備増強・核兵器保有

徴兵制導入などを国民に押付けようとし、民主党も防衛意識強化に努めている。

 まさに選挙の最中に(韓国でも日本でも)人工衛星を打ち上げるというのも

傍迷惑な話ではあるが、北朝鮮では金日成主席の生誕100年、金正日総書記

の死去1年を迎える(12/17)と云う内輪の事情も有る訳であり、致し方ない。


 今回の人工衛星の軌道投入成功は、アメリカ当局も認めている。

北朝鮮ミサイル発射 米NORAD、衛星の軌道進入確認
 (朝日新聞) - 2012年12月12日(水)13:50


     ****************

 何がサプライズかと云うと、御存知の通り、北朝鮮は一昨日「技術的問題」

による打上げ延期の可能性を表明し、エンドを1週間先送りにすると云う

これまででは考えられなかった「正直」で『誠実な』対応を国際社会に示し

北朝鮮 ミサイル解体の兆候=欠陥修理のためか
 (聯合ニュース) - 2012年12月11日(火)16:40


これを受けてかどうか、韓国の情報筋から「ロケットを解体して修理」とか

「年内の打ち上げは無理では」などの情報が飛び交っていた中での打上げ

だったからである。

 これには、世界中(と云っても日米韓中ロあたりが主な処だが)がまさしく

驚いた(サプライズ)ようだ。

北朝鮮、「解体」情報のさなか 予想外の発射強行
 日米韓、状況分析急ぐ

 日本経済新聞 - 2012/12/12(水) 12:47


 「技術的問題」についても『朝鮮半島通』の評論家たちは、天候の問題

極寒の地で機体に歪みが出るとか、液体燃料の問題とか

ロケット4本が一体の一段目の制御が難しいとか、したり顔で言っていた。

 不意打ちを食った評論家や情報通は言い訳することしきり・・・

ミサイル取り外しの動き、「見せかけ」の可能性
 読売新聞 - 2012年12月12日13時33分


 祖父であり国父である金日成主席の生誕100年、12月17日の父・金正日

総書記の死去1年を迎える中、世界への『発信』を成功させた金正恩国防委員長

のほくそ笑む顔が想像できる。

金正恩氏、権威確立へ賭け
 …ミサイル強行の狙い

 読売新聞 - 2012年12月12日14時51分
 



 バッシングの中でこれら技術的な諸課題を解決した科学者・技術者たちに

敬意を表したいと思う。技術力は着実に向上しているようだ。

北朝鮮ミサイル発射:技術向上、想定海域に落下
 毎日新聞 - 2012年12月12日(水)12時05分


 なお、当ブログは北朝鮮を支援するものではないが、日本のメディアによる

総バッシングには、危険な臭いを感じているので、これらに同調できない!

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北朝鮮ミサイル発射:技術向上、想定海域に落下
 毎日新聞 - 2012年12月12日(水)12時05分
 

 北朝鮮が12日に実施した「衛星」打ち上げと主張する長距離弾道ミサイルの発射実験。ミサイルは想定した海域に落下したとみられ、技術の向上を見せつけた。昨年1月にはゲイツ米国防長官(当時)が「5年以内に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発するだろう」と言及するなど、高まる北朝鮮の弾道ミサイル技術への懸念は広がっている。

 北朝鮮が09年4月に発射したとみられる「テポドン2号」の改良型は全長約30メートルの3段式で射程約6000キロ。1段目を分離後、東北地方の上空約400キロを通過し、2段目以降は発射地点から3000キロ以上飛んで太平洋に落下した。

 北朝鮮は81年にエジプトの「スカッドB」(射程300キロ)を輸入。改良型の「スカッドC」(射程500キロ)を量産し、90年代までに射程約1300キロの「ノドン」を開発して日本のほぼ全域を射程内に収めた。防衛省は「特定施設をピンポイント攻撃できる精度には達していない」と見るが、核弾頭でなくても生物・化学兵器を搭載して攻撃されれば、大きな被害が出る可能性もある。日本のミサイル防衛(MD)はノドンを想定するが、約300基が配備され、車両から撃てるため発射位置の特定は難しい。

 北朝鮮は98年8月にはノドンを1段目、スカッドを2段目に使った「テポドン1号」を発射。日本列島を飛び越え、発射位置から約1600キロの三陸沖に落下させたが、10年で射程は大幅に延びた。現在、テポドン2に加えて、韓国「2010国防白書」はソ連の潜水艦発射ミサイルを改良した射程2500〜4000キロの「ムスダン」が07年に実戦配備されたとの見方も示している。射程は米軍のグアム基地まで広がったことになる。射程が6000キロに延びれば米アラスカの米軍施設を捉えることになる。 



北朝鮮、「解体」情報のさなか 予想外の発射強行
 日米韓、状況分析急ぐ

 日本経済新聞 - 2012/12/12(水) 12:47

【ソウル=小倉健太郎】
 北朝鮮によるミサイル発射は、技術的問題で時期が遅れるという観測が広がる状況での強行となった。北朝鮮は10日に「技術的欠陥」を発見したと発表。11日には発射場付近の衛星写真の分析などからミサイルを発射台から撤去しているとの情報も流れた。日米韓などは「予想外の早期発射」について情報分析を急ぐ考えだ。

 北朝鮮は1日、発射予告期間を10~22日と発表した。7日まで発射台に装着し、発射場内の燃料タンクに液体燃料を注入し始めたとされる。ミサイル本体に燃料を注入すると数日以内に発射する必要があるため、当初は早めに発射するとの見方が出ていた。

 だが北朝鮮は10日、3段式ミサイルのうち1段目のエンジン制御システムに欠陥を発見したと公表。予告期間を29日まで延長した。韓国などでは、11日のミサイル撤去情報に関して「修理して再び設置し発射するため」(軍事関係者)との見方が多く、発射時期は遅れるとの観測が広まった。

 防衛省OBは「ミサイル全体を分解したのであれば、再組み立てには3~4日以上かかる。翌日の発射には間に合わないはず」と指摘。ミサイルの故障が軽微で、燃料を送り込むポンプなど一部の部品を交換して打ち上げたか、周辺国の情報かく乱を狙って分解するよう装った可能性があると話す。ある軍事情報筋は「衛星写真の分析には限界もある」と指摘。日本政府関係者は、北朝鮮が予告期間延長を発表した10日以降も警戒を続けていたと話す。



北朝鮮ミサイル発射 米NORAD、衛星の軌道進入確認
 (朝日新聞) - 2012年12月12日(水)13:50

【ソウル=貝瀬秋彦】
 北朝鮮は12日午前9時49分ごろ、北西部の平安北道(ピョンアンブクト)・東倉里(トンチャンリ)にある「西海衛星発射場」から、長距離弾道ミサイルとみられる機体を南方に向かって発射した。日本政府は、発射された機体が10時1分ごろ、沖縄県上空を通過し、10時5分ごろにフィリピンの東方約300キロの太平洋に落下したとみられると発表。北朝鮮メディアは「人工衛星の打ち上げに成功した」と伝え、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)も「(人工衛星の)軌道に乗ったとみられる」と発表した。国際社会が自制を求める中での発射で、国連安全保障理事会は緊急会合を招集し、対応を協議する方針だ。

 日本政府によると、機体の部品と見られる物体が9時58分ごろ、朝鮮半島の西方約200キロの黄海に、9時59分ごろに朝鮮半島の南西約300キロの東シナ海に、それぞれ落下したと見られるという。

 ミサイルはテポドン2を改良した3段式ミサイルとみられ、日本政府によると落下物は、いずれも北朝鮮が事前に予告した海域に落下したという。 



ミサイル取り外しの動き、「見せかけ」の可能性
 読売新聞 - 2012年12月12日13時33分
 

【ソウル=門間順平】
 北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射は、「技術的欠陥」が見つかったとの発表から2日後に強行された。

 韓国政府は、発射台からミサイルが取り外されたとの分析を基に当面発射はないとの見方を強めていたが、不意打ちを食わされた格好だ。

 「発射が差し迫っている兆候を正確に把握するのは難しい」。韓国国防省報道官は発射の確認から約1時間後の記者会見でこう語った。

 北朝鮮は10日、1段目ブースター(噴射装置)の「技術的欠陥」で、発射予告期間の最終日を22日から29日まで1週間延長すると発表。韓国政府は11日撮影の衛星写真から、北朝鮮が3段式のミサイルを発射台から取り外し、発射場内の組み立て棟に移したと分析。「1週間以内の発射はない」(韓国政府関係者)との見方が大勢だった。

 ただ、衛星で監視されていることは、北朝鮮も十分に認識していたのは確実だ。韓国政府系機関、韓国外交安保研究院の尹徳敏
ユンドクミン
教授は「韓国の軍事的対応や監視体制を確認するため、奇襲的に発射した」と述べ、取り外しと見られた動きも「見せかけ」だった可能性を指摘した。

(2012年12月12日13時33分 読売新聞) 



金正恩氏、権威確立へ賭け
 …ミサイル強行の狙い

 読売新聞 - 2012年12月12日14時51分
 
 

 【ソウル=豊浦潤一】
 北朝鮮が12日、長距離ミサイル発射を強行したのは、発足間もない金正恩体制の権威を確立するという「国内向け」の理由と、来たるべき米国との協議を見据え、ミサイルカードの交渉力を高めておくという対外向けの狙いが込められている。

 4月の発射失敗から8か月後で、年2回の発射は初めて。再度の失敗となれば、正恩氏の威信は大きく傷つく。今回の発射は大胆な賭けだった。

 正恩氏は7月に李英鎬朝鮮人民軍総参謀長を電撃解任した後、軍首脳部の人事を目まぐるしく入れ替えながら権力基盤固めを進めているが、その反動で軍部内に不満が出ていると伝えられていた。

 国父・金日成主席の生誕100年にあたる今年は、北朝鮮が「強盛大国」の扉を開く年と宣言してきた。正恩氏は、強盛大国の柱となる「人民生活向上」事業で目立った業績がなかった。17日の金正日総書記の死去1年を迎えるにあたり、実績をアピールする道はミサイル発射しか残されていなかったと言える。

(2012年12月12日14時51分 読売新聞) 




北朝鮮 ミサイル解体の兆候=欠陥修理のためか
 (聯合ニュース) - 2012年12月11日(火)16:40

 【ソウル聯合ニュース】
 北朝鮮が北西部・東倉里のミサイル発射台に設置されている事実上の長距離ミサイルを解体する作業を進めていることが11日、分かった。
 韓国政府消息筋は「ロケットの一部を解体する兆候が捉えられた」と伝えた。その上で、「発射準備で見つかった技術的な問題を解決するためか、発射中止を念頭に置いたものかは分析中だ」と説明した。
 別の消息筋は「発射台に取り付けたまま、技術的な欠陥を解決できるものではないようだ」と述べ、修理のため解体作業を進めていることを示唆した。政府消息筋は「大きな意味はない。ミサイルを発射台から取り外すことと発射は関係ないようだ」と述べた。
 北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会は10日に報道官談話を発表し、運搬ロケットに技術的な欠陥が見つかったとして、10~22日と予告した発射期間を29日まで延長するとした。  


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日本原電【敦賀原発-2号機】の真下の断層は「活断層」 直ちに廃炉すべき!

2012-12-11 12:45:55 | 政治
2012年12月11日00時58分

 日本原子力発電敦賀原発の真下を通っている断層が「活断層」であるか否か?

を確認するための専門家を委員とする調査委員会が現地を調査。

 その結果、全員が「活断層である」と判定したと云う。

 なお、解りやすく言えば「活断層」とは、いつ噴火するか解らない「活火山」

と云う言い方とほぼ同じようなものであり、いつズレてもおかしくないものを

示すものである。 それは明日かも1年後かも10年後かも解らない。

 これを受けて各メディアは、【D-1】断層の上にある【敦賀原発-2号機】

の再稼働が認められず、廃炉を迫られる公算が大きくなった、と報道している。

敦賀原発、廃炉の公算大
 規制委「活断層の可能性高い」
 
 朝日新聞 - 2012年12月11日00時58分



 一方で、原子力規制委員会の見解には「法的拘束力が無い」との側面を

強調する報道もある。 これは「日本原子力発電」(日本原電)の言い分に

沿ったものであろう。

敦賀原発:規制委 廃炉に法の壁
 毎日新聞 - 2012年12月11日 09時54分


 しかし、疑いがあるのなら今すぐ直ちに止めなければならないはずだ。

何故なら「原子力規制委員会」の発足の前後に関わらず、以前より

「国の耐震審査の手引では、活断層の真上に原子炉建屋などの
 重要施設を造ることは認められていない」
(朝日新聞ほか)

  からである。

 日本原電は、事此処に至っても「ああ言えばこう云う」式に抵抗して、

止めるつもりは全く無いようである。

 これに、『逃げない・ブレナイ・決断する』野田総理はどう対処するのか?!

 如何なる言い訳をしたとしても、いつ起こるか解らない大震災と津波に

2011年3月11日に現に襲われたのである。 そして福島第一原発は暴走した!

どれだけ多くの死傷者や被害者や避難者が出たか、また今後後遺症が広がるか

果てしない被災が続くのである。


千年先の危機に対応しているという悠長な話ではない。

想定外は最早許されない!

 次の原発暴走を予防することこそが喫緊の課題であることは言うまでもない。

 全ての原発は直ちに廃炉処置に入るべきである。 

 また、それとても気の遠くなる長い道程となることは既に明らかである。

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敦賀原発、廃炉の公算大
 規制委「活断層の可能性高い」
 
 朝日新聞 - 2012年12月11日00時58分


 

 日本原子力発電敦賀原発(福井県)2号機の再稼働が認められず、廃炉を迫られる公算が大きくなった。原発敷地内の断層を調査した原子力規制委員会が10日、外部の専門家4人を交えた評価会合で、原子炉建屋直下の断層を活断層の可能性が高いと判断したためだ。国のルールは活断層の真上に原子炉建屋を建てることを認めていない。

 廃炉になれば、東日本大震災以降では、事故を起こした東京電力福島第一原発1~4号機以外で初めての例になる。

 敦賀原発には、1、2号機の原子炉建屋直下を含め、敷地内に約160の断層がある。さらに、活断層の「浦底断層」が原子炉建屋の約200メートル東を通っている。このため、浦底断層が動くとき、原子炉建屋直下の断層が連動するかどうかが焦点になっていた。

 島崎邦彦・原子力規制委員長代理は会合後、2号機の直下を通る断層について
「活断層といって差し支えない。浦底断層の動きによって一緒に動いた、そういう活動だろう」
 と述べ、活断層の可能性が高いとの見方を示した。専門家の意見を受け、規制委の田中俊一委員長は「今のままでは再稼働の(前提となる)安全審査はとてもできない」と述べ、再稼働を認めない考えを示した。12日の規制委定例会で会合の結果が報告される。

 今月1、2日にあった現地調査では、2号機直下を通る断層「D―1」と浦底断層の合流地点付近を重点調査。D―1の近くに新たな断層が確認され、断層ができた原因は浦底断層の活動とほぼ同じ力が加わったためとの見方で専門家らが一致。力のかかり方は現在も変わらないとみられ、評価会合では、この断層は将来も動く可能性が否定できないと結論づけた。

  日本原電は
「大規模な調査で活断層の可能性はないことを説明した。このようなとりまとめとなったことは受け入れがたい」
 とのコメントを発表した。
 日本原電は追加調査するが、結論を覆す材料が見つかる可能性は低いとみられる。

 2010年に作られた国の耐震審査の手引では、活断層の真上に原子炉建屋などの重要施設を造ることは認められていない。
 最終判断は事業者に委ねられる(これ、おかしくない?;引用者)が、原子炉の移設は現実的な選択肢とは言えず、日本原電は廃炉を迫られる公算が大きい。

 1号機は、日本原電の調査が遅れているため、現地調査では直下の断層を観察できなかったが、浦底断層が極めて近いため、2号機と同様、規制委は再稼働を認めない可能性が高い。

 敦賀原発の断層は、06年に改定された耐震指針に基づく再評価の一環として、旧原子力安全・保安院が今年4月に現地調査した際、複数の専門家が原子炉建屋直下を通る断層が活断層である可能性を否定できないと指摘。これを受け、日本原電が追加調査を実施していた。

     ◇

 〈日本原子力発電敦賀原発〉
 1号機(出力35.7万キロワット)は1970年3月に営業運転を開始した国内初の商業用軽水炉。 原子炉等規制法で、原則として廃炉にすると定められた運転40年を超えている。
 2号機(出力116万キロワット)は87年2月に営業運転を開始。
 1、2号機の敷地面積は2.2平方キロメートル。3、4号機の増設計画もあるが、野田政権は原発の新増設を認めない方針を示している。



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敦賀原発:規制委 廃炉に法の壁
 毎日新聞 - 2012年12月11日 09時54分

 「今のままでは再稼働の安全審査はできないというのが、私の印象だ」。原子力規制委員会の田中俊一委員長は10日の評価会合でこう述べ、敦賀原発の再稼働を容認しないとの姿勢を強調した。

 今回の判断は、「世界最高の安全規制」を目指す規制委にとって存在感を示した格好だが、現行法では事業者に運転停止や廃炉などを命じる法的権限はない。
 規制委事務局の原子力規制庁幹部も、委員長発言について「田中氏個人の感想」との見解を示しており、廃炉の判断は原電自身に委ねられる。
 (引用者注;やはり原子力規制庁幹部も原子力ムラ村民のようだ!)

 原子炉等規制法では、「急迫した危険がある場合」に限って、「原子炉による災害を防止するために必要な措置を講じることができる」と規定。さらに、耐震設計をめぐる国の安全審査の手引でも「活断層の上に原子炉建屋など重要施設の建設は認めない」としている。

 しかし、「急迫した危険」の法解釈について、規制庁は「ミサイル攻撃や人工衛星の落下、火山の噴火など、明確に危険が予見できる場合」との見解だ。
 活断層の活動は1000年単位で起こるとされ、活断層を「急迫」と認定するのは困難とみている。さらに、国の手引も、建設時の許認可を念頭にしており、すでに建設されているものについては強制力はない。
(引用者注;311後の右往左往を全く反省してない法体系!)

 それでも、来年7月には、規制委設置法に基づき、既存原発にも最新の安全対策を課す「バックフィット制度」の運用が始まり、その延長で、活断層の影響があると認められた原発の運転を停止できるようになる。現在、敦賀原発は定期検査のために運転を停止している。

 「廃炉を命じるのは難しい」(規制庁幹部)との慎重論もあるが、田中委員長はこれまでの会見で「(活断層の可能性で)クロや濃いグレーなら運転停止を求める」と述べており、活断層と判断された場合は廃炉が不可避になるとの見方を示唆している。
         【中西拓司】

 ◇浦底断層

 福井県敦賀市立石岬付近から敦賀湾を横切り、滋賀県長浜市に至る「浦底−柳ケ瀬山断層帯」(約25キロ)の一部を構成する。70年代に複数の研究者が活断層の可能性を指摘し、91年出版の学術書「新編日本の活断層」では長さ約3キロの活断層として掲載されている。最近4000年以内に活動したと考えられている。 


 なお、毎日新聞の“名誉”のためにひと言追加すれば

社説では、この記事と全く反対の見解を述べている。

社説:敦賀原発の活断層
 規制委の判断は当然だ

  毎日新聞 2012年12月11日 02時30分


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【使用済み核燃料1万7千トン】 を“警告”! 日刊工業新聞記事

2012-12-10 17:41:56 | 日常雑感
2012年12月10日月曜日

 これが「赤旗」記事ならば、まあ当然という感じで見過ごしそうだが

業界紙が一覧表付きで“警告”している処に『値打ち』がある。

 【使用済み核燃料1万7千トン】

  だからと言って必ずしも「核燃料サイクル」に誘導する記事でもない。

 どうするつもりか、次期政権の判断が求められている訳である。

 以下、記事を掲載して紹介する。
 
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  12月7日(金)付け「日刊工業新聞」裏1面(38面)全面使用


   日本全国の使用済み核燃料の保存状況一覧
   玄海原発:830トン,川内原発:870トン


   核燃料サイクルの図だが右下には【高レベル放射性廃棄物】↑ との記載


   この記事のリード文
   「歴代政権が先送りしてきた難題に新政権が
    向き合う覚悟と実行力が求められる。」     

 
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12.9 【原発ノー キャンドル・ウォーク】 福岡

2012-12-09 19:43:01 | 社会
2012年12月9日(日)

福岡市の須崎公園で、夕方5時半から集会。






今回の韓国や玄海原発を巡るピースボートツアーに参加されている、
脱原発で積極的な発言をしている、女優の松田美由紀さんが発言されました。



松田さんの父親は田川出身で、今日田川の炭鉱跡を訪れ、韓国人・朝鮮人鉱夫の
問題などを知りショックを受け涙が止まらず申し訳ない気持ちでした。

私達はエネルギーの問題で、このような長い負の遺産を抱えています。

今度は原発問題、エネルギーに関して原発に飲み込まれて良いのでしょうか?
私達はもっと歴史を知って私たちの未来を知るべきだと思います。
私たちが次に生まれる子どもに未来をキチッと渡すために、
今私たちが歴史を作らなければならない。
どうか皆さん「脱原発」頑張りましょう!
 (下記の映像の冒頭3分~5分くらいまでで御覧頂けます)
20121209 脱原発キャンドル・ウォーク(1/2)集会

  (韓国からの連帯のアピールもあります。全体で25分ほど)


    6時から【キャンドルウォーク】に出発。




警察官のコントロールにより小集団に分断されましたが、
全体では千人規模ではなかったでしょうか。

下記で、【キャンドルウォーク】の映像が御覧頂けます。

20121209 脱原発キャンドル・ウォーク(2/2)デモ

 (未編集で1時間半もあるので、見るのはちょっとつらいでしょうが)

しかし、寒かった!


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