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栗原値千金逆転3ラン

2011年07月28日 21時59分35秒 | 試合結果
広 島 000 002 400 6
ヤクルト 000 005 000 5
勝利投手:青木1勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗24S
敗戦投手:押本1勝2敗1S
本塁打:[広島]栗原3号
    [ヤクルト]畠山12号、宮本1号

 先発の福井は制球は良くなかったものの、球に力がありました。5回まで3四球を与えるも、無安打に抑えて2塁を踏ませない好投でした。
 打線は館山に対して、安打は出るものの繋がりを欠いて、5回まで得点を挙げられませんでしたが、6回に1死から木村が2塁打を放つと、2死3塁として栗原が適時打を放って1点を先制すると、更に松山と石井の連打でこの回2点を挙げて福井を援護しました。
 2点のリードを貰った福井でしたが、直後の6回に1死から青木に四球を与えると、田中に初安打を許し、ホワイトセルには死球を与えて1死満塁のピンチを迎えると、畠山に逆転満塁本塁打を浴びてしまい、6回2安打4失点でKOとなってしまいました。
 更に代わった青木が宮本に本塁打を浴びてしまい、この回5点を失って試合が決してしまったかと思われましたが、7回に2番手押本を攻めて、1死から代打松本と東出の連打で1,2塁とすると、2死後に丸の右前打で1点を返すと、栗原が左中間スタンドに3ランは放ち逆転に成功しました。

 7回は岸本、8回は今村が無失点リレーで繋ぎ、9回はサファテが三者凡退に抑えて、首位ヤクルトに逆転勝利し、後半戦最初のカードを勝ち越しました。

 巨人が勝ったため順位は5位のままですが、2位阪神が敗れたためゲーム差は2に縮まりました。


 ヤクルトにまさかの逆転勝利でした。6回に5点を奪われた時点で、ほぼ負けを覚悟しました。福井が好投しながらも、四死球をきっかけに逆転を許したことで、試合の流れはヤクルトに傾き、盤石の中継ぎ陣を誇る投手陣から3点差を跳ね返すことはできないと思いました。しかし、その不利な状況を打破したのは、栗原のバットでした。
 もちろん勝因は栗原の本塁打ですが、6回の打席で館山から先制打を放ったことで何かを掴んだのではないでしょうか。それが7回の3ランに繋がったと思います。
 一昨日はチームが15安打を放ちながら無安打とチームの流れに乗り切れていなかった栗原でしたが、今日をきっかけに調子を上げて、ガンガン打ちまくってくれると思います。打線の軸がしっかりすれば、前半戦のように貧打に苦しむことも無くなると思うので、今後の戦いに期待が膨らみますね。

 福井は今日も四死球と発端に失点してKOされてしまいました。5回までは制球に苦しみながらも粘り強く投げていましたが、味方が先制した直後に崩れてしまいました。館山からリードを奪い、この2点を守り抜こうという気持ちが働いて、守りに入ってしまったのかもしれません。また、90球を超えて疲れが出始めたことも考えられます。
 理由は分かりませんが、無駄な四死球からの失点がなかなか直りません。このままではいつまでも安定した投球ができず、白星も伸びません。そろそろ改善して欲しいですね。
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