カープな毎日

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中日の拙攻・拙守に助けられた白星

2011年07月30日 21時24分02秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 030 000 00X 3
勝利投手:篠田4勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗25S
敗戦投手:伊藤1勝3敗

 先発の篠田は、初回に先頭の平田に安打を打たれるも中日のエンドラン失敗により助けられ、調子に乗ることができました。
 打線は2回に赤松が失策により出塁すると、二盗、三盗を決めて1死3塁のチャンスを作り、倉が適時打を放ち先制しました。更に、篠田と東出の連打で満塁として、2死後に丸が2点適時打をを放ち、この回3点を挙げました。
 しかし、3回からは一転して拙攻の繰り返しとなりました。3回は3連打で1死満塁としながら篠田がニゴロ併殺、4回は安打と失策で1死1,3塁の場面で、栗原が遊ゴロ併殺、5回には1死1塁で松本の遊直で併殺と、3回連続併殺の拙攻でした。
 その後も毎回走者を出すものの、後が続かず追加点を挙げられず、12安打を放ちながらもたったの3得点と少し寂しい内容でした。

 篠田は4回に2死から連打を打たれて1,2塁とされるも小池をニゴロに打ち取り無失点に抑えました。5回と6回は三者凡退に抑えましたが、7回に2死から四球、安打に捕逸で2,3塁のピンチを迎えましたが、小田を三ゴロに打ち取り、ピンチを脱出しました。
 9回からはサファテにマウンドを譲り、サファテが無失点に抑えて中日打線を完封しました。

 巨人は引き分けたため、カープが4位に浮上し、3位中日とは再び1ゲーム差となりました。明日も勝って、3位とゲーム差無しにしたいですね。


 中日に勝ったというより、中日が自滅した試合でした。攻撃では初回に平田が出塁し、荒木がエンドランを失敗して走者が盗塁死となりました。直後に荒木も安打を打ったので、篠田としてはかなり助けられたと思います。これで篠田が波に乗り、得点圏に走者を背負っても粘り強く投げることができ、8回を6安打無失点に抑えられたのでしょう。
 これで篠田は1軍復帰後2連勝となりました。これから投手が苦しい時期に入ってくるので、篠田の復活は頼もしいですね。

 打線は赤松の盗塁が効きました。失策で出塁して1死後に二盗と三盗を決めました。中日にすれば、無安打で1死3塁のピンチを迎えてしまったのは痛かったでしょうね。ここで倉が適時打を放ち先制点を挙げたことで、伊藤の落胆はかなり大きかったと思います。気落ちしたことで篠田と東出の安打を許し、丸の適時打へ繋がったと思われます。赤松の果敢な盗塁が、伊藤を精神的に追い詰め攻略のきっかけを作りましたね。
 やはりカープは機動力で相手を揺さぶって、得点を挙げないといけないと感じた試合です。明日も赤松のスタメンを見たいですね。
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