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ソフトバンクに12回サヨナラ勝ち

2016年06月05日 21時46分47秒 | 試合結果
SB 100 000 000 000 1
広島 000 001 000 001 2
勝利投手:ジャクソン1勝3敗
敗戦投手:サファテ3敗18S
本塁打:[広島]菊池6号


 中村恭は、初回に2死から内野安打で走者を背負うと、内川に適時2塁打を浴びて先制点を奪われてしまいましたが、続く松田を遊ゴロに打ち取って最少失点で切り抜けました。
 3回は安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、柳田を二ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱すると、5回には四球と安打などで1死2,3塁の最大ピンチを迎えましたが、今宮を三振に斬って、高田を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、2回に2死から鈴木の3塁打で同点機を作りましたが、安部が二ゴロに倒れて無得点に終わると、5回にも鈴木の2塁打で無死2塁と再び同点機を作りながら、安部、磯村、代打松山が倒れて得点を奪えませんでした。

 6回は今村が2四球を与えながらも無失点で凌ぐと、その裏に菊池がソロ本塁打を放って同点に追いつきました。7回からはヘーゲンズが登板し、2イニングをパーフェクトに抑えると、9回からは中崎を投入し、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点で切り抜けました。
 打線は、8回にスアレスに対して無死1塁としながら、田中が犠打失敗してしまうも、牽制悪送球で1死2塁のチャンスを貰いましたが、菊池と丸が凡退して勝ち越すことができず、9回も2塁打と敬遠で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、代打小窪が左飛に倒れて延長戦に突入しました。

 10回は中崎が続投して無失点に抑えると、その裏に2死から四球と安打に盗塁と敬遠で満塁の大チャンスを作りましたが、エルドレッドが三振に倒れてしまいました。
 11回からはジャクソンが登板し、四球と盗塁に1死2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点で凌ぐと、その裏に安打と暴投などで1死3塁としながら、會澤と野間が倒れてまたも試合を決められませんでした。
 ジャクソンは12回も続投して、1安打無失点に抑えて負けが無くなると、その裏に安打を敵失で1死1,2塁のチャンスを貰い、丸が適時打を放って、熱戦に終止符を打ちました。

 チームは連敗を2で止めて、巨人が敗れたため1日で首位に再浮上しました。またジャクソンが来日初勝利を挙げました。


 パ・リーグの首位を独走する強敵ソフトバンクに対して、一歩も引かない熱戦を繰り広げて、引き分け目前の12回にサヨナラ勝ちを決めました。パ・リーグの2位ロッテと首位ソフトバンクとの6連戦を2勝3敗1分の負け越し1で終えました。交流戦を苦手とするカープにとっては、いきなりの大きな試練でしたが、負け越し1で終えたことは、とりあえず良かったと思います。
 ここで躓くと、交流戦の最後まで引きずってズルズルと落ちていきかねないところだったと思います。特にソフトバンクとの3連戦で岡田と中村恭を起用して1勝1敗1分の5分で終えたことは、チームにとって大きかったはずです。
 このサヨナラ勝ちをきっかけに再び上昇気流に乗っていきたいですね。


 今日は投手陣の踏ん張りがサヨナラ勝ちに繋がりました。中村恭は走者を背負っても粘り強い投球で5回を4安打1失点に抑えると、今村が1イニング、ヘーゲンズ、中崎、ジャクソンが2イニングずつを無失点に抑えて勝ち越しを許しませんでした。
 一方で、打線は武田に7回まで4安打1得点に抑えられましたが、その内3安打が鈴木であり、打線全体に元気がありません。もちろんパ・リーグの好投手との対戦では簡単には打てませんが、それだけではなく、状態が下降気味なのは間違いありません。
 ここまで打線を牽引してきた丸とエルドレッドに元気がありません。丸は今日の2安打で復調のきっかけを掴んでくれるでしょう。あとはエルドレッドが復調してくれれば、ビッグレッドマシンガン打線が復活するはずです。早くきっかけを掴んでほしいですね。
 


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