カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里8失点の大炎上で大敗

2016年06月02日 20時37分38秒 | 試合結果
広島 110 000 200 4
ロッテ 044 002 21X 13
勝利投手:二木3勝5敗
敗戦投手:九里1勝2敗
本塁打:[広島]新井3号
     [ロッテ]清田5号


 打線は、初回に2死から連打で1,2塁とすると、エルドレッドの適時打で幸先良く先制点を挙げると、2回には鈴木と安部の連続2塁打で1点を追加しました。続く無死2塁の得点機では、磯村が犠打を失敗して走者を3塁に進められなかったものの、田中の安打で1死1,2塁とチャンスを作りましたが、菊池と丸が倒れて1点止まりでした。

 九里は、初回先頭の清田に安打を打たれるも2塁を狙ってアウトになり、ロッテのミスに助けられて無失点で凌ぎました。しかし、2回に1死から四球を与えると鈴木に2塁打を打たれて2,3塁のピンチを招いてしまい、2死後に高濱に2点適時打を浴びて同点に追いつかれました。続く清田には2点本塁打を浴びて、この回4点を失って逆転を許してしまいました。
 
 3回には新井と松山の四球により1死1,2塁のチャンスを貰いましたが、鈴木と安部が倒れて得点を奪えないと、その裏に九里が四球と安打で無死1,2塁とされて、井口に適時打を浴びて1点を失い、続くナバーロに死球を与えて無死満塁としたところで、マウンドを戸田に譲りました。
 代わった戸田は、鈴木の犠飛、江村の内野ゴロの間、そして高濱の適時打で3点を失ってしまい、この回4失点で試合の流れを失ってしまいました。
 戸田は、4回と5回を1安打無失点に抑えましたが、打線も4回と5回を三者凡退に抑えられてしまいました。

 6回からは西原が登板するも、2死から4連打を浴びて2点を失ってダメを押されました。

 打線は、7回に2死から丸が2塁打で出塁すると、新井が2点本塁打を放って反撃するも、その裏に西原が1死から3連続長短打で2点を失い、続く8回にも3安打で1点を失って、計13失点の大敗を喫してしまいました。


 九里が2回0/3で8失点と大炎上して試合が壊れてしまいました。2回と3回の失点はどちらも四球がきっかけになっており、もったいない失点でした。特に2回は1死2,3塁から粘って2死を取り、高濱も追い込んでからの痛打でした。もう少し粘り強くなげていれば、防ぐことができたと思うだけに残念です。そして清田の2点本塁打は絶対に防がなければいけない失点でした。同点に追いつかれて気持ちの切り替えができていなかったように感じました。
 この敗戦を次回登板に活かさないと、ローテに定着することは難しいと思うので、次回登板では粘り強い投球を見せてほしいですね。

 そして攻撃でも流れを失うプレーがありました。2回に連続2塁打で1点を追加して、なおも無死2塁の場面で磯村が犠打を失敗して1死1塁になってしまいました。次の田中が安打を放っただけに、しっかりと送れていればもう1点追加して、流れをグッと引き寄せられたと思います。
 さらに逆転された3回に先頭新井が四球で出塁し、1死後には松山も死球を選んで1,2塁のチャンスを貰いました。この回は二木の制球が明らかに乱れていたので、この隙をしっかりと捉えて反撃していれば、試合の流れも変わっていたと思います。結局、無得点に終わったことで二木が立ち直り、ロッテ打線に勢いを付けて、直後の4失点に繋がりました。
 
 初回に先制し、2回に追加点を奪うという理想的な展開でしたが、投打で少しのミスが引き金となり、自ら流れを失ってしまいました。今日のような試合をしていては、鬼門の交流戦で失速しかねないと思うので、繰り返さないでほしいですね。    
コメント