カープな毎日

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鈴木が3試合連続の決勝本塁打で6連勝

2016年06月19日 22時13分06秒 | 試合結果
オリックス 220 000 000 4
広島 000 022 01X 5
勝利投手:ジャクソン2勝3敗
敗戦投手:山崎福1勝1敗
セーブ:中崎1勝3敗14S
本塁打:[オリックス]モレル6号
     [広島]下水流1号、鈴木10号


 中村恭は、初回に2死から四球で走者を出して、続くモレルに2点本塁打を浴びて先制点を奪われると、続く2回には四球と2塁打で無死2,3塁のピンチを招き、1死後に投手のディクソンに2点適時打を浴びてしまいました。
 3回にも安打と盗塁で1死2塁のピンチを招きましたが、菊池の好守もあり無失点で凌いだものの、裏の攻撃で代打を送られて、3回4失点で降板となりました。
 4回からは九里が登板し、2イニングを1安打無失点に抑えて、試合を立て直しました。

 打線は、初回に1死1塁で菊池が牽制死すると、2回には四球と安打で無死1,2塁としながらも、新井、松山、磯村が凡退して得点を挙げられず、ディクソンに4回まで無得点に封じられました。
 5回に連打と四球で1死満塁とすると、敵失と押出し四球により2点を返し、続く6回には2死3塁から、代打下水流がプロ初本塁打を放って同点に追いつきました。
 7回にも四球と安打で1死1,3塁としましたが、ルナの中飛でタッチアップした田中が本塁で憤死して勝ち越しはならなかったものの、8回に鈴木がソロ本塁打を放ってついに試合をひっくり返しました。

 6回は一岡、7回はヘーゲンズ、8回はジャクソンがそれぞれ三者凡退に抑える好リリーフで、オリックスに追加点を与えず、9回は中崎が三者凡退で締めて、オリックスに逆転勝ちして、2カード連続で同一カード3連勝とし、連勝を6に伸ばしました。
 また、交流戦は11勝6敗1分の貯金5で終え、チームは貯金を11まで伸ばしました。


 鈴木誠也が3戦連続で大きな仕事をしました。8回の決勝本塁打は素晴らしかったと思います。やはり持ってる選手は良い場面が回ってくるのですね。この流れが出来ているということは、チーム状態が良いからでしょうね。
 
 でも今日は誠也以上に大きな仕事をしたのは下水流だと思います。2点を追いかける場面で、代打として登場して同点本塁打を放って、試合の流れをカープに引き寄せました。
 この一発で打線が活発化して、押せ押せムードの展開となり、鈴木誠也の勝ち越し本塁打を呼び込んだのは間違いないでしょう。
 次々と新しいヒーローが生まれるのは、チームの雰囲気が良くなり、勢いを生み出します。来週からのリーグ戦も楽しみですね。

 そして、もう一つ忘れていけないのは、中継ぎ陣の好投でしょう。中村恭が4回で降板して4点のビハインドでしたが、九里、一岡、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎と5人のリレーで5イニングを1安打無失点に抑えて、オリックスに傾いていた試合の流れを止めて、逆転に繋げたと思います。
 投打で最後まで諦めない姿勢が生んだ逆転勝利であり、価値ある1勝だったと思います。   
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