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22年ぶりの10連勝&野村リーグトップ9勝目

2016年06月28日 22時42分31秒 | 試合結果
ヤクルト 010 001 000 2
広島 001 200 00X 3
勝利投手:野村9勝2敗
敗戦投手:山中3勝6敗
セーブ:中崎1勝3敗16S
本塁打:[ヤクルト]雄平7号、大引4号
    [広島]田中7号


 野村は、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回に雄平にソロ本塁打を浴びて先制点を奪われました。しかし、打線が3回に2死から田中が山中からソロ本塁打を放って同点に追いつきました。
 野村は、直後の4回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招いてしまいましたが、山田を右飛に打ち取り、続く雄平を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、4回裏にルナと鈴木の連打で無死1,3塁のチャンスを作ると、新井と松山の連続適時打で2点を挙げて勝ち越しに成功して、山中をこの回限りでマウンドから引きずり下ろしました。
 5回には松岡から無死1塁としましたが、菊池が盗塁失敗して好機を拡大させられず、6回以降はヤクルト中継ぎ陣の前に無安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 野村は、5回に安打と犠打で1死2塁とされるも、代打田中浩を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、6回に大引にソロ本塁打を浴びて1点差に追い上げられたものの、後続をしっかりと抑えて、7回も三者凡退に抑えて、7回4安打2失点で降板しました。
 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は中崎が無安打1四球で無失点に抑えてリードを守り切って、チームの連勝を22年ぶりの10に伸ばし、貯金は15、2位巨人とのゲーム差を9に広げました。そして野村は、リーグ単独トップの9勝目を挙げました。


 投打ががっちりかみ合って見事な逆転勝利を挙げました。2回に先制を許すも、3回に田中の本塁打で直ぐに追いつきました。野村が4回に無死1,2塁で山田と雄平を迎えるというこの試合最大のピンチを招きましたが、2人を凡打に抑えてピンチを脱すると、直後に4連打で2点を奪って試合の主導権を握りました。追加点を奪えなかったものの、野村からジャクソン、中崎と盤石の継投でリードを守り切りました。
 投手が失点しても打線が直ぐに援護し、投手がピンチを脱すると直ぐに打線が得点を挙げるという、試合展開としては申し分ない完璧な試合運びだったと思います。今のチーム状態の良さを感じさせる試合でした。
 この良い流れをずっと続けて、白星を積み重ねていってほしいですね。


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