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西武を3タテして貯金は今季最多8

2016年06月16日 22時41分30秒 | 試合結果
西武 000 000 000 0
広島 001 120 02X 6
勝利投手:野村8勝2敗
敗戦投手:バンヘッケン4敗
本塁打:[広島]菊池8号

 昨日の試合で右太もも裏を痛め途中交代したエルドレッドが病院で検査を受け「右大腿二頭筋挫傷」で加療2~3週間と診断されたため、出場選手登録を抹消されました。今後は17日から三軍でリハビリを開始する予定とのことです。
 エルドレッドに代わりルナが1軍に昇格し、今日は4番三塁でスタメン出場しました。

 4番ルナ、5番鈴木、6番新井と打順を組み替えた打線は、2回までバンヘッケンに無安打に抑えられていましたが、3回に安打と犠打で2死2塁とすると、田中、菊池、丸の三連続四球による押し出しで先制点を貰いました。
 続く4回には安打と敵失などで1死3塁として、下水流が適時打を放って1点を追加すると、5回にも四球と犠打で1死2塁とすると、丸とルナの連続適時長短打で2点を奪って、バンヘッケンをKOしました。


 野村は、毎回安打を浴びて、得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。初回は安打と盗塁などにより迎えた2死3塁でメヒアを三ゴロに打ち取り、2回には2安打と四球で2死満塁とされるも、秋山を左飛に打ち取りました。
 3回の1死1,2塁では森と浅村を打ち取ってピンチを脱すると、4回2死1,2塁も金子侑を左飛に打ち取り、5回1死1,2塁も浅村と鬼埼を抑えて、西武打線に得点を与えませんでした。
 野村は6回まで投げて、6安打を浴びながらも無失点に抑える粘りの投球でした。

 打線は、6回に2番手小石を攻めて安打と2四球で1死満塁の追加点機を作りましたが、菊池が遊ゴロ併殺に倒れて無得点に終わると、7回にも無死1,2塁で鈴木が併殺に倒れてしまい追加点を奪えませんでした。
 しかし、8回に2死2塁で中崎から菊池が2点本塁打を放って試合を決めました。

 7回はヘーゲンズが登板して、安打と四球で2死1,2塁とされましたが、浅村を二ゴロに抑えて無失点で凌ぐと、8回は今村が三者凡退に抑えると、9回も続投して1死満塁のピンチを招きながら、森と浅村を抑えて西武打線を零封しました。
 西武を3タテして貯金は今季最多の8となり、野村はリーグ単独トップとなる8勝目挙げました。


 今日は試合開始から雨が降り続き、時より雨脚が強くなり、いつ中止になってもおかしくない状況でした。早く先制点を挙げてリードを守り切ることが求められる試合で、野村は毎回得点圏に走者を背負いながら、集中力を切らさず粘り強い投球で西武打線に得点を与えませんでした。
 最近の野村の安定感は素晴らしく、安心して見ていられます。今ではジョンソンと黒田を凌ぐほどの信頼感がありますね。

 一方の打線は、主砲のエルドレッドを欠きましたが、ルナが復帰初戦で適時打を放って、4番としての役割を果たしました。繋ぎの4番としては機能しませんでしたが、復帰して即結果が出たことで、これから状態も上がっていき、後ろの新井らにつなぐことができれば、エルドレッドの抜けた穴は埋められるはずです。
 

   
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