カープな毎日

カープファンのひとりごと。

永川の引退試合をサヨナラ勝ちで飾る

2019年09月23日 22時41分29秒 | 試合結果
中日 000 001 002 0 3
広島 100 000 020 1 4
勝利投手:ヘルウェグ1勝
敗戦投手:R.マルティネス1勝4敗8S
本塁打:[中日]ビシエド18号


 現役を引退する永川が先発としてマウンドに上がり、大島に対して3球全て直球を投じて一ゴロに仕留めて有終の美を飾りました。2番手として大瀬良がマウンドに上がり、後続を断って初回を無失点に抑えました。
 1回裏に2死から鈴木誠の2塁打と暴投で2死3塁の先制機を作ると、長野が適時打を放って先制に成功しましたが、2回から4回までは1安打に封じられ、5回無死1塁では小園が犠打失敗、6回1死1塁は長野が併殺に倒れて、追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は2回から5回までを1安打に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。しかし、6回に安打などで2死2塁とされて、福田に適時打を浴びて同点に追いつかれました。
 7回にも72死後に安打とメヒアの失策で1,2塁のピンチを招くも、代打藤井を遊ゴロに打ち取って、6回2/3を投げて4安打1失点に抑えました。

 8回を菊池保が三者凡退に抑えると、その裏に打線が2塁打と野選に盗塁で無死2,3塁として、1死後に四球で満塁と好機を拡大させ、鈴木誠は二飛に倒れるも、長野が押し出し四球を選び、続く松山が適時内野安打を放って2点を勝ち越しました。

 9回はフランスアがマウンドに上がるも、無死2塁とされてビシエドに2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 9回裏に安打と犠打で1死2塁とするも、代打磯村と西川が倒れて延長に突入しました。
 
 10回はフランスアが続投するも、安打と犠打で2死2塁のピンチを招いて、マウンドをヘルウェグに譲りました。ヘルウェグは福田を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、10回裏に1死から連打と四球で1死満塁として、會澤が適時打を放って、球団記録を更新する12回目のサヨナラ勝ちを収めて、CS進出に大きく前進するとともに、永川の引退試合を白星で飾りました。また、残り1試合で貯金1としたことで、今季の5割以上が確定しました。

 
 試合後には永川の引退セレモニーが行われ、引退挨拶では球団、歴代の監督・コーチら、そして両親や家族への感謝をすると、最後に「最高の広島ファンと一緒に17年間やれたことを誇りに思い、現役生活を終えようと思います。いろいろありがとございます」と引退スピーチを締めくりました。その後は、チームメート、家族とともに記念撮影し、胴上げでは5度宙に舞い、場内一周してグラウンドを後にしました。
 カープの低迷期に守護神として長くチームを支えて、球団最多の165セーブを挙げました。残した数字は凄いですが、それ以上に17年間ほとんどリリーフとしてマウンドに上がり、その多くを守護神として投げ続けたことは、本当に凄いことであり、これほどチームに貢献してくれた投手は、なかなかいないと思います。
 17年間、本当にお疲れ様でした。これからもカープのために力なってほしいですね。


 一方で試合内容は、延長の末、粘る中日を振り切りましたが、あまり勝った気がしない寂しい内容でした。
 初回に先制しながら、その後は得点を挙げられず、追いつかれた後の8回に2点を勝ち越しながら、フランスアが同点2ランを浴びて逃げ切りに失敗しました。負けてもおかしくない展開だっただけに、よくぞ10回にサヨナラ勝ちできたと思いました。
 とりあえず、内容は置いておいて、勝ったという結果は良かったので、この勝利の良い流れで残り1試合も勝って、気持ちよくCSに臨みたいですね。
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