広 島 120 010 000 4
DeNA 200 000 14X 7
勝利投手:伊勢2勝1S
敗戦投手:九里2勝2敗
セーブ:山﨑3敗10S
本塁打:[DeNA]牧7号、牧8号、ソト3号
打線は、初回に四球と盗塁で2死2塁として、マクブルームの適時打で1点を先制しましたが、直後の1回裏に先発の九里が2死2塁から牧に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
それでも2回に連続短長打で無死2,3塁として、1死後に菊池の2点適時打で逆転に成功しました。4回の2死2塁は菊池が中飛に倒れてしまうも、5回に2塁打と野選で無死1,3塁の好機を作り、マクブルームの犠飛で1点を追加しました。
7回は死四球などで1死1,2塁の追加点機を作るも、マクブルームが併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。
九里は、2回に無死1,2塁のピンチを招くも、京田の二ゴロを菊池の好判断で併殺とし、続く石田を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回から6回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。
7回に死球と2塁打で1死2,3塁のピンチを招き、代打楠本の一ゴロの間に1点を失うと、8回には四球と犠打にデビッドソンの失策で1死1,3塁のピンチを迎えて、牧に3点本塁打を浴びて逆転を許し、続くソトにも本塁打を打たれて、7回1/3を投げて8安打2四死球7失点でマウンドを降りました。
9回は三者凡退に倒れて、DeNAに逆転負けを喫して連勝が2で止まりました。
先制して、逆転された直後には再逆転し、九里も3回以降は快投と中盤までは完璧な試合運びでしたが、終盤にミスが重なり逆転負けを喫しました。
7回に1死1,2塁でマクブルームが併殺に倒れたあたりから暗雲が漂い始め、直後の7回裏に死球をきっかけに1点を失うと、8回の攻撃では無死1塁で一走西川が牽制死したことで、試合の流れがDeNAに傾いてしまいました。
さらに7回1死2塁では、デビッドソンがまさかの後逸で1,3塁とピンチを広げてしまうと、7回まで3失点で踏ん張っていた九里も耐え切れず、牧とソトに連続本塁打を浴びてしまいました。
さすがに攻走守と全てにミスが出てしまうと、勝てる試合も落としてしまいます。今日は反省点の多い試合となりましたが、この敗戦を糧にして同じミスを繰り返さないようにしてほしいです。そして、明日はカード勝ち越しをかけた試合になるので、気持ちを切り替えて臨んでほしいですね。
床田と野間が、出場選手登録を抹消されました。新井監督によると、床田は昨日の登板後にトレーナーから左肘に少し炎症があると報告を受けて、程度は大きくないものの、大事を取って抹消したとのことです。一方の野間も、昨日の試合の走塁中に右足に違和感を訴えて途中交代しており、重症ではないものの、しっかり治しておかないとさらにひどくなるとの判断から、登録抹消して治療させるとのことでした。
投打の主力が登録抹消となるのは戦力的にとても痛いですが、2人とも軽症とのことで安心しました。しっかりと治して戻ってきてほしいですね。
また、球団は育成ドラフト2位の中村貴と支配下契約を結んだと発表しました。今季は、ウエスタンで34試合に出場して、打率.276、3本塁打、20打点の好成績を記録しており、新井監督は19日の阪神戦から1軍に合流させることを明言し、スタメン起用の可能性も示唆しました。
若い選手が1軍で活躍するとチームも活性化すると思うので、中村貴の打撃に期待したいですね。