ヤクルト 000 310 000 4
広島 213 000 00X 6
勝利投手:島内1勝1敗
敗戦投手:高梨3敗
セーブ:矢崎3勝4S
本塁打:[広島]田中3号
打線は、初回に安打と死四球で2死満塁として、坂倉の2点適時打で2点を先制すると、2回にも2塁打と四球などで2死1,3塁として、秋山の適時打で1点を追加しました。
さらに3回には連打などで1死1,3塁として、田中の3点本塁打でリードを6点に広げました。
プロ初先発の黒原は、初回は連打で無死1,2塁のピンチを招くも、山田、村上、オスナを抑えてピンチを脱すると、2回にも2塁打と林の失策で2死1,3塁のピンチで、太田を左飛に打ち取って、3回までに無失点に抑えました。
しかし、4回1死に安打と四球で1死1,2塁として、代打西浦に適時内野安打浴びて1点を失い、さら内野安打で1死満塁とされ、サンタナの2点適時打で3点を失ったところでマウンドを降りました。
代わった大道が山田と村上を抑えて、黒原は3回1/3を投げて7安打2四球6奪三振3失点でした。
大道は5回も続投すると、無死2塁のピンチを迎えて、濱田に適時2塁打を浴びて1点を失って3点差に追い上げられました。
打線は、4回から6回まで毎回安打を放つも、後続が倒れて好機拡大することができず、追加点を奪えませんでした。
6回は戸根が登板して安打と四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、代わった島内がオスナを中飛に打ち取って無失点に抑えました。
島内は7回も続投して、この試合初めて三者凡退に抑えると、8回はターリーが1安打無失点に抑えました。9回は矢崎が2死後に連続短長打で2,3塁のピンチを招きましたが、長岡を一ゴロに打ち取ってリードを守り切り、チームは5割に復帰しました。
序盤3回までに6点を奪い、プロ初先発の黒原は、3回まで粘りの投球で無失点に抑えて、カープのペースで試合が進みましたが、4回に黒原が突如乱れて3点を失うと、試合展開は一転し、5回には大道が1点を失って2点差に追い上げられて、試合の流れは明らかにヤクルトに傾いていましたが、島内、ターリー、矢崎のリリーフ陣が踏ん張って無失点で凌いでリードを守り切りました。
その中でも、島内の好投が光りました。6回に戸根が2死1,2塁のピンチを迎えたところで登板して、無失点に抑えると、7回は三者凡退に斬って、ヤクルトに傾いていた試合の流れを引き戻しました。
ヤクルトに押され気味の雰囲気の中でピンチを凌ぎ、さらにイニング跨ぎという厳しい登板となりましたが、完璧な投球で試合の流れを引き戻した素晴らしい投球でした。
島内には、次戦以降も今日のような投球を継続してもらい、勝ち継投の一角としてチームを勝利に導いてほしいですね。