カープな毎日

カープファンのひとりごと。

バリントンとジオは今季終了

2011年10月17日 22時03分33秒 | 試合結果
 バリントンとジオの1軍登録が抹消されました。順位も確定したことから、今季の登板が終わったということですね。毎年思うのですが、外国人選手は早めにシーズンが終了しますが、どのタイミングで帰国するのでしょうか?やはり順位が確定してからですかね。

 残りの先発陣は前田健、大竹、福井、今井の4人となりました。このメンバーだけでは最後のヤクルト戦が中4日登板となるので、誰か一人は先発要員を昇格させることになると思います。
 フェニックスリーグに参加していない中では、篠田かソリアーノでしょうね。どちらが投げるにしても、今季は不完全燃焼のシーズンだったと思うので、最後に好投して来季に繋げてほしいですね。

 もう一人は投手になるのか、野手になるのか分かりませんが、野手は上村と末永しか残っていません。もし野手なら末永を上げてほしいです。今季は1軍出場がないので、シーズン最後に少しでも1軍の試合に出てほしいですね。
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大竹力尽きて5位確定

2011年10月16日 22時05分34秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 000 000 02X 2
勝利投手:能見11勝9敗
セーブ:藤川3勝3敗39S
敗戦投手:大竹1敗

 大竹が復帰後3試合目の登板となりました。初回は球のキレが無く2安打と犠打で1死1,3塁で新井貴を迎えましたが浅めの中飛に、ブラゼルも遊ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。
 2回以降は徐々に球のキレが出てきたものの、5回まで毎回走者を背負う苦しい投球ながら、2回と4回は能見に打席が回るという打線の巡り合わせに助けられるなど、7回まで無失点に抑えました。

 打線は能見対策としてスタメン6番に遊撃小窪を起用しましたが、全く効果がありませんでした。能見に対して凡打と三振の山を築いてしまい、唯一のチャンスは3回に1死から會澤が初安打を放ち、犠打で2死2塁としたところでしたが、赤松が左飛に打ち取られて得点を挙げることができませんでした。
 8回までたったの2安打1四球に抑えられ、8個の三振を奪われる惨状で大竹を援護できませんでした。

 大竹は終盤にスタミナが切れたのか、徐々に直球の威力が無くなり、100球を超えた8回に捕まってしまいました。先頭の柴田に3塁打を打たれて無死3塁とされ、鳥谷に四球を与えたところで降板となりました。
 代わった岸本は暴投で2,3塁としましたが、新井貴を二飛に打ち取りました。しかし、3番手青木がブラゼルに2点適時打を打たれて、ついに均衡が破れました。
 9回は藤川球に対して、天谷、丸の代打攻勢をかけるも三者凡退に抑えられてしまい、連勝は3で止まり、今季の5位が確定しました。

 
 大竹が8回に力尽きて黒星が付きましたが、7回0/3を7安打6奪三振2失点に抑えたことが今日の収穫ですね。球数も109球と100球以上投げられたことで、完全復活へまた一歩進んだと思います。
 今日は最速150㎞を投げるなど、球威も故障前の状態に戻ってきたと思います。ただ、さすがに100球を迎える辺りから、明らかにスタミナが切れ始めたと思うので、後はスタミナ面の不安さえ無くなれば完璧ですね。
 今日は好投しながら、打線の援護が無く復帰後初白星とはいきませんでしたが、今日のような投球ができれば大丈夫でしょう。何とか今季中に1勝を挙げて、完全復活といきたいですね。
 
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降雨コールド勝ち

2011年10月15日 22時01分29秒 | 試合結果
広島 001 001 X 2
阪神 000 000   0
勝利投手:バリントン13勝11敗
敗戦投手:スタンリッジ9勝7敗


 雨が降る最悪のコンディションでしたが、先発バリントンが投打で活躍しました。3回に先頭打者として2塁打を放つと犠打で3塁に進むと、東出の中犠飛で先制のホームを踏みました。
 投球では粘り強い投球が光りました。2回まで三者凡退に抑えてましたが、先制した直後の3回に1死から藤井彰に安打を打たれ、更に死球などで2死1,2塁のピンチを迎えるも、柴田を打ち取り無失点で切り抜けました。
 
 4回には松山の安打と丸の四球で無死1,2塁と追加点のチャンスを作るも、會澤がバントを決められず強硬策にでて併殺となってしまい得点を挙げられませんでした。
 その裏にはバリントンが連打を浴びて無死1,2塁のピンチを招く嫌な流れでしたが、ブラゼルとマートンを抑えると、金本敬遠で満塁とし、藤井彰を三振に仕留めて得点を与えませんでした。
 すると、6回に栗原と松山の連打と犠打で1死2,3塁として、會澤が適時打を放って待望の追加点を挙げました。 
 粘る阪神はその裏に安打と2塁打、更に四球で1死満塁の同点機を作りましたが、バリントンが代打の桧山と関本を抑えてピンチを脱しました。
 ここで雨脚が強くなり、7回途中でコールドゲームとなり、8月24日以来の13勝目を完封で飾りした。
 

 バリントンが投打でチームを引っ張りました。3回に2塁打でチャンスを作ると、東出の浅い犠飛でも本塁に突入して貴重な先制のホームを踏みました。
 投げても雨が降り続いてグランド状態が悪いにも関わらず、阪神打線を無失点に封じました。
 特に6回の1死満塁のピンチを抑えたところはさすがでした。雨脚がかなり強くなっていましたが、気持ちを切らさずに代打切り札桧山を遊飛に打ち取りました。
 あれだけの強く雨が降っていると、外国人投手は集中力が切れてしまいそうですが、バリントンは違いました。制球が甘くなることなく、力強い直球でをコースに突いて打ち取りました。
 バリントンが好投してもなかなか勝てませんでしたが、最後に勝てたことで、来季に繋がったと思います。来季もローテの柱として期待しています。


 今日、廣瀬が国内FA権を取得しました。権利の行使についてはシーズン終了後になってからとのことでした。球団は全力で引き留めるとのことですから、誠意をもって交渉して、ぜひとも引き留めてほしいですね。
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戦力外通告

2011年10月13日 20時57分12秒 | 日記
 球団は菊地原投手、林投手、宮崎投手、川口投手、そして育成選手の松田投手の5人に戦力外を通告したと発表しました。菊地原については育成選手として再契約する予定で、川口は球団に残るようです。林と宮崎は今後の進路は未定で、松田は現役続行を希望しているとのことです。

 菊地原はケガの影響で、来季の開幕に間に合わないとの判断から、育成契約に切り替えるということでしょうから、これは仕方ないでしょう。

 もったいないのは林ですね。今季は2試合に登板して、まずまずの投球だったと思いいましたが、打たれてもいないのに直ぐ2軍降格となっていました。
 この扱いから野村監督の構想から外れているのではないかと思っていましたが、やはりその通りだったのですね。経験も豊富で使い方さえ良ければ、まだ十分通用すると思われるだけに惜しいです。

 宮崎は07年希望枠で入団して、ブラウン前監督待望の速球派でしたが、制球難から崩れてしまい、結局復活できませんでしたね。今季を含めて3年間1軍登板がなく、年齢的も33才では、戦力外は仕方ないところでしょうね。

 川口は10年入団でまだ2年目ですが、即戦力として期待されながら、ここまで1軍昇格が1度も無いことと、今季即戦力左腕が3人も入団したことで戦力外となったのでしょうか。それにしても少し早いように感じます。もう1年くらいは様子を見ても良いと思うのですが…。これもプロの世界に厳しさでしょうか。

 今日は投手4人だけでしたが、野手が誰もいないとは思えないので、後日第2弾として野手の戦力外が発表されるのでしょうか。
 どんな選手でも戦力外として発表されるのは、見ると辛いですね。
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福井2度目の完投勝利

2011年10月12日 21時08分38秒 | 試合結果
横浜 000 001 000 1
広島 200 100 00X 3
勝利投手:福井8勝9敗
敗戦投手:加賀4勝3敗
本塁打:[広島]丸9号

 昨日は投打で光った試合でしたが、今日もその流れが繋がっていました。初回2死からバーデンの安打と栗原の四球で1,2塁とすると松山と丸の連続適時打で2点を先制しました。更に4回には丸に久々の本塁打が飛び出して1点を追加しました。

 先発の福井は、前回の登板では四球で自滅しましたが、今日は制球が安定しており、直球にも球威もありました。初回は先頭打者を安打で出して1死2塁とされましたが、筒香と村田を打ち取り無失点で切り抜けると、3回から5回は三者凡退に抑える素晴らしい投球でした。
 6回に1死から安打と犠打で2死2塁とされると、筒香に適時打を打たれて1点を失いましたが、その後も崩れることはありませんでした。

 福井にもっと援護をしてほしいところでしたが、5回以降は横浜の継投にかわされて追加点を奪えませんでした。6回は先頭の松山が2塁打を放ち追加点のチャンスを作りましたが、丸、會澤、木村が凡退して走者を進めることさえできず、雑な攻撃と感じるなど、序盤の良い流れが消えてしまいました。
 結局、5回以降は1安打に抑えられてしまい、追加点を挙げて横浜にダメ押しをすることができませんでした。

 福井は最後まで球威が衰えず、9回を投げて被安打5、与四球1、失点1の好投でプロ2度目の完投を勝利で飾りました。


 福井は前回登板で四球を与えて自らピンチを作って安打1本で失点するという悪癖が出て、3回持たず降板となりましたが、今日はその汚名を返上するような投球でした。
 やはり福井は球自体は良いものを持っていると思うので、後は調子が悪い時に如何に四球を出さずに抑えるかが、来季の飛躍への鍵になると思います。
 制球さえ安定してくれば、ローテの一角とし十分に期待できる投手になれるはずです。と言うより、来季は先発の柱としてなってもらわないといけないと思います。
 今日の1失点完投勝利で防御率も3点台になり、負け越しも1つとなりました。残り試合を考えると、あと1試合は登板すると思うので、今日のような投球で白星を挙げて負け越しを無くして、来季に繋げてほしいですね。

 今日は會澤が今季初のスタメンマスクをかぶりました。自慢の打撃では2塁打を放ち、守りでは福井を好リードで完投勝利に導きました。
 今季は打てる3番手捕手として期待されながら、期待はずれとなってしまいましたが、最終盤で好結果が出たのは良かったと思います。来季こそは石原や倉を脅かす存在になってほしいですね。

 
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前田健完封10勝目

2011年10月11日 21時17分12秒 | 試合結果
横浜 000 000 000 0
広島 101 100 04X 7
勝利投手:前田健10勝11敗
敗戦投手:ブランドン1勝1敗
本塁打:[広島]小窪2号

 昨日は覇気のない試合でしたが、今日は一転して攻撃が見事に決まりました。初回にスタメン2番に入った小窪が本塁打を放って先制すると、3回は1死から赤松が安打で出塁し、二盗でブランドンと揺さぶると、小窪へは死球を与え1,2塁になると、ここで重盗を決めバーデンの犠飛で1点を追加しました。
 4回には1死から木村が安打で出塁し、犠打で2死2塁とすると、赤松の適時2塁打で更に1点を追加して、着実にリードを広げていきました。

 先発の前田健は直球の走り、変化球のキレが良く、制球も素晴らしく、久々に絶好調の投球を披露しました。横浜打線は全く捕えられず、5回1/3まで一人の走者も出さないパーフェクト投球でした。6回1死から黒羽根に四球を与えましたが、代打吉村を遊ゴロ併殺に打ち取りました。
 ノーヒットノーランの期待が高まり始めた7回に2死から筒香に2塁打を打たれて、記録達成はなりませんでしたが、村田を右邪飛に打ち取りしっかりと後続を断ちました。

 この展開で横浜の緊張感が切れたのか、8回は横浜守備陣が崩壊し、先頭廣瀬が失策で出塁すると、代打丸の安打で1,2塁、更に倉の犠打を悪送球して1点を貰うと、木村の適時打で1点を追加し、犠打で1死2,3塁とすると、赤松の適時打で更に2点を挙げて、この回4点を奪って試合を決めました。
 前田健は最後まで球威が衰えず、横浜打線を2安打、13奪三振で完封して、2年連続2ケタ勝利となる10勝目を挙げました。

 今日の攻撃はカープらしさと言うより、カープが目指す攻撃が出来た試合だと思います。3回に盗塁で投手を揺さぶりチャンスを拡大させるなど、1安打で1点を奪いました。また、犠打も3個決めて、その内2個が得点に絡んでいます。
 小技を絡めて確実に得点を重ねていく攻撃が、カープが目指す野球だと思います。特に今季終盤はバントが決まらず拙攻を繰り返し、チャンスを拡大させることができませんでした。9月以降の失速はこうした、当たり前のプレーが出来なかったことに因るところが大きかったと思います。今日のような攻撃が常にできるようになってほしいですね。

 前田健は素晴らしかったです。昨日が酷い試合だっただけに、今日も心配しましたが、前田健の投球がチームを鼓舞して、昨日とは全く別のチームのようになりました。
さすがエースですね。今日のような投球をもっと早い時期にしてほしかったです。
 ノーヒットノーランを達成できなかったのは残念でしたが、今日のような投球ができれば、そのうち達成できると思います。
 これでようやく10勝目を挙げました。まだ負け数が11と一つ多いので、先ずは5分の星に戻して借金を無くしてほしいですね。

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投打に収穫なし

2011年10月10日 22時01分06秒 | 試合結果
横浜 201 000 000 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:小林太4勝3敗
セーブ:山口2勝5敗32S
敗戦投手:今井1勝1敗

 今日は石井が登録を抹消され、代わりに小窪が1軍登録されました。先日の前田智に続いて若手にチャンスを与えるという意味での入れ替えでした。
 先発も今井が起用されました。しかし、初回に2安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、村田と渡辺を打ち取り2死までこぎつけましたが、松本に2点適時2塁打を打たれてしまいました。更に3回にも2連打で無死1,3塁とされて、村田に犠飛を打たれて1点を追加されました。
 その後も毎回安打を打たれ、5回には2死から2安打と死球で満塁とされて、松本を迎えましたが、ここは遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。続く6回も2死から投手の小林太に安打を打たれ、更に四球で1,2塁としたところで、大島にマウンドを譲りました。
 大島は荒波に内野安打を打たれて満塁とされるも、筒香を打ち取り無失点で凌ぎました。
 その後も梅津、青木、永川勝と継投するも誰ひとり完璧に抑える投手はおらず、走者を出してしまう不甲斐ない投球でした。

 打線は小林太に対して凡打の山を築きました。2回は1死から松山が安打で出塁するも、廣瀬が併殺に倒れてしまうと、4回は先頭の赤松が安打で出塁して、エンドランを仕掛けて小林太を揺さぶるも、東出が左飛、バーデンが遊ゴロに倒れて走者を進められず、栗原にチャンスを回すことができませんでした。
 6回には代打天谷の安打と東出の四球で2死1,2塁として栗原にチャンスを回すも、三振に倒れてしまい、打点を増やすことができませんでした。
 7回に先頭の松山が四球で出塁するも、またしても廣瀬が併殺に倒れてしまいチャンスの芽を潰してしまいました。
 8回と9回は横浜の継投に完全に抑えられてしまい、今季20回目の完封負けとなりました。


 6位が確定した横浜とBクラス確定のカープでは完全に消化試合ですが、カープにとっては何一つ収穫がありませんでした。
 先発今井は5回2/3を投げて3失点ですが、被安打9、与四球3と内容が伴ってません。2回を除いて毎回安打を打たれ、失点していない回も2死からピンチを招くなど、テンポの悪く攻撃にリズムを作ることができませんでした。
 前回登板は気迫が感じられた投球でしたが、今回はそれも感じられませんでした。これでは1軍の先発は任せられないですね。

 打線も小林太に対して散発4安打に抑えられて、3塁さえ踏めない惨状でした。2度の併殺打に、無死の走者を進めることができないという繋がらない打線からは、覇気を感じることができません。
 順位がほぼ決まりモチベーションが下がるのは仕方ないですが、もう少し勝利への気落ちを感じる試合が見たいです。せっかくのズムスタなので、もっとファンに期待を持たせてくれる試合をしてほしいですね。
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継投失敗サヨナラ負け

2011年10月09日 22時28分00秒 | 試合結果
広島102 000 000 3
ヤクルト000 020 011 4
勝利投手:林昌勇4勝2敗31S
敗戦投手:今村3勝8敗1S


 今日は東出をスタメンから外し、1番に赤松、7番2塁に松本を起用したこの打順が成功し、初回に赤松が死球で出塁して盗塁と犠打で1死3塁とすると、バーデンの内野ゴロの間に1点を先制しました。
 2回にも廣瀬の死球と松本の安打に犠打で1死2,3塁のチャンスを作りましたが、バリントンが三振、赤松が遊飛に倒れて追加点を挙げられませんでした。
 続く3回には木村の安打とバーデンの死球で無死1,2塁とするも、栗原が併殺に倒れてしまい、チャンスを潰したかと思われましたが、廣瀬と松山が連続四球を選んで満塁として、松本が2点適時打を放ってリードを3点に広げ、先発山本斉をKOしました。

 先発バリントンは初回と2回に四死球で走者を出したものの、4回まで無安打に抑えて、ヤクルト打線を完全に封じました。
 しかし、5回に宮本に初安打を打たれると、そこから3連打されて無死満塁のピンチを招いてしまいましたが、代打ユウイチのニゴロと青木の遊ゴロはどちらも併殺が取れず、2点を失ってしまいました。さらに上田には右翼線2塁打を打たれるも、廣瀬-栗原-倉の好返球で青木を本塁で刺して1点のリードを守りました。
 7回にも1死から四球を与えて出塁を許すも、相川の安打性の当たりを松本のファインプレーにより併殺にしてバリントンを守備で援護しました。

 打線はヤクルト中継ぎ陣を捉えきれず、5回から7回は無安打に抑えられていましたが、8回に先頭の松山が安打で出塁し、犠打で1死2塁としましたが、松本は一ゴロ、倉は三振に倒れてヤクルトを突き放すことができませんでした。
 8回からは継投に切り替えましたがこれが誤算でした。岸本が代打福地に3塁打を打たれて無死3塁とされると、3番手青木が青木に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。更に犠打などで2死2塁とされて畠山を迎えましたが、ここは敬遠して勝負を避けました。このピンチは今村がバレンティンを三振に仕留めて同点で留めました。
 ところが、9回に1死から安打と犠打で2死2塁とされると、福地にライトオーバーのサヨナラ打を打たれて、ヤクルトにサヨナラ負けを喫してしまいました。


 やはり先発と今村を繋ぐ投手がいないですね。今の中継ぎ陣では競った展開では非常に怖いです。理想は先発が8回まで投げて、9回は今村を使うという継投でしょう。しかし、バリントンは中4日で、7回までに104球を投げていることから、8回は継投に切り替えるのは仕方ありません。
 9月以降はリリーフ失敗が目につくようになりました。サファテや豊田の離脱、8月までの疲れが出てきたことなど要因はいくつかありますが、選手層が薄いということに尽きます。
 来季こそ終盤まで上位争いをするためには、先発投手以上に中継ぎ投手の層を厚くする必要がありますね。

 野村監督の采配がいつまで経っても、消化試合モードに入りませんね。8回2死1,2塁で今村を起用しましたが、9回に投げさせるつもりなら、8回は投げさせる必要はないでしょう。
 順位もほぼ確定した状況で、今村をイニング跨ぎで起用する必要はないずです。今季も昨日までで51試合に登板しているので、疲れも溜まってきていると思うので、無理な起用は避けるべきでしょう。これ以上無駄に選手へ負担を掛けると、来季に影響するかもしれないので、消化試合用の采配に変えてほしいですね。
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松山決勝2ランもBクラス確定

2011年10月08日 21時59分46秒 | 試合結果
広 島 200 100 022 7
ヤクルト 000 102 010 4
勝利投手:青木2勝4敗
セーブ:今村3勝7敗1S
敗戦投手:松岡2勝2敗
本塁打:[広島]栗原17号、松山3号
     [ヤクルト]青木4号
 

 このところ湿りっぱなしの打線でしたが、栗原の一撃が勢いを付けました。初回に2死からバーデンが四球を選ぶと、栗原が2ランを放ち2点を先制しました。
 4回には廣瀬と松山の連打と木村の四球で1死満塁とし、2死後に東出の適時打で1点を追加して村中をKOしました。

 復帰2戦目となった大竹は3回まで無失点に抑えていましたが、4回に1死から連打に失策が絡んで1死2,3塁のピンチを迎え、畠山の一ゴロの間に1点を失いましたが、後続は打ち取り最少失点で切り抜けました。
 勝ち投手の権利を持って臨んだ6回に青木に本塁打を打たれると、更に田中の内野安打などで1死2塁で畠山を迎えてしまいました。ここは畠山を敬遠して1,2塁とすると、2死後にバレンティンに敵打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。

 5回以降は無安打に抑えられていた打線は、8回に栗原の安打と犠打で1死2塁として、松山が本塁打を放って2点を勝ち越しました。
 ところが、8回からマウンドに上がった岸本が乱調で、2死球を与えて無死1,2塁で畠山を迎えてしまいましたが、ヤクルトは畠山に犠打をさせて走者を進める策を取りました。岸本は1死2,3塁でユウイチのニゴロの間に1点を失いましたが、バレンティンは三振に抑えてリードは守りました。
 追い上げられで嫌な雰囲気になりかけましたが、9回に2死から赤松と安打とバーデンの四球で1,2塁とすると、栗原と廣瀬の連続適時打で2点を加えて、ヤクルトを突き放すと、9回は今村が三者凡退に抑えて、連敗を8で止めました。

 連敗を止めたものの、巨人が勝ったため今季のBクラスが確定しました。残り11試合でついに数字上も終戦となりました。まだ4位の可能性はありますが、これはどちらでも大差ない順位なので、これからはもっと若手を主体に戦っても良いと思います。
 今日は石原が中日戦で受けた死球の影響で登録抹消となり、代わりに會澤が昇格しました。そして先発マスクは白浜が被るなど、若手起用の方針が出てきました。しかし、それ以外では大きな変化は無く、今までどおり戦っているように感じます。
 若手にチャンスを与えるという方針により、前田智の1軍登録を抹消したのですから、もっと控え選手を試合で使って経験を積ませるべきではないでしょうか。
 そして投手でも同じで、明日の先発は中4日でバリントンの可能性が高いと思いますが、ここまできて中4日で回す必要も無くなってきたと思うので、できれば今井や大島にチャンスを与えてほしいですね。
 
 大竹はまたも勝ち投手になることができませんでした。味方が序盤で3点を奪い援護しましたが、6回に捕まってしまいました。青木の本塁打は完璧に打たれましたが、4回は失策が絡んでおり、6回のバレンティンの適時打も打ち取った当たりが野手の間に落ちたものであり、少しツキが無かったということでしょうか。投球自体は良かったと思いますので、次回登板では白星を挙げて、来季に弾みをつけてほしいですね。
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同じ失敗の繰り返し

2011年10月07日 22時13分58秒 | 試合結果
広 島 000 000 000 0
ヤクルト 000 000 10X 1
勝利投手:赤川6勝1敗
セーブ:林昌勇3勝2敗31S
敗戦投手:ジオ3勝7敗


 先発ジオは立ち上がり不安定でしたが、徐々に調子を上げていき、ヤクルト打線に凡打の山を築かせました。
 初回は1死から死球と犠打で2死2塁で畠山を迎えましたが中飛に打ち取り、2回には四球と安打で1死1,2塁とされるも相川と赤川を打ち取って無失点で切り抜けました。
 3回以降はテンポが良くなり、6回まで三者凡退に抑える素晴らしい投球でした。

 打線は調子の悪い赤川を序盤で捕えられませんでした。初回は東出が四球で出塁するも、赤松は犠打だできず三飛に倒れて、続くバーデンは三ゴロ併殺に打ち取られました。続く2回には栗原が安打で出塁するも、松山が投ゴロ併殺でチャンスの芽を潰しました。更に3回は死球と犠打で2死2塁のチャンスで東出が三振に倒れました。
 この拙攻で赤川が立ち直り、5回から7回まで完璧に抑えられてしまいました。
 
 投手戦となった試合でしたが、7回に2四球で2死1,2塁のピンチを作ると、相川に適時打を打たれて、この回1安打で1点を失ってしまいました。
 意地を見せたい打線は8回に先頭の廣瀬が安打で出塁し、犠打で2死2塁と同点機を作りましたが、代打迎が遊ゴロに打ち取られてしまいました。
 9回は敵失で1死2塁のチャンスを貰いましたが、代わった林昌勇にバーデンが遊ゴロに打ち取られ、栗原は四球を選ぶも、最後は松山が左飛に倒れてしまい、散発3安打で完封負けとなりました。


 
 さすがにここまで負けが込んで、順位もほぼ確定してきたことから、あまり勝敗が気にならなくなりました。それよりも内容の良い試合を見たいのですが、今日も投打とも同じ失敗を繰り返してしまいました。
 
 打線は序盤で赤川を攻略できなかったことが全てでしょう。特に初回は赤松が犠打を失敗し走者を進められなかったことが、バーデンの併殺打に繋がっています。今のカープは栗原にチャンスを回さないと得点を挙げることが難しいので、ここはしっかりと送って欲しかったですね。ここで作った悪い流れを2回にも引きずり、掴みかけた流れを失ってしまったと思います。
 
 ジオはヤクルト打線を7回まで2安打に抑えたのは素晴らしかったですが、7回の失点は四球がきっかけでした。昨日の試合も全失点に四球が絡んでおり、カープ投手陣の典型的な失点パターンで、今季何度となく見た光景です。
 打者が畠山だったため一発を警戒したのだと思われますが、先頭打者への四球は失点に繋がる確率が高いので、防がないといけませんね。もしかしたら、本塁打で打点を稼がれるのを防ぐためなんてことはないでしょうね。



 
 
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