カープな毎日

カープファンのひとりごと。

福井自滅7連敗

2011年10月06日 21時54分54秒 | 試合結果
広島 000 000 003 3
中日 022 001 00X 5
勝利投手:ネルソン9勝14敗
セーブ:岩瀬1敗36S
敗戦投手:福井7勝9敗

 9月の月間MVPが発表され、栗原が8月に続き、2か月連続で受賞しました。 打率.380、4本塁打、16打点と打撃3部門で功績成績を残したことが評価されたようです。2か月連続受賞は、カープでは06年7,8月に黒田が受賞して以来の快挙で、野手では史上初とのことです。栗原の存在がとても頼もしく思えました。

 栗原の快挙で悪い流れを断ち切りたいところでしたが、投打とも良いところがありませんでした。中日戦初先発の福井は2回に和田、平田、ネルソンに四球を与えて2死満塁のピンチを作ると、荒木に2点適時打を打たれて先制を許してしまいました。
 更に3回の先頭森野に四球を与えたところで降板を命じられ、早々にマウンドを降りました。
 2番手今井もブランコに四球を与え、犠打で2,3塁とされると犠飛と3塁打で2点を失ってしまいました。

 打線はネルソンに対して手も足も出ませんでした。2点を失った直後の3回に先頭の倉が四球を選び出塁するも、福井が犠打失敗で送ることができず、得点機をつくることができませんでした。
 6回まで1安打に抑えられ、2塁さえ踏めない状態でした。7回にバーデンと松山の安打で1死1,3塁とこの試合初めてのチャンスを作るも、廣瀬が三ゴロ併殺に倒れてしまいました。

 5回からは永川勝が登板するも、6回に1死から四球を与えて、犠打で2死2塁とされると、荒木に適時打を打たれてダメ押しとなる5点目を失ってしまいました。
 このまま成す術なく完封負けかと思われた9回に東出と木村の連打と、バーデンの死球で無死満塁とすると、栗原の適時打で1点を返して、ネルソンをKOすると、代わった岩瀬から松山も適時打を放ち、代打赤松の犠飛で3点を奪い、更に1死1,3塁のチャンスでしたが、代打迎が三振、白濱が三ゴロに倒れて試合終了となりました。

 ついに2分を挟んで7連敗となり、今季の負け越しが決定しました。一つの目標だった借金完済を達成することはできませんでしたね。


 今日は前田智が1軍選手登録を抹消され、代わりに白濱が昇格しました。その白濱は8回の守備から出場し、1軍初出場を果たしました。
 この処置はチームが目標を失ったことから、前田智に負担をかけないようにして、来季に備えるためと若手にチャンスを与えるためでしょうね。これは仕方ないことでしょう。

 そんな秋風が吹くチーム状況ですから、首位を争う中日とまともに戦えるはずはなく、勝てる要素が全くない試合で、バントで送れない、四球が失点に繋がるという、今季の課題がそのまま出た試合でした。

 打線はネルソンを打てず、中盤までで唯一のチャンスだった3回はバントが決められないという今季を象徴する場面でした。
 投げては全5失点に四球が絡んでいます。特に2回の3四球は酷すぎます。投手のネルソンを追いこみながら、ストライクが入らず四球を与えてしまったのは論外のことです。相手は投手ですから、打たれても安打になる確率は低いので、打たれても良いと思うくらいの気持ちで投げてほしかったですね。
 
 唯一の見せ場だった9回の1死球を挟んだ4連打は素晴らしかったですが、1死1,3塁で中東に代打迎を使ったのは理解できません。左の岩瀬だから右の迎を送ったのでしょうが、あの場面は当てるのが上手い中東の方が良かったと思います。バットに当てて転がせば、中東の足なら内野安打も十分に可能性があっただけに残念でした。
 

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前田健痛恨2被弾

2011年10月05日 22時04分35秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
中日 001 000 01X 2
勝利投手:川井4勝3敗
セーブ:浅尾6勝2敗8S
敗戦投手:前田健9勝11敗
本塁打:[中日]大島3号、ブランコ12号


 昨日は機能した打線が今日も初回は繋がりました。赤松の安打と盗塁などで、1死3塁として、バーデンは倒れて2死後に栗原の適時打で幸先良く1点を先制しました。

 先発の前田健は球の切れが良く、調子が良かったので安心して見ていられましたが、3回に大島に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。その後は、走者をだしても後続を打ち取ました。
 唯一のピンチだった5回は2安打で無死1,2塁とされるも、バント失敗などで2死まで取り、2死1,2塁から井端に右前打を打たれるも、本塁打を狙った平田を廣瀬が本塁で刺して、失点を防いで好守でも前田健をもり立てました。
 
 しかし、打線が2回以降沈黙し、唯一にチャンスだった4回はバーデンと栗原の連打に犠打で1死2,3塁とするも、丸が一ゴロ、倉が一邪飛に倒れて得点を挙げられず、8回まで川井に4安打1得点に抑えられてしまいました。
 
 このまま延長戦に突入するかと思われた8回に、前田健は井端と森野を打ち取り、簡単に2死としましたが、ブランコに痛恨の本塁打を打たれてしまい、勝ち越しを許してしまいました。

 9回は浅尾の前に、赤松、バーデン、栗原があっさりと打ち取られてしまいました。

 チームは引き分けを挟んで6連敗となり、借金は14となりました。バリントン、前田健でも連敗を止められず、まさに泥沼にはまり込んでしまいました。とにかく今は1勝挙げることで、チームの雰囲気も変わると思うので、全力で目の前の1勝を取りに行ってほしいですね。
 そして、明日はナゴヤドームの今季最終戦です。今季は鬼門ナゴヤドームを突破したかと思われましたが、終盤にきて黒星が並んでいます。最後くらいは白星で締めて、鬼門が復活しないように気持ち良く終わりたいですね。

 それにしても、カープには右の好打者が少ないですね。今日も赤松と廣瀬をスタメンで起用すると、控えの右打者は石原と迎しかいません。相手が左の川井であるため、代打を送って勝負を仕掛けることさえできず、無策のまま試合が終わってしまったように感じます。
 特に、野村監督は左右を気にするので、左打者ばかりに偏っていては、采配面でも支障がでるようの思います。右打者がいないのは確かなので、仕方ありませんが、来季に向けて解消すべき問題だと思いますね。
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バリントン乱調逆転負け

2011年10月04日 22時39分31秒 | 試合結果
広島 030 100 000 4
中日 021 003 00X 6
勝利投手:久本1勝
セーブ:岩瀬1敗35S
敗戦投手:バリントン12勝11敗


 繋がらなかった打線が今日は繋がりました。2回に栗原の2塁打と松山の安打で無死1,3塁とすると、廣瀬の犠飛、石原とバリントンの連続適時打で3点を先制しました。
 ところが、こんな時に限って先発バリントンが不調であっさりと中日打線に捕まってしまいました。先制した直後の2回に3連打で1点を失うと、更に併殺の間に1点を失い、リードが1点となってしまいました。続く3回にも安打と犠打などで2死3塁とされて、ブランコに適時2塁打を打たれて、同点に追いつかれてしまいました。

 これで中日ペースになるかと思いましたが、廣瀬の四球と石原の死球に犠打で2死2,3塁として、東出の適時打で1点を挙げて、勝ち越しに成功しました。

 バリントンは4回5回と無安打に抑えて立ち直りの兆しが見え始めたかと思いましたが、6回に2四球と捕逸などで2死1,3塁として、和田に同点打を打たれて、更に平田にも2点適時3塁打を打たれて2点を勝ち越されてしまい、この回限りで降板となりました。

 7回は大島、8回は今井がそれぞれ1死1,2塁のピンチを招くも、無失点で凌ぎましたが、打線が中日リリーフ陣に沈黙してしまい、9回に失策で走者を出した以外は完璧に抑えられてしまいました。

 引き分けを挟んで5連敗となり、借金は13となり増える一方です。CS進出が絶望的な状況で、主力に故障者が続出しているチーム状態を考えると、上位を争っている巨人、中日、ヤクルトとの対戦は苦しくなるのは仕方ないと思いますが、いつまでも負け続ける訳にはいきません。何とか意地を見せてほしいですね。
 明日の先発は前田健ですから、何とかチームの勝利に繋がる投球をしてほしいですね。


 バリントンの調子が悪すぎましたね。制球が甘く、ストライクを取りにいった球を簡単に打たれていました。特に2回は3者連続で初球を安打されており、たったの3球で1点を奪われしまいました。これは配球にも問題があるかもしれませんが、バリントンが狙ったところに投げられていないからでしょう。しかし、これは防げた失点だったと思われるだけに残念です。
 8月24日を最後に1カ月以上白星が付いていません。中4日で登板していた疲れが溜まっているのかもしれませんが、今のカープは先発の駒が足りないので、バリントンにはもう少し頑張ってもらうしかりません。次戦こそは13勝目を挙げてほしいですね。
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苦しい9連戦

2011年10月03日 21時56分31秒 | 日記
 明日から中日、ヤクルト、横浜との9連戦が始まります。最初の6連戦はナゴヤドーム、神宮のビジターとなり、体力的にも厳しくなります。
 特に中継ぎ投手への負担が大きくなります。巨人戦では岸本、青木、梅津らが連日登板しており、9連戦で負担が更に増すことになります。少しでも中継ぎ投手の登板を減らすためには、先発投手が少しでも長いイニングを投げてもらうしかありません。また、サファテのいない状況で勝つためには、先発から今村へ直接繋ぐ継投がベストだと思われます。と言うよりこれしか勝つ方法はないですね。そして、後は打線が目覚めることを祈るしかありません。


 順位は4位の可能性がありますが、正直なところ順位はあまり気にしていません。しかし、このまま負け続けるのは気分が良くないですし、来季に繋がらないので、少しでも勝って来季へ繋がる試合をしてほしいです。
 その一つとして、2軍の有望選手を1軍で出場させるということも、もうそろそろ始めても良いと思います。みやざきフェニックスリーグまでまだ時間があるので、1軍で経験を積ませて、来季の飛躍に繋げるのも良いのではないでしょうか。

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中継ぎ踏ん張り引き分け

2011年10月02日 22時18分42秒 | 試合結果
広島 000 000 100 1
巨人 000 010 000 1

 巨人先発の澤村は立ち上がりから飛ばして、初回は三者三振に抑えられるなど、3回まで無安打に抑えられるなど、全く付け入る隙がありませんでした。
 5回に松山が安打で出塁し、初めて先頭打者を出塁させると、犠打と暴投で1死3塁の先制機を迎えるも、丸が三飛に倒れ、石原敬遠の後、ジオが投ゴロに打ち取られて先制できませんでした。

 先発のジオは相変わらず立ち上がりが不安定で、2死から四球と安打で1,3塁とされるもラミレスを中飛に打ち取り、2回は2塁打と四球などで迎えた1死2,3塁のピンチで、澤村と坂本を連続三振に仕留めて、何とか無失点で切り抜けました。
 立ち直ったジオでしたが、5回に2死から東出の失策と盗塁で2塁に進まれると、長野に適時2塁打を打たれて先制を許してしまいました。
 敗戦ムードが漂い始めましたが、7回に栗原と廣瀬の安打、丸の四球で1死満塁の大チャンスを作ると、代打前田智の時に代わった山口の暴投で同点に追い付きました。しかし、その後の1,3塁のチャンスは活かせず同点止まりでした。

 7回は岸本、8回とは青木と梅津が登板し、走者を出したものの、2度の盗塁失敗に助けられて無失点で凌ぎました。
 しかし、この良い流れを引き寄せることができず、8回に木村とバーデンの連打で作った無死1,2塁のチャンスで、栗原、代打迎、廣瀬が凡退、9回の丸の死球と犠打で作った1死2塁では天谷と東出が凡退して勝ち越すことができませんでした。
 9回のマウンドは今村が上がり、亀井の安打と敬遠など2四球で2死満塁のサヨナラのピンチを迎えましたが、最後は長野を右飛に打ち取り試合終了となりました。


 最近失敗続きだった継投が今日は決まりました。しかし、打線が相変わらずの拙攻で勝ち越すことができず、時間切れで引き分けとなりました。
 昨日、一昨日と中継ぎ投手が2イニング目に捕まっていたからか、今日はイニングを跨いでの登板は有りませんでした。それが継投成功に繋がったのかもしれませんね。
 また、巨人が2度も盗塁失敗して、自ら流れを手放してくれたこともありますね。その流れを掴みきれない、カープ打線も情けないですが…。
 リリーフ投手の起用法については、来季に向けて確立する必要がある課題ですね。

 それにしても相変わらず拙攻病が酷いですね。前半は澤村に抑えられていましたが、後半はカープが押し気味に試合を進めていたように感じました。ところが、塁上に走者を貯めるところまでいきながら、そこから先に走者が進めません。挙げた1点も暴投によるもので、今日の試合は適時打がありませんでした。もし暴投が無かったら、負けていたかもしれないです。
 この拙攻は技術的な部分ではないと思うので、メンタル面の強化で克服していくしかありません。これは今オフの最大の課題となりますね。
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大竹復帰登板飾れず

2011年10月01日 22時20分35秒 | 試合結果
広島 100 001 000 2
巨人 001 000 23X 6
勝利投手:内海(16勝5敗0S)
敗戦投手:永川勝(1勝2敗0S)
本塁打:[広島]赤松1号、石原4号

 先発は約4か月ぶりのに1軍復帰した大竹でした。大竹は直球の球威が離脱前より落ちており、球速が140㎞も出ませんでしたが、制球を意識した丁寧な投球でした。2回は安打と四球で2死1,3塁のピンチを迎えるも、内海を打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は初回に赤松の本塁打で内海から先制点を奪いましたが、その後は拙攻の連続でした。3回は東出と赤松の連打と暴投で1死2,3塁とするも、バーデンが遊ゴロに倒れ、栗原は敬遠ぎみの四球で歩かされて満塁となるも、迎が中飛に倒れて無得点に終わりました。
 直後の3回に大竹が捕まり、2安打などで1死1,3塁とされ、阿部に適時打を打たれて同点とされました。続くピンチはラミレスと高橋由を打ち取り勝ち越しは許しませんでした。
 打線は追いつかれた直後の4回に丸の安打、石原と木村の連続バント安打で無死満塁の絶好機を作りました。大竹の三振は計算どおりでしたが、東出と赤松が共にニゴロに倒れてしまい、まさかの無得点で勝ち越すことができませんでした。
 この悪い流れの中、大竹は4回と5回を三者凡退に抑えて、流れを巨人に渡しませんでした。すると、6回に石原が本塁打を放って勝ち越し点を挙げて、5回で降板した大竹に勝ち投手の権利を手にしました。
 
 6回からは永川勝が登板しましたが、2イニング目の7回に捕まり、2死2塁から藤村に適時2塁打を浴びて追いつかれると、長野にも適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 更に8回には青木が1死2塁とされて、岸本に交代するも連続死四球で満塁としてしまい、脇谷に3点2塁打を打たれて試合が決してしまいました。
 打線も7回以降は無安打に抑えられて、昨日と全く同じような試合展開で巨人に大敗しました。


 ついに大竹が復帰登板を果たしました。球威・球速とも大竹らしくなく、調整不足は明らかでした。それでも5回を4安打1失点に抑えたことは、大きな収穫となりました。
 最初は直ぐに捕まりそうで心配しましたが、徐々に球速も上がっていき、4回と5回を三者凡退に抑えたことからも、もう少し状態が良くなってくれば、本来の大竹の投球が戻ってくると思います。
 今季は上位争いから脱落してしまいましたが、大竹が復帰登板を無事に果たしたことで、来季への展望が開けてきましたね。

 打線の拙攻は重傷ですね。3回と4回に満塁のチャンスを作りながらも無得点では勝てるはずがありません。特に4回は左前打とバント安打2本で作ったチャンスで、内海にとっても失点すれば大きなダメージになったはずですが、期待に東出と赤松が内野ゴロに打ち取られてしまいました。
 東出は最近好調で、赤松は前の2打席で安打を放っており、これ以上ない打者にまわっても点が取れないのでは、どうしたら点が取れるのか分からなくなります。
 また、3回は2死1,3塁で栗原にまわるも、巨人バッテリーは勝負を避けて、満塁にしてまでも次打者迎との勝負を選びました。これは5番打者が不在だからです。栗原の後ろを打つ打者がいないことで、栗原との勝負を避けられるのは、ここ数年の課題であり、今季も解消されなかったということですね。来季に向けての最重要補強ポイントですね。
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