カープな毎日

カープファンのひとりごと。

エースと4番を失う

2013年04月20日 21時50分44秒 | 試合結果
巨人 011 000 000 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:菅野3勝
セーブ:西村8S
敗戦投手:中崎1勝1敗
本塁打:[巨人]ロペス6号、長野3号

 
 前田健と菅野の対戦ということで注目の一戦になるはずでしたが、前田健が右腕の張りを訴えて登板を回避しました。上腕三頭筋の筋膜炎と診断され、重症ではないものの1軍登録を抹消して治療に専念するとのことです。
 前田健に代わり、今日の試合は中崎が緊急登板しました。初回は無失点に抑えるも、2回にロペスにソロ本塁打を浴びて先制されると、3回には長野にもソロ本塁打を浴びてしまいました。その後の1死1,2塁のピンチは阿部とロペスを抑えて追加点を与えず、5回を投げて4安打2失点と先発の役割を果たしました。

 打線はオープン戦から攻略できない菅野に対して、今日も沈黙してしまいました。2回に四球と敵失で無死1,2塁のチャンスを貰うも、堂林が犠打を失敗して走者を進められず、その後石原の内野安打で2死満塁とするも、中崎が三振して無得点でした。
 4回にはエルドレッドが右手に死球を受けて交代するアクシデントも発生してしまい、追撃態勢が整わず、菅野に6回まで1安打に封じられました。

 6回からは今日1軍登録された中田が坂本、阿部、ロペスから三連続三振を奪うなど8回2死まで完璧に抑えました。しかし連打で1,3塁のピンチを迎えて河内に交代しました。河内は四球を与えて満塁としましたが、上野がロペスを抑えて無失点で切り抜けました。

 エースと4番を欠いたショックからか菅野が降板した後も打線に元気が無く、7回と8回は山口、9回は西村に抑えられて零封負けを喫してしまいました。


 死球により途中交代したエルドレッドは右第5中手骨骨折と診断され全治1~2カ月とのことで、離脱は確実になりました。まさか今日1日でエースと4番を失うことになるとは予想もしていませんでした。
 前田健は無理をさせないための抹消とのことで、最短で戻ってくると思われますが、来週には9連戦も控えており、先発投手不足は深刻となりました。今日の試合で中崎が好投したことから、先発に回ると思われますが、それでも足りません。明日の先発中村恭が結果を残してくれることを願いたいですね。

 エルドレッドは、ようやく調子が上向いてきたところでの離脱となっていまい、とても痛いですね。こんな時のためにニックがいるのですが、まだ1軍昇格てきる状態ではないと思われます。そうなると代わりは栗原しかいませんが、まだ調子が上がっていません。栗原にとっては4番を奪い返す大チャンスとなるので、奮起して勝負強い打撃を取り戻し、チームを勝利に導いてほしいです。
 昨年はチームの危機で岩本や天谷が救世主なり、チーム一丸の戦いができました。今季もエルドレッドの離脱を悲観するのではなく、チームがまとまるチャンスと捉えて戦ってほしいですね。

 それにしても、菅野と3度対戦していますが、全く攻略できません。菅野がすばらしいということでしょうが、今後も対戦があるので何か対策をしないといけません。新井コーチに攻略法を見出してほしいですね。
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痛恨の2被弾 連勝止まる

2013年04月19日 22時41分07秒 | 試合結果
巨人 004 010 030 8
広島 100 000 000 1
勝利投手:ホールトン3勝
敗戦投手:久本1敗
本塁打:[巨人]坂本2号、阿部4号

 前夜のサヨナラの流れを受けて、初回に打線が繋がりました。ルイスの2塁打をきっかけに1死3塁とすると、丸の適時打で1点を先制しました。
 先発の久本も2回まで巨人打線を完璧に抑えていましたが、3回1死から実松に内野安打を打たれると、四球と不運な内野安打で2死満塁とされて、坂本に痛恨の逆転満塁本塁打を打たれてしまいました。
 5回には先頭のホールトンに2塁打を打たれると、4連打を浴びて1点を失い、無死満塁のピンチを残して降板となりました。このピンチは梅津が後続を抑えて追加点は与えませんでした。

 打線も2回以降は立ち直ったホールトンに対して凡打の山を築いて、2回から7回までは内野安打2本に抑えられて、得点を挙げられませんでした。

 中継ぎ陣も細かい継投で追加点を与えず、打線の反撃を待ちましたが、8回に上野が2安打1死球で無死満塁のピンチを作ると、代わった菊地原は併殺により2死2,3塁までこぎつけましたが、代打阿部に3点本塁打を打たれてしまい、試合が完全に決してしまいました。

 結局、ホールトンに8回まで1点に抑えられ、9回はマシソンに抑えられて、巨人の長打攻勢の前に完敗してしまいました。


 試合開始直後に先制し、久本が完璧に抑えるというカープの流れだったのですが、3回に暗転しました。久本が得点圏に走者を背負ってから急変したように感じました。悔やまれるのは、2死2塁で追い込んでから長野に四球を与えたことでしょう。不調の長野を恐れて、逃げの投球になってしまったのではないでしょうか。
 次打者の寺内の内野安打は、堂林が深追いし過ぎて梵の視界を遮ってしまったという不運なものでしたが、これで満塁となって余計に追い込まれてしまい、2-0と不利なカウントとなり、坂本に甘く入った球を完璧に捉えられてしまいました。
 勝ちたい気持ちが強くなり、1点のリードを守りに入ってしまったと思います。2回までのようにもっと攻めの投球をしてほしかったですね。

 打線も初回に鮮やかに先制しましたが、その後がもったいなかったですね。1死1塁で打席には昨日のヒーロー・エルドレッドでしたが、丸が盗塁失敗してしまいました。その後にエルドレッドが2塁打を放っただけに、この盗塁死は悔やまれます。ここでもう1点追加できれば、流れをグッと引き寄せられたと思います。
 機動力でホールトンを撹乱させる作戦だったと思いますが、乗ってる打者の時に動き過ぎると、返って流れを止めてしまいますね。でもこれが今季のカープ野球なので、失敗を恐れてばかりいてもいけませんので仕方ないですね。
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大逆転!今季初のサヨナラ勝ち

2013年04月18日 22時06分14秒 | 試合結果
DeNA 002 020 100 5
広島 000 010 014 6
勝利投手:上野1勝
敗戦投手:山口1勝1敗4S
本塁打:[DeNA]ブランコ7号


 野村の離脱などにより先発不足のため、武内がプロ初先発しました。立ち上がりから制球に苦しみ、毎回走者を出す苦しい投球でした。2回の1死2,3塁は無失点で切り抜けるも、3回に2死3塁からブランコの2点本塁打を浴びて先制されると、2死から連続四球を与えてしまい、中村紀と多村に連続適時打を打たれて2点を追加されて、5回4失点でマウンドを降りました。
 
 打線は前回の対戦で攻略できなかった小杉に対して、1回から6回まで毎回走者を出しながら後続が続きませんでした。3回と4回は先頭打者が出塁するも、共に併殺で潰してしまう嫌な流れでした。
 5回に1死2,3塁から代打前田智の三ゴロの間に1点を返しましたが、その後が続かず1点止まりでした。

 6回からは菊地原が登板し、6回は無失点に抑えましたが、7回に無死2塁のピンチを迎えると梅津に交代しました。梅津は2死まで取るも、多村に適時打を浴びて痛い追加点を奪われてしまいました。

 しかし打線が脅威の粘りを発揮し、8回に2死1,3塁からエルドレッドが適時2塁打を放って1点を返すと、9回には無死1塁から堂林の適時2塁打、更に1,3塁から代打安部の犠飛で1点差とすると、連続四球を選んで2死満塁のサヨナラ機を作り、エルドレッドが中越えに2点安打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。これで借金を完済して5割に復帰しました。


 先発の武内が四球をきっかけに4点を失って、中継ぎ陣も失点し、打線は繋がりを欠き、併殺で走者を進められないなど7回まで1得点と完全に敗戦ムードが漂っていました。しかし、8回にエルドレッドの適時2塁打で小杉をマウンドから引きずり下ろすと流れが一変しました。
 9回は3連打と2四球などで1点差として、1死満塁で丸を迎える最高の状況でしたが二ゴロに倒れて期待が萎んだのですが、エルドレッドが4番の仕事を果たしてくれました。
 この粘り勝ちは、間違いなくチームに勢いを付けたはずです。明日からの巨人戦に向けて最高の雰囲気で臨むことができます。開幕戦では白星を挙げることができなかったので、今度はやり返したいですが、それも現実味を帯びてきましたね。
 先ずは明日の先発久本に移籍初勝利をプレゼントして、貯金生活に入りたいですね。

 
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継投決まり 雪辱果たす

2013年04月17日 22時03分07秒 | 試合結果
DeNA 000 000 000 0
広島 100 000 00X 1
勝利投手:大竹2勝1敗
セーブ:ミコライオ4S
敗戦投手:井納3敗

 昨日は嫌な負け方でしたが、大竹が悪い流れを断ち切る好投でした。立ち上がりは少し制球に苦しみ、2回は2死3塁、3回は2死満塁のピンチを迎えましたが、2回は高城を三ゴロに、3回はラミレスを堂林の攻守により三ゴロに打ち取りピンチを脱しました。
 徐々に立ち直り、4回から7回は無安打と完璧な投球で、DeNA打線を7回3安打無失点に抑えました。

 打線は1回に1死1,3塁からエルドレッドの犠飛で1点を先制しました。しかし、2回以降は井納を捕えられず、2回から5回まで2安打に抑えられました。6回に無死1,2塁のチャンスを作るも、エルドレッドが二飛、松山の遊直は併殺となって追加点を挙げられませんでした。
 8回は2番手大原に対して、無死1塁から安部が犠打を失敗してチャンスを拡大できず、投手陣を援護することができませんでした。

 8回からは今村が登板し、2奪三振で三者凡退に抑えて昨日の借りを返すと、9回はミコライオを投入しました。先頭のブランコに安打を打たれて不安がよぎるも、ラミレスと中村を抑えて2死までこぎつけました。ここで渡辺直の遊ゴロを安部が失策して試合終了が一転して1,3塁のピンチへと変わってしまいましたが、最後は下園を二ゴロに打ち取って初回の1点を守り抜くとともに、昨日のリリーフ失敗の借りを返しました。


 今日は大竹の投球に尽きます。昨日の敗戦のショックが残る中で、身上の粘り強い投球で無失点に抑えてDeNAに得点を与えませんでした。立ち上がりは制球に苦しみ、本調子ではありませんでしたが、悪いなりに抑えることができるところが大竹の素晴らしいところですね。もし序盤に失点していたら、間違いなくDeNAペースになっていたと思うので、

 この大竹の投球につられて野手も攻守で大竹を盛りたてました。特に3回の2死満塁では堂林が好捕で失点を防ぎました。制球に苦しむ大竹が1安打2四球で迎えたピンチだったので、ここで失点すると流れを失う可能性が高く、とても大きなプレーだったと思います。また大竹も立ち直ることができず、失点を重ねていたかもしれません。一つのプレーが大竹を救い、チームも救いました。堂林も守備で勝利に貢献できるようになったのは、大きな成長ですね。

 
 最近は菊池、丸、安部ら俊足の走者が、けん制に誘い出されるケースが多いように感じます。積極的な盗塁を試みるチーム方針なので仕方ないかもしれませんが、ちょっと多すぎる気がします。昨日、今日のように1点を争う展開では貴重な走者になるので、減らしていかないといけないですね。これは練習と投手の癖を研究するしかないですね。
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逃げ切り失敗 痛い敗戦

2013年04月16日 22時06分11秒 | 試合結果
DeNA 020 000 001 3 6
広島 000 201 000 0 3
勝利投手:山口1勝4S
敗戦投手:今村1敗

 バリントンは今日も球のキレと制球がともに素晴らしく、DeNA打線を内野ゴロばかりの打ち取りました。しかし、2回に2死から菊池の失策をきっかけに連続短長打を浴びて2点を失ってしまいました。続く3回にも1死2塁のピンチを迎えるも、モーガンを三振、ラミレスを三ゴロの打ち取り追加点は与えませんでした。
 4回以降はDeNA打線を全く寄せ付けず、8回まで1安打に抑えて2塁も踏ませませんでした。

 打線は前回KOしたソトに対して、今日は簡単に得点を奪えませんでした。2回1死2,3塁の先制機では栗原と石原が凡退してしまいました。4回は廣瀬とエルドレッドの連続長短打で1点を返し、更に敵失と盗塁で1死2,3塁として栗原の適時打で同点に追い付きました。6回には2死1,2塁から石原のニゴロ(記録は内野安打)の間に2塁走者梵が一気に生還する好走塁で1点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 続く7回に1死2塁としてソトをKOして、代わった加賀に対して1死1,3塁と攻めたてましたが、エルドレッドが併殺打に倒れて追加点を奪えませんでした。

 9回からはミコライオがマウンドに上がるも、1死から3連打で満塁とされると、代打の金城に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。その後のピンチは下園を併殺に打ち取り1失点で堪えました。
 延長に入り10回は今村が登板するも、先頭石川の四球をきっかけに2死3塁とされると、暴投で勝ち越し点を与えてしまい、更に連続短長打で2点を失い、この回3失点で試合が決まってしまいました。
 その裏の攻撃は山口に三者凡退に抑えられて、まさかの逆転負けとなってしまいました。


 今日の敗戦は痛いですね。バリントンが8回4安打2失点(自責点0)のほぼ完ぺきな投球で、直接守護神ミコライオに繋ぐという最高の継投でした。しかし、ミコライオがまさかの4連打で同点に追いつかれ、10回には今村を投入するも四球をきっかけに暴投で決勝点を与えてしまうなど、まさかの3失点でした。
 ローテの柱と勝利の方程式を投入しての逆転負けは、ただの1敗ではなく、今後に尾を引きそうな気がします。
 今季はミコライオと今村が共にピリッとしないなど、リリーフ陣が打たれて勝ちきれない試合が多くなっています。投手力がカープの生命線ですから、ミコライオと今村には早く復調してもらい、試合終盤の安定感を取り戻したいですね。

 打線も10安打放ちながらも3得点でバリントンを十分に援護できませんでした。特に7回の1死1,3塁でエルドレッドが併殺に倒れたのは痛かったです。6回に好走塁で勝ち越しに成功して、カープに流れが来ていただけに、この拙攻は流れを止めてしまいました。この拙い攻撃と中畑監督の退場が逆転負けの伏線になっていたような気がしますね。
 
 
 
 
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戸田自滅 貯金ならず

2013年04月14日 20時20分09秒 | 試合結果
広島 000 000 010 1
中日 400 300 00X 7
勝利投手:山内2勝1敗
敗戦投手:戸田1敗

 
 今季初先発の戸田でしたが、いきなり自滅してしまいました。連続四死球で無死1,2塁とすると、ルナと和田に連続適時2塁打を浴びて3点を失い、更に連続四球で無死満塁としてしまい、1死後荒木に適時打浴びて、この回4点を失ってKOされてしまいました。
 2番手の梅津は2回と3回は三者凡退に抑えるも、4回に2死無走者から投手の山内に四球を与えてしまい、その後は3連打を浴びて3点を失い、試合が決してしまいました。

 活発だった打線が今日は山内に対して沈黙しました。2回無死1塁で堂林が併殺に倒れて山内を助けてしまうと、3回と4回は三者凡退に抑えられました。
 5回に無死1,2塁とするも、石原が併殺打でまたしてもチャンスを潰してしまいました。

 5回以降は菊地原、横山、河内と繋いで中日打線を1安打無失点に抑えましたが、打線は山内を攻略できず、8回1死2,3塁で丸の投ゴロの間に1点を返すのが精一杯で、中日に完敗しました。
 今季初の貯金生活と苦手中日に対してナゴヤドームでの3タテは成りませんでした。今日は完敗しましたが、嫌な負け方ではないので、後を引くことも、中日への苦手意識が戻ることも無いと思います。

 
 今日は初回の戸田の投球が全てでした。いきなり大島にストレートの四球を与えてると、次の井端に0-2と追い込みながら死球を与えてしまいました。
 この井端への死球が痛すぎました。3番は中日打線で1番当たっているルナであることを考えれば、不調の井端で確実に1アウトを取っておきたいところでした。一つアウトを取れば、戸田も落ち着きを取り戻すことができたと思いますが、1死も取れず失点したことで、自分を見失って、その後の連続四球に繋がったと思います。
 野村が右肩の張りと不調により登録抹消されており、戸田にとってはローテ入りの大きなチャンスでした。しかし、今日の投球では厳しいです。もう少し2軍で経験を積ませた方が良いと思いますね。
 

 打線は5安打に抑えられて、3併殺と良いところがありませんでした。8回の1点も敵失や暴投が絡んでの得点であり、山内を全く攻略できませんでした。
 最大の得点源となる1番から4番までの上位打線が無安打ではどうすることもできませんね。そして、5番松山と7番ルイスがそれぞれ2安打を放つも、6番堂林が2併殺と繋がりを欠いてしまいました。
 また不調になってしうのではないかと心配になります。序盤で試合の大勢が決していたので、大味の攻撃になっただけだと思いたいですね。
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鬼門で連勝!5割復帰

2013年04月13日 22時29分05秒 | 試合結果
広島 200 010 120 6
中日 000 000 001 1
勝利投手:前田健2勝
敗戦投手:大野3敗
本塁打:[広島]廣瀬2号


 昨日は鬼門ナゴヤドームで逆転勝ちして、良い流れを受けて打線は初回から繋がりました。1死2塁から廣瀬が先制適時2塁打を放つと、エルドレッドと梵の連打で更に1点を追加して、この回2点を挙げました。
 2回と3回にも1死1,2塁のチャンスを作るも、2回は廣瀬とエルドレッドが連続三振、3回は石原が併殺で潰してしまい、不安だった大野を立ち直らせてしまったかと思われましたが、5回に廣瀬が本塁打を放って待望の追加点を挙げました。
 これで流れがカープに傾くと、7回には丸が二盗、三盗を決めてそこに相手の送球エラーも重なり、1安打で1点を挙げました。
 
 前田健は本調子ではなく、多少制球に苦しんだ感じでしたが、変化球のキレが良く、中日打線に的を絞らせませんでした。6回まで1安打1四球とほぼ完ぺきな投球で、2塁さえ踏ませず、全く危なげない投球でした。
 唯一のピンチとなった7回は、好調のルナに安打を打たれるなど1死2塁とされるも、栗原の好捕で失点を防ぎました。8回まで投げて2安打無失点に抑える好投でした。
 
 8回には1死2塁から前田健の適時3塁打と丸の適時2塁打で2点を追加して試合を決めました。
 9回は横山が2安打を浴びて1点を失うも、最後は河内が締めて、中日に快勝しました。これで借金を完済して、5割に復帰するとともに、2位タイに浮上しました。
 明日は先発投手がおらず、戸田が今季初先発します。不安は残りますが、先ずは打線が早く先制点を挙げて援護すれば、戸田も乗っていけるでしょう。今のチーム状態なら、十分勝機があると思います。戸田のプロ初勝利、そして今季初の貯金を期待したいですね。


 昨日の逆転勝利は大きかったと思います。今季初対戦を良い形で勝ったことで、チーム全体に蔓延していた苦手意識が吹き飛んだと思います。それが初回の攻撃にも表れて、先制点に繋がったのでしょう。
 2回、3回とチャンスを潰して、少し嫌な雰囲気になりましたが、前田健が中日打線を封じて流れを渡さなかったところは、さすがエースですね。
 エースの頑張りに、久々に先発起用された廣瀬が応え、5回に本塁打を放ち、早く欲しかった追加点を挙げました。少し試合が落ち着き始め、試合の流れがどちらに傾くのか分からない状況だったので、この本塁打は大きな意味がある一打だったと思います。
 外野手は競争が激しいポジションなので、廣瀬も久々のチャンスで気合が入っていたのでしょう。丸と松山が好調で、廣瀬も状態が上がってきたとなれば、打線に厚みが出るので、これからが楽しみですね。

 
 不調で2試合連続でKOされた野村が、右肩の張りにより2軍降格となりました。病院での検査を行うとのことですが、大事には至らないようです。今後は2軍での調整登板も経てから1軍復帰するようですから、昨季のような投球を取り戻して、1軍に戻ってきてほしいですね。
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拙攻で流れ失う

2013年04月11日 21時57分01秒 | 試合結果
広島 000 000 200 2
DeNA 000 312 00X 6
勝利投手:小杉1勝
敗戦投手:野村2敗
本塁打:[DeNA]多村1号

 調子の上向いてきた打線でしたが、8番に投手野村、9番に遊撃安部を起用する組み替えを行いました。しかし、これが上手く機能しませんでした。
 DeNA先発の小杉に対してチャンスを作るもあと1本が出ず得点を挙げられませんでした。初回は無死1,2塁でルイスが併殺、2回の2死満塁は菊池が遊ゴロ、3回無死2塁は1死後に盗塁を試みて三振併殺と、小杉を助けてしまいました。

 先発の野村は制球が甘く、今日も持ち味の低めへの丁寧な投球が見られず、初回から4回まで毎回先頭打者を出す苦しい投球でした。何とか3回までは無失点で凌いできましたが、4回に先頭中村への死球をきっかけに暴投も絡んで無死2,3塁とされると、ラミレスの2点適時2塁打を浴びてしまいました。2死までこぎつけるも鶴岡に適時2塁打を打たれて、この回3点を失ってしまいました。
 更に5回にも2死1,2塁から金城に適時2塁打を打たれて、この回限りでマウンドを降りました。

 6回は2番手江草が登板するも、代打多村に2点本塁打を浴びて、試合がほぼ決してしまいました。
 3試合連続2ケタ安打の打線でしたが、4回以降は小杉に完璧に抑えられて6回まで無得点でしたが、7回に代わった吉川を攻めて、無死満塁のチャンスを作り、代打木村が適時打を放ち1点を返し、更に代打栗原起用して大量点を狙いましたが、結果は併殺の間に1点を挙げただけで、反撃は2点止まりでした。
 8回はソーサ、9回は山口に完璧に封じられて、連勝は3で止まりました。


 今日は野村の投球も敗因ですが、それ以上に3回までの拙攻が試合の流れを悪くして、DeNAペースの展開になってしまいました。野村が4回に崩れたのも、攻撃のリズムが悪かったことが影響していると思います。
 初回は安打と四球で無死1,2塁として不安定な小杉を一気に攻略できるチャンスでしたが、併殺で助けてしまいました。更に2回は2死満塁で菊池に回るという願っても無い大チャンスで、ここで1本出れば、今日の打順組み替えが成功するところでした。しかし、結果は遊ゴロに終わりました。
 この拙攻が小杉を立ち直らせて、中盤以降は封じられるという、よくある負けパターンの展開となりました。

 野村が本調子なら、もう少し耐えられたのかもしれませんが、今の不安定な状態では、この負の流れを止めることはできないでしょう。
 野村が2試合続けて失点を重ねており、昨季からの連敗が7となってしまいました。本来の投球ができていないことが原因で、オープン戦終盤で指摘されていたフォームの問題が残っているのでしょう。何かきっかけを掴めば、立ち直ると思うので早く復調してほしいですね。


 明日はカードが代わり、苦手のナゴヤドームでの中日戦です。良い雰囲気で乗り込みたかったのですが、一抹の不安を感じてしまいます。
 今日のことは忘れて心機一転で戦って、初戦を取って苦手意識を払しょくしてほしいですね。
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逆転で3連勝

2013年04月10日 21時50分34秒 | 日記
広島 000 002 210 5
DeNA 000 100 000 1
勝利投手:バリントン2勝1敗
セーブ:ミコライオ2S
敗戦投手:井納2敗



 DeNAの先発は新人の井納で初対戦に弱いカープは、序盤にチャンスを作るも後が続かず得点を挙げられず、5回までに7三振を奪われてしまいました。
 先発のバリントンは制球が良く、テンポの良い投球で好調DeNA打線を凡打に打ち取っていましたが、4回無死3塁から二ゴロの間に1点を失ってしまいました。
 
 5回まで井納を攻略できずにいまいたが、6回に松山の2塁打をきっかけに1死1,3塁から安部と石原の連続適時打で逆転に成功しました。続く7回には安打と2四球で1死満塁とすると堂林の2点適時2塁打で2点を追加しました。
 8回にも菊池が四球で出塁し、盗塁とボークなど無安打で1点を追加して試合を決めました。

 バリントンは走者を出しても素晴らしい投球でDeNA打線に連打を許さず、8回まで5安打1失点に抑え、完投を目指して9回のマウンドに上がりました。2死までは簡単に取ったものの、そこからこの試合初めての連打を浴びて1,3塁のピンチを迎えてしまい、マウンドをミコライオに譲りました。
 ミコライオは代打多村を三振に抑えて試合を締めました。

 これで3連勝となり、借金も1まで減りました。明日は前回登板で精彩を欠いた野村が登板します。野村も今のチームの良い流れに乗って自身の調子を取り戻してほしいですね。そして借金を完済してほしいですね。


 バリントンの好投が光りました。序盤は味方が拙攻を繰り返して得点を挙げられず、悪い流れに傾きかけていましたが、素晴らしい制球でストライク先行の投球により、早いカウントで打者を打ち取って、攻撃へのリズムを作ると共にDeNAへ試合の流れを渡しませんでした。
 8回を終えて94球の省エネ投球だったため、完投を目指して9回も投げましたが、2死後に連打を浴びて降板となりました。最後は少し勝負を焦ったように見えましたね。完投できなかったのは残念だったでしょうね。でも今日のような投球であれば、そのうち完投が見られそうですね。

 打線は堂林が2安打2打点と復調してきました。6回1死2塁でのセーフティーバントは良いところに転がして内野安打として、安部と石原の適時打を呼び込みました。そして7回には勝利を引き寄せる適時2塁打を放ちました。
 堂林の調子のバロメーターとなる右方向への打球が伸びるようになってきたので、打撃の調子が上がってきたのでしょう。堂林が打ち始めれば、凄い打線になると思います。反攻の態勢が整ってきました。これからが楽しみですね。
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今季初の連勝

2013年04月09日 22時04分48秒 | 日記
広島 405 000 000 9
DeNA 010 001 000 2
勝利投手:大竹1勝1敗
敗戦投手:ソト1敗
本塁打:[DeNA]ブランコ6号


 DeNAの先発は昨季まで中日に在籍していた苦手のソトでしたが、打線が初回から攻略しました。1死1,2塁からエルドレッドの適時打で先制し、内野ゴロの間と堂林の2点適時打でいきなり4点を挙げました。
 更に3回には2死無走者から2安打と1四球で満塁として、大竹の遊ゴロ内野安打の間に走者が2人帰って2点を挙げると、菊池と丸にも連続適時長短打が飛び出して、この回5点を挙げてソトをKOしました。

 先発の大竹は1回1死1塁でモーガンを併殺に打ち取りましたが、2回に1死1,3塁から菊池の野選により1点を失いました。しかし、その後の1死1,2塁のピンチは後続を抑えて最少失点で切り抜けました。
 3回以降は丁寧に低めを突く投球で7回2/3まで投げて、6回ブランコに本塁打を浴びたものの、5安打2失点に抑える好投でした。

 序盤で大量得点を挙げたものの、その後はDeNA中継ぎ陣に対して安打が出ず、追加点を挙げられませんでした。8回の1死1,2塁のチャンスではルイスが併殺に倒れてしまうなど、4回以降は散発2安打に抑えられましたが、大竹の後を継いだ河内、9回は戸田が無失点に抑えて、DeNAに快勝し、今季初の連勝となりました。


 打線に勢いが出始めてきました。今日は11安打で9得点と打線が繋がりました。特に序盤3回までの集中打は素晴らしく、苦手のソトを早々にマウンドから引きずり降ろしました。
 1番菊池がが3安打、2番丸が2安打と上位打線が活発です。そして悩めるキーマン堂林も2安打2打点と復調の気配を感じました。ルイスと栗原の調子が上がってこないのは気になりますが、全員が好調になると反対に全員が不調になることもあるので、揃わないのは仕方ないですね。
 それでも、上位がチャンスメイクして中軸以降で得点を挙げ、更に下位が作ったチャンスを上位が返すという攻撃ができていれば、自然と白星は増えてくるはずです。
 これでチームの雰囲気も良くなったと思うので、開幕のつまずきを取り戻したいですね。


 
 大竹は好調DeNA打線から7奪三振を奪う好投でした。天敵ブランコに2安打されましたが、3番モーガン、5番ラミレスを無安打に抑えるなど、連打を許さなかったことが、2失点に抑えることができた最大のポイントでしょう。走者を出しても粘り強い投球をする大竹らしいです。安定感は抜群で頼りになりますね。


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