カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田健の快投に打線も応えて快勝

2013年04月07日 22時05分51秒 | 試合結果
阪神 000 000 010 1
広島 111 012 00X 6
勝利投手:前田健1勝
敗戦投手:岩田2敗
本塁打:[阪神]日高1号
    [広島]堂林1号

 スライド登板した前田健でしたが、立ち上がりから制球が抜群で阪神打線に凡打の山を築かせました。最大のピンチだった4回2死1,3塁では福留を左飛に打ち取り無失点で切り抜けると、その後はピンチらしいピンチも無く7回まで散発2安打無失点に抑えました。

 点の取れない打線は初回から繋がりました。初回は連打で無死1,3塁としてルイスの犠飛で1点を先制し、2回には堂林が今季初本塁打を放ち、3回には2安打と四球で1死満塁として丸の好走塁により野選となり1点を追加しました。
 更に4回には話題に新人藤浪を攻めて、1死1塁からルイスの適時2塁打で追加点を奪いました。6回に菊池と丸の連続適時打により2点を奪って試合を決めました。

 8回に横山が日高に本塁打を浴びて1点を失いましたが、9回は今村が三者凡退に抑えて阪神に快勝しました。


 開幕からここまで適時打欠乏症に苦しんだ打線でしたが、今日は犠飛、本塁打、好走塁に適時打と多彩な方法で得点を挙げて、10安打6点とようやく目覚めました。
 次の打者に繋いで着実に得点を挙げることが、カープ打線の目指す攻撃だと思うので、今日はそれができたことは良かったのではないでしょうか。今日の試合で選手も自信を取り戻してくれると思うので、次戦からは期待できると思います。
 だた喜んでばかりもいられず、結果を振りかえるともう少し得点できたのではないかと思います。3回は1点を挙げた後、1死満塁で梵が併殺に倒れて1点止まり。5回も1点を挙げた後、2四球で2死満塁まで攻めながらも堂林が見逃し三振で追加点を奪えず、7回1死2,3塁では堂林が三振、石原は右飛に倒れて無得点でした。
 点を取れる時にしっかりと取らないと、野球はいつ逆転されるか分かりません。6得点の陰に隠れてしますが、今後の課題として見落としてはいけませんね。


 前田健が最高の投球をしてくれました。昨日は雨天中止だったとはいえ、一昨日に嫌な負け方をしていたので、今日の試合を落とすと、このままズルズルと落ちていきそうな雰囲気でした。それをしっかりと止められるところはさすがですね。
 全く危なげなく、点を取られる気がしないくらい素晴らしい投球でした。右腕に張りが出て7回で降板したのは気になりますが、WBC出場の影響のようなので、これから投げていけば解消されると思います。このエースの好投でチームの雰囲気が良くなることを期待したいですね。
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恵みの雨天中止

2013年04月06日 22時58分45秒 | 日記
 今日の阪神戦は雨天中止となりました。昨日は延長12回を戦い、しかも負けてしまったことから、選手はかなり疲労が残っていると思います。今日の中止で疲れも取れ、悪い流れもリセットできたのではないでしょうか。明日は気持ちを入れ替えて戦えると思います。

 また、今季は既に3試合も延長戦を戦っており、中継ぎ投手陣が開幕からフル回転しています。更に今日は福井が不調で2軍降格となり、戸田が昇格するとのこと。永川勝も負傷により開幕直後に2軍落ちしており、中継ぎ陣が手薄になっています。
 このままでは、中継ぎ陣が疲労で破綻してしまうので、今日の休息は中継ぎ投手にとっては恵みの雨だったと思います。

 明日の先発は前田健がスライドして登板します。今日の中止で悪い流れが途切れたはずなので、明日エースで勝ってチームに勢いを付けて、一気に巻き返したいですね。
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延長12回力尽く

2013年04月05日 23時37分21秒 | 試合結果
阪神 001 000 401 001 7
広島 320 000 001 000 6
勝利投手:久保2勝
敗戦投手:江草1敗
本塁打:[阪神]鳥谷1号、福留1号

 昨日の勝利でチームの雰囲気が変わったかのように序盤から打線が繋がりました。初回に菊池、丸、ルイスの3連続短長打で2点を先制すると、更に梵の犠飛でこの回3点を挙げましました。
 2回にも2四球と敵失、更に丸の適時打3塁打で2点を追加して、序盤で5点をリードしました。
 しかし、3回の1死2,3塁で無得点に終わると、その後は打線が沈黙してしまいました。

 先発の久本は毎回のように走者を背負いながらも粘り強く投げて、6回を5安打1失点に抑える好投で、先発の役割を果たしました。
 しかし、7回から登板した福井が乱調で、3安打に暴投と失策も絡んで2点を失い1死を取っただけで降板となりました。後を横山、河内を繋ぐも、今村が新井良に2点適時2塁打を浴びて同点に追いつかれました。9回にはミコライオが鳥谷にソロ本塁打を浴びて勝ちこされてしまいました。

 絶対絶命の9回2死無走者から連続四球を選ぶと、エルドレッドの適時打で同点に追い付き延長戦に突入しました。
 10回の2死2塁は石原が三振に倒れ、11回は無死2塁で菊池が犠打失敗して得点を挙げられず、試合の流れを失うと、12回に江草が福留に本塁打を打たれてしまい、その裏はエルドレッド、栗原、梵が三者凡退に倒れて、また勝てる試合を落としてしまいました。


 6回までは素晴らしい流れで楽勝ペースの試合でしたが、まさかリリーフ陣が乱れてしまいました。延長ではサヨナラのチャンスがありながらも、ミスで潰してしまいました。
 序盤は良い流れで試合を進めていましたが、5点もリードをしたことで気が緩んだのか中盤以降は、連敗中の雰囲気に逆戻りしてしまいました。9回は意地を見せて追いつきましたが、そこで力尽きてしまいました。
 今日の試合を落としたのは痛いですね。これでまた雰囲気が悪くならないことを願いたいですね。

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ようやく今季初白星

2013年04月04日 22時07分37秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広 島 000 010 00X 1
勝利投手:バリントン1勝1敗
セーブ:ミコライオ1S
敗戦投手:赤川1敗

 低迷するチームの雰囲気を変えるため、栗原が今季初めてスタメン起用されました。しかし、カンフル剤にはならず、今日も打線は貧打に苦しみました。
 初回から毎回のように走者を出すものの、やはりあと1本が出ませんでした。初回は2死1,2塁で栗原が右飛、3回の1死3塁もルイスと栗原が凡退して得点を挙げられませんでした。
 5回に1死1塁からエルドレッドの左前安打に敵失が絡んで、丸が一気に生還して、ようやく先制点を挙げました。

 先発のバリントンは低めへの制球が冴えて、ヤクルト打線に付け入る隙を与えませんでした。最大のピンチだった3回1死3塁も、田中浩と上田を共に内野ゴロに打ち取り無失点で切り抜け、7回を投げて散発4安打無失点に抑え、6奪三振の好投でした。
 
 7回には1死2塁でルイスとエルドレッドを迎えるという追加点のチャンスでしたが、共に左飛に倒れて追加点は成りませんでした。
 この最少得点差を、8回は今村が四球で走者を出すも無失点に抑え、9回をミコライオが2四球ながらも盗塁死にも助けられて無失点に抑えて守り抜きました。

 今季6試合目にしてようやく初白星を挙げることができました。勝ち方はあまり良いとは言えませんが、いまのチームには白星が一番の薬だと思うので、一つ勝てたことで雰囲気も変わると思います。明日からは重圧がなくなり、普段通り戦えるはずです。ここからチーム状態が一気に上がることを期待したいですね。

 今日はバリントンの好投に尽きますね。序盤から打線は拙攻を繰り返し、また試合の流れを手放しそうな雰囲気が漂いましたが、それをバリントンが必死に耐え抜きました。
 最大のピンチだった3回も、丁寧な投球で内野ゴロに打ち取ると、1死3塁のチャンスを逃した直後の4回無死1塁で畠山を併殺打に打ち取り、攻撃の悪い流れをしっかりと断ち切りました。今日の投球を見ると、今季も大車輪の活躍を期待できそうですね。

 打線は栗原が復帰しましたが、大きな変化はありませんでした。5安打ながらも四球が6個もあり、6回以外は毎回走者を出して塁上を賑わしましたが、得点は5回の敵失による1点のみでした。
 起爆剤になると思われた栗原も3度の好機で凡退してしまいました。やはり貧打の呪縛は簡単には解けないということでしょうか。とりあえず、相手に助けられながらも勝てたことで、精神的には楽になったと思うので、明日からの奮起に期待したいですね。
 
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打てず守れず4連敗

2013年04月03日 21時57分08秒 | 試合結果
ヤクルト 030 010 200 6
広島 000 000 200 2
勝利投手:小川1勝
敗戦投手:野村1敗

 野村が今季初登板しましたが、持ち味の制球が甘くなってしまい、2回に3連続短長打で1点を失うと、エルドレッドとルイスの連続失策で更に2点を奪われてしまいました。その後の無死2,3塁は無失点に抑えましたが、5回には四球をきっかけに畠山の犠飛で1点を追加され、5回7安打4失点で降板となりました。
6回は中崎が三者凡退に抑えるも、7回に江草が安打、失策、四球で満塁としてしまい、宮本の適時打などで2点を失って試合が決してしまいました。

 拙攻を繰り返している打線は、新人の小川に対して凡打の山を築いて、5回まで1安打に抑えられて3塁を踏むことさえできませんでした。
 試合の態勢が決まった7回に安打と敵失で得た2死1,2塁のチャンスで代打栗原と代打前田智の連続適時打で2点を返しましたが、反撃もここまででした。
 
 小川に今季の新人初勝利を献上し、苦手投手をまた一人増やしてしまっての4連敗となりました。


 完全にチームが悪循環に陥っています。昨日の試合を落としたことで、更に選手の動きが硬くなり、首脳陣も冷静さを失っているように感じました。
 立ち上がりの小川はストライクが入らず、先頭の菊池にストレートの四球を与えるなど、明らかに緊張していたと思います。こんな時は、得点圏に走者を進めて、小川に更にプレッシャーを与えるべきだと思うのですが、丸とルイスにはエンドランの指示をだして、共に凡打に終わりました。2回も無死1塁で梵にそのまま打たせて凡打となり、小川を立ち直らせてしまいました。

 更に今日は打てないだけでなく、3失策が全て失点に繋がり、ヤクルトの余計な得点を与えてしまいました。これで小川を楽に投げさせて、カープ打線が初顔に弱いことあり、結果として7回途中まで投げさせる結果となりました。

 先発の野村も球の走りが悪く、生命線の制球も良くありませんでした。これもチームの悪い雰囲気が乗り移ってしまったのでしょうか。今のチーム状態では、絶対に先制点を与えられないというプレッシャーが野村にあったのかもしれないですね。
 

  
 開幕から勝てる試合を落とし続けたことで、チーム全体が追い込まれてしまっています。一つ勝てば雰囲気も変わるのでしょうが、今のところ打開策が見当たらないです。
この負のスパイラルは、毎年起こりますね。長年の課題がいきなり出てしまいました。

 こんな時は、チームを引っ張る選手が必要なのではないでしょうか。その役割ができるのは、栗原しかいないと思います。栗原は2打数2安打と打撃の状態も上がってきました。チームの雰囲気を変えるためにもスタメン起用するべきだと思います。明日は栗原のスタメン起用を希望したいですね。
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繋がらない打線にイライラ募る

2013年04月02日 22時02分26秒 | 試合結果
ヤクルト 100 000 004 5
広 島 000 000 003 3
勝利投手:村中1勝
敗戦投手:大竹1敗
セーブ:バーネット3S
本塁打:[広島]廣瀬1号


 月が変わり、地元に戻って悪い流れを断ち切りたいところでしたが、打線の拙攻は一層悪化してしまいました。
 初回からチャンスの連続で、走者が出なかったのは4回のみで、4回と6回以外は毎回得点圏に走者を進めながらも8回まで無得点という、信じられない拙攻を繰り返しました。
 特に8回は1死満塁で代打前田智は浅い中飛、代打松山がニゴロに倒れて無得点だったのは痛かったですね。

 先発の大竹は初回に1死2塁からミレッジに適時打を浴びて1点を先制されましたが、その後は走者を背負っても粘り強い投球でヤクルトに追加点を与えず、7回を6安打6奪三振で1失点に抑える好投でした。
 8回からは福井が登板し、8回は三者凡退に抑えるも、9回に1死満塁から上田に3点適時3塁打を打たれ、更にミレッジにも適時打を浴びて、この回4失点で試合が決まってしまいました。

 その裏に1死1,3塁から廣瀬が3点本塁打を放つも手遅れで、地元開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。


 今日は打線が全てでしょう。ヤクルトを上回る13安打を放ちながら、得点は9回の廣瀬の3点本塁打だけでした。チャンスで尽く凡退してしまいました。
 7回は2死3塁で前の打席まで3安打と当たっている丸でしたが中飛に倒れ、9回に本塁打を放った廣瀬も初回1死2塁で2回1死1,2塁で中飛に倒れた石原もその後は2安打を放っており、マルチ安打を放っている選手でさえも、チャンスで安打が出ませんでした。
 不調選手にチャンスが回ってくるのであれば、打順の組み替えなどで対応できますが、好調な選手も打てないのは、どうすることもできず問題が深いですね。
 開幕から拙攻を繰り返しており、チーム全体にチャンスで力んでしまう雰囲気が広がっているのでしょう。一度壁を破れば改善すると思いますが、そのきっかけが見当たらず、どんどん悪化しているように思えます。
 そろそろ栗原をスタメン起用して、栗原の一打でこの悪循環を断ち切るきっかけにすることが良いと思いますね。

 大竹は本領を存分に発揮した投球でした。初回こそ1点を失いましたが、2回以降は要所をしっかりと締めて、打線が拙攻を繰り返してもずっと我慢しました。あれだけ味方が拙攻を繰り返せば、流れがヤクルトに傾いてしまうところを必死に耐え抜きました。さすが大竹ですね。8回に耐えきれなかった福井にも見習ってもらいたいですね。
 今日は打線が大竹に借りを作ってしまったので、次回登板では大量援護で借りを返してもらわないといけないですね。
 
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