カープな毎日

カープファンのひとりごと。

西武を3タテして貯金は今季最多8

2016年06月16日 22時41分30秒 | 試合結果
西武 000 000 000 0
広島 001 120 02X 6
勝利投手:野村8勝2敗
敗戦投手:バンヘッケン4敗
本塁打:[広島]菊池8号

 昨日の試合で右太もも裏を痛め途中交代したエルドレッドが病院で検査を受け「右大腿二頭筋挫傷」で加療2~3週間と診断されたため、出場選手登録を抹消されました。今後は17日から三軍でリハビリを開始する予定とのことです。
 エルドレッドに代わりルナが1軍に昇格し、今日は4番三塁でスタメン出場しました。

 4番ルナ、5番鈴木、6番新井と打順を組み替えた打線は、2回までバンヘッケンに無安打に抑えられていましたが、3回に安打と犠打で2死2塁とすると、田中、菊池、丸の三連続四球による押し出しで先制点を貰いました。
 続く4回には安打と敵失などで1死3塁として、下水流が適時打を放って1点を追加すると、5回にも四球と犠打で1死2塁とすると、丸とルナの連続適時長短打で2点を奪って、バンヘッケンをKOしました。


 野村は、毎回安打を浴びて、得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。初回は安打と盗塁などにより迎えた2死3塁でメヒアを三ゴロに打ち取り、2回には2安打と四球で2死満塁とされるも、秋山を左飛に打ち取りました。
 3回の1死1,2塁では森と浅村を打ち取ってピンチを脱すると、4回2死1,2塁も金子侑を左飛に打ち取り、5回1死1,2塁も浅村と鬼埼を抑えて、西武打線に得点を与えませんでした。
 野村は6回まで投げて、6安打を浴びながらも無失点に抑える粘りの投球でした。

 打線は、6回に2番手小石を攻めて安打と2四球で1死満塁の追加点機を作りましたが、菊池が遊ゴロ併殺に倒れて無得点に終わると、7回にも無死1,2塁で鈴木が併殺に倒れてしまい追加点を奪えませんでした。
 しかし、8回に2死2塁で中崎から菊池が2点本塁打を放って試合を決めました。

 7回はヘーゲンズが登板して、安打と四球で2死1,2塁とされましたが、浅村を二ゴロに抑えて無失点で凌ぐと、8回は今村が三者凡退に抑えると、9回も続投して1死満塁のピンチを招きながら、森と浅村を抑えて西武打線を零封しました。
 西武を3タテして貯金は今季最多の8となり、野村はリーグ単独トップとなる8勝目挙げました。


 今日は試合開始から雨が降り続き、時より雨脚が強くなり、いつ中止になってもおかしくない状況でした。早く先制点を挙げてリードを守り切ることが求められる試合で、野村は毎回得点圏に走者を背負いながら、集中力を切らさず粘り強い投球で西武打線に得点を与えませんでした。
 最近の野村の安定感は素晴らしく、安心して見ていられます。今ではジョンソンと黒田を凌ぐほどの信頼感がありますね。

 一方の打線は、主砲のエルドレッドを欠きましたが、ルナが復帰初戦で適時打を放って、4番としての役割を果たしました。繋ぎの4番としては機能しませんでしたが、復帰して即結果が出たことで、これから状態も上がっていき、後ろの新井らにつなぐことができれば、エルドレッドの抜けた穴は埋められるはずです。
 

   
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終盤の集中打で西武に勝ち越し

2016年06月15日 21時41分39秒 | 試合結果
西武 001 010 000 2
広島 011 000 40X 6
勝利投手:ジョンソン7勝5敗
敗戦投手:武隈3勝2敗
本塁打:[広島]鈴木7号


 打線は、初回に無死1塁で菊池の一直が併殺となってしまい、好機拡大となりませんでしたが、2回に鈴木がソロ本塁打を放って先制点を挙げました。
 ジョンソンは、初回と2回は無安打1四球無失点に抑えましたが、先制した直後の3回に2安打などで1死1,2塁とされると、金子侑に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。なおも1,2塁のピンチでしたが、メヒアを二ゴロ併殺に打ち取って勝ち越し点は与えませんでした。

 追いつかれた直後の3回裏に2塁打などで1死3塁として、エルドレッドの三ゴロが敵失となって勝ち越し点を貰いましたが、エルドレッドが走塁時に右太もも裏を痛めて松山と交代しました。
 ジョンソンは4回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きながらも、後続を断って無失点で凌ぎましたが、5回に菊池の失策をきっかけに1死2塁とされると、金子侑に適時打を浴びて、再び同点に追いつかれてしまいました。
 7回にも安打と犠打で1死2塁のピンチを招きましたが、代打森と秋山を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、5回に連打で無死1,3塁の絶好の勝ち越し機を作りましたが、新井が三振に倒れるも、丸が盗塁を決めて1死2,3塁としました。しかし松山遊ゴロに打ち取られると、三走菊池が三本間に挟まれてアウトになり、2塁を狙った松山が一二塁間に挟まれる間に、二走丸が本塁を狙うもアウトになってしまい、最大の好機を潰してしまいました。
 6回はバスケスに三者凡退に抑えられて嫌な雰囲気となりましたが、7回に武隈から安打と四球で1死1,2塁として、2死後に新井が適時打を放って1点を勝ち越すと、続く松山の適時3塁打と鈴木の適時打で、更に3点を追加して、この回4得点で試合を決めました。

 8回はジャクソンが三者凡退に抑えると、9回はヘーゲンズが1安打無失点に抑えて、西武に連勝してカード勝ち越しを決めるとともに、交流戦の成績を7勝6敗1分の貯金1としました。またジョンソンがリーグトップタイの7勝目を挙げました。


 序盤は先制して、追いつかれても直ぐに勝ち越すという良い流れでしたが、菊池の失策をきっかけに同点に追いつかれ、直後の攻撃では無死1,3塁の大チャンスを逃してしまい、試合の流れを失ったかと思いました。しかし、7回に新井が適時打を放って悪い流れを吹き飛ばすと、松山と鈴木にも適時打が飛び出して、一気に試合を決めました。
 もちろんジョンソンも7回のピンチで、昨日同点本塁打を放っている森を二ゴロに打ち取るなど、後続を断って無失点で凌いだところも見逃せませんが、ピンチの後のチャンスで、新井がしっかりと適時打を放って試合の流れを引き戻したところは、さすがの一言です。
 
 昨日のコリジョンサヨナラに続き、4番の一打で快勝と、チーム状態が上向いてきたと思います。この流れで交流戦残り4試合を戦ってほしいですね。

 一方で心配なのは右太もも裏を痛めて、途中交代したエルドレッドの状態ですね。状態が分かりませんが、明日精密検査を受けるとのことで、最悪の場合は登録抹消の可能性もありそうです。とりあえず軽傷であることを願うだけですね。
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コリジョンルールでサヨナラ勝ち

2016年06月14日 23時19分22秒 | 試合結果
西武 000 000 101 2
広島 000 101 001 3
勝利投手:中崎1勝3敗13S
敗戦投手:増田3勝3敗11S
本塁打:[西武]メヒア22号、森2号
[広島]エルドレッド16号

 戸田は、1回から3回まで毎回走者を背負いましたが、初回と2回は會澤が盗塁を刺し、3回には犠打を失敗させてピンチの芽を摘み取りました。4回には安打と2四球で2死満塁のピンチを招きましたが、、鬼埼の当たりを新井が好捕して無失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えました。

 打線は、3回まで菊池に1安打1四球に抑えられて7奪三振を喫して2塁さえ踏めませんでした。しかし、4回に安打と盗塁などで2死3塁とすると、鈴木の適時打で先制点を奪いました。5回にも安打と四球で2死1,2塁の得点機を作りながら、丸が中飛に倒れて追加点を奪えませんでしたが、6回にエルドレッドがソロ本塁打を放ってリードを2点に広げました。

 6回まで無失点に抑えていた戸田でしたが、7回にソロ本塁打を浴びて1点を失ってしまいました。8回からはジャクソンが登板して、三者凡退に抑えると、その裏には安打と敬遠などで1死1,2塁の追加点機を作りましたが、小窪が二飛、代打松山が捕ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 9回からは中崎が登板し、先頭の浅村に四球を与えましたが、メヒアを併殺に打ち取って一安心した直後、森に痛恨の本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 それでも、9回裏に増田を攻めて、2死無走者から安打と盗塁、敬遠で2死1,2塁とすると、赤松が中前に安打を放ち、二走菊池が本塁を狙うもアウトと判定されましたが、緒方監督の抗議もあり、ビデオ判定が行われて、10分後にコリジョンルールが適用されて、判定がセーフに覆って、史上初のコリジョンルール適用によるサヨナラ勝ちとなりました。


 タイミング的にはアウトでしたが、本塁への返球が三塁方向にずれたこともあり、捕手の上本が走路を塞いでおり、コリジョンルールが適用されました。もちろん菊池も良く走りましたが、あの場面で中前安打を放った赤松が素晴らしかったです。8回に新井の代走として出場しており、今日は初打席でしたが、監督の期待にしっかりと応えて適時打を放ちました。
 守備固めや代走での出場が多いですが、打撃でもここ一番で結果を出す選手がいるというのは、強いチームの証だと思います。今季のカープは本当に頼もしいですね。

 先週末は逆転負けで楽天に連敗しており、今日は9回2死から中崎が同点に追いつかれるという、悪い流れとなってしました。もし今日も負けていたら、このままズルズルと連敗してしまう可能性も十分あったと思います。
 今日のサヨナラ勝ちで、チーム状態が再び上向いてくれるでしょう。交流戦残り5試合はこの勢いに乗っていきたいですね。
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延長11回痛いサヨナラ負け

2016年06月12日 23時00分38秒 | 試合結果
広島 120 000 000 00 3
楽天 000 003 000 01 4
勝利投手:福山1勝4敗
敗戦投手:中崎3敗13S
本塁打:[広島]田中6号


 打線は、初回に田中が先頭打者本塁打を放って先制点を挙げると、2回には2安打と死球で無死満塁のチャンスを作ると、西川と磯村の内野ゴロの間に2点を挙げてリードを3点に広げました。
 3回も先頭の丸が安打で出塁するも盗塁死で好機拡大できず、以後6回まで戸村にパーフェクトに抑えらて追加点を奪えませんでした。

 中村恭は、初回、2回と安打で走者を背負いました、後続を断って無得点に抑えると、3回から5回までは楽天打線を完璧に抑えました。しかし、6回に先頭吉持に3塁打を浴びると、オコエの内野安打で無死1,3塁とされてしまい、1死後に茂木に犠飛を浴びて1点を失いました。ウィーラー、岡島、内田に3連続短長打を浴びて、2点を失って同点に追いつかれて、2死2,3塁のピンチを残してマウンドをヘーゲンズに譲りました。
 ヘーゲンズは、桝田を三ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。ヘーゲンズは7回も続投して、2死1,3塁のピンチを招きましたが、茂木を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 8回と9回はジャクソンが無安打1四球無失点に抑えましたが、打線は、7回を戸村と金刃に三者凡退に抑えられ、8回は青山から2四球で2死1,2塁のチャンスを貰いましたが、新井が遊ゴロに倒れてしまい、9回はミコライオから1死2塁としながら、下水流と西川が凡退して勝ち越し点を挙げられず、延長戦に突入しました。

 10回に松井裕を攻めて、安打と2四球で1死満塁の大チャンスを作りましたが、新井の当たりと三塁阿部に好捕されて併殺となってしまい得点を奪えず、10回には福山から1死2塁としながら、下水流と西川が凡退してしまいました。
 10回から中崎を投入して三者凡退に抑えると、11回も続投して、2死無走者から四球と安打で1,2塁としてしまい、藤田に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまいました。

 チームは連敗となり交流戦の成績も5勝6敗1分と借金1となりました。
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ヘーゲンズがリリーフ失敗して岡田の初勝利消える

2016年06月11日 23時04分01秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
楽天 000 000 02X 2
勝利投手:金刃1勝
敗戦投手:ヘーゲンズ2勝1敗
セーブ:松井裕3敗12S


 打線は、初回に田中の安打と盗塁で1死2塁とすると、丸の適時打で先制点を挙げました。しかし、2回以降は釜田を攻略できず、2回と3回は三者凡退に抑えられると、4回には連続四球で無死1,2塁のチャンスを貰いながら、松山が併殺、鈴木が中飛に倒れて得点を奪えず、続く5回も1死2塁としながら、會澤と田中が倒れてしまい、更に7回2死2塁は會澤が中飛に打ち取られて追加点を奪えませんでした。

 プロ初勝利を目指す岡田は、初回に先頭の岡島に四球を与えましたが、後続を打ち取ると、2回は三者凡退に抑えました。しかし、3回に連打で無死1,2塁とされましたが、岡島、藤田、茂木の上位打線を抑えて無失点で凌ぐと、4回無死1塁では銀次を三ゴロ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取りました。
 その後も毎回安打を浴びて、6回と7回には走者を得点圏に背負いましたが、後続を打ち取って楽天に得点を与えず、7回を7安打1四球無失点に抑えました。

 追加点がほしい打線は、8回に四球と犠打で1死2塁として、2死後に新井が敬遠で歩いて2死1,3塁のチャンスを作って釜田をマウンドから引きずり下ろしましたが、代打小窪が代わった金刃に中飛に打ち取られて無得点に終わりました。

 8回からはヘーゲンズが登板しましたが、1死から内野安打と四球で1,2塁としてしまい、2死後に代打後藤に適時打を浴びて同点に追いつかれると、続く聖澤にも適時打を浴びて逆転されてしまいました。

 それでも9回に松井裕から四球と敵失で無死1,2塁のチャンスをもらいましたが、西川が犠打を決められず三振に倒れると、會澤が右飛、田中が投ゴロに倒れて得点を奪えず、逆転負けを喫してしまい、またも岡田のプロ初勝利が消えてしまいました。

 
 継投失敗により岡田のプロ初勝利が消えただけでなく、痛恨の逆転負けとなってしまいました。今までなら8回はジャクソンが登板していましたが、最近は不安定な投球だ続いていたので、好調なヘーゲンズを起用するも、この選択が継投ミスとなってしまいました。
 しかし、リードが1点であり失点が許されない場面であったことを考えると、ジャクソンを起用するのは心配になるのは仕方ないと思うので、ヘーゲンズを起用するのはベストな選択だったと思います。
 
 今日は継投ミスよりも、打線が初回の1点しか奪えなかったことが敗因だと思います。4回、5回、7回、8回と得点圏に走者を進めながら得点を奪えず岡田を援護できませんでした。
 そして、9回に無死1,2塁でバントで送ることができず、松井裕を助けてしまったのは痛恨のミスだったと思います。昨日は本塁打攻勢で快勝しましたが、今日は一転してイライラの募る試合となってしまいました。
 4番新井、5番松山、6番鈴木が無安打では得点力も上がりません。明日こそは主軸が打ってくれることを願いたいですね。
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打線の強力援護で黒田5勝目

2016年06月10日 21時37分12秒 | 試合結果
広島 221 001 000 6
楽天 000 000 000 0
勝利投手:黒田5勝3敗
敗戦投手:塩見3勝3敗
本塁打:[広島]菊池7号、田中5号、エルドレッド15号

 打線は、初回に無死1塁から菊池が2点本塁打を放って先制すると、2回は2死2塁から田中が2点本塁打を放ち、3回には2死無走者からエルドレッドが2塁打で出塁し、下水流の適時打で1点を奪って、リードを5点に広げて、黒田を強力に援護しました。

 黒田は、初回に先頭の岡島に四球を与えるも、後続を三者連続三振に斬って上々の立ち上がりでしたが、2回以降は毎回安打を浴びる苦しい投球が続きました。
 2回には2死から四球と安打で1,3塁とされるもオコエを一邪飛に打ち取り無失点で凌ぐと、4回の2死2塁、5回の2死1,2塁も後続を打ち取って得点を与えませんでした。
 
 打線は、4回と5回は三者凡退に終わるも、6回にエルドレッドがソロ本塁打を放って、リードを6点に広げて楽天にダメ押ししました。8回にも安打と盗塁で1死2塁のチャンスを作りましたが、下水流と小窪が倒れて得点を挙げられませんでした。
 
 黒田は、6回に1死から連打で1,2塁とされましたが、代打松井稼を二ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱すると、8回まで投げて9安打を浴びるも無失点に抑えました。
 9回は今村が三者凡退に抑えて連勝とし、交流戦の成績を勝ち越し1とするとともに、黒田に久々の5勝目が付き、日米通算200勝まで残り2勝としました。

 
 打線が序盤から本塁打攻勢などで着実に得点を重ねて黒田を強力に援護しました。この援護のおかげで黒田は走者を出しても粘り強く投げられたのではないでしょうか。
 交流戦はここまで自慢のビッグレッドマシンガン打線が沈黙していましたが、ようやく本領を発揮できたといったところでしょうか。特に不振に陥っていたエルドレッドが本塁打を含む3安打を放ったことで、復調のきっかけを掴んだと思います。
 これからは、打線が投手をしっかりと援護してくれるはずですね。そして、明日も今日のような攻撃をして岡田にプロ初勝利を挙げさせてほしいです。
 


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戸田気迫の投球で今季先発初勝利

2016年06月07日 22時10分35秒 | 試合結果
広島 001 010 010 3
日本ハム 010 000 010 2
勝利投手:戸田3勝1S
敗戦投手:有原5勝3敗
セーブ:中崎2敗12S
本塁打:[広島]田中4号、新井4号


 ローテが再編され、戸田が今季2度目の先発マウンドに上がりました。初回は2死1塁で1塁走者を牽制で刺して3人で抑えましたが、2回に1死1塁からレアードに適時2塁打を浴びて先制点を奪われました。しかし後続の谷口と市川を抑えて最少失点で切り抜けました。
 
 打線は、2回に四球と安打で無死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木、松山、安部が倒れて無得点に終わりましたが、先制された直後の3回に2安打と盗塁で1死1,3塁として、丸が適時2塁打を放って同点に追いつきました。更に2,3塁のチャンスでしたが、新井とエルドレッドが連続三振に倒れて勝ち越しはなりませんでした。

 戸田は、追いついた直後の3回裏に安打と四球などで1死2,3塁とされ、大谷を迎える大ピンチでしたが、大谷と中田を連続三振に斬って無失点で凌ぐと、4回から6回までは三者凡退に抑える好投で日本ハム打線に追加点を与えませんでした。

 打線は、4回に2安打を放つも盗塁死もあり、得点を挙げられませんでしたが、5回に田中がソロ本塁打を放って勝ち越しに成功しました。7回には敵失で無死1塁のチャンスを貰いましたが、會澤が犠打失敗で併殺に倒れてしまい、直後に田中と菊池が連打を放つという悪い流れになりかけましたが、8回に新井が2番手谷元からソロ本塁打を放ってリードを2点に広げました。

 7回からはヘーゲンズが登板して1安打無失点に抑えましたが、8回にジャクソンが四球と盗塁で1死2塁のピンチを招くと、2死後に大谷に適時打を浴びて1点を失ってしまいました。続く中田は三振に斬ってリードを守りました。
 9回は中崎が安部の好守もあり三者凡退に抑えて、逃げ切りに成功して交流戦の成績を5割に戻しました。また、戸田が先発として今季初勝利を挙げました。

 
 戸田が気迫の投球で5回を4安打1失点に抑えました。味方が同点に追いついた直後に3回に1死2,3塁とされ、3番大谷との対戦となりました。ここで適時打を打たれると日本ハムに試合の流れが傾くところでしたが、臆することなくしっかりと腕を振って気迫の籠った投球で大谷を空振り三振に斬りました。それでもまだ4番中田を迎えるという苦しい場面でしが、ここでも大谷と時と同様に力強い投球で中田を見逃し三振に斬って、大ピンチを無失点で切り抜けました。
 これで試合の流れがカープに傾き始めて、5回の田中の勝ち越し本塁打に繋がったと思います。戸田が先発不足の危機を救ってくれそうですね。


 打線では、新井が値千金の本塁打を放ちました。8回にジャクソンが大谷に適時打を浴びて1点を失っただけに、この本塁打が試合の勝敗に大きく効きました。ここぞの場面で打つところは、さすが4番といったところで頼りになりますね。
 新井は出場した前2試合が共に無安打で調子が下降気味だっただけに、この本塁打が調子が上向くきっかけになってほしいですね。

 明日から10日まで出張のため、更新できないと思います。その間にチーム状態がもっと良くなっていることを願いたいですね。
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ソフトバンクに12回サヨナラ勝ち

2016年06月05日 21時46分47秒 | 試合結果
SB 100 000 000 000 1
広島 000 001 000 001 2
勝利投手:ジャクソン1勝3敗
敗戦投手:サファテ3敗18S
本塁打:[広島]菊池6号


 中村恭は、初回に2死から内野安打で走者を背負うと、内川に適時2塁打を浴びて先制点を奪われてしまいましたが、続く松田を遊ゴロに打ち取って最少失点で切り抜けました。
 3回は安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、柳田を二ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱すると、5回には四球と安打などで1死2,3塁の最大ピンチを迎えましたが、今宮を三振に斬って、高田を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、2回に2死から鈴木の3塁打で同点機を作りましたが、安部が二ゴロに倒れて無得点に終わると、5回にも鈴木の2塁打で無死2塁と再び同点機を作りながら、安部、磯村、代打松山が倒れて得点を奪えませんでした。

 6回は今村が2四球を与えながらも無失点で凌ぐと、その裏に菊池がソロ本塁打を放って同点に追いつきました。7回からはヘーゲンズが登板し、2イニングをパーフェクトに抑えると、9回からは中崎を投入し、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点で切り抜けました。
 打線は、8回にスアレスに対して無死1塁としながら、田中が犠打失敗してしまうも、牽制悪送球で1死2塁のチャンスを貰いましたが、菊池と丸が凡退して勝ち越すことができず、9回も2塁打と敬遠で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、代打小窪が左飛に倒れて延長戦に突入しました。

 10回は中崎が続投して無失点に抑えると、その裏に2死から四球と安打に盗塁と敬遠で満塁の大チャンスを作りましたが、エルドレッドが三振に倒れてしまいました。
 11回からはジャクソンが登板し、四球と盗塁に1死2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点で凌ぐと、その裏に安打と暴投などで1死3塁としながら、會澤と野間が倒れてまたも試合を決められませんでした。
 ジャクソンは12回も続投して、1安打無失点に抑えて負けが無くなると、その裏に安打を敵失で1死1,2塁のチャンスを貰い、丸が適時打を放って、熱戦に終止符を打ちました。

 チームは連敗を2で止めて、巨人が敗れたため1日で首位に再浮上しました。またジャクソンが来日初勝利を挙げました。


 パ・リーグの首位を独走する強敵ソフトバンクに対して、一歩も引かない熱戦を繰り広げて、引き分け目前の12回にサヨナラ勝ちを決めました。パ・リーグの2位ロッテと首位ソフトバンクとの6連戦を2勝3敗1分の負け越し1で終えました。交流戦を苦手とするカープにとっては、いきなりの大きな試練でしたが、負け越し1で終えたことは、とりあえず良かったと思います。
 ここで躓くと、交流戦の最後まで引きずってズルズルと落ちていきかねないところだったと思います。特にソフトバンクとの3連戦で岡田と中村恭を起用して1勝1敗1分の5分で終えたことは、チームにとって大きかったはずです。
 このサヨナラ勝ちをきっかけに再び上昇気流に乗っていきたいですね。


 今日は投手陣の踏ん張りがサヨナラ勝ちに繋がりました。中村恭は走者を背負っても粘り強い投球で5回を4安打1失点に抑えると、今村が1イニング、ヘーゲンズ、中崎、ジャクソンが2イニングずつを無失点に抑えて勝ち越しを許しませんでした。
 一方で、打線は武田に7回まで4安打1得点に抑えられましたが、その内3安打が鈴木であり、打線全体に元気がありません。もちろんパ・リーグの好投手との対戦では簡単には打てませんが、それだけではなく、状態が下降気味なのは間違いありません。
 ここまで打線を牽引してきた丸とエルドレッドに元気がありません。丸は今日の2安打で復調のきっかけを掴んでくれるでしょう。あとはエルドレッドが復調してくれれば、ビッグレッドマシンガン打線が復活するはずです。早くきっかけを掴んでほしいですね。
 


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5回降雨コールドで引き分け

2016年06月04日 20時07分22秒 | 試合結果

SB 001 00 1
広島 000 10 1


 岡田は、初回に2死から安打とボークで2塁に走者を背負いましたが、内川を三振に斬って無失点で凌ぐと、2回も1安打無失点に抑えました。しかし、3回に2塁打と四球などで2死1,2塁のピンチを招くと、内川に適時打を浴びて先制を許してしまいました。
 それでも崩れることなく、4回と5回は三者凡退に抑えて追加点を与えませんでした。

 打線は、初回に菊池の安打と盗塁で1死2塁の先制機を作りましたが、丸が三振、松山は二ゴロに倒れて無得点に終わりました。2回と3回は三者凡退に抑えられましたが、4回に四球と安打で無死1,3塁として、松山の二ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつきました。
 
 5回裏の攻撃を終了したところで雨脚が強くなって、15分の中断を挟んでコールドゲームとなり引き分けました。またも岡田は好投しながらも、プロ初白星はなりませんでした。


 試合開始前から雨が降り続く悪コンディションでしたが、岡田は力強い投球で強力ソフトバンク打線を5回4安打1失点に抑えました。初回のピンチでは、内川を三振に斬ったところなど、素晴らしかったと思います。
 打線の援護が無く、白星は挙げられませんでしたが、今日の結果は大きな自信になったと思います。
 1軍再昇格後は、4試合続けて試合を作り、先発としての役割をしっかりと果たしています。打線の援護に恵まれず、なかなか初白星を手にできませんが、今日のような投球を続けていければ、初白星を掴む日は遠くないと思うので、我慢強く投げてほしいです。
 野手陣は次戦こそ奮起して岡田を援護してほしいですね。


 
 また、今日は大きなニュースが発表されました。球団はジョンソンと来季からの3年契約に合意しました。契約金は約1億650万円、年俸は約3億2000万円+出来高で、カープの外国人選手としては歴代最高年俸となります。
 シーズン序盤のこの時期に来季からの複数年契約を結ぶことは、極めて異例のことでビックリしました。ジョンソンは来季のメジャー復帰を目指すと思っていたので、カープに3年間在籍することを選ぶとは思っていませんでした。
 ジョンソンは球団を通して、残留の決め手は広島愛であり、カープファンのことを考えた結果であるというコメントを発表しました。もちろん、球団も最大限の評価をしており、契約条件もかなり良い提示をしていますが、残留の決め手は球団・ファンへの愛着であるというコメントを読んだら、嬉しくなると同時に、ジョンソンに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 ジョンソンの残留が確定したことで、今後3年間は先発ローテの軸は安定します。この間に大瀬良や野村らが、ジョンソンのようなチームを引っ張る存在になってほしいですね。
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黒田3者連続被弾で連敗

2016年06月03日 23時51分00秒 | 試合結果
SB 103 000 110 6
広島 100 000 000 1
勝利投手:東浜4勝
敗戦投手:黒田4勝3敗
本塁打:[ソフトバンク]城所2号、柳田8号、内川8号、松田10号,11号


 黒田は、初回に城所にソロ本塁打を浴びて先制点を奪われましたが、打線がその裏に、安打と2四球で1死満塁とすると、松山の二ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつきました。

 しかし、黒田は、3回に1死から柳田、内川、マツダのクリーンアップに3者連続本塁打を浴びて3点を失ってしまいました。4回と5回は走者を出しながらも後続を断って無失点で凌ぎましたが、7回に2死1塁から柳田に適時2塁打を浴びて追加点を奪われて、この回限りでマウンドを降りました。

 打線は、2回から6回まで東浜に1安打に封じられて2塁さえ踏めず、チャンスさえ作ることができませんでした。7回に土生のプロ初安打をきっかけに2死3塁のチャンスを作り、東浜をマウンドから降ろしました。
 代わったスアレスに代打エルドレッドが三振に抑えられて得点を奪えませんでした。

 8回からは今村が登板しましたが、松田にソロ本塁打を浴びて1点を失って試合は決してしまいました。打線も8回と9回は三者凡退に抑えられて、ソフトバンクに完敗を喫して、交流戦は1勝3敗と苦しい状況となりました。
 首位はキープしていますが、2位巨人に0.5ゲーム差に詰め寄られてしまい、首位陥落の危機を迎えました。首位チームが交流戦で失速していますが、この悪い流れに乗らないようにしないといけません。明日は岡田が救世主となって連敗を止めてほしいですね。

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