カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下7回4安打2失点も打線の援護なく勝敗付かず

2020年09月19日 22時25分35秒 | 試合結果

広島 100 000 010 1
ヤクルト 020 000 000 0
勝利投手:フランスア2勝2敗9S
敗戦投手:石山3勝2敗10S
本塁打:[広島] 堂林13号
    [ヤクルト]坂口 9号

 

 初回に1死後安打で1死1塁として長野が適時2塁打を放って先制点を挙げ、更に2死後連続四球で満塁の追加点機を作りましたが、堂林が遊ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の森下は、2回に四球で1死1塁として坂口に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいましたが、四回は安打と捕逸などで2死3塁のピンチを招くも、エスコバーを三振に斬り、5回には四球と犠打などで2死2塁とされながら、青木を三振に斬るなどヤクルト打線に得点を与えず、7回まで投げて4安打9奪三振2失点の好投でした。

 打線は4回に2安打で2死1,2塁とするも、森下が中飛に倒れると、5回には安打と四球で1死1,2塁とするも鈴木誠と松山が凡退してしまい、6回無死1塁は堂林が併殺、7回も1死後に連打で1死1,2塁としながら、またも鈴木誠と松山が凡退してしまいました。

 8回に1死後堂林が本塁打を放って同点に追いつき、さらに2塁打と四球に暴投で1死1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、大盛が三振、菊池涼が投ゴロに倒れて同点止まりでした。9回の1死1塁では松山が併殺に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 8回は塹江が登板して1安打無失点に抑え、9回はフランスアが三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。

 10回1死後に連打で1死1,3塁の勝ち越し機を作ると、代打野間は三振に倒れるも、大盛が適時内野安打を放って勝ち越しに成功しました。

 10回裏もフランスアが続投して三者凡退に抑えてヤクルトに競り勝ち、延長戦は今季初の白星となりました。

 

 森下は、2回に2点本塁打を浴びて逆転を許しましたが、4回と5回のピンチではともに三振に斬って無失点で凌ぐなど、素晴らしい投球内容でしたが、味方打線が拙攻を繰り返して援護がなく7勝目は成りませんでした。

 打線はヤクルトを大幅に上回る15安打を放ちながら3点と目を覆いたくなるくらいの拙攻でした。初回に1点を先制した後の2死満塁で堂林が凡退したのを皮切りにイライラの募る展開でした。

 その中でも4番鈴木誠と5番松山が2度の得点機でともに凡退しており、クリーンアップが機能しなかったことが痛かったです。

 もし負けていたら、チームの雰囲気が沈んでいたかもしれないので、8回に堂林の本塁打で追いつき、10回は大盛が執念の適時内野安打で勝ち越し点を挙げて、延長戦今季初勝利に導いたのは良かったと思います。

 森下に白星が付かなかったことは残念ですが、次戦こそは打線が奮起してくれることを信じたいですね。

 

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14失点の投壊で3連勝ならず

2020年09月18日 22時26分07秒 | 試合結果

広島  013 000 100 5
ヤクルト 120 053 30X 14
勝利投手:スアレス3勝
敗戦投手:床田1勝6敗
本塁打:[広島]菊池涼8号、正隨1号
    [ヤクルト]西田4号、山田哲9号、村上14号

 

 先発の床田は、初回に2安打と四球でいきなり無死満塁のピンチを背負い、1死後西浦の犠飛で先制を許すも、後続を断って最少失点で凌ぎました。しかし、2回には無死1塁から西田に2点本塁打を打たれて追加点を許しました。

 打線は、2回に安打と暴投で無死3塁として、鈴木誠が安打と暴投で無死3塁のチャンスをもらい、松山の犠飛で同点に追いつくも、再び勝ち越された直後の3回に1死後連続長短打で1死1,3塁として、菊池涼が3点本塁打を放って逆転に成功しました。

 床田は、3回と4回は無失点に抑えましたが、5回に1死1塁から山田に2点本塁打を浴びて逆転を許すと、なおも3塁打で無死3塁とピンチを迎え、西浦に適時打を浴びて1点を失い、更に坂口に安打を打たれ1死1,2塁と再びピンチを迎えたところで降板となりました。

 代わった菊池保は暴投で1死2,3塁とピンチを広げ、エスコバーに2点適時打を打たれて、この回5点を失ってしまい、床田は5回1/3を投げて10安打8失点でした。

 6回は高橋樹がマウンドに上がるも、2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、西浦の2点適時2塁打と坂口の犠飛で3点を失ったところで矢崎に交代し、後続を断って追加点を与えませんでした。

 7回に代打正随がプロ初安打となる初ホームランを放って1点を返し、更に敵失、安打、四球で1死満塁のチャンスを作りましたが、鈴木誠は三振、松山は一邪飛に倒れて1点止まりでした。

 矢崎は7回も続投すると、1死後安打と四球で1,2塁とされ、村上に3点本塁打を浴びて試合が決してしまいました。

 8回は島内が三者凡退に抑えるも、打線も得点を挙げられず、ヤクルトに大敗を喫してチームの連勝は2で止まりました。

 

 床田は、制球が安定せず、いきなり初回に無死満塁のピンチを招き、このピンチは1失点で凌ぎましたが、味方が追いついた直後の2回裏に2点ン本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 それでも打線が奮起して3回に逆転に成功しながら、勝ち投手の権利がかかる5回に山田に2点本塁打を浴びて再び逆転を許すと、止まらなくなり5連打を浴びて降板となってしまいました。山田の2点本塁打は仕方ないとしても、その後の失点は防いでほしかったです。

 この回の5失点によりヤクルト打線が勢い付き、その後に登板した中継ぎ投手も失点を重ねて、16安打14失点の惨状となってしまいました。

 前回登板で粘りの投球で先発として最低限の役割を果たしていたので、首脳陣も今日の登板に期待していたと思いますが、その思いに応えることができませんでした。

 本来なら次のチャンスはありませんが、今は先発投手が不足しているので、もう一度チャンスがあるかもしれません。その試合が背水の陣になると思うので、少しでも良い投球を見せて復調のきっかけを掴んでほしいですね。

 

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雨天中止で3タテ逃す

2020年09月17日 22時14分46秒 | 日記

 今日の中日戦は、天候不良のため早々に中止が決まりました。

 9連戦中ということで、中止は良い休息になりますが、チームは2連勝でカード勝ち越しを決めており、勢いが付きそうな雰囲気だったので、中止は残念でもあります。

 今日は森下が先発予定でしたが、明日のヤクルト戦は、予定通り床田が先発することが発表されており、森下は19日の2戦目に回ることが有力とのことです。

 森下は1度スライド登板しており、その時は本来の投球ではなかったので、今回はスライドせずに再度調整させて第2戦に起用すると思われます。いくら森下が凄いとはいえ新人なので、あまり無理をさせたくないので、この起用は良かったと思います。

 床田も前回登板は復調を感じさせる投球だったので、明日は更に良い投球を見せてチームの連勝を伸ばして、勢いを加速させてくれることを願いたいですね。

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代打長野が打線を勢い付けて連勝

2020年09月16日 22時01分44秒 | 試合結果
 
中日 000 002 000 2

広島 100 302 12X 9
勝利投手:野村5勝1敗
敗戦投手:岡野2勝2敗
本塁打:[広島]松山4号、磯村1号、ピレラ9号

 

 打線は、初回に連打で無死1,3塁として、ピレラの適時打で1点を先制しましたが、続く無死1,2塁の追加点機に鈴木誠が遊飛、松山が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。

 2回と3回は無安打に抑えられるも、4回に無死1塁から松山が2点本塁打を放ち、更に2死後には磯村が本塁打を放ってリードを4点に広げました。

 

 先発の野村は、初回2死後に安打で2死1塁からビシエドに2塁打を打たれるも、大盛からの好返球により2塁走者アルモンテを本塁で刺して無失点で凌ぐと、4回は安打と敬遠で2死1,2塁とするも、加藤を一邪飛に打ち取り、5回には松山と田中広の失策により1死2塁のピンチを迎えましたが、平田を一邪飛、四球を挟んでビシエドを二飛に打ち取って、5回まで毎回走者を背負いながらも無失点に抑えました。

 しかし、6回に連打と犠打で1死2,3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失い、続く代打木下拓に適時打を浴びて2点目を失ったところで、マウンドを菊池保に譲りました。

 代わった菊池保は、大島に安打を打たれて2死1,2塁とされるも、平田を三振に斬って追加点を与えず、野村は5回2/3で8安打2失点でした。

 2点差に追い上げられた直後の6回裏に、1死後連続短長打と四球で1死満塁のチャンスを作り、2死後に代打長野が2点適時打を放ってリードを再び4点に広げると、7回にはピレラが本塁打を放ちました。

 8回にも連打で無死1,2塁から坂倉が適時打を放ち、更に四球で無死満塁として大盛の犠飛でこの回2点を追加して試合を決めました。

 7回はケムナが三者凡退に、8回は島内が無安打1四球無失点に抑えると、9回は矢崎がマウンドに上がり、1死後安打と四球で1,2塁とされるも、代打郡司を併殺に打ち取って無失点で切り抜けて、中日に連勝しました。

 

 野村は5回まで毎回走者を背負う苦しい投球も粘り強く投げて無失点に抑えていましたが、100球が近づいた6回に3安打で2点を失うと、ベンチは早めの継投で菊池保に交代して2失点で止めましたが、試合の流れが中日に傾きかけました。

 直後の6回に1死満塁と追加点のチャンスを作りましたが、代打坂倉が三振に倒れてしまい、無得点に終わる恐れがあった場面で、代打長野が2点適時打を放って待望の追加点を挙げたことで、試合の流れを再び引き寄せ、7回と8回の追加点を導きました。

 もし長野が凡退して無得点に終わっていたら、中継ぎ陣が打たれて逆転されていた可能性があっただけに、長野の適時打は大きな価値ある一打となりました。

 この2試合は投打の歯車がかみ合った良い試合運びができています。ようやくチーム状態が上向いてきたので、この良い流れを続けていってほしいですね。

 

 球団は、大瀬良が「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘切除・滑膜切除」の手術を受けたと発表しました。全治までの期間は公表されていませんが、復帰まで時間を要することから今シーズンの復帰は絶望となりました。

 残りのシーズンをエース抜きで戦うこととなったのは厳しいですが、来季を万全の状態で迎えてもらうために、しっかりとリハビリをしてほしいですね。

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九里が大野雄に投げ勝ってリベンジ果たす

2020年09月15日 22時11分30秒 | 試合結果

中日 000 001 200 3
広島 400 000 02X 6

勝利投手:九里4勝4敗
敗戦投手:大野雄5勝5敗
セーブ:フランスア1勝2敗9S
本塁打:[中日]アルモンテ6号、高橋5号、京田3号
    [広島]鈴木誠18号

 

 打線は、初回に連打で無死1,3塁として、ピレラの適時2塁打で1点を先制すると、続く鈴木誠は3点本塁打を放って、前回対戦で完封された大野雄から4点を先制しました。

 2回から4回までは無安打1四球に封じられて追加点を奪えませんでしたが、2番手藤嶋に代わった5回に連続内野安打と盗塁で無死1,3塁の追加点機を作るも、ピレラが捕邪飛、鈴木誠は三振、松山は三邪飛に倒れて無得点に終わりました。

 

 先発の九里は、初回に三者連続三振に斬る素晴らしい立ち上がりでした。先制した直後の2回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えるも、阿部を併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で切り抜けると、4回にも2四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、高橋を併殺に抑えて無失点で切り抜けました。

 6回2死後にアルモンテに本塁打を浴びて1点を失いましたが、6回を投げて3安打4奪三振3四球1失点の好投でマウンドを降りました。

 

 7回からは中田がマウンドに上がるも、高橋に本塁打を打たれると、1死後には京田にも本塁打を浴びてしまい、2死後に安打を打たれたところでマウンドをケムナに譲りました。

 ケムナは、大島を一ゴロに打ち取ってリードを守り切ると、8回は塹江が2死後に四球で走者を出すも、高橋を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 打線は、6回と7回は三者凡退に抑えられていましたが、8回に1死後2塁打と敬遠で1死1,2塁として、堂林が2点適時2塁打を放って待望の追加点を挙げました。

 9回はフランスアが三者凡退に抑えて、中日に快勝で連敗を3で止めました。

 

 前回の対戦で2安打完封された大野雄に対して、初回に4連打で4点を奪いましたが、2回以降は無安打に抑えられてしまい、5回の無死1,3塁の大チャンスでクリーンアップが凡退して得点を奪えなかったことで試合の流れが変わり、直後の6回に九里が1点を失うと、続く7回には中田が2本塁打を浴びて1点差に追い上げられました。

 重苦しい展開の中、7回途中で中田をリリーフしたケムナが後続をしっかりと抑え、8回を塹江が無失点に抑えたことが8回の追加点に繋がり、連敗脱出に繋がりました。

 5回の攻撃で追加点を挙げていれば、もう少し楽な展開になったと思いますが、初回以降追加点を奪えない展開でも先発の九里が粘り強い投球で中日打線を6回1失点に抑えたことがチームを勝利に導いたと思います。

 2週間前は大野雄と対戦して黒星を喫していたので、今日はリベンジに燃えていたと思います。これで登板3試合連続で好投が続いており、先発のとしての安定感が出てきました。苦しい先発陣にあって九里の好投は明るい材料ですね。

  

 

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乱打戦を競り負けて3連敗

2020年09月13日 21時26分33秒 | 試合結果

広島 300 210 000 6

阪神 203 001 01X 7
勝利投手:スアレス2勝15S
敗戦投手:塹江3勝3敗
本塁打:[広島]鈴木誠17号
    [阪神]陽川3号

 

 初回に安打と四球などで1死1,2塁とすると、鈴木誠が3点本塁打を放って幸先良く先制しましたが、先発の薮田は、直後の1回裏に四球と坂倉の捕逸で1死2塁とされ、糸原に適時打を浴びると、2死後に再び四球で1,2塁としてボーアにも適時打を打たれて2点を失いました。

 3回は無死2塁から糸原に適時打を浴びて同点に追いつかれ、更に四球と犠打で1死2,3塁とピンチを迎えたところでマウンドを降りました。

 後を継いだ高橋樹は、ボーアと糸井に連続適時打を浴びて逆転を許してしまい、先発の薮田は3回1/3で4安打3四球5失点でした。

 打線は、2回に2塁打と犠打で1死3塁としながら、大盛と田中広が凡退して無得点に終わりましたが、逆転された直後の4回に連打と四球で1死満塁の好機を作り藤浪をKOしました。代わった馬場から、大盛が2点適時2塁打を放ち同点に追いつつき、なおも四球で1死満塁の勝ち越し機で、堂林と鈴木誠が倒れて同点止まりでした。

 それでも5回は連打で無死1,3塁として、坂倉の内野ゴロの間に1点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 4回からはケムナがマウンドに上がり、5回に2死1塁から糸井に2塁打を浴びるも、中堅大盛の好返球により1塁走者を本塁で刺して失点を免れましたが、6回は、無死3塁とされ1死後内野ゴロの間に1点を失って同点に追いつかれてしまいました。

 7回は島内が登板して四球に安打と盗塁で無死2,3塁のピンチを招き、1死を取ったところで中田にマウンドを譲りました。中田は、ボーアに1,2塁間へ強烈な打球を打たれるも、菊池涼がダイビングキャッチした後、すぐさま起き上がって3塁へ送球して、飛び出していた3塁走者もアウトにして併殺でピンチを脱しました。

 8回は塹江が登板しましたが、2死後陽川に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。

 打線は、6回以降毎回走者を出しましたが、後続が続かなくて得点を奪えず、阪神に競り負けて同一カード3連敗と喫して、チームは今季最多の借金10となりました。

 

 今日は、先発の駒不足のためブルペンデーとなり、薮田が先発するも、予定の3回まで持たず2回途中でKOされたことで首脳陣が思い描いた継投が崩れたと思いますが、3番手のケムナを引っ張りすぎたように思います。

 同点の4回からケムナが登板して、味方が5回に勝ち越した直後の5回裏に同点のピンチを大盛の好守に助けられて無失点で凌ぎました。この時点で危ない兆候があったと思いますが、6回も続投させて同点に追いつかれてしまいました。

 ここでケムナを3イニング目まで引っ張らずに、島内、中田、菊池保に交代させていれば、同点を防げたかもしれません。もちろん薮田が予定より早く降板したことが影響しているのでしょうが、それは想定しなければいけないと思うので、そのしわ寄せでケムナに無理をさせてはいけないと思います。

 また、ブルペンデーで乗り切るのであれば、ベンチ入りの投手を増やしておく必要もあったと思います。阪神の9人に対してカープは8人なので延長10回までを考えれば、阪神のように9人入れておくべきだったと思います。とはいえ、2軍から昇格させられる投手がいなかった可能性もあるので、仕方なかったのかもしれませんね。

 やはり助っ人のDJ.ジョンソンとスコットが機能していないことがブルペン陣も苦しくしていますね。

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苦手秋山を攻略できず連敗

2020年09月12日 21時22分42秒 | 試合結果

広島 000 000 010 1
阪神 300 000 00X 3
勝利投手:秋山5勝1敗
敗戦投手:遠藤2勝3敗
セーブ :スアレス1勝15S
本塁打:[阪神]大山 18号

 

 先発の遠藤は、初回に安打と死球などで1死1,2塁のピンチを招くと、2死後に大山に3点本塁打を浴びていきなり3点を失ってしまいました。

 3回の無死1塁は大山を併殺に打ち取り、4回は初めて三者凡退に抑えて立ち直りましたが、5回に安打と犠打で1死2塁とされ、2死後サンズへの投球中に足元を気にするそぶりを見せると、澤崎投手コーチとトレーナーがマウンドへ向かい、そのまま続投するも四球を与えて1,3塁となったところで、一度治療を受けましたが、続投は困難と判断されて降板となりました。

 2死1,3塁のピンチは中田が大山を右飛に打ち取って無失点で凌ぎ、遠藤は4回2/3を5安打3失点でマウンドを降りました。

 6回は菊池保が1安打無失点に抑え、7回は島内が安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、糸原とサンズを凡打に打ち取って無失点で切り抜けました。

 

 打線は、秋山に3回2死までパーフェクトに抑えられると、3回に遠藤がチーム初安打を放ちましたが、後続が続かず、その後も7回まで毎回安打を放ちながらも、7回1死1塁で坂倉が併殺に倒れるなど後続が続かず、秋山から得点を奪えませんでした。

 8回に連続四球で無死1,2塁のチャンスを作ると、ピレラが併殺に倒れて2死3塁となり、菊池涼が適時打を放ってようやく1点を返しました。

 直後の8回裏は塹江が登板して、いきなり無死2塁のピンチを招くも、続くボーア、中谷、木浪を打ち取って無失点で凌ぎましたが、打線は9回に、鈴木誠、松山、堂林が凡退して阪神に連敗して借金は再び今季最多タイの9となりました。

 

 遠藤が初回にいきなり3点本塁打を浴びて劣勢に立たされると、今日も打線は淡泊な攻撃を繰り返して秋山を攻略できませんでした。

 昨日と違うのは毎回のように安打が出たことですが、3点を追いかける展開では機動力を活かした攻撃ができず、打線が繋がることを待つことになりますが、テンポの良い投球を続ける秋山から連打を期待するのは難しく、追い込まれる前に積極的に打ちに行った結果が淡泊な攻撃となってしまいました。

 そんな中、田中広はファールで粘るなど粘りを見せて2打数1安打1四球と2度出塁しており、菊池涼の適時打を呼び込み唯一の得点に繋げました。

 田中広の状態も上がってきたようなので、そろそろ1番に戻してもよいのではないかと思います。やはりタナキクの1,2番が一番しっくりくると思います。

 足の違和感により緊急降板した遠藤について、状態は分かりませんが、佐々岡監督によると重症ではないようです。これ以上の離脱はさすがに厳しいので良かったですね。

 

 

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天敵の西勇に4安打完封負け

2020年09月11日 22時20分43秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 101 001 01X 4
勝利投手:西勇6勝3敗
敗戦投手:床田1勝5敗
本塁打:[阪神]サンズ18号、梅野4号

 

 先発の床田は、連打と犠打で2死2,3塁のピンチを招くと、サンズに適時打を浴びて先制を許すも、続く1死1,3塁では大山を併殺に打ち取って追加点は与えませんでした。

 3回には1死後近本に2塁打を打たれると、三盗に坂倉の暴投が絡んで追加点を奪われてしまいましたが、4回は安打と四球で無死1,2塁のピンチを迎えるも、ボーアを併殺に打ち取り、四球を挟んで木浪を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、5回まで投げて5安打3四球2失点とまずまずの復帰登板でした。

 6回は菊池保が登板するも、サンズに本塁打を浴びて1点を失うと、7回は中田が三者凡退に抑えるも、8回に矢崎が梅野に本塁打を浴びて1点を失って試合が決してしまいました。

 打線は、天敵の西勇に4回2死までパーフェクトに抑えられていましたが、長野が2塁打を放って2死2塁のチャンスを作るも、鈴木誠が三振に倒れて無得点に終わり、5回も無死1塁としながら1死後に堂林が併殺、7回無死1塁では長野が併殺、8回1死1塁は再び堂林が併殺と3併殺の拙攻で、西勇に散発4安打完封負けを喫してしまい、チームの連勝は3で止まりました。

 床田は約1か月ぶりの1軍登板でしたが、初回にサンズの適時打で先制点を与えましたが、それ以降は走者を出しても粘り強い投球で坂倉の失策による1失点で踏ん張りました。

 まだまだ不安定な部分はあると思いますが、打たれだしたら止まらない状態からは抜け出し、復調への手応えを感じさせてくれました。次回登板では今日以上の投球をして、復活の白星を期待したいですね。

 一方で打線は天敵の西勇に翻弄されて最後まで攻略の糸口を掴むことさえできない完敗でした。スタメンもようやく状態の上がってきた田中広を外して上本を起用しており、首脳陣は選手の状態よりもデータを気にし過ぎているように感じました。

 また攻撃も単調で安打が出るのを待つだけで、セーフティーバントで揺さぶったり、粘って球数を増やすなどの粘り強い攻撃が全く見られませんでした。西勇を攻略するための策を考えて対策を練らないと、いつまでたってもやられっぱなしになってしまいます。これでは上位浮上は厳しいですね。

 

 昨日試合で、マスク越しにファウルが顔面を直撃して退場した會澤が、出場選手登録を外れました。球団から診断結果は公表されなかったものの、コンディショニング不良で、今後は3軍調整になることが決まりました。代わりに中村奨が1軍に昇格しました。

 石原慶に続き會澤とチームを支える捕手2人が揃って離脱という緊急事態となりました。1軍の捕手は磯村が2軍降格したばかりなので、坂倉が支えていくことになります。坂倉も大変だと思いますが、正捕手を狙うチャンスを思って頑張ってほしいですね。

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森下が7回1失点の好投でチームトップ6勝目

2020年09月10日 22時34分31秒 | 試合結果

ヤクルト 000 001 000 1
広島 000 100 10X 2

勝利投手:森下6勝2敗
敗戦投手:マクガフ3勝1敗
セーブ:フランスア1勝2敗8S
本塁打:[ヤクルト]坂口8号

 

 打線は、初回1死から3連続四球で満塁の先制機を貰いましたが、松山が一ゴロ併殺に倒れて無得点に終わると、2回と3回は1安打無得点に抑えられました。

 しかし、4回に連続長短打で無死1,3塁として長野が適時打を放って先制点を挙げ、更に2死後に死球で満塁と追加点のチャンスを作りましたが、ピレラが三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 プロ初の中5日での先発となった森下は、初回2死後安打と四球で1,2塁のピンチを招きましたが、塩見を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 2回にも安打などで2死2塁とされながら、高橋を三ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、3回から5回まで1安打無失点に抑える好投でしたが、6回に坂口に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいましたが、7回まで投げて5安打7奪三振1失点の素晴らしい投球でした。 

 

 打線は、5回と6回は無安打に抑えらえるも、7回に2塁打などで1死3塁として菊池涼の適時2塁打で1点を勝ち越し、なおも1死2塁のチャンスでしたが、堂林と鈴木誠が凡退して1点止まりでした。

 

 8回はケムナがマウンドに上がり、2死後連続四球で1,2塁のピンチを招きましたが、塩見を三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、9回はフランスアが無安打に抑えてリードを守り切って、5カードぶりの勝ち越しを決めました。

 

 森下は、プロ初の中5日での先発でしたが、その影響を全く感じさせず、力強い直球でヤクルト打線を翻弄して、チームトップの6勝目を挙げました。

 打線は初回の1死満塁の大チャンスを逸して、4回も長野の適時打で先制しながら、その後のチャンスで得点を奪えず、試合の流れを掴み損ねていましたが、森下はそんな悪い流れの中でも3回以降はヤクルトに得点のチャンスさえ与えない素晴らしい投球でした。

 6回に坂口に本塁打を打たれて同点に追いつかれるも、7回は3三振を奪うなど最後まで付け入る隙を与えなかったことで、7回裏の打線の奮起を呼び込み勝ち越しに繋がったと思います。

 森下の投球は内容が素晴らしいことはもちろんのこと、試合の流れも引き寄せる力があり、まるでエースのような風格さえ感じさせます。森下の凄さを改めて感じた試合でしたね。

 

 會澤が、9回表の守備で廣岡のファウルがマスクを直撃して、後方に倒れ込み、動けなくなったため、首を固定して担架で運ばれました。

 状態は分かりませんが、軽傷であることを願いたいですね。

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7点のリードを守れず痛恨の引き分け

2020年09月09日 22時31分12秒 | 試合結果

ヤクルト  030 000 430 0 10
広島  052 012 000 0 10

本塁打:[ヤクルト]山田哲7号、村上12号
    [広島] 鈴木誠16号

 

 先発の野村は、2回に安打と盗塁と四球などで2死1,3塁のピンチを招き、投手の山中に2点適時2塁打を浴び、続く山崎にも適時打を浴びて、この回3点を失いました。

 しかし、直後の2回に連続短長打で無死2,3塁として、1死後に田中広の犠飛で1点を返すと、さらに四球と安打で2死満塁と好機を拡大させ、菊池涼が走者一掃となる3点適時2塁打を放ち、続く堂林も適時打を放って、この回打者9人の攻撃で5点を奪って逆転に成功しました。

 続く3回にも安打と四球で無死1,2塁のチャンスを作り、1死後田中広が2点適時2塁打を放って2点を追加すると、5回にはピレラの3塁打で無死3塁として田中広の犠飛で1点を追加し、6回は1死後に鈴木誠が本塁打を放ち1点を挙げ、さらに2死1塁からピレラの適時3塁打でこの回2点を挙げて、リードを7点に広げました。

 野村は、3回から6回まで毎回安打を浴びながらも後続を断って2塁さえ踏ませない好投でしたが、7回に安打と四球で無死1,2塁として山田哲に3点本塁打を浴びると、続く村上にも本塁打を浴びて4点を失って降板となり、6回0/3を投げて11安打3四球7失点でした。 

 後を継いだ中田はこの回を1安打無失点に抑えるも、8回は塹江が安打などで1死2塁とされ、廣岡に適時打を浴びると、四球で再び1,2塁として村上と塩見に連続適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 9回はフランスアが三者連続三振に斬ると、9回裏に敵失と犠打に敬遠で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、大盛が三振に倒れて延長戦に突入しました。

 10回のフランスが続投して、廣岡、山田哲、村上の上位打線を三者凡退に打ち取って負けが無くなると、打線が10回裏に1死後安打と死球で1死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、代打桒原が三振、會澤が左飛に倒れて引き分けに終わりました。

 

 6回を終えて7点をリードしており、先発の野村も4回以降は粘りの投球で無失点に抑えていたので、大勝ムードが漂っていましたが、7回に野村が2本塁打を浴びて4点を失うと状況が一変してしまいました。

 この回は中田が後続を断ってまだ3点のリードがありましたが、8回に塹江が捕まり3失点で同点に追いつかれてしまいました。

 野村は、前回登板の中日戦でも6回に突如乱れて5失点を喫しており、2試合続けて中盤に大量失点となりました。球数が嵩む中盤に突如制球が甘くなると思われ、できれば早めにリリーフを投入させたいところですが、連戦が続いてリリーフ投手が登板過多になっており、最近はリリーフ投手も失点するケースが増えているので、できる限り先発を引っ張りたいという思惑があって、交代が遅れてしまいます。

 現状では、野村のベストな交代時期を見極めのは難しいと思います。大瀬良とK.ジョンソンが離脱した先発陣の中では、野村が軸にならないといけない立場だと思うので、もうひと踏ん張りして大量失点だけは防ぐ投球を見せてほしいですね。

 

 

 

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