広島 100 000 010 1
ヤクルト 020 000 000 0
勝利投手:フランスア2勝2敗9S
敗戦投手:石山3勝2敗10S
本塁打:[広島] 堂林13号
[ヤクルト]坂口 9号
初回に1死後安打で1死1塁として長野が適時2塁打を放って先制点を挙げ、更に2死後連続四球で満塁の追加点機を作りましたが、堂林が遊ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。
先発の森下は、2回に四球で1死1塁として坂口に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまいましたが、四回は安打と捕逸などで2死3塁のピンチを招くも、エスコバーを三振に斬り、5回には四球と犠打などで2死2塁とされながら、青木を三振に斬るなどヤクルト打線に得点を与えず、7回まで投げて4安打9奪三振2失点の好投でした。
打線は4回に2安打で2死1,2塁とするも、森下が中飛に倒れると、5回には安打と四球で1死1,2塁とするも鈴木誠と松山が凡退してしまい、6回無死1塁は堂林が併殺、7回も1死後に連打で1死1,2塁としながら、またも鈴木誠と松山が凡退してしまいました。
8回に1死後堂林が本塁打を放って同点に追いつき、さらに2塁打と四球に暴投で1死1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、大盛が三振、菊池涼が投ゴロに倒れて同点止まりでした。9回の1死1塁では松山が併殺に倒れて勝ち越すことができませんでした。
8回は塹江が登板して1安打無失点に抑え、9回はフランスアが三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。
10回1死後に連打で1死1,3塁の勝ち越し機を作ると、代打野間は三振に倒れるも、大盛が適時内野安打を放って勝ち越しに成功しました。
10回裏もフランスアが続投して三者凡退に抑えてヤクルトに競り勝ち、延長戦は今季初の白星となりました。
森下は、2回に2点本塁打を浴びて逆転を許しましたが、4回と5回のピンチではともに三振に斬って無失点で凌ぐなど、素晴らしい投球内容でしたが、味方打線が拙攻を繰り返して援護がなく7勝目は成りませんでした。
打線はヤクルトを大幅に上回る15安打を放ちながら3点と目を覆いたくなるくらいの拙攻でした。初回に1点を先制した後の2死満塁で堂林が凡退したのを皮切りにイライラの募る展開でした。
その中でも4番鈴木誠と5番松山が2度の得点機でともに凡退しており、クリーンアップが機能しなかったことが痛かったです。
もし負けていたら、チームの雰囲気が沈んでいたかもしれないので、8回に堂林の本塁打で追いつき、10回は大盛が執念の適時内野安打で勝ち越し点を挙げて、延長戦今季初勝利に導いたのは良かったと思います。
森下に白星が付かなかったことは残念ですが、次戦こそは打線が奮起してくれることを信じたいですね。