カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が6回無失点で連敗止める

2020年09月08日 21時34分30秒 | 試合結果
 
 

ヤクルト 000 000 010 1 

広島 020 200 01X 5

勝利投手:九里3勝4敗

敗戦投手:石川3敗

本塁打:[ヤクルト]中山1号

    [広島]會澤6号

 

 打線は、2回に無死1塁から松山が適時2塁打を放つと、更に1死後安打で1死1,3塁として田中広の適時打でこの回2点を先制しました。

 更に4回には死球と安打に犠打で2死2,3塁とすると、敵失で2点を追加しました。

 先発の九里は、3回に安打と犠打に四球などで2死1,3塁のピンチを招くも、山田哲の当たりを田中広が好守で遊ゴロに抑えて無失点で切り抜けると、4回には安打と2四球で2死満塁とされましたが、石川を三振に斬り、5回にも2四球と堂林の失策で1死満塁のピンチを背負うも、雄平を三振、エスコバーを2ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、6回まで投げて3安打5四球無失点の好投でした。

 7回は島内が1四球無失点に抑えましたが、8回に塹江が1死後代打中山に本塁打を浴びて1点を失いました。

 打線は6回に安打と四球で無死1,2塁としながら、田中広が投ゴロ、代打正随がプロ初打席で併殺に倒れてしまうと、7回には連続四球で1死1,2塁のチャンスを貰うも、鈴木誠と松山が凡退して追加点を奪えませんでした。

 しかし、8回に會澤が本塁打を放ってリードを再び4点に広げると、9回をフランスアが無死1塁で代打廣岡を併殺に打ち取るなど3人で抑えて、チームの連敗を3で止めて、5位に浮上しました。

 

 先発九里が6回3安打無失点と好投して、投壊の悪い流れを断ち切りました。

 九里は先週の登板で142球を投げており、その疲労の影響からか、3回以降は制球が乱れて5四球と苦しみ、毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、要所で踏ん張ってヤクルト打線に得点を与えませんでした。

 前カードのDeNA3連戦では先発が序盤に失点して相手打線を勢い付けてしまい、中継ぎ陣もその勢いを止められなかったので、大量失点に繋がりましたが、今日は九里が無失点に抑えて、打線に良いリズムをもたらしたことで、先制点を挙げて流れを掴むことができました。

 大瀬良とK.ジョンソンのローテの柱2人を失う非常事態でしたが、九里が2試合続けて好投したことは、投壊が続いていたチームとって大きな意味があります。九里の作った良い流れを、明日の先発野村が繋げて、チーム状態を上向けてほしいですね。

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中止で13連戦回避

2020年09月07日 21時42分47秒 | 日記
 今日のDeNA戦は台風10号接近のため昨日の時点で中止が決まっており、13連戦は回避されました。
 先週は1勝4敗1分けと大きく負け越し、本来ならこの中止は悪い流れを断ち切るには絶好のチャンスと捉えられますが、チームはローテの柱である大瀬良とK.ジョンソンを欠き、野手も西川が不在と苦境に立たされており、浮上の兆しは感じられません。

 こんな重苦しい状況の時だからこそ、思い切った選手起用や采配で新しい風を吹かせることでチームの雰囲気を変え、更には来季に向けて選手の成長を促す必要があると思います。

 さしあたって、ローテの頭数が足りない状況となるので、2軍から有望な若手を抜擢してみるもの良いかもしれません。
 野手では正随、桒原が昇格しているので、この機会にチャンスを与えてほしいですね。
 また、ベンチもいろいろな策を実践して失敗と成功を繰り返していくことで、攻撃のバリエーションも増えてくると思うので、この機会に佐々岡流のカープ野球を構築する良いチャンスと捉えてほしいですね。

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投壊止まらず最下位転落

2020年09月06日 21時38分33秒 | 試合結果
DeNA 112 002 200 8
広島 010 220 000 5
勝利投手:京山1勝
敗戦投手:ケムナ1敗
セーブ:三嶋1勝1敗9S
本塁打:[DeNA]宮﨑11号
    [広島]鈴木誠15号、長野4号

 先発の遠藤は、初回に3四球で1死満塁とすると宮崎の中犠飛で先制を許し、2回にも四球と犠打で1死2塁とされて、2死後柴田に適時2塁打を浴びて2点目を失いました。

 打線は、2回に鈴木誠が本塁打を放って1点を返しましたが、直後の3回無死2塁から宮崎に2点本塁打を浴びてしまい、3回を投げて4安打5四球4失点でKOされてしまいました。
 4回は薮田が登板して、2死後に四球と安打に暴投で2死2,3塁のピンチを招きながらも、宮崎を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回裏に無死1塁から松山が適時2塁打を放つと、2死3塁から田中広が適時打を放ってこの回2点を返しました。
 更に5回には死球と犠打で1死2塁として長野の2点本塁打で逆転に成功しました。
 
 しかし、5回から登板したケムナが6回に四球と安打で無死1,3塁とされてソトの犠飛で1点、更に四球で1死1,2塁として宮崎の適時打で逆転を許してしまいました。
 7回は島内が連打と犠打で1死2,3塁とされて、2死後に佐野に2点適時2塁打を浴びて、痛恨の2点を失いました。
 8回は菊池保が四死球とメヒアの失策で2死満塁のピンチを招きましたが、柴田を三振に斬って無失点に抑えると、9回は塹江が2死後連打で1,2塁のピンチを招くも、戸柱を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は6回以降散発2安打に抑えられて2塁さえ踏めず、DeNAに完敗を喫してしまい、チームの借金は今季最多の9となり、最下位ヤクルトが勝ったため最下位に転落しました。


 森下、大瀬良、遠藤の表ローテの3人全員が5回持たず降板するというまさかの展開となり、登板過多になりつつある中継ぎ陣も失点を重ねる悪循環に陥って投壊状態に歯止めが掛からない最悪のチーム状態となりました。
 遠藤は初回から制球が定まらず、無安打で先制を許すと、2回も四球から失点する悪い流れを作ってしまいました。更に鈴木誠の本塁打で追い上げムードを作るも、直後に宮崎に2点本塁打を浴びて水を差してしまいました。
 投壊状態が続いていたためか、それとも天候が崩れる予報だったためなのか、慎重になり過ぎていたように思います。それでも2回に鈴木誠本塁打を放って1点差に追い上げたところで、修正して立ち直ってほしかったですが、立ち直る気配を感じられなかったのは残念でした。
 K.ジョンソンに続き大瀬良も登録抹消となり、先発ローテは厳しい状況となったので、遠藤には今日の反省を次回登板に活かし、しっかりと先発の役割を果たしてローテを守り抜く投球を見せてほしいですね。 

 昨日の試合で3回途中9安打8失点で降板した大瀬良がコンディション不良のため、出場選手登録を抹消されました。今後はリハビリ組の3軍での調整となるとのことで、松原チーフトレーナーによると病院に行く予定とのことでした。
 大瀬良の状態は想像以上に悪かったようで、3軍調整ということは長期離脱の可能性も出てきました。大瀬良の離脱は痛いですが、今のチーム成績を考えると、今季は無理をする必要もなくなったので、じっくりと3軍でリハビリをして万全の状態に戻してほしいですね。
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大瀬良が大炎上で自力優勝の可能性消滅

2020年09月05日 23時14分15秒 | 試合結果
DeNA 201 600 010 10
広島 000 100 000 1
勝利投手:大貫6勝2敗
敗戦投手:大瀬良5勝4敗
本塁打:[DeNA]ソト11号、柴田1号、ソト12号


 先発の大瀬良は、初回に2塁打などで1死3塁とされ、ソトの適時打で先制を許すと、さらに安打で1死1,3塁とされて内野ゴロの間に2点目を失いました。
 2回は三者凡退に抑えたものの、3回2死後ソトに本塁打を浴びると、4回には連続長短打で無死1,3塁のピンチを招き、柴田に3点本塁打を浴びてしまいました。更に2安打で1死1,2塁とされたところで、降板を告げられて降板となりました。
 代わった中田は2死後にソトに2打席連続となる3点本塁打を浴びてしまい、大瀬良は3回1/3を投げて9安打8失点の大炎上でした。
 中田は5回も続投して1死2塁のピンチを招くも後続を断って無失点で凌ぎました。
 
 6回からは高橋樹がマウンドに上がり、2安打で2死1,3塁のピンチを招くも宮崎を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、7回は三者凡退に抑えました。
 8回は矢崎が登板すると、連打などで1死1,3塁のピンチを招き、2死後に7回の守備からプロ初出場していた桒原の失策により1点を失いました。

 打線は、3回に安打と犠打で2死2塁とするもピレラが右飛に倒れてしまいましたが、4回2死後に鈴木誠が2塁打で出塁すると、松山の適時2塁打で1点を返しました。
 7回2死後に代打メヒアが2塁打を放つも田中広が左邪飛に倒れてしまい、9回2死後も連打で1,2塁のチャンスを作りましたが、田中広が中飛に打ち取られて、大貫に無四球完投を許してしまい、チームの借金は今季最多の8となり、自力優勝の可能性が消滅しました。


 昨日の森下に続き、ローテの柱である大瀬良が試合序盤での大量失点により早々にKOされてしまいました。チームの勝ち頭2人が揃って炎上してしまったことは、チームに与えるショックが大きく、今日は打線に粘りが無く、淡泊な攻撃で大貫にあっさりと完投を許してしまいました。
 昨日の粘り強い攻撃で引き分けに持ち込んだ良い流れは霧散してしまい、更に自力優勝の可能性が消滅したことで、明日からの試合でのモチベーションが低下してしまうのではないでしょうか。まだ今シーズンは折り返したばかりなのに、早くも秋風が吹き締めてしまいましたね。

 大瀬良が2試合連続で4回もたず降板となってしまいました。今日の投球も球に力強さが感じられず、本来の球が投げられていないと思います。前回登板でコンディション不良から復帰したものの、まだ状態が万全ではない中で無理をして投げているのかもしれません。
 もしそうであれば、今のチーム成績を考えると、もう無理をする必要がないと思うので、コンディションをしっかりと整えてから戻ってきてほしいです。
 
 
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投手陣12失点も打線が奮起して引き分け

2020年09月04日 23時29分53秒 | 試合結果
DeNA 005 030 130 0 12
広島 000 500 322 0 12
本塁打:[DeNA]ソト10号

 先発の森下は、初回2死後に四球と安打と1,2塁のピンチを招くも、宮崎を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に3連打で無死満塁のピンチを迎えてソトに3点適時2塁打を浴びると、2死後に柴田の打球を菊池涼が好捕しながら松山が捕球できず内野安打と失策で1点を失い、続く嶺井にも適時2塁打を打たれて、この回6安打で5点を失いました。
 森下は、3回の攻撃で打順が回り代打を送られてプロ入り最短の3回で8安打5失点で降板となりました。

 打線は、初回に1死2塁の先制機をつくるも堂林と鈴木誠が凡退して無得点に終わると、3回には長短打で1死1,3塁としながら、菊池涼と堂林が凡退して得点を奪えませんでしたが、4回無死1塁で松山が適時2塁打を放って1点を返すと、続く坂倉の安打で無死1,3塁となり、1死後田中広の併殺崩れの間に1点を挙げ、更に代打大盛の2塁打で2,3塁としてピレラと菊池涼の連続適時長短打で3点を挙げて、この回5得点で同点に追いつきました。

 4回に登板した中田は三者凡退に抑えるも、5回から登板した菊池保がソトに本塁打を浴びて1点を失うと、更に長短打と四球などで2死満塁のピンチを招き、倉本に2点適時打を浴びて3点を失い、マウンドを薮田に譲りました。
 代わった薮田は、梶谷を右飛に打ち取ってピンチを脱すると、6回も続投して2死後に3連続四球で満塁とするも、嶺井を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。
 7回はケムナがマウンドに上がるも、連続短長打で無死2,3るとされ、梶谷の犠飛で1点を失ってしまいました。

 打線は、5回と6回を三者凡退に抑えられましたが、7回に2塁打と四球で1死1,2塁として、松山の適時打で1点を返し、更に四球で1死満塁と長野の2点適時2塁打で1点差に追い上げました。
 しかし、8回に登板した島内が連続短長打と四球で無死満塁の大ピンチを招き、連続三振で2死を取るも、倉本に四球を与えて押し出しで1点を失うと、続く梶谷に2点適時打を浴びてこの回痛恨の3点を失ってしまいました。
 それでも打線は、8回に1死後四球と安打で1死1,3塁として、堂林の適時打で1点を返し、更に四球で1死満塁として松山の犠飛でこの回2点を返して望みを繋ぎました。
 9回はビハインドながらも塹江がマウンドに上がり、四球などで2死3塁のピンチを招くも、柴田を三振に斬って無失点で凌ぐと、9回裏に四球と安打などで2死2,3塁として、菊池涼の2点適時打で同点に追いつき、延長戦に突入しました。
 10回はフランスアが三者凡退に抑えて負けが無くなるも、10回裏に得点を奪えず引き分けに終わりました。


 先発が森下と井納でしたが、両チーム合わせて33安打が飛び交う乱打戦となりました。打線は最大5点差を追いつくなど、投手陣が失点を重ねても粘り強く反撃して食い下がりましたが、投手陣が17安打8四球で12失点と打たれ過ぎました。
 先発森下がプロ入り最短となる3回KOされましたが、2番手中田が三者凡退に抑えて悪い流れを断ち切ったことで打線が4回に一挙5得点で同点に追いつきました。
 しかし、その後に登板した中継ぎ投手が全員ピリッとせず、3番手菊池保が4安打1四球3失点、4番手薮田は失点こそありませんが3連続四球でピンチを招き、5番手ケムナは2安打1失点、6番手島内が3安打2四球3失点と悪い流れを断ち切れず、打線打線の奮起に応えられませんでした。
 それでもビハインドの展開ながら9回に塹江を投入して無失点に抑えたことで9回裏に土壇場で追いつきましたが、勝ち越すことはできませんでした。
 菊地保から島内までの中継ぎ陣の誰か一人でも三者凡退で抑えてくれれば、試合の流れが変わって勝ち越すことができたかもしれません。特にだケムナと島内は無失点に抑えることを期待して送り出しているだけに、今日の投球内容は残念でした。それでも2人にはこれから勝ちパターンでの登板で結果を出してもらわないといけません。
 今日の反省を活かして次回はピシッと抑えてほしいですね。
 
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ジョンソン4回5失点で開幕から7連敗

2020年09月03日 22時21分40秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 203 001 00X 6
勝利投手:福谷3勝2敗
敗戦投手:K.ジョンソン7敗
本塁打:[中日]福田4号


 先発のK.ジョンソンは、初回1死後に四球を与えると、続く福田に2点本塁打を浴びて先制を許しました。2回は三者凡退に抑えるも、3回に投手の福谷に安打を浴びると、更に安打と四球で無死満塁のピンチを招き、福田に適時打、ビシエドと高橋に連続犠飛を打たれて3点を失いました。
 4回を三者凡退に仕留めましたが、5回の攻撃で代打を送られて、4回を4安打2四球5失点でマウンドを降りました。

 5回からは薮田がマウンドに上がると、6回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招き、2者連続三振を奪って2死後敬遠で満塁として、投手の福谷と勝負するも、適時打を浴びて痛恨の1点を失いました。
 7回は菊池保が登板して1死後連続死四球で1死1,2塁のピンチを招くも、田中広の好判断により高橋を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、8回は矢崎が1安打無失点に抑えました。

 打線は、1番中堅大盛、3番坂倉、6番ピレラ、7番安部と大幅に打順を入れ替えるも、福谷に3回まで1安打抑えられ、4回は1死1塁では鈴木誠が併殺に倒れてしまいました。
 5回に安打と四球で2死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めるも、代打會澤が二ゴロに倒れてしまい、6回には安打と敵失で牛1,2塁のチャンスを貰いながら、坂倉、鈴木誠、松山のクリーンアックが抑えられて得点を挙げられませんでした。
 8回も1死連打で1死1,2塁としながら、鈴木誠が三振、松山が中飛に倒れてしまい、9回も2死後に連打で1,3塁とするも、代打磯村が左飛に倒れて零封負けを喫して、中日に完敗しました。

 K.ジョンソンは、立ち上がりは球が高く、初回に四球で走者を出した後に本塁打を浴びる最悪のパターンで失点すると、3回にも投手の安打から死球でピンチを拡大して3点を失って、早々にKOされてしまい、開幕から7連敗となってしまいました。
 前回登板では6回3失点と復調の兆しを見せていたので、期待していましたが、悪い時のK.ジョンソンに逆戻りしてしまいました。バッテリーを組んだのが坂倉だったことも影響したかもしれませんが、それを差し引いても今日のK.ジョンソンは状態が悪すぎでした。
 さすがに我慢の限界かもしれませんが、代わりに投げる投手がいないという現状が今のチーム状態を表していますね。 

 打線は大幅に組み替えて臨みましたが、初回にいきなり先制される悪い流れとなり、今の打線には劣勢の空気を跳ね返す力は無く、得点機でも凡退を繰り返し、相手を上回る9安打を放ちながら無得点と繋がりを欠いてしまいました。
 やはり4番と5番が無安打では得点力は上がらないです。早く鈴木誠の状態が上がってくることを願うしかありませんね。
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楽勝から一転の乱打戦を制する

2020年09月02日 22時01分53秒 | 試合結果
広島 200 400 030 9
中日 000 005 000 5
勝利投手:野村4勝1敗
敗戦投手:小笠原1勝3敗
本塁打:[広島]ピレラ8号、菊池涼7号、會澤5号

 初回にピレラが先頭打者本塁打を放つと、続く菊池涼も本塁打を放って2点を先制すると、4回には連打と四球で無死満塁として會澤が満塁本塁打を放ってリードを6点に広げました。
 
 先発の野村は、3回までパーフェクトに抑えると、4回は安打などで2死2塁とされるもビシエドを二飛に打ち取って無失点で凌ぐと、5回まで2安打無失点に抑えました。
 しかし、6回に安打と2四球で1死満塁のピンチを迎え、ビシエドに2点適時打を浴び、続く高橋に安打を打たれて再び1死満塁となったところで、マウンドをケムナに譲りました。
 ケムナは、2死後京田に死球を与えて1点を与えると、続く代打井領に2点適時2塁打浴びて1点差に追い上げられ、続く遠藤に四球を与えて満塁としてしまいましたが、大島を中飛に打ち取ってピンチを脱し、野村は5回1/3を投げて5安打3四球5失点となりました。

 打線は、5回から7回まで毎回安打を放つも、6回無死1塁で會澤が併殺に倒れるなど、繋がらず追加点を奪えまませんでしたが、8回に安打と四球で無死1,2塁として會澤の適時2塁打と田中広の適時打、更に捕逸でこの回3点を挙げて試合を決めました。
 7回は島内が登板して無安打1四球無失点に抑えると、8回は塹江が1安打無失点、9回はフランスアが三者凡退に抑えてチームの連敗を3で止めました。

 打線は4回までに6点を挙げて、先発の野村は5回まで散発2安打無失点に抑える好投で、5回終了時点では楽勝ムードでしたが、6回に野村がピンチを招くとムードが一転してしまい、リリーフしたケムナも止められず5点を失ってしまいました。
 野村は5回終了時点で66球と球数も少なく理想的な投球でしたが、6回に各打者にファールで粘られて球数が嵩んでしまい、粘り切れず安打と四球で初めてピンチを招くと、勢い付いた中日打線に飲まれてKOされました。
 ケムナも2死目を取るも、追い込みながら京田に痛恨の押し出し死球を与えると、動揺して代打井領にあわや逆転満塁本塁打という適時2塁打を浴びてしまいました。
 このピンチはケムナが踏ん張って何とか1点のリードを守り切るも、完全に中日ペースの雰囲気となった試合でしたが、7回に登板した島内が平田、アルモンテ、ビシエドの上位打線に対して、1死後四球と与えながらも、ビシエドを投ゴロ併殺に打ち取って悪い流れを断ち切り、8回の3得点を呼び込みました。
 島内が踏ん張ったことで屈辱的な逆転負けを回避することができました。島内は安定感が出てきたので、7回を任せられるようになってきたことは心強いですね。
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後半戦初戦は今季初の完封負け

2020年09月01日 21時07分55秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 000 011 03X 5
勝利投手:大野雄5勝3敗
敗戦投手:九里2勝4敗

 先発の九里は、初回に安打と盗塁で2死2塁のピンチを招くも、ビシエドを中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、2回と3回は三者凡退に抑えました。4回にも2死後四球と安打で1,2塁とされるも、阿部を中飛に打ち取って得点を与えませんでした。
 しかし、5回に無死3塁とされ、1死後投ゴロの間に先制を許すと、続く6回にも連打で無死1,3塁のピンチを招き、併殺崩れの間に1点を失いました。
 7回にも安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、木下拓と大野雄を打ち取って無失点で凌ぎましたが、8回2死後に2塁打と四球で1,2塁とされ、高橋と阿部に連続適時短長打を浴びて3点を失ったところでマウンドを降りました。
 代わったケムナが京田を三振に斬ってピンチを脱し、九里は7回2/3で142球を投げて9安打5失点でした。

 打線は、1番ピレラ、3番長野、5番堂林、6番メヒア、8番上本と全員右打者を並べましたが、大野雄を捉えられず3回までパーフェクトに抑えられ、4回には1死後四球で初めて走者を出すも、長野が併殺に倒れてしまいました。
 5回2死後にメヒアが初安打を放つも、続く會澤が三直に倒れると、6回から8回までもパーフェクトに抑えられました。
 9回に代打坂倉が安打を放って無死1塁としましたが、代打松山が三振、ピレラは左飛、菊池涼は遊ゴロに倒れて、大野雄に2安打完封負けを喫して、今季初の無得点でチームは3連敗となりました。

 大野雄対策として右打者を並べたと思われますが、今日のスタメンで状態が良いのは菊池涼と堂林くらいで、打線に迫力を感じられず、成るべくして完封されたという試合でした。
 大野雄が明らかに右打者を苦手にしているのであれば、右打者を並べる策は有効ですが、被打率の左右に大きな差がないので、あまり意味が無いと思います。
 もちろん、堂林の足の状態が万全ではないと思われ、守備の負担か大きい三塁より一塁で起用したかったと思われ、その場合松山は左翼に入ることになり守備に不安がありますが、攻撃力を重視するのであれば仕方ないと思います。
 今日から後半戦で、今季の大きなヤマ場となる13連戦の初戦を今季初の完封負けからスタートとは、何とも前途多難な雰囲気が漂いますね。
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