カープな毎日

カープファンのひとりごと。

新井新監督が就任会見で新井節を炸裂

2022年10月12日 20時42分32秒 | オフシーズン

 新井新監督が、マツダスタジアムで就任会見を行い、「もちろん強いチームというのは当然だけど、見ていてワクワクするチームにしたいなと思います」と所信表明しました。

 チーム作りについては、1年目から目の前の一試合、一試合を精一杯戦いながらも、中期的・長期的なことを考えながら指揮をしていかないといけないとし、若手全員に期待しており、1軍2軍関係なく全員フラットな目で見て行いく考えを示しました。

 そして、若手にはカープの伝統の猛練習を課す考えで、量と質の両方を追いかけて、戦力の底上げを図る考えを披露しました。また、今季の戦いを見て、走塁面での物足りなさを感じていたようで、盗塁に限らずもっと走塁の意識を高めて得点力を挙げる考えも語りました。

 今後については、他のスケジュールがあるため、直ぐにチームに合流できないとのことで、球団と調整しながら、できる限り早く選手達とコミュニケーションを取るとのことでした。

 また、ファンに向けては、マツダスタジアムを真っ赤に染めて選手に力を与えてほしいと語りました。

 最後には背番号について、球団から『背番号何番がいい?』と聞かれたので、黒田の永久欠番である『15番をください』と言ったところ、鈴木球団本部長から、『本人に言ってくれ』と言われたものの、直には怖くて言えないので、まだ決まっていないと語り、新井節を炸裂させて爆笑をさらいました。

 就任会見は、これからのチーム作りの方針をしっかりと示し、カープ伝統の機動力野球の復活を掲げ、選手には厳しい練習によるレベルアップを求めることを伝えると共に、ファンにも選手の後押しを期待しました。

 そして、最後には背番号の話題で笑いを取るところはさすがで、新井さんらしさ全開の就任会見だったと思います。会見を見る限りでは、しっかりとしたビジョンを持っており、厳しさの中に優しさも持ち合わせた良い監督になるように感じました。

 実質的には秋季キャンプから新井色を出すことになると思われ、どんなキャンプになるのか楽しみですね。

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秋季練習始まる

2022年10月10日 20時57分35秒 | 日記

 チームは1週間の休養を終えて、今日からマツダスタジアムで秋季練習が始まりました。新井新監督は、12日に就任会見を行うことから不在でしたが、東出野手総合コーチ、朝山打撃コーチ、高橋投手コーチらが指導する中、若手だけではなく、秋山や菊池涼らのベテランを含む28選手が参加しました。

 来季のコーチについては、新井新監督の意向も踏まえて決めるとのことで、何も決まっていない中、グラウンドでは、投手陣がキャッチボールや守備練習、野手陣はフリー打撃を行い、秋山や菊池涼らのベテラン8選手は室内で体を動かしました。

 コーチも選手も何も分からない状態で、来季に向けてのスタートを切るという異例の秋季練習初日となりましたが、新井新監督になると、練習量が増えて、厳しい秋季キャンプになると思うので、秋季練習でしっかりとコンディションを整えるとともに、練習に付いていける体力を付けて、新井新監督の期待に応えてほしいですね。

 今年の秋季キャンプはどんなキャンプになるのか、今から楽しみですね。

 

〇参加選手

投手:九里、森浦、大瀬良、森下、栗林、ケムナ、矢崎、松本、遠藤

捕手:會澤、坂倉、白濱、磯村

内野手:曽根、上本、田中広、安部、堂林、菊池涼、三好、小園

外野手:長野、秋山、野間、中村健、松山、大盛、西川

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新井氏が新監督に就任

2022年10月07日 21時23分49秒 | オフシーズン

 球団は、球団OBの新井貴浩氏に来季からの監督就任を要請し、本人が受諾したと発表しました。12日に就任会見を行うとのことです。

 球団は、佐々岡前監督の辞任の申し入れを受けて、直ぐに球団OBから人選を進めてきたとのことで、18年オフに現役引退後、コーチ経験はないものの、リーグ3連覇の精神的支柱となった新井氏のリーダーシップを高く評価しており、4年連続Bクラスに沈んだチームの再建を託すことを決めたようです。

 佐々岡前監督の辞任発表後に、次期監督の候補については、情報が出ていましたが、こんなに早く新監督が決まるとは思っていなかったので驚きました。さらに新井監督ということで再び驚きました。

 新井氏も候補に挙がっていましたが、緒方監督や佐々岡前監督の経緯を考えると、内部昇格の可能性が高いと思っていたので、東出コーチが昇格するのが現実的な路線と思っていましが、球団は、チーム再建には大きな変革が必要と判断したのでしょう。

 新井氏は、猛練習によりレギュラーを掴み、球界を代表する打者となったことから、自身の経験を活かした若手育成への期待が高く、さらにリーグ3連覇時にはチームをひとつにまとめ上げて精神的支柱となったリーダーシップ、どの選手からも慕われる厚い人望もあり、チーム再建を託すには最適な監督と判断したようです。

 引退後は、野球解説者として活動していましたが、現場でのコーチ経験が無い点は、気がかりですが、球団は、菊池涼や會澤らのベテランと一緒にプレーしていたことから、監督という感じではなく、仲間のリーダーという感覚でやってほしいと、心配はしていないようです。

 統率力、人望、コミュニケーション力、人気は新監督としての資質はあると思いますが、現場経験がないことから、試合の流れを読む判断力には不安を感じます。また、野手出身のため佐々岡前監督も苦心した起用法を含めた投手陣の再整備も大きな課題になりそうです。

 この不安な部分については、これから始まるコーチ人事で補うしかありません。ぜひ新井新監督の人望で良いコーチを招聘してほしいですね。

 新井新監督へのファンの期待が高くなり過ぎないか心配ですが、まずは投打の再整備を進めて、またリーグ連覇できるチームを作ってほしいです。そして、今度こそ悲願の日本一を掴み取ってほしいですね。

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フェニックス・リーグ参加メンバー発表

2022年10月06日 20時48分47秒 | 日記

 球団は、10日から31日の間に行われるみやざきフェニックス・リーグへの参加選手を発表しました。フェニックス・リーグは若手主体ですが、島内、コルニエルなど1軍での実績がある選手も含まており、潜在能力がありながらも、あと一歩殻を破り切れず、1軍に定着できてない選手が多数含まれています。

 フェニックス・リーグで実戦経験を積むことでレベルアップして、来季は1軍の戦力となってほしいという球団の思いを感じるメンバーになっています。

 参加する選手たちは、ここでレベルアップして、秋季キャンプでその成果を見せてほしいですね。 

 

投手:大道、森、高橋昂、島内、アドゥワ、藤井、玉村、コルニエル、行木、坂田、新家、中村来

捕手:中村奨、石原、髙木、持丸

内野手:林、韮澤、矢野、二俣、前川

外野手:宇草、正隨、末包、田村、木下

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戸田、高橋樹、中神が戦力外通告

2022年10月04日 21時15分36秒 | オフシーズン

 球団は、育成の戸田、高橋樹、中神の3選手に来季の契約を結ばないことを通告しました。

 戸田は、20年にトミー・ジョン手術を受け育成契約から復帰を目指しましたが、支配下契約復帰はなりませんでした。16年にはプロ初完封を飾るなど自己最多タイの4勝をマークしながら、シーズン中のケガにより離脱してしまい、その後は思うような成績が残せませんでした。

 ケガさえなければ、先発左腕としてローテを任せられると思っていただけに残念であり、惜しい選手でした。

 高橋樹は昨季、自己最多27試合に登板して防御率1.37の好成績を残しましたが、今季は左肘痛と右膝痛の影響もあり、1軍どころか2軍でも実戦登板がありませんでした。まだ、左肘の故障が完治していないとのことで、復帰が厳しいと判断されたと思われます。

 中継ぎに不安があるので、実績のある中継ぎ左腕として期待が大きかったので、戦力外は残念でした。

 中神は今季2軍で自己最高の打率.275、1本塁打、5打点の成績を残しましたが、1軍初昇格はならず、戦力外となりました。成績が良かったにも関わらず、戦力外というのはもったいないと思いますが、これ以上の伸びしろがないと判断されたのかもしれませんね。

 球団は、球団OBのフェルナンデス氏がフェニックスリーグ期間中の9日~19日に臨時投手コーチとして、チームに合流すると発表しました。

 フェルナンデス氏は07年にカープに在籍し、ナックルボーラーとして活躍したことから、その手腕を買われて、同じくナックルボーラーである育成の坂田の指導を行うようです。

 育成投手に専属コーチをつけるというのは異例のことですが、それだけ坂田に期待しているということですね。この指導を活かして、来季は支配下契約を勝ち取ってほしいですね。

 野球日本代表・侍ジャパンの栗山監督は、11月に開催される侍ジャパンシリーズ2022の出場選手を発表し、カープからは、森下、森浦、西川の3選手が選出されました。

 森下は昨年の東京五輪に続く選出で、森浦は初選出、西川は18年の強化試合以来となる選出となりました。

 カープを代表して出場するので、しっかりと活躍してほしいですね。そして、来年のWBCでも侍ジャパン入りしてほしいですね。

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佐々岡監督が辞任会見

2022年10月03日 22時50分22秒 | 日記

 今季限りでの退任を表明していた佐々岡監督が、マツダスタジアムで会見を行い、退任理由や決断時期などを明かしました。

 辞任を決めたのは、ヤクルトが優勝を決めた日とのことで、翌日には球団に辞任を申し入れていました。まだチームはCS進出の可能性が十分に残っていた時期であり、思った以上に早い決断でした。

 もしチームがCSに進出できていれば、球団は来季も続投を要請する可能性があったと思われますが、佐々岡監督は今季が始まる時から、優勝を逃した時には責任を取って辞任する決意をしていたのですね。

 佐々岡監督が指揮を執った3年間は、コロナ禍のシーズンとなり、開幕が遅れて変則日程となったり、無観客での試合もあり、さらには主力が新型コロナに感染して大量離脱による戦力ダウンもあるなど、苦しい戦いを強いられて、監督としてチームを率いて思い通り采配を振るうことが難しかったと思います。

 その苦しい状況でも、コロナ禍を成績不振の理由にすることなく、自身の力不足として言い訳をしない姿は素晴らしいと思いました。

 指揮を執ったこの3年間は1度もAクラスに入ることができず、悔しい思いをされたと思います。またコロナ禍で思うようにチームをまとめることができず、本当に大変な3年間だったと思います。

 これからはOBとしてカープを支えてください。3年間お疲れ様でした。

 

 

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最終戦は零封負けの4連敗で今季終了

2022年10月02日 21時16分08秒 | 試合結果

中日 000 002 001 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:柳9勝11敗
敗戦投手:森浦3勝6敗
セーブ:R.マルティネス4勝3敗39S

 試合前に佐々岡監督の辞任が報道された試合は、来季のローテ入りが期待される森が先発し、3回は野間の好守による併殺もあって、2安打を浴びながらも無失点に抑えると、5回に2安打で2死1,2塁のピンチを迎えるも、岡林を左飛に打ち取って、5回を6安打無失点に抑える好投でした。

 6回は森浦が登板して、安打と犠打で1死2塁のピンチを招くと、ビシエドに適時2塁打を打たれたところでマウンドを松本に譲りました。

 代わった松本は、高橋周に適時打を浴びて1点を失うも後続を断ち、この回2失点となりました。

 7回からはコルニエルが登板して、2安打と犠打で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、石原が二盗を刺し、敬遠後に柳を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、8回も続投して三者凡退に抑えました。

 9回は藤井がマウンドに上がり、2塁打と犠打で1死3塁のピンチを招き、溝脇の適時打で1点を奪われて試合が決しました。

 打線は、2番坂倉、5番小園、7番矢野、8番石原を起用しました。3回に安打と犠打で1死2塁とするも、野間が左飛、坂倉は捕邪飛に倒れてプロ初先発の根尾から得点を奪えませんでした。

 4回からは柳に代わり、6回に安打で無死1塁とするも、坂倉が併殺に倒れてしまい、8回も四球で無死1塁としながら、石原が併殺に倒れて好機拡大できず、9回は三者凡退に抑えられて、4回以降は2塁さえ踏めませんでした。今季最終戦は3安打零封負けで、チームは4連敗となり、66勝74敗3分の5位でシーズンを終えました。

 また、試合後に球団は、正式に佐々岡監督と河田ヘッド兼外野守備走塁コーチが今季限りで退団することを発表しました。

 

 今季最終戦は、投打ともあまり見どころの無い試合で、寂しい終わり方になってしまいました。唯一の収穫は新人の森が5回無失点に抑えて、来季のローテ入りに期待を持たせたことくらいでした。

 若手を起用した打線は、根尾、柳らの継投の前に散発3安打に抑えられて、得点圏に走者を進めたのは1度だけと全く良いところがありませんでした。

 柳らの主戦級投手だけでなく、根尾に対しても凡打を繰り返すだけで、攻略に向けた工夫が見られない単調な攻撃は、シーズン通しても課題でしたが、最後まで改善が見られず残念でした。

 投手陣では、先発の森が好投したものの、2番手森浦が10試合連続登板のセ・リーグタイ記録を達成しながら、決勝点を奪われて敗戦投手となってしまい、藤井も9回に1点を失い、最後まで締まらず、最後まで中継ぎ投手の不安定さを露呈してしまいました。

 来季は、誰が監督になり、どのような野球を目指すのか分かりませんが、今季はカープらしい野球を見せてほしいですね。

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