NIWA Hiroko, 7th place of 2022 IFBB Fitness Women's World Championships (Artistic Fitness -163cm)
今日最後にご紹介するのは、アーティスティックフィットネス163cm以下級で7位だった、丹羽裕子選手です。
今年のオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスのフィットネスで、見事優勝してこの世界フィットネス選手権に臨みました。
1954年生まれの68歳の女性が世界選手権に出場したというだけでもすごいことなのに、さらにルーティンラウンドでこれだけのパフォーマンスを見せてくれたのですから、もう何も言えませんね。
前にも書きましたが、丹羽選手の次に年長の選手でも1994年生まれで40年差、最も若い選手は2006年生まれなので実に52年差となります(爆)。
それほど若い選手たちと同じ土俵で戦ったなんて、あなた信じられますか(原爆)。
今大会では、フィットネスは「アクロバティック」と「アーティスティック」の2つのカテゴリーに分かれ、さらに身長163cmを境にそれぞれ2クラスに分かれていました。
ルーティンを見た限りでは、両者の違いはあるようなないような感じではあったのですが、両者の違いはビキニラウンドの方にありました。
アクロバティックの方ではオールジャパンでもやっているようなスタイルで行われていたのですが、アーティスティックの方ではなんとビキニフィットネスと同じスタイルで行われていたのです。
このことが韓国に来てから判明したので、当日(20日)の朝に丹羽選手は急遽その練習をしていたのでした。
それが最初の2枚の写真です。
続く9枚がルーティンラウンド(第1ラウンド)で、最後の4枚がビキニラウンド(第2ラウンド)です。
フィットネス競技は、初日に準決勝が行われて上位6人が2日目(21日)の決勝に進む形になっていましたが、丹羽選手は予選7位で惜しくも決勝に進むことができませんでした。
それでもご本人は、「今の自分の出せる力はすべて出せた」とおっしゃっています。
私も、丹羽選手のパフォーマンスを世界に知らしめることができて、よかったと思います。
次回は、女子フィジークに出場した4人の選手をご紹介したいと思います。