『子供の貧困過去最高』しんぶん赤旗24日付け「とくほう・特報」を読んで、子供の貧困率がOECD加盟25ヵ国中ワースト9だと知りました。
いま子供の6人に1人が貧困に陥っているそうです。7月の厚労省の発表では過去最高の16.3%で、「1人親家庭」では貧困率が54.6%だそうです。
その内容は『夜遅くまで働くお母さんの帰りをコンビニでパンを買って待ち続ける少年。』『親にお金の心配をかけまいと、希望の部活や修学旅行を諦める中学生』『一日のうち、まともな食事は給食だけ・・・』と言う状況だそうです。
やっと生活保護を支給されるようになっても保護費の連続引き下げで年々生活は悪化するばかり。
いまの世の中、保護を受けていない家庭でも何時、どのような事で貧困生活に陥るか解りません。貧困に陥らないという保障は何処にも無いのです。
少子化対策や「女性が輝く世の中を」などとの掛け声だけじゃ無く、子供を産み育てる親・子供が真に大切にされる世の中に変える必要があるのでは無いでしょうか。
それには、貧困生活に陥る前に派遣や有期雇用など不安定で先の見えない低賃金政策をやめ、最低生活である生活保護の切り下げをやめることだと思います。
いま緊急に必要なのは、お金が無いお金が無いと消費税を上げるのでは無く大企業が働く者から搾り取った内部留保金の放出をすることではないでしょうか。と私は思います。
写真はお肉屋さん。 記事とは関係ありません。