「しんぶん赤旗」の報道によると26日、安倍首相は衆議院解散後、初めての演説を盛岡市内で行ったそうです。
その中で、被災地復興の遅れに住民の不満が強いことには「ほおかむり」して、大半が未完成で設計段階に入っている状況を「90%近くが着工しています」と。
求人倍率の増加などの数字を上げ「この成果を加速させていくためにも、この流れを止めてはいけない」とアベノミクスの成果を強調したそうです。
が、消費税を8%に引き上げ、円安を誘導し、インフレターゲットと言って物価を2%引き上げ、この不景気を引き起こしたことへは「まだまだ、景気回復が実感できないと思っている人がたくさんいることは十分承知している」「賃金が本当に上がっていかないと、その実感ができない」などと、景気が悪いのを認めつつ、その原因が何処に有るのかについては何にも言及しませんでした。
そして、「今度の選挙はアベノミクスの評価をどう見るかを判断する選挙」と国会での過半数獲得に意欲を示したそうです。
こんな思い上がりで国民の暮らしの状況には目もくれず、いまだに暴走しようとする、安倍自民党とそれを補完する公明党にアッパーカットをくらわせましょう。
写真は黒豚。 記事とは関係ありません。