沖縄県東村高江にある、米軍ヘリ着陸帯(ヘリパッド)建設反対の座り込みテントが何者かによって撤去されてしまいました。
この着陸帯はオスプレイの訓練専用のいわば飛行場です。20日午前7時半にテントと共に椅子などを撤去されていることを発見しました。同9時に訓練場の米兵がゲート前(ここにテントを設置していた)に顔を出し、(撤去をめぐって)言い争いになりましたが、警察が来たものの『日米地位協定にかかわるので、盗難届も出せまい』と言いました。
撤去されたのは、座り込み体制がない夜間の監視の目がなくなった時間帯でした。
テントは米軍への提供区域外に設置されていましたが、仮に米軍が撤去した場合は日米地位協定第3条は「両政府間の協議を条件」となっており、日本政府が同意していた可能性があります。
いずれにしろ、辺野古新基地建設とセットで米軍と日本政府が沖縄県民の民意を無視しての行為です。
辺野古の米軍新基地建設反対・東村高江へのヘリパット建設反対の包囲網を強くし、建設を中止させましょう。
日米安保条約廃棄!米軍は本国へ帰れ!