今日は、憲法記念日です。 私に本棚から「読んでくれよ!」とばかりに滑り落ちていた 元日本兵が語る『大東亜戦争』の真相(「しんぶん赤旗」社会部取材班)を読み始めました。
この本は、2005年8月から12月の間に、大東亜戦争に参加させられた25人の生存者からの生々しい証言を収録したものです。
証言の内容は、南京大虐殺、従軍慰安婦、731関連部隊での生体実験、等々日本政府が『大東亜戦争』の名で行った侵略戦争の実態を語ったものです。 ぜひ購読されるようお勧めします。
いま、憲法改悪を声高に叫び、「戦争立法」(安保法制)を成立させ自衛隊をアメリカの戦争に参加させ、殺し殺される国にしようと躍起になっている安倍政権。70年前の戦争に仕方とは大きく違うとは思いますが、その精神は変わらないと思います。
慰安婦について、「高級将校のメイドとして雇うと言われ・・」「レストランの給仕にしてやる。高い給料を・・・」などと騙されて・・・。
女性たちは、月に一度性病の検査を追うける日以外は休みはありません。1日に10数人の相手を・・・などと証言しています。
私の兄もミヤンマーで戦死という事になっていますが、遺骨どころか帰ってきたのは小さな缶に入った小さな石ころだけでした。きっとミヤンマーのどこかで飢え死にしていたのでしょう。
どんなことが有っても、戦争はしてはいけません。戦争で得られるのは悲惨で悲しい負の遺産だけです。『戦争立法』反対の声を!