派遣社員の救急箱 と VRゲーム

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派遣社員の私の給料だいじょうぶ?

2007年02月09日 | 派遣社員の私の給料だいじょうぶ?

『 派遣社員の私のお給料はちゃんと指定日に貰えるのか? 』

12月中旬より現在の就業先に長期で3ヶ月ごとの更新ということでお世話になり始めました。
仕事のボリュームも多く派遣社員としては責任も多い仕事でストレスも並ではありません
でしたが、それなりに充実していました。

しかし、家庭の事情が変わり3月末で切れる契約の更新が出来なくなりました。

この事を派遣会社を通じ就業先責任者に伝えると、予算の関係で3月は後任者を採用できないので4月中旬位までは居てほしいと言われました。

本当は3月末ですっぱりやめてしまいたいのですが、それも業務上無理そうなので、折衷案として数日であれば4月に食い込んでも良いと言うことで話を進めていました。

しかし、これも又予算の関係らしいのですが、3月分の残業代支払いを派遣会社との間で4月に精算することになっているらしく、今度は4月末まで働いてもらわないと困ると言われました。

また、周りからも色々なことを言われ追い詰められつつも激務を続けていました。

しかし、こんなことの繰り返しで精神的におかしくなってしまったのか不眠、食欲低下、頭痛、更には一日中泣いてばかりという症状に陥ってしまいました。

これから心療内科へ行こうと思っていますが、この先続ける事によって自分を潰してしまう
のはばかばかしいと思うので契約の途中ではありますが、病院からの診断書を提出して
体調不良を理由に辞めようかと思っています。

しかしがんばって働いた3月分のお給料がでないのではないかと、正直不安でもあります。

このようなケースの場合、3月分の給料は支払われるのでしょうか?

アドバイス、並びにご回答をお願い致します。

宜しくお願い致します。

『 海馬の回答 』

ご相談ありがとうございます。
早速回答しますね。

あなたのケースの場合、たとえ契約途中で辞めたとしても、絶対に働いた分のお給料(残業代含め)は出ますので安心してください。

それから派遣会社と派遣先との間で支払いの清算がどうのこうのと言っていますが、そんなことはあなたには関係ないことなので気にする必要はありませんよ。

あくまでも派遣会社は、最初に決めた派遣社員へのお給料日に支払いの義務があります。


早く体調直してくださいね。

結果のご連絡おまちしていますね。

『 ご相談者からの返信 』

早速のお返事ありがとうございました。

お給料の件、安心しました。

それを受けて、決心しました。明日一日だけ出勤し色々なことを整理し、火曜日に派遣担当者に辞めることを伝えようと思います。

担当者からどういう反応が戻ってくるかは大体想像がつきますが、このまま契約をまっとうすることに一生懸命になれば、きっと暫く社会復帰が出来ない位重傷になってしまうと思うので・・・思い切って退職します。

でも、こういうケースって世の中に多いんですかね?

今はまだ色々考えてしまい気が重いですが、早く忘れられれば良いと思っています。

では又結果が分かり次第、ご連絡します。

取り急ぎお礼まで。

『 海馬の回答 』

このような結果になってしまったのは、あなたの気持ちや家庭の都合よりも派遣先の予算の都合や、残業代の支払い日の都合などをまず優先した派遣会社に問題がありますね。

あなたのようなケースは世の中には多々あることです。

とにかく健康が第一と私は考えます。

『 海馬から一言 』

上記ご相談者は、働いた分のお給料は全額もらって、自分の希望の終了日に退職なさったとのことです。

派遣で働く場合は、契約期間をまっとうする義務がありますし、契約途中で辞める場合は、1ヶ月程度前には退職願いを申告することを義務づけている派遣会社が多いです。

これはお互いにとってごく当たり前のことです。

問題は、派遣社員側が、病気等によって1ヶ月程度前に派遣会社に申告できない場合もあるということです。

こういうケースは、正社員であっても起こり得ることですから、労働者側の健康を優先し、派遣会社は派遣先企業と相談することが必要です。

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紹介予定派遣は半年間のお見合い!?

2007年02月09日 | 紹介予定派遣は半年間のお見合い!?

今、「紹介予定派遣」が増えてきています。

各派遣会社の紹介予定派遣の件数は、前年対比39.5%も増加しています。

将来、正社員を希望する方にはオススメの制度です。

派遣だけでなく、正社員になるにも派遣会社をうまく利用することができるでしょう。

そんな新聞記事を紹介いたします。

【NEWS】紹介予定派遣制度 半年間のお見合い

「最長半年間のお見合いで正社員になるんです」

 4月下旬。東京都渋谷区の人材派遣会社「テンプスタッフ」本社の会議室。「紹介予定派遣制度」に興味を持った女性たちが集まったセミナーで、スタッフはこう話した。

 聞き慣れない「紹介予定派遣制度」こそ、今、話題になっている新しい雇用形態なのだ。

 制度の誕生は2000年。派遣社員として最長半年間働いている間に、正社員になるかどうかを見極める。一方、企業側も適性などをみながら派遣期間終了後に採用の可否を決定する。その際、派遣社員、企業のいずれからも断ることができる。

 「自分に合う仕事かどうかを知るために入社する前に働くことができて、いろいろ試したうえで判断できたので良かった」 実際に制度を利用して、正社員になった女性はこう話した。

 2000年の制度開始当初は、不安視する向きもあった。

 「認知度が高まるまでには相当な時間がかかるとみていました」
 テンプスタッフ広報室長の中俣(なかまた)貴代子さんは、こう振り返る。

 状況が一変したのは、04年3月の制度改正だった。

 当初は、派遣サービスの延長という考えから事前の履歴書の送付や面接は禁止されていた。ところが、改正後は面接などが可能になり、採用内定も「派遣期間終了後」から「期間中もOK」に。これで、採用側も制度を利用しやすくなった。

 「お見合い」は今、うなぎのぼりに増えている。

■雇用のミスマッチ防ぐ一里塚に

 2000年にスタートし、04年に改正された「紹介予定派遣制度」。改正で、事前に面接できるといった企業側のメリットが多くなったことで、利用者がぐんと増えている。

 3202人、 前年同期比39・5%増

 これは、全国の主要派遣会社108社のデータを集計している日本人材派遣会が今月9日に発表した、今年1-3月の紹介予定派遣制度を利用した月平均の実稼働者のデータである。

 昨年10-12月期の月平均も、前年同期比56・1%増の3100人にのぼっていた。

 大手派遣会社の調べによると、制度を利用している企業は、従業員500人以下の中小規模の会社が8割を占め、なかでも金融、メーカーからの受注が多いという。

 「優秀な正社員はほしいが、私たちの会社は、募集に時間やコストをかける余裕はありません。仕事と適性のミスマッチによる早期退職も避けたい」 ある中小企業の採用担当者はこう話した。

雇用のミスマッチを防ぐ新たな手法として魅力がある。多くの採用担当者が、こう思っているのだ。

(中略)

 ≪国の対応≫

 国は、どうみているのか。厚労省は、制度利用者の増加に関心を示している。

 「雇用のミスマッチを解消する一つの手段として、有効であると考えています。トラブルなどの報告は特にありませんが、現在、制度に問題点や改善点がないかなどを検証し、現場の要望を集めているところです」

 職業安定局需給調整事業課のスタッフはこう話し、次のように制度の見直しも示唆した。

 「現在、正社員になるまでの期間が最長6カ月となっていますが、新卒者だけは期間を延長した方がよりよいマッチングができるのではという意見もあり、検討材料となっています」

 社会人経験のない新人の場合、企業サイドが半年では適性の有無を判断しかねる場合があるためだという。

 希望する会社の実態をじっくりと把握した上で正社員になる。そんな就職の選択をする人は今後も増え、新制度は「雇用のミスマッチ」を防ぐ、一里塚に育っていきそうだ。

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FujiSankei Business i.より