最近の俺のとある動向が示唆しているものはどうやら
俺に姉はおらず、一人兄弟で3人の母親が居るような感じだという感覚が強いと思ってきた
何かしら少し俺にとって重要な事は母と二人の姉に言いたい気持ちになる
何故か、はわからない、ただ二人の姉が10歳と8歳離れている事が原因だという事は
高確率で当たっているだろうそもそも喧嘩など1度もした事が無い
一方的に叱られるだけだからな
最近はあまり叱られる事もなくなったが
今日は買い物に行ってきたためにアルファの散歩が遅くなってしまった
今日は満月、満月など今まで何度見てきたか、特に珍しくも無い
ハズなのだが、満月ってこんなに明るかったか
正直街頭など全く無くてもほぼ丸見えではないか
忍者はさぞ満月の夜が嫌いだったろうな
そうそう、俺の友達は大抵俺の家から数十分の場所にある
まあつまり、遠いのだ
これは偶然なのだが、友達の家に行くまでの間に「あの人」の家の近くを通る事は珍しくは無い
そしてこれは帰りの事
何やらたまに空が不思議な色に染まる時がある
これは夏の風物詩花火(特に大きい奴)が打ち上げられ散る時に起きる現象だ
「む、、、、ここはあの人の家の直ぐそばじゃないか」と思い
通り過ぎようとした、が、、、
何か見えない引力が俺を吸い寄せ、いつのまにか花火の方向へ向かっていってしまった
ああ、これが飛んで火に入る夏の虫というやつか・・・と思いつつ
向かおうとした瞬間に何やら大玉連発が始まり、信号待ちをしている間に終わりを告げた
「え、終わった!?・・・・・・・!?」
俺は一体何のために・・・虚しさだけが残った、それは散る時の一瞬の間しか意味をもたらさない花火のように
まあいいんだよ、例え人間の寿命が宇宙の寿命の何億分の一だろうと
俺は構わない、一瞬しか生きれないのならその一瞬に全てをかけるだけなのさ
なあ、俺よ?お前が死ぬときが楽しみで仕方ない
お前はもうじき俺に食われて終わってしまうが、何も残らないわけじゃない
ちゃんと俺の糧となり、血肉になっていくのだ、それはお前にとっても本望だろう