珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

楽器の話

2018-07-07 | 日記
娘の通う公立中学は、吹奏楽部が強豪である。
その分練習も厳しくて、運動部並みに走らされて、朝練もあって、夏休みも連日猛特訓。
趣味を楽しもうくらいの気分で入ると、続かないと聞いたことがあった。

娘には縁のない話だったので、これまではふうんと聞き流していたが、今日ママ友と話していて楽器の値段に驚いた。
あくまでも顧問からでなく、お母さんからの又聞きであるが、例えばフルート一つ買うのに35万はするという。
びっくりして、そんな値段じゃなきゃダメなの?と訊いたら
「その先生は安い楽器ダメって考え方で、しっかりライン引きするんだよね。せいぜい35万か38万の二つから選択させるとか」
ええええええ?
それって中学の部活レベルだろうか?

でも「安いのだと、先輩と音がずれて迷惑がかかる」と言われれば、皆反抗できずにおとなしくそれを買うそうである。

「フルートはまだいいけど、ホルンなんて50何万だからね」
「クラリネットは?」
「確か30万くらいよ」
「そんなんポーンと買うんだ、皆?!」
「いや打楽器とか、もっと高いのは学校にあるやつ使うみたいだけど。でもそんなの買えなくて他の部に行く子もいるみたい」

そりゃそうでしょ…

私はこの話が納得できない。
吹奏楽に素人だから、楽器のよしあしで音が違うと言われればそうなの?としか言えないけど、楽器というのは技術がなくても、高いものだったらいい音が出る、なんてもんじゃないのでは?
いい音を出すのはまず技術でしょ。
その値段に追いつく技術が、中学生でおそらく楽器を持つのが初めての子にできるのだろうか?
音楽が好きでやってみたいと思っても、そこまでの金額が出せないと諦める子がいたら、それこそ問題だと思うんだけどな…

娘には関係ない世界だけど、考えさせられた話であった。





コメント (9)

少数意見3

2018-07-07 | S教団関係
「もう知ってる」「聞いた」「暗記した」「寝てても言える」ってことを繰り返し説法された。
愛唱歌と称する、要するに同じ歌を飽きもせず歌い続けた日々。
そんなことにうんざりしたはずが、内容を変えて、同じ話をクドクドと言い合い、似たようなサイト、似たような思考回路の者同士が連帯して、何度も聞いたテーマを果てしなくリピートし合い、安心する。

仲間を増やしたい。
圧倒的多数を目的にするなら、これが定番で効果的。

聞いたことのない話、誰も書かないようなことを、誰にも乗せられずに書く。
リンクもはらないし、宣伝もしない。
冷やかしが来ない「一人くらいしか読まないブログ」なんて偉業は、誰にでもはできない。
孤高で、独自の視点をもった人にしかできないのである。
慣れあいじゃないとは、そういうものじゃないかと思う。
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