珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

三者面談2

2018-11-29 | 娘と夫の話
娘の担任から突然電話がかかってきて、具合でもわるくなったんだろうか?と思ったら
「個人面談のプリントが締め切りなのに提出されていません」と言われた。
そんなプリントもらったっけな?とうろ覚えで焦りながら、
「確か出したと思ますが…いつでもいいので適当に入れておいてください。すいませ~ん!!」
と適当に答えておいた。

娘が帰宅後おずおずと「ゴメン、渡すの忘れてたの…」と言った。
コイツ潜在的に嫌なんだろうなあと思いつつ、私も決してウキウキはしない。
「はい、デキがわるいのは私のせいです…」と毎回ひきつった笑顔で先生の前に座る母と、もともとテンションが低いが更に低くなって固まる娘…

人はこうやって己を鍛え、痛みに強くなっていくのである。

以前会社にいた時、人に点数をつけるのが好きな上司とそうでない上司がいた。
最初の上司が、年一度の契約更新というか昇給の際に、わざわざ一人一人と個室で面談してあれこれ細かい説教をたれる人だった。
この人教師にでもなった方がいいわと思っていたら、次の上司がよかった。

内線が鳴ったので、てっきり面談に呼ばれるのかと思ってたら
「海さん、契約更新するよね」
「はい」
「OK」ププー…
で終わった。
おーーー!!これぞ理想の上司!!
合理的で時間を無駄にしない、この賢明さよ。
人は他人からごちゃごちゃ言われない方が「自分でしっかりしないと」と思うものである。
(私はそうだけど、皆は違うのかな?)

何年か後に、その会社にあった「指導社員」というシステムで、新人が入ったら2カ月ほど仕事を教えて、レポートを書かせて評価を書いて提出する役が回ってきた。
私は仕事は愛想よく教えたが、レポートが面倒くさくて「適当でいいよ」と言った。
自分の書く評価の欄も「OK」とか「good」と殴り書きしてほぼ空白で提出していたら、一人は喜んだが、一人からは
「もっと厳しくていいので、ちゃんと細かく評価してください」
と逆に怒られた。
そんな説教が好きな人もいるのか?と驚いた。

個人面談の日程を見たら、最終日の最後だった。
 「次を気にせず、長々やられるんだろうか…( ;∀;)
と娘と顔を見合わせる母子。
人はこうやって己を鍛え、不得手に挑戦していくのである。
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名乗った途端

2018-11-29 | ちゃんねる攻防
5chで他人のブログを読んでデタラメをいう人がいた。
私が書いてないものを「これを書いたのはあなた(海)でしょ?文章がソックリに見えるんだけど」と言ってきた。
しつこい上に、私は間違えられた人にも失礼と思って、名無しではなくあなたもハンドルネームくらい名乗りなさいと言った。
言われてやっとその人は名乗った。
結局、それは別人で勘違いだったということがはっきりしたら、彼女はやっと数人から「それは謝った方がいいよ」と言われた。
(謝らず逃げたが)

驚いた。
そんな言葉をきいたのは初めてだった。

今まで似たようなことは数え切れないほどあったが「名無し」のために、誰も咎めなかった。
例えば11/13の「人に歴史あり」のスレのコメント欄に書いたように、同様のことがあった。
ここに出てくる「ネットにまつわる15」のコメント欄の話である。
https://blog.goo.ne.jp/kaishidosisters2018/e/9b0d353b9e263f8600014e6f8deddc80

https://blog.goo.ne.jp/kaishidosisters2018/e/87e2f23e1469719609c86234c7a61b39

でも誰も謝れなんて言わなかった。


chの言い分にこのようなものがある。
「責任の度合いも、匿名での発言なら皆同じようなもんだよ。
 chだからといってすべて許されるわけではないし、個人ブログがいい加減な情報発信や誹謗中傷していることも多いのにそのほとんどは罰せられない」

 
いいえ。

名無しだと、何を言ったって誰も責めない。
その場でひと言ふた言返して終わりである。
数時間後に別人になるIDに向かって何を言ったところで、「それワタシじゃないしー」と簡単に逃げられるからである。
過去に何を書いていたかも、どんな人間かも全く追求されない。
今日はじめてここに来ましたけど何か?で通るのである。

でも匿名なら大袈裟でなく、その
数百倍は罵倒される。
突然
張り切った正義ヅラが炸裂したかのような人たちに。

何年も前のコメントを持ち出され、会ったこともない人物の、あれやこれやの作り話や人格否定なんてあたりまえ。
それを咎めたところで、「ワタシじゃないしー」
うっかり疑うと「決めつけした」と逆に罵られるのがオチである。
まあ罵ったところで翌日には「それワタシじゃないしー」
しまいには「chにマジになるなんてアタマ大丈夫?」「chってそんなもん」と嘲り返る始末である。

皆が皆そうじゃない?
その「皆が皆」を名無しでどう区別するのさ?
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