美容院に行ったらあちこちから「ワクチンの予約がとれた、とれない」の話題が聞こえて、改めてその人気に戸惑った。
私はこれと同じくらいこういう話題がなぜ飛び交わないのか不思議である。
「ねえねえ、PCR検査って、いったい何を検出しているんだろうね?」
「ホントそうよね。これが根幹なのに、肝心要のこれを全然ボヤ化して誰も追求しないよね?」
「そもそも、なんでこれがコロナとセットで現れたの?」
「そうそう、早かったよね~。だって未知のウイルスでしょ?あんだけ未知、未知と言いながら、その未知のDNAまでかっちり特定する検査キッドが、発見と同時に現れたのよ?」
「そうなのよね。ウイルスとまるで申し合わせたようにセットで現れた」
「でさ、そんな高額な検査が、発展途上国にまでアッと言う間に普及しちゃって」
「まあ、何もしないで普及はしないわよね」
「そう、なんか武漢で発生したウイルスが、風に乗ってアフリカの奥地まで飛んじゃったみたいに言われてるけど、PCR検査キッドも風に乗って飛んだのかしら?(笑)」
「コッホの原則みたいな古臭いものが信じられないのはいいけどさー、なら最新のPCRの陽性反応が=新型コロナウイルスになるのか、その理屈をコッホ以上に知りたいわ。さぞかし近代的で明解な科学的な理屈があるんでしょうからね。でも誰も言わないのよね~、なぜか」
「そんなこと普通の人は興味ないわよ~。人気タレントがコロナで死にましたと言えば興奮したり縮みあがったりして、それ以上の思考も吹っ飛ぶのよ」
「そうなの~?」
「うん。ふつうのおっさんやおばちゃんが死んだら疑うけど、げーのー人は絶対なの。普通の人間と思ってないんじゃない?」
「だから広告塔になるんだね」
「それだけじゃないわよ。吹っ飛ばない人と吹っ飛ぶ人で分断が起きるのが問題なんだよね」
「そうなるかもねえ。ここまでペキッと分かれたら厄介よね…」
せめてこういう問題提起はないんだろうか?