釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月24日 北東の強風と濁った潮

2020年03月25日 | 日記


水平線から顔を見せたお日様。

「昨日のような、風が吹きません様に」

心の中で、手を合わせてお願いする。


朝間詰めは、イカ狙いに浅場のポイントを攻める。

肥田木さんが、エギを操る。

しかし、潮が動いていない。

流速が0.0と、表示される事がある。

朝間詰めに、大潮の満潮の潮止まりに成るが、その時間まではまだ余裕がある。

ポイントを変えてみるが、潮が動かない

「動かない潮」は、昨年からの苦戦の現況。


「一旦、イカを置いて気持ちを変えましょうか」


沖目のポイントに、移動する。

最初のポイントのベイト反応は、まずまずと言った処。

肥田木さんのラインを見ていると、下潮が上っているように感じる。

上潮は下り潮が流れているが、泥濁りの潮になっている。

「余り、良い感じの潮ではないな…」

そんな印象を、持ってしまう潮だ。


潮が気になる一方で、風も気になっていた。

朝8時には、北東の風が強く吹き始め、沖からの白波が立ち始めている。

仲間に連絡すると「波が出てきたし、風も強くなってきた」と、気候条件の悪化を気にしている。



北東の風の、ウネリの間隔が狭く、時折、船が大きく揺れる。

近くにいる漁船を見ていても、ウネリによる横揺れが激しい。


風は北東の強風、潮は「上が下りで、下が上りの2枚潮状態」と、大苦戦の状況が揃っている。

良い感じのベイト反応が出てきても、なかなかアタリに繋がらない。




風に押され、下潮に引っ張られて、アタリが取り辛い。

そんな中、肥田木さんにアタリが来る。

上がってきたのは、真鯵。

普段なら「よっしゃ、今からや」と、気合いを込めるのだが…。

しかし、同じポイントに長く留まることが出来ない。

沖に出ていた船が、内場へと避難していく。


私たちも、内場に移動する。

内場のベイト反応も、大きなベイト柱になっているのだが、アタリが出てこない。

ベイトの種類が、変わってしまったのか…。


天候や潮の悪条件が重なる中、粘りを発揮していただいたが、良いアタリに繋がらなかった。

諦めない姿勢に徹して頂いた、肥田木さんの釣り姿勢に感謝だ。