釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月6日 強い北東の風に避難する

2020年05月06日 | 日記
北東の風は、朝間詰めから気配を覗かせていた。

「昼頃になると、風が風速6メートルから7メートル近くになる見たいですね」

「それはきついですね。早めに勝負したいですね」

ポイント選びも、北東の風をどう避けるかを考えて、決めることにした。



ポイント周りの潮が、複雑な動きをしていた。

潮は、南東方向に下り、風は西から吹いてくる。

しかし、風が西から東に変わったりして、船が風に遊ばれている状況。

「風が吹き寄せる面が変わって、釣りづらいですね」

風に苦慮しながら、流していく。


Nさんに、本日最初のアタリが来た。





良型の真鯵。

Tさんにもアタリが来た。





良型のイトヨリダイが、上がってきた。


真鯵のアタリは、流す中で結構あるのだが、口が弱く針が外れる。

真鯵の型が良い分、巻き上げをゆっくりとするが、針が外れる。


Nさんに、鯵とは違うアタリが来た。





ガンゾウヒラメだった。


船首で頑張っているTさんに、強いアタリが来た。



竿先を強く叩くアタリを、見せている。

「真鯛が来たんじゃない」

「結構引きますね」

やがて姿を見せたのは、良型の真鯛。





「良い型の真鯛が来ました」と、Tさんに笑顔が出る。


心配していた北東の風が、段々と強くなってきた。

風に押されて、波も立ち始めている。


その風の中、ポツポツと真鯵のアタリが来る。








Nさん、Tさん共に、口の弱い鯵の針はずれに「又外れた」と、苦笑いをしながらの釣りが続く。

沖合には、白波が立ち始めている。


仕掛けを重たくして、落としていく。








Nさん、Tさんにウッカリカサゴやアヤメカサゴが、ヒットしてくる。

風に対抗するために、仕掛けを重たくした分、根魚がアタル率が増えてきた。


11時近くになると、益々北東の風が強くなって「爆風」の様を呈してきた。

仲間達も「帰った方がいい」と、竿を片づけ始めた。

風に向かって走ると、船首から波飛沫が飛んでくる。

波と波の間隔が狭くなり、波が高くなってきた。

「これ以上は、無理」と、判断。


「帰りましょう」と、緊急避難を決定した。



5月5日 潮に悩む

2020年05月06日 | 日記
久し振りのベタ凪の海。

昼から、南よりの風も吹いてきたが、納竿まで風波も立たなかった。


今日は、風に悩まずに済んだ分、潮に苦戦させられた。

上潮は、1ノット前後で動いているように見えた。

しかし、下潮が動いていない。

「どんな感じ?」

「ジグが抜けます」

「潮が感じられる?」

「軽いですね。潮が絡みませんね」

Wさんも、Kさん、Bさんも同じ潮に対しての感想のようだ。


「潮が動いていないなら、ベイトが居るところで頑張りましょう」

期待の朝間詰めは、1年ぶり位に入ったポイント。

魚探には、海底から15~20メートル位のベイト反応が出ている。

蛇行していたり、隙間が出来て乱れていたりと変化が見られる。

そのベイトの中に、仕掛けを落としていく。


Wさんにアタリが来た。





まずまずの引きを見せて、ニベが上がってきた。


次のアタリも、Wさんに来た。








ウッカリカサゴの老成魚。

「良い感じの大きさですね」と、まずまずの出足に笑顔が出る。


Kさんにもアタリが来た。





良い竿の曲がりだ。





上がってきたのは、ニベ。


魚探に出ているベイトには、ニベが寄っているようだ。

「何か触った」と、バイトの感触が有ると、針に鱗が付いてくる。

「ニベの鱗の様ですね」

大きい鱗だったり、小さい鱗だったり。

キビナゴのベイトに、可成りのニベが寄っているのかも知れない。


針掛かりしてくるエソの口から、何匹ものキビナゴが吐き出される。


Wさんに大アタリが来た。





竿が海面に突き刺さるように、曲がっている。

「ハタだと、嬉しいです」

姿を見せたのは、5キロクラスのニベ。





「ハタではなかった。残念」と、苦笑い。


今度は、Kさんに大アタリが来た。





一度は、背掛かりした仕掛けが、上手く外れた瞬間にアタリが来た。

「ジグが跳ねたときに、飛びついてきたみたいですね」

竿をたて引きして、獲物を浮かしに掛かる。





上がってきたのは、大きなエイだった。

「どおりで、重たいはずや」と、大笑い。


Bさんにも、アタリがきた。

「軽いです」





レンコダイが、上がってきた。


した潮の動きが悪い中、ベイトに付いているニベ等がヒットしてくる。

アタリが出てくるのは、嬉しい。

「ここだけですかね。下潮が絡んでくる感覚が出ています」


他のポイントに移動すると、潮が動いていない。

兎に角、動いてベイトを探す。

ベイト反応の有るところでは、仕掛けとベイトが同調すればアタリが来る。








魚は、鯵だったり鯖だったりする。



しかし、仕掛けに絡んでこない下潮の動きの悪さに、納竿まで苦戦が続いた。