釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月26日 時化が収まる

2020年05月27日 | 日記
南東からの、ウネリが少し残っていた。


早朝に、ポイントを目指して、船を走らせる。

時折、大きなウネリが寄せてくるが、波長が長く支障は感じない。

「昼に向かって、ウネリは落ちていくでしょう」

肥田木さんと、そんな話をしながら、ポイントに入る。


期待した程の、大きなベイト反応は出ていない。

海底付近に、2~3ヶ所のベイトボールが出ている。

「やってみましょう」

肥田木さんが、竿を出していく。


小刻みなシャクリに、アタリが来た。









本日の最初のアタリは、良型の真鯵。

「まずまずの型かな」

一匹目の釣果に、チョットだけホッとする。


朝間詰めに、真鯵のアタリが連続する。





30センチクラスの良型が、上がってくる。

「鯵が居れば、青物がヒットしてくるかも」

期待感は、広がっていく。


続けてアタリが来る。

「重量感がありますね」

今までの、鯵のアタリではない。





型の良い、ウッカリカサゴが上がってきた。


潮行きは、下り潮が0.7ノット前後で、真南に流れている。

流れとしては、釣り易い速さになっている。


肥田木さんに、強いアタリが来た。





「ラインが止まりません」

ドラッグ音が鳴って、ラインがどんどん引き出されていく。

「船で詰めましょうか」





少しずつ、獲物との感覚を詰めていく

「後少しで上がってきます」

期待感を持って、海中に目をやる。

「えっ…、サメか…」

海上に姿を見せたのは、目玉が愛らしい尾長サメだった。





毎度のことだが、長い尾びれに針が掛かっている。

ジグを小魚と間違えて叩くだけに、尾鰭に針がガッチリと刺さる。

針を外して、海に帰す。



満潮の潮止まりを迎えて、ポイントを移動していく。

真鯵は、ポツポツだがヒットしてくる。

狙っている青物、真鯛のアタリが出てこない。


古い魚礁のポイントで、肥田木さんに大当たりが来た。





鯛ラバを、5~6回巻き上げたところで、強いアタリが来た。

海底をゆっくりと這う様な、力強い走りだ。

ゆっくりと、自分のペースで走っていく。

相手が浮いてくるのを待っていると「あれ…動かなくなった」

瀬に入ったみたいに、動かなくなった。

一度瀬に入られると、なかなか出てこない。

暫く待ってみたが、出てこない。

最後は、ラインが切れてしまった。


この後、潮が変わって、上り潮が入り始めた。

しかし、濁った感じの潮色は変わらない。


狙いの青物、真鯛は、次に持ち越しとなった。