釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月13日 全力を尽くしたけれど

2020年05月13日 | 日記
小牧さん、三木さんにとって、厳しい一日だった。

釣りに対する姿勢は、素晴らしく前向きに色々とトライしていく。

そんなお二人に、”潮”という最大の強敵が立ちはだかった。


上潮は、緩くだが動いている。

下潮は、殆ど動いていない。

着底した仕掛けが、殆ど同じ処を叩いているように感じる。

最大限に悩みながら、釣りを開始した。



西から吹いたり、北から吹いたりと風が回る中、少しでも釣り易い様に浅場から入る。

北から南へと、船が流れていく。

朝間詰めは、ベイト反応は良い。

時折、ゴマを散らしたような反応が出てくる。


その反応が出てくると、アタリが来る。





皮切りは、三木さんにヒットした真鯵。

「ちょっと、小さいな」と、苦笑い。


小牧さんにも、アタリが来た。





「引きに重量感が有りますね」

ゆっくりと巻き上げる。





35センチクラスの真鯵が、ダブルでヒットしてきた。


三木さんに、又、真鯵がヒットしてきた。






動かない潮でも、朝間詰めはアタリが来る。


三木さんに、根魚を思わせるアタリが来た。








良型のアカハタが、ヒットしてきた。

「アカハタは、嬉しいですね」と、笑顔が良い。


小牧さんにも、アタリが来ている。








朝間詰めを過ぎると、急にアタリが出なくなってきた。

ポイントを変えて、色々と探ってみるが、竿先は大人しいまま。

仕掛けを軽くしても、仕掛けは真下に落ちていく。

お二人が、仕掛けを色々変えて、アタリを探る。

「満潮の潮止まりですね」

「暫く、気分転換にロックフィッシュをやりますか」

満潮の潮止まりが過ぎるまで、浅場で根魚を狙う。





良型のアラカブが、ヒットしてくる。

小牧さん、三木さんに、アラカブが時に連発してくる。

手の平クラスの小型のアラカブは、海に帰す。



満潮の潮止まりが過ぎて、船を沖のポイントに移動する。

風が、真東に変わった。

沖から潟に向かって、船が流される。

少しずつ、仕掛けが沖に向けて、斜めに出ていくようになった。

少し仕掛けを重たくする。


しかし、アタリが渋いのは変わらない。


それでも、シャクリ方、巻き上げ方を色々な方法を取って、攻めていく。

「超スローで、巻いています」

三木さんに、アタリが来た。





ガンゾウヒラメが、上がってきた。

「これ以上は、ゆっくり負けないくらいの、ねちっこさで攻めてみました」

仕掛けの巻き上げを3巻きにして、根掛かり覚悟の攻め方だ。


同じやり方で、小牧さんにもアタリが来た。








アヤメカサゴが、上がってきた。

納竿時間が来ても、攻め続ける。

「帰りに、良いベイト反応が出たら、やりたいです」


動かない潮に立ち向かった、悔しさを強く感じた。

5月12日 鰤が来た

2020年05月13日 | 日記
西風が強く吹いてくる事は、分かっていた。

「午前中勝負かも知れない」

そんな思いも、頭にはあった。


それでも、西風なら何とか成るだろうと、船を走らせた。

海上に出ると、白波がチラチラするくらいの風が、吹いていた。

ポイントに向かう間は、西風が追い風になっていた。


最初のポイントは、大きなエソが連発する。

「ここは、エソの巣になっている」と、笑いながら内田さん。

「エソもでかい」と、肥田木さん。

苦笑いのスタートになったが、エソとは違うアタリが内田さんに来た。








上がってきたのは、良型のアオハタ。

このアオハタを皮切りに、内田さんのペースが少しずつ上がっていく。








次にヒットしてきた真鯵も、良型だ。

同じポイントを繰り返し攻めても、余り良い結果は出ない。

そう判断して、ポイントを移動する。


肥田木さんにも、アタリが来た。








良型のイトヨリダイが、上がってきた。


内田さんにも、アタリが来た。








肉厚のガンゾウヒラメが、上がってきた。

このガンゾウヒラメは、巻き上げる途中は結構な重量感を感じることがある。


内田さんの調子が、上がってきた。

これまでとは明らかに違う、強いアタリが来た。







何度も、何度も、真下に突っ込む。

ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

「船の真下に入ろうとしていますね」

ゆっくりと、時間を掛けて浮かしにかかる。

大きな鰤が、見えてきた。





96センチ、7.3キロの重量感有る鰤が来た。

「やりましたね」

笑顔で内田さんと祝福の握手。

心のどこかで期待した鰤が来たことで、気持ちが高鳴った。


次の大物を求めて、ポイントを移動する。


この時が、一番西風が強い時間だったみたいで、白波がハッキリと立ち始めた。

「どうしよう…」

と、ちょっと悩むが、風が緩む予報に期待して、ポイントに入る。


ここでも、内田さんのペースは変わらない。











良型のウッカリカサゴに、キジハタと次々にヒット。

内田さんの確かな釣技が、好釣果を呼んでいるのだろう。


この頃になると、強く吹いていた西風が止んできた。

海上の白波も、消えていた。


なかなか調子が上がってこなかったが、肥田木さんも諦めてはいない。

ポイントを移動するたびに、カサゴがヒットしてきた。

「カサゴハンターかな」と、笑顔の肥田木さん。


納竿が迫ってきた時、肥田木さんに強いアタリが来た。

「待っていました」と、直ぐにタモを用意する。







良い感じの、強い引きを見せている。

海面に姿を見せた真鯵が、大きかった。





肥田木さんの、良型の真鯵が今日の締めとなった。