釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月24日 朝間詰め勝負かな

2020年05月25日 | 日記




港の沖波止赤灯台を出る頃には、南東からのウネリが寄せていた。

猪崎鼻の岩場には、波飛沫が上がっていた。

大島の北側の岩場にも、波飛沫が上がっている。

「無理は出来ない。内場にウネリが入っていたら止めよう」

そんな気持ちを持って、船を走らせた。


風は、北東の風が強めに吹いている。

潮行きは、昨日と同じ下り潮。

しかし、下潮が動いていないようだ。

「ジグが抜けますね」

少佐治さんが、潮に違和感を感じている様子。

清水さんも、同様の様子。

お二人が、同じ意見と言うことは、潮の動きは良くない状況のようだ。


魚探に出てくるベイト反応も、今日は少し変化が見られた。

流す途中で、ベイト反応が消えてしまう。

ベイトの移動が、早くなっている。

ベイトの正体は、鯖子だった。


釣り始めて、二流し目に清水さんにアタリが来た。





良い感じで、竿が弧を描いている。

「鯵のようですね」





上がってきた鯵は、43センチの大鯵だった。

潮の動きが悪い中に、この釣果は嬉しい。


次のアタリも、清水さんに来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

内場には、ガンゾウヒラメが多い。


時間は、朝の八時前なのだが、北東から東に風が変わってきた。

ウネリも、時に目線を超える高さになってきた。





野瀬の岩場にも、大きな波が打ち寄せている。

「もしかしたら、安全第一を考えて、帰ることもあります」

お二人に、その事を告げる。



清水さんにアタリが来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

このガンゾウヒラメは上がってくるまでに、可成りの重量感を感じる事がある。

一瞬「根魚かな」と、勘違いすることがある。


小佐治さんにも、アタリが来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「ボーズじゃ無くて、良かった」

小佐治さんの笑顔に、船中に笑いが広がる。


風と波の変化を気にしていると、仲間から連絡が入った。

「ウネリが高くなってきた。今のうちに帰るよ」

私も同感と思い、他の仲間達に連絡を回す。


帰りは、向かい風を受けて、帰港した。