釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月21日 風強し

2020年05月21日 | 日記
北東の風が、強く吹いていた。

風が無ければ、今度こそ久し振りに、自分の釣りを楽しんでいる筈だったが…。

午前中に、湾岸道路から見た海は、白波が立っていた。

自宅周辺の木々も、枝を大きく揺らしていた。



船着き場に行ってみた。

知り合いが、船を出していた。

電話して様子を聞いてみた。

「どんげね」

「風が強くて、沖には出られません」

「何処におると」

「潟寄りの浅場にいます。沖に出たいけど、波がありますね」

「気をつけてね。何か釣れたね」

「浅場でオオモンハタが来ました。型が良いですよ」

「それは、良かったですね」

「でも、後が続いていないです。昼過ぎからは、風が治まると思っているけど…」

「分からんよ。風が弱まると言っても、風力5くらいは有るみたいよ」

「波が治まるかな」

「厳しい様な気もするけどね。兎に角、気をつけてね」






沖は風に押されて、ウネリが立っているのだろう。



もう一人の船仲間にも、連絡してみた。

「どんげね」

「風が強くて、凄い波でした」

「何処にいるの」

「もう帰ってきました。家にいます」

「帰ってきているの」

「風が凄くて、ウネリも高いし、無理は止めました」

「何か釣れた」

「鯵が少しだけ釣れました」

「良かったね」

「今、自宅で捌いています」


少しは、釣りが出来たみたい。

それにしても、北東の風が強く吹いている。

海上では、真北の風かも知れない

船着き場周囲の木々も、風に煽られている。


明日も、予報では風が強く吹くみたい。

午前中勝負になるかな。

5月20日 カサゴ祭り

2020年05月21日 | 日記
ベイト反応が少なく、アタリが思うように出てこない。

潮自体の流れは、下り潮が沖に払い出していて、そんなに悪い潮には感じられない。

「なんで、思うようにアタリが出てこない」

エサ釣りの仲間も「アタリが来ない」と、苦戦中。

それなら、アタリを拾って、ポイントを次々と移動していく事にした。



釣り始めて、最初に真鯵のアタリが井上(拓)さんに来た。





この時は、鯵が続けてヒットしてくると、思っていた。

しかし、そうは行かなかった。


次のアタリは、井上(一)さんに来た。








良型のアヤメカサゴが、上がってきた。

海底付近に出ているベイト反応を攻める様にすると、カサゴがヒットしてくる。









井上(拓)さん、井上(一)さんに交互にヒットしてくる。

「カサゴ祭りみたいやね」

と、笑いが起きる。


鯵ポイントをメインに、移動していく。

良型の真鯵を狙っているのだが、今日は鯵が少ないのかな…。

船仲間に連絡してみるが「アタリがない」と、返事に元気が無い。


その一方で、底狙いに徹すると、良型のカサゴがヒットしてくる。













鯵のアタリが出ないならばと、底たたきに切り替えた狙いは、功を奏している。

アヤメカサゴも、ウッカリカサゴも、まずまずの良い型が多い。


しかし、午後になると、風が変わってきた。

それまで吹いていた北西の風が止んで、風が南東に回った。

船の側面が、南東に向き始めた。





沖から、白波も立ち始めている。

「ウネリが出始めたな…」

井上(一)さんも、風と波の変化に、いち早く気付いている。

「引き上げましょうか」


周りにいる船も、南東の風に変わったことを機に、帰り始めた。