釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月11日 苦戦の釣り再開

2020年05月11日 | 日記
雨の後は、風が出る。

この雨の後の風には、いつも悩まされる。

今日の早朝も、船着き場では北西の風が吹いていた。

「昼からは、風が南に変わるかも知れませんね」

時化続きで、5日ぶりの釣り再開。


南風を予測して、船を走らせる。

沖に出て直ぐ、ビックリするくらい、大きなベイト反応が出てきた。

広峯さんに「竿出してみませんか」と、勧める。

しかし、仕掛けがベイト反応の中にあっても、アタリが出てこない。


潮の流れは、緩い下り潮が沖に払い出している。

0.7ノット前後と、釣りやすい速さになっている。

ベイト反応の中に、仕掛けを落とす。

針掛かりしてくるのは、10センチ位の鯖子だった。


ポイントを変えながら、船を流していく。





広峯さんに、アタリが来た。

「引きの感じが真鯛みたいですね」

「真鯛だと嬉しいですね」

そんな会話をしている途中に、姿が見えてきた。

「白甘鯛ですね」





良型の、白甘鯛が上がってきた。

「まずは、一匹釣れてホッとしました」

広峯さんに笑顔が戻る。


朝間詰めを過ぎて、ポイントを変えながら流していくが、今日のアタリは少ない。

「何かが触ってきた」

と、竿を通じて、バイトは感じられる。

しかし、針掛かりまでに至らない。


そんな中、広峯さんに強いアタリが来る。





大物対応に、ややきつく閉めてあるドラッグから、ラインが引き出される。

「よっしゃ、良いですよ」

お互いに、気合いが入る。

が…しかし、やり取りの途中で針が外れた。

「えーっ、そんな…」

思わず声が出てしまった。

気持ちを切り替えたつもりでも、やっぱり悔しさが残る。


ポイントを変えて、気分一新する。

しかし、昼前から風が南東に変わってきた。

慌てなくては行けない様な、風ではない。

南よりの風が吹き始めて、「頑張らなくては」と、気持ちがやや焦る。

昼過ぎになると、周りにいた船が帰り始めた。


風がやや強くなるまで頑張ったが、無理は止めようと帰港した。