お客様を案内しての釣りは、前日に決定していた。
昨日の北東の風と、高いウネリでは、思うポイントには入れない。
時に、風とウネリが喧嘩すれば、三角波になって危険を伴う。
この状態は、絶対に避けなければ成らない。
「明日は、自分一人で釣りに行くか、どうするか…」
「行くなら、朝間詰め勝負になるかな」
「朝起きて、海の状態と風を見て、判断します」
大磯先輩との話。
朝起きて、テレビやインターネットで、天気を確認する。
外に出て、風の状態を確認する。
ネットでは、9時過ぎには風が出る予報になっている。
「今日は、止めておきます」
「その方が良いと思うね」
大磯先輩と、そんな話で中止が決定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a6/a429085c896938ef12e8f1e126b248fd.jpg)
(今日の写真ではありません)
今週の始め、ジギングにメジナが当たっていた。
私の船では、深場を攻めていたこともあって、チャンスを逃がしている。
その日は、水島周りでヒットが見られていた。
多分、鳥島アタリでもヒットが出ていたかも…。
昨年は2月の段階で、メジナがヒットしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d4/efa9fcdfcfc227f16e0775747d9b663b.jpg)
抱卵していて、お腹がパンパンのメジナが殆どだった。
メジナが、ジギング等にヒットする時に、ある現象が見られていた。
それが、ヒットの前触れになるのかどうかは、定かではない。
「浮きぐれ」と「浮き上がった、斑点が散らばった様な魚探の反応」だ。
潮としては、上り潮の時にヒットしていた様に、記憶している。
しかし、船からヒットするメジナで、抱卵しているのが少なくなった気がする。
磯からは、写真で見る限り、卵を持っているようには見える。
何が違うのだろう。
多分、水温の違いではないだろうか。
以前、磯釣り仲間が「瀬に近いところは、水温が沖合よりも、高い気がする」と、話していたことがある。
九州各地の釣り仲間からも、似た様な話を聞いたことがある。
それが、メジナの抱卵に影響があるとしたら、ジギングにヒットしてくるメジナの時期は、終わっているかも知れない。
「私も、ジギングでメジナが釣りたかった」
これは、私の本音。
その一方で、去年は2月の中頃、今年は3月の中頃と、ヒットする時期が一ヶ月もずれていた事も、気になることではある。
出来れば、この時化が治まって、もう一度メジナのヒットが見られると良いのだが…。
期待だけは、持っていたい。