釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月28日 今年の桜

2021年03月28日 | 日記
朝は、雨音で目が覚めた。

強く降ったり、弱まったりと、雨音で目が覚めるのも珍しいかな。

雨を眺めながら、考えることがあった。

「今は、真鯛のノッコミなのに、アタリが出ないな…」

「今年は、ブリのアタリは出ないままで終わるのかな…」

寂しい釣況の話ばかり…。


天気が悪くて船が出せない時、この時期に思うのが桜の状況。







数年前の写真だが、今年は既に満開になっているニュースを聞く。

先日、竹香園の近くを通った時、桜の綺麗なピンク色が見えた。

「綺麗だな」

「見に行きたいけどね」

コロナの事が気になるし…。

久し振りに宮崎で、コロナが発生したニュースを聞いた。


緊急事態宣言が解除されて、ホッとした気持ちがあるのは否めないだろう。

色々なことが気になる。

気持ちを引き締めて、注意しなくてはと思っている。





3月27日 シロアマダイ狙い

2021年03月28日 | 日記
午後からは、風が出て天気が崩れる予報。

明日は、雨予報になっている。



午前中勝負のつもりで、ポイントに走る。

朝間詰は、北西の風が緩く、潮は沖に払い出している。

やや下り気味の潮なのだが、動き自体は0.5ノット前後の流れ。

「シロアマダイが釣りたいですね」

明確な目標を持って、テンヤ仕掛けでゆっくりと探って行く。

瀬の落ち込みの処に、ポイントを絞る。


花園さんの、ジックリとした攻めに、アタリが来る。




竿先を小刻みに叩くアタリ。

アマダイ独特のアタリ方を見せている。

「多分、アマダイだと思います」

花園さんも確信したように、ゆっくりと巻き上げていく。





姿を見せたのは、良型のシロアマダイ。

狙いの魚が、最初のヒットになって、上がって来た。


アマダイは、同じところに巣穴を作っている筈。

北西の風が吹いている間に、同じコースを流してみる。


アタリが、続いて来た。

小気味よい竿の曲がりを見せている。

アマダイの連続ヒットなら、嬉しいが…。




良型のイトヨリダイが、上がって来た。


午後からの、天気の崩れが気になっている事もあって、早めにポイントを移動していく。

瀬周り、漁礁周りを主に攻めていく。

ベイト反応は、良い感じで出ている。

何時もの様に、エソは元気に飛びついてくる。

海底が砂地になっている処を攻めているだけに、ガンゾウヒラメもヒットして来る。


花園さんに、やや強いアタリが来た。





しっかりと、合わせを入れる。

「アタリの出方が、違う気がしますね」

アマダイではない様子。




上がって来たのは、レンコ鯛だった。


風が北東に変わり、徐々にウネリも高くなり始めている。

「ポイントを変えてみましょうか」


砂地の多いポイントから、岩場の多いポイントに移動する。

「海底付近に、反応は出ています」

風の向きが、南寄りに回り始めているのが気になる。


海底付近のベイト反応を、探って行く。

「来ました」




花園さんの、合わせが入る。

重量感のある、竿の曲がりが綺麗だ。

「根魚みたいですね」

「ハタだと思います」

重量感のある引きを楽しみながら、巻き上げていく。

黄色掛かった、魚体が見えて来た。





良型のキジハタが、上がって来た。

キジハタを手にする、花園さんの笑顔が輝く。


しかし、天気予報が当たり始めて来た。

風が南寄りに変わって来た。

「もう少し、粘ってみたいが…」

そんな気持ちも有るのだが、ここは、安全第一。

「引き揚げましょうか」

花園さんに声掛けして、帰港した。