釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月11日 伸ばされた!切られた!

2017年10月11日 | 日記
50メートルから100メートルの浅場で、新しいポイントは無いだろうか。

私の知らないポイントは、幾らでもあるだろう。

そんな思いで、沖に出てみた。

北東からの、波長の長いウネリが寄せている。

これに大きなタンカーが通ると、ウネリの波長が増幅されるような気持ちになる。

「此処は、瀬があるけどベイトが居ないな」

「あれ、瀬は無いけど、ベイトが固まっているな」

魚探を見ながら、小さな瀬か魚礁かなと思われるポイントを過ぎた処に、蛇行したベイトが映し出された。

近くには、船の先輩の大磯さんの船も見える。

蛇行しているベイトや、海底から浮き上がったベイトなどの反応がある中に、仕掛けを落としてみた。

一流し目、二流し目とアタリが来ない。

三流し目「これでアタリが来なかったら移動しよう」と思ったとき、ゴツゴツとアタリが来た。

いきなり真下に強烈に突っ込む。

ドラッグを調整しながら、走りが止まるのを待つ。

止まったら、巻き上げる。

しかし、10メートル位巻き上げたら、その倍走られる。

3度目の走りを少しドラッグを締めて、溜めていた…。

スンッと言う、何かが抜けた感じがした。

巻き上げてみたら、針が伸びていた。



2分の0の針では、小さかったのだろうか。

このポイントは、それで諦めて次に移動。

暫く魚探を眺めていると、海底が小さく盛り上がったところにベイトが居る。

潮上に入り、ベイトの上を通ると予想して船を流す。

今度は、いきなりアタリが来た。

これも、強烈に真下に走る。

「今度は、こっちから攻めてやる」

そう思って、やや強引にラインを巻きに掛かる。

竿が限界まで曲がるくらい、溜めているとバチッと音がした気がした。

14号のリーダーが切れている。

アタリの良かった、ジグを持って行かれた。

この後にコースを少しずらして、船を流すと又してもアタリが来たが、今度はアタリと同時にリーダーが切られた。

「サゴシかもしれない」と、諦める。

私の処からも、船が見えていた大磯先輩から連絡が来た。

「カンパチが来たよ。こっちに来んや」

連絡に答えて、直ぐに走り出す。

海底から少し浮き上がるように、ベイトが居る。

しかし、アタリが出ない。

やがて、風が真南になったこともあり、帰港した。

大磯先輩のクーラーには、3キロクラスの真鯛の他3キロクラスのハマチに2キロ近いカンパチ、オオモンハタと賑やかな釣果が入っていた。




10月10日 出遅れた

2017年10月10日 | 日記
真夜中に、ピコン!とラインが入ってきた。

知らない女から、バッグ等の案内だった。

「こんな時間に、バカタレ!」と、直ぐに削除。

この2度寝が、出遅れの原因。

「6時よ、起きて!」

妻から慌てて起こされて、バタバタと身支度。

一緒に出る予定だった仲間達は、当然先に出船していた。

私も、どうにか7時前には、ポイントに到着。

「寝坊しました。釣れました?」

「潮が速すぎて、2ノット以上で流れちょる」

沖から、綺麗な上り潮が入っている。

「ウネリも高けーして、釣りにならんど」



確かに北東からのウネリが高い。

波間にはいると、完全に隣の船が見えない。

それでも、兎に角仕掛けを落としてみる。

上潮も下潮もどうやら、北東に流れているようだ。

しかし、なかなかアタリが出ない。

釣り始めてから1時間近くは、何のアタリも出ない状況が続く。

船は、潮に乗って北東に流れていく。

沖合の沈み瀬回りに来たときに、今日始めてのアタリ。

ホール中の仕掛けが、止まった。

上がってきたのは、丸々と太った鯖。

ここから、鯖の6連発。

「ハガツオが来ないかな」

そう考えていると、今度のアタリは重々しいアタリが来た。

最初のアタリは、ラインが思いっきり引き出される。

時間はあるし、ゆっくりとやり取りしていると、少しずつ浮いてきた。

4キロ超のニベだった。



ベイトの魚影を探して、仕掛けを落としていくと、鰺や鯖はヒットしてくる。

しかし、それも昼近くになると、アタリが遠のき始めた。



北東の風は静かになってきたが、波長の長い大きなウネリは入ってくる。

仲間達の船も帰っていったし、ここらが切り上げ時かなと判断。

明日の早朝に期待して、帰港した。

10月7日~9日 孫の運動会

2017年10月10日 | 日記
孫の運動会の応援に来ていても、日南の海が気になる。

仲間達に連絡する。

「海はどんげなっちょる?」

「大時化よ。孫の運動会は良い天気になって良かったですね」

「有り難う、頑張るよ」


前日は大雨が降ったみたいで、グランドの隅に水溜まりができていた。

それでも、当日は青空が広がり、釣り仲間からも「晴れて良かったですね」と。ラインが入る。

運動会が始まると、孫達は私たちが何処にいるのかと、キョロキョロしている。



準備体操の間も、私たちを捜している。



「純椰ー、愛莉ー」と、大きな声で呼びかける。

私を見つけても、緊張しているのが分かる。

愛莉のかけっこが始まる。



順位はともかく、元気良く駆けていった。

純椰のダンスが始まった。



ダンスの仕草が、可愛くてシャッター押すのを忘れるくらいだ。



ダンスが終わって、休憩時には先生からお世話してもらっている。

次に駆けっこ。

「純椰がんばれ!」と、つい大きな声で応援。



ゴール手前で止まって、お友達がゴールしてから又、走り出してゴールイン。




父親の方を見て、ガッツポーズ。

東京オリンピックには、間に合わないのが残念。

愛莉と我が息子の親子競技が始まった。



父親として頑張る、我が息子は頼もしい。

その間、純椰は妻の膝に乗って甘えている。



愛莉のダンスが始まった。



お友達と一緒に、頑張って踊っている姿が可愛い。

時間に空きができた、純椰をつれて幼稚園が一望できる高台へ。



運動会最後の、園児全員でのダンスが始まった。



愛莉が日の丸の小旗をもって、踊っている。



やがて閉会式。

運動会が終わって、自宅に帰ると近所の子供達と楽しそうに遊び始めた。



夕食を食べた後は、そのまま大の字で寝てしまった。



「今日は、緊張して疲れたみたいね」

笑顔も可愛い孫達だ。


翌日8日は、家族で佐賀の大型店に出かける。

そこで思わぬ、息子夫婦からのプレゼントをもらった。



孫と一緒に似顔絵を描いてもらった。

思わぬプレゼントに、嬉しかった。

9日は帰ってきて、額縁を買いに行き、母と親戚が入居している施設を訪問した。


明日は、久し振りに海に出てみよう。

10月6日 時化る海、泥濁りの海

2017年10月06日 | 日記
天気予報で、波が5メートルと言っていたから、台風並みに時化るだろうな、とは思っていた。

午前中の雨が小降りになった時に、湾岸道路に行ってみた。

船を持つ者としては変な話だが、岩場に波が砕けて波飛沫が高く上がる様子は、好きな風景の一つだ。

東映映画の、最初に出てくるシーンを思い出す。

しかし、海の時化は、好きではない。



広渡川河口は、砂や上流からの川の濁りで茶色く濁っている。

凄い大波が打ち寄せている。

松島アタリも、波が凄い勢いで岩場にぶつかっていた。



一旦、小降りになっていた雨も激しく降り出した。



午後から、天気も回復してきたのを見て、湾岸道路に行ってみた。







青空は広がってきたが、波はやっぱり高い。

松島内場は、色々な方向からの波がぶつかって、凄い波が立っている。

沖も白波が高くなっている。

船着き場で、大磯先輩とも話していたが

「明日は、無理でしょうね」

「無理やろうね」

と、結論が出た。

でも、内場に行けそうなら、行きたい気分だ。


私は、明日早朝から佐賀にいる、孫の運動会に行く。

役割は、カメラマン、荷物係、孫の子守等々と忙しいだろう。

よって、7~8日までブログはお休みします。

9日は、出船予定がありますので、海が凪になっていますように!

10月5日 風は大敵

2017年10月05日 | 日記
夜明け前から、北東の風が船着き場の木々の枝を揺らしていた。

「風がありますね」

「風が強いような事は、言ってましたものね」

「沖は、厳しいかもしれません。沖波止内側でタチウオが狙えるかも、行ってみますか」

「何処までやれるか、行くだけ行ってみましょう」

赤灯台を過ぎるとき、猪崎鼻の岩場には、高い波飛沫が上がっていた。

「やはり、波が高いな」

西村さんと沖波止内場で、竿を出す。

やや強い北東の風に、船が流される。

二流し目に入る。

「なかなか当たりませんね」

やっぱり、タチウオも厳しいのかな…。

そんな事を考えていた時、突然、私にアタリが来た。

水深は浅いところなので、針掛かりした獲物は斜めに走る。

「青物じゃないですか」

「青物だったら良いですね」

西村さんと、そんな会話を交わしながらラインを巻き上げていく。

「真鯛だ」



60センチ、2.5キロと、良型真鯛だ。

「真鯛が来るんですね」と、西村さんがビックリしている。

船を戻して、同じコースを流してみる。

しかし、なかなか次のアタリが来ない。

「思い切って、大島の内場に行ってみますか」

途中、北東の風に押されて高いウネリを越えていく。

大島の内場は、ウネリが南東から来ている。

直ぐに釣りを再開。



一投目に西村さんにアタリが来た。

「何だ。フグや」

大きな草フグが、針掛かりしてくる。

ポイントを少しずつ、移動しながら竿を出していくが、私にも大きな草フグが来る。

「内場は、フグだらけですかね…」

そうしている内に、北東の風と南東からのウネリで、波の角が立ち始めた。

「港に帰りましょう」

七ツバエ内場も、ウネリが高くなってる。

北東の風も、益々強くなってきた。

波とウネリを乗り越えて、沖波止内場に帰ってきた。

「今日は、諦めましょうか」

「風には勝てませんね。諦めましょう」

9時過ぎ、船着き場に帰った。