釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月25日 海岸線から見た海

2020年05月26日 | 日記
海の時化が、治まらない。

昨日の夕方、海を見に行った時にも波が高かった。



今朝も、船の先輩から連絡があり

「波が治まっちょらん」

猪崎鼻の岩場には、波飛沫が立っているとの事だった。

「奥まで、波が入っていたよ」

山王側の岩場まで、波飛沫が立っていれば、沖はウネリが高い。



そんな連絡ももらって、海の様子がどうしても気になってくる。

「海岸線を走ってみるか」

宮崎に向けて走り、主なところで波の観測をしてみた。

鵜戸沖の海上に、一隻の船が出ている。

しかし、余り沖に出ている分けではない。


洗濯岩には、やはり大きな波が打ち寄せている。

サンメッセ下の岩場にも、波が打ち寄せている。


午後になって、知り合いからラインが入った。

「出てみました。ウネリはありますが、風は治まっています」

との、連絡だった。

鰤の釣果写真も、添えられていた。

「明日は、ベストコンディションですね」

との、一文も添えられていた。


釣り仲間からも「明日は、良い天気に成りそうですね」と、ラインが入った。


何とか良い釣果に繋がるように、頑張らなくては。

5月24日 朝間詰め勝負かな

2020年05月25日 | 日記




港の沖波止赤灯台を出る頃には、南東からのウネリが寄せていた。

猪崎鼻の岩場には、波飛沫が上がっていた。

大島の北側の岩場にも、波飛沫が上がっている。

「無理は出来ない。内場にウネリが入っていたら止めよう」

そんな気持ちを持って、船を走らせた。


風は、北東の風が強めに吹いている。

潮行きは、昨日と同じ下り潮。

しかし、下潮が動いていないようだ。

「ジグが抜けますね」

少佐治さんが、潮に違和感を感じている様子。

清水さんも、同様の様子。

お二人が、同じ意見と言うことは、潮の動きは良くない状況のようだ。


魚探に出てくるベイト反応も、今日は少し変化が見られた。

流す途中で、ベイト反応が消えてしまう。

ベイトの移動が、早くなっている。

ベイトの正体は、鯖子だった。


釣り始めて、二流し目に清水さんにアタリが来た。





良い感じで、竿が弧を描いている。

「鯵のようですね」





上がってきた鯵は、43センチの大鯵だった。

潮の動きが悪い中に、この釣果は嬉しい。


次のアタリも、清水さんに来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

内場には、ガンゾウヒラメが多い。


時間は、朝の八時前なのだが、北東から東に風が変わってきた。

ウネリも、時に目線を超える高さになってきた。





野瀬の岩場にも、大きな波が打ち寄せている。

「もしかしたら、安全第一を考えて、帰ることもあります」

お二人に、その事を告げる。



清水さんにアタリが来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

このガンゾウヒラメは上がってくるまでに、可成りの重量感を感じる事がある。

一瞬「根魚かな」と、勘違いすることがある。


小佐治さんにも、アタリが来た。








上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「ボーズじゃ無くて、良かった」

小佐治さんの笑顔に、船中に笑いが広がる。


風と波の変化を気にしていると、仲間から連絡が入った。

「ウネリが高くなってきた。今のうちに帰るよ」

私も同感と思い、他の仲間達に連絡を回す。


帰りは、向かい風を受けて、帰港した。

5月23日 北東の強風の中で鰤

2020年05月23日 | 日記
北東から東の風が、強く吹いてくる予報になっている。

「今日は、表は無理でしょうね」

「風が吹いてくるまでの勝負かな」

風に対する不安な気持ちを持って、船着き場を離れた。



一度、沖合を覗いてみたいと、大島の北側から出るつもりで、船を進めた。

「ウネリがありますね」

塩田さん、蔵屋さんと波の様子を見て、沖に出るのは諦めた。

「内場に行きましょう」


大島の内場に、船首を向ける。

昨日と同じで、朝間詰めには既に、北東の風が吹いている。

潮行きも変わらず、下り潮。

しかし、ベイト反応は、増えているように感じる。

「やってみましょうか」

塩田さん、蔵屋さんが直ぐに竿を出していく。

下り潮が、速い流れになっているようだ。

「軽い仕掛けでは、着底が取れませんね」

と、重い仕掛けに変更していく。

上潮の流れが、北東の風と同調して、1.6ノット前後で流されていく。


仕掛けを徐々に重くして、速い流れに対応していく。


塩田さんに、アタリが来た。





ヒットと同時に、ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

「少し、船で間を詰められますか」

塩田さんの依頼に、船を動かして間を詰める。





獲物が、真下に突っ込みだした。

ゆっくりと、巻き上げる。

逆光で海面が光って、海中が見えにくい。

「見えました。鰤ですね」





無事に、タモに治まったのは、86センチ、6キロ超の綺麗な鰤。

「嬉しいです。今日は、鰤丼ですね」

笑顔の塩田さんと、祝福の握手。


ベイト反応の多い処を、攻めていく。


蔵屋さんに、アタリが来た。





「鯵だと思います」

ゆっくりと、巻き上げていく。





良型の真鯵が、上がってきた。


塩田さんにも、真鯵がヒットしてきた。





これも、40センチ近い、良型の真鯵だ。


この頃から、北東の風が強さを増してきた。

そんな中、蔵屋さんに重量感タップリのアタリが来た。





「重たいです」

「ゆっくり上げましょう」

タモを準備して、獲物が浮いてくるのを待つが…。

急に竿先が、元に戻った。

「外れた…」

「えっ…外れた…」

ガッカリしていると、船から離れたところに大きなハタが浮いてきた。

「あそこに浮いた!」

離れて見た目に、3キロ~4キロ位は有りそうに見える。

直ぐに、船を走らせて回収に掛かるが…。

船を近づけると、ハタの姿が見えなくなった。

船の周りを探して回ったが、何処にも姿が見えない。

「浮き袋が戻って、潜って逃げたかな…」


何処を探しても、海面にはハタの姿が見あたらなくなっていた。

これが一番の、悔しい出来事になった。


この後は、強さを増してきた北東の風を避けて、帰港した。

5月22日 時化で帰港の筈が

2020年05月22日 | 日記



朝間詰めの海は、北東の風が強く、白波が立ちウネリが高かった。

夜明け前から、北東の風が強かった様子。

北東からのウネリで、船が揺さぶられる。

「どうするかな…」

「今日は、無理やっちゃない」

「無理せずに、帰りますか」

脇坂さん、東原さん、佐藤さんも蕭々のあきらめ顔。

「そうですね。帰りますか」

船首を港方向に向けて、帰り支度。


有る程度、船を進めてきた時、魚探に大きなベイト反応が映し出された。

「これは、凄いベイトやな。ちょっと、やりましょうよ」

魚探に映し出された反応を見て、脇坂さん、東原さん、佐藤さんが直ぐに竿を出す。


すると、東原さんにアタリが来た。

竿に乗ったと思った瞬間に、針が外れた。

「鯵かも知れない」

アタリの感触から、東原さんの感想。

その直後、佐藤さんにアタリが来た。








上がってきたのは、35センチ超の良型の真鯵。

「やっぱり、良い型の鯵だ」

船中に、活気が出てきた。

北東の強風に時化た海を見て、今日の釣りを諦めて帰る途中の釣り意欲の再開。


佐藤さんに、強いアタリが来た。





竿先が、海面に向かって、何度も突っ込みを見せる。

「青物かな。ゆっくり行きますよ」

声を掛けて、海面を見つめる。

「真鯛です」





58センチ、2.4キロの、良型の真鯛が上がってきた。

「やりましたね」と、声掛けする。

「良かったです」と、笑顔の佐藤さん。



脇坂さんにも、アタリが来た。








良型の真鯵が、上がってきた。






東原さんにヒットしてきた真鯵も、良型だ。


ベイト反応を見つけて、下り潮に乗せて船を流していく。

一流しに、何度かのアタリが出る。

時折、強い北東の風が吹いてくるが、表のようにウネリは入ってこない。








佐藤さんに、小型の真鯛がヒット。








東原さんに、良型のイトヨリダイがヒット。

「嬉しいですね。私は、イトヨリは好きですよ」と、笑顔の東原さん。






脇坂さんにヒットしてきたのは、オオスジハタ。

珍しいハタだが、食味は星五つになっている。

まだ小型だが、1メートルを超す大きさに成長するらしい。


一流し毎に、コースを変えていく。


東原さんにアタリが来た。





小型の真鯛がヒット。








良型の真鯵も、続けてヒットしてきた。

上がってくる真鯵が、40センチ前後の良型。




時には、こんな可愛いタコの子供も上がってきた。

これは、直ぐに海に帰す。


脇坂さんに、アタリが来た。








型の良い、肉厚のガンゾウヒラメ。


ベイト反応に、何らかの変化が有るところで、アタリが来る。


佐藤さんに、又しても良型真鯵がヒット。





「良い感じで、アタリが来ますね」

ベイト反応に気が付かなければ、見逃していた筈だった。

鯵のアタリが多く、途中での針外れもある。

「たら、れば」だが、外れ無ければ、上がっていたらと思うのは、応援する側の私の欲かな。


正午を過ぎる頃になると、北東の風が強さを増してきた。


そんな中で、佐藤さんがアタリを捕らえた。





引きの様子から、真鯛を想像するが。





上がってきたのは、40センチ超の良型真鯵。

今日の締めに相応しい、釣果だ。


引き上げるつもりが、昼過ぎまで釣りが出来た。

北東の向かい風に向かって、帰りの船足を進めた。

5月21日 風強し

2020年05月21日 | 日記
北東の風が、強く吹いていた。

風が無ければ、今度こそ久し振りに、自分の釣りを楽しんでいる筈だったが…。

午前中に、湾岸道路から見た海は、白波が立っていた。

自宅周辺の木々も、枝を大きく揺らしていた。



船着き場に行ってみた。

知り合いが、船を出していた。

電話して様子を聞いてみた。

「どんげね」

「風が強くて、沖には出られません」

「何処におると」

「潟寄りの浅場にいます。沖に出たいけど、波がありますね」

「気をつけてね。何か釣れたね」

「浅場でオオモンハタが来ました。型が良いですよ」

「それは、良かったですね」

「でも、後が続いていないです。昼過ぎからは、風が治まると思っているけど…」

「分からんよ。風が弱まると言っても、風力5くらいは有るみたいよ」

「波が治まるかな」

「厳しい様な気もするけどね。兎に角、気をつけてね」






沖は風に押されて、ウネリが立っているのだろう。



もう一人の船仲間にも、連絡してみた。

「どんげね」

「風が強くて、凄い波でした」

「何処にいるの」

「もう帰ってきました。家にいます」

「帰ってきているの」

「風が凄くて、ウネリも高いし、無理は止めました」

「何か釣れた」

「鯵が少しだけ釣れました」

「良かったね」

「今、自宅で捌いています」


少しは、釣りが出来たみたい。

それにしても、北東の風が強く吹いている。

海上では、真北の風かも知れない

船着き場周囲の木々も、風に煽られている。


明日も、予報では風が強く吹くみたい。

午前中勝負になるかな。