昨日は、何故なのか理由が分からないまま、パソコンが使えなかった。
パソコン素人が、知る限りの知恵を絞ったが、どうしても上手く動かず、おまけに画面も暗い感じのままだった。
風が強いことが、何か影響するのだろうか。
朝からの、畑仕事で「疲れた…」と、感じていた事もあって、そのまま寝てしまった。
今日は、一転して風も穏やか。
「良い天気やね。午後からは少し風が出て来るみたいだから、午前中に頑張ろう」
沖合は、少し北東からのウネリが残っていたが、ほぼ凪の海になっている。
「釣れると良いけど…」
少し、不安な気もしていたが、まずは目指すポイントに入る事が出来た。
魚探に、良い感じのベイト反応が出ている。
高いところで、海底から30メートル近くのベイト柱が出来ている。
「青物が居ると思うけど」
そんな期待を持って、仕掛けを入れていく。
朝間詰めに連発してきたのは、鰺と鯖。
仕掛けが落ちていく途中で、食い付いてくる。
太った鯖は、首折にして血抜きをする。
小さい鯖は、針を外して海に帰す。
暫くは、バタバタした。
相変わらず、エソも元気だ。
鰺、鯖のアタリが続く中、脇坂さんに良い感じのアタリが来た。
最初のアタリは「瀬掛かり?」みたいに、動かない。
一端、ラインの針を緩めると、リールが巻け出した。
「何やろ?」
ラインを巻き上げると、真ハタが見えてきた。
この真ハタを皮切りに、根魚のアタリが続く様になった。
佐藤さんに、アヤメカサゴとウッカリカサゴ。
蔵屋さんにも、ウッカリカサゴ。
脇坂さんにも、ウッカリカサゴが来た。
鰺のアタリも、ポツポツと有るのだが、殆どが途中で針が外れる。
「鰺は、口が弱いからね」
ジグをしゃくる中に、ゴンッと強いバイトが有る。
竿先がグッと曲がるのだが、針に乗らない場面もあった。
昼近くになると、風が変わってきた。
天気予報では、東の風になっていたが、南東の風が吹き始めた。
朝の内は、0.6ノット前後で流れていた潮が、風の影響も有るのか、1.5ノットの速い流れになってきた。
ポイントを少しずつ、移動していく。
佐藤さんに、強いアタリが来た。
「何だろう。サワラのような気もするけど」
縦横に、力強く走っている。
「見えた。アカヤガラだ」
佐藤さんの身長を、優に超している。
「180は有りそうな大きさですね」と、大笑い。
佐藤さんには、アタリが続いた。
良型のニベも、ヒットしてきた。
佐藤さんが、ニベとやり取りしている間に、脇坂さんにもアタリが来ていた。
「全然引かないけど、何やろ…重い、ニベかな」
姿を見せたのは、アオハタだった。
時化が続いて、なかなか船が出せない日が続いた。
アタリが出ることを期待して、真ハタを始めにニベやカサゴ類、鰺、等々のアタリが来た。
昼を過ぎると、南東の風が徐々に強くなってた。
大きなウネリが立つ程では無かったが、沖合には白波が目立ち始めた。