Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

ほんの少し智光山公園に立ち寄る ~薬草園の辺り~

2023年11月07日 10時58分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年11月6日:クコ(枸杞:ナス科クコ属の落葉低木)
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 📸2023年11月6日:ほんの数輪だが、まだ咲き残っていたよ。
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 サイボクに買い物に行った帰り、ほんの少し智光山公園の都市緑化植物園に立ち寄ってみた。
 里には、まだ紅葉は下りていなかった。薬草園を覗くと、クコの花が数輪咲き残っていた。
 7月頃から咲き始め、霜が降りる頃まで花を付け続けるという。まだまだ花期のうちってことらしい。

 📸2023年11月6日:モモ(桃:バラ科モモ属の落葉広葉/小高木)
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 小さな白いドットが目をかすめた。なんだろうかと近寄って見ると、モモの花のようである。
 一般的に、旧暦のひな祭りの頃に開花するといわれるから、だいぶフライング気味だ。異常な気象が体内時計を狂わせているのかな?

 📸2023年11月6日:さねカズラ(実葛、核葛:マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本)
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 📸2023年11月6日:ものはづかし気に、御簾の陰から下界を垣間見る。
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 ビナンカズラ(美男葛)ともいう。古から身近な植物とされ、歌にも数多く詠まれていたとか。

 さね葛 後も逢はむと 夢のみに うけひ渡りて 年は経につつ(万葉集第11巻:2479番)
 訓み:さねかづら のちもあはむと いめのみに うけひわたりて としはへにつつ
 現代語訳:きっと逢えわよね、な~んて夢の中で祈り続けていたんだけれど、まだ逢えずに歳月ばかりが流れ過ぎてしまったわ
 柿本朝臣人麻呂之歌集 作者不詳

 この類の歌は、サネカズラがつる(蔓)性であるってことがキーポイントらしい。サネカズラが逢うにかかる枕詞ってことなのだろうか。どこまでも、果てしなく、うねうねと伸びていくつるとつる。いつかはきっとそのつるの先と先とが相まみえ、絡み合うっていうイメージなんだろうね。
 ところが、僕の場合、この実を見ると和菓子の一つを思い出す。色は違えど、あの鹿の子のように見えはしまいか。な~んだ、情緒もへったくれもないなんておっしゃいますな。色気よりも食い気、そう、食い意地ってやつも、ヒト属の健全(?)なる欲の一つなのであるから。


コメント
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