📷2022年6月4日:ゲンペイシモツケである。この一つの花序の中にさまざまなストーリーが秘められている。
📷2022年6月4日:これは赤一色だけど、これもゲンペイシモツケの咲き分けパターンの一つなんだ。
📷2022年6月4日:赤花、白花とが見事に咲きわけられている。そうかと思えば、ハーフ&ハーフさえ見ることもできる。
6月1日の日記で、ゲンペイシモツケのことを次のように紹介させて頂いた。
「ゲンペイシモツケ(源平下野)は面白い花木だ。バラ科シモツケ属の落葉低木なのだが、その名の通り、一木で白花(源氏の旗の色)と赤花(平家の旗の色)とを見ることができる。」
もちろん、その記述に過ちはないのだが、一木の中で白花だけの複散房花序、赤花だけの複散房花序があるだけでなく、その一組の花序の中でさえ白と赤とを咲き分け、さらに言えば、そのなかの一粒の花でさえ、花びら一つ、一つが絞りの如く見事に咲き分けていることを確認できる。
今度はどんな咲き分けを観察できるのか、そんな楽しみを味合わせてくれるゲンペイシモツケ、とても興味深い花の一つである。
📷2020年3月31日:この写真は同所、同木であるが、一昨年のものである。
この日の午前中、家人は稲荷山公園にほど近いクリニックへの通院日であった。診療中はいつもの通り稲荷山公園付近をブラ散歩。
公園の最北エリアには、大きな桜木が一本屹立している。おそらくソメイヨシノだと思うのだが、今春も絢爛たる花姿を披露して人々の目を楽しませてくれたのであろう。
📷2022年6月4日:稲荷山公園で撮ったソメイヨシノのサクランボだ。
📷2022年6月4日:おっ、美味そうじゃないか! これって、食えるのかい?
この日訪れた時には、誇らしげに枝葉を膨れ上がらせ、堂々とした姿で辺りを睥睨していた。その枝先はと見ると、赤や黒みを帯びた実が育っていた。
おや、ソメイヨシノのサクランボかい? いや、いや、待てよ! ソメイヨシノってやつはクローンで代を重ねてきており、すべて同じ遺伝子なんだよね。その上、サクラの雌しべってやつは、同じ木の雄しべとの受粉を拒むって書いてあった(自家不和合性)。クローン同士では受粉したとしても実はできないはず。不稔ってことなんだよね。
では、この実はどうやってできたのだろう? そこには、ソメイヨシノと他のサクラ属との秘められたロマンスがあったのではないか。そう、受粉相手がソメイヨシノでなければこのように愛が成就し、桜の子、桜の坊、そう、サクランボが生まれるってわけだね。そして、この公園にはソメイヨシノ以外の桜もあるのだから。
ゲンペイシモツケの花、こんな風に咲くのですね。
でも、どの花も必ずしも2色の花が咲くわけではないのですか。
この花も変化朝顔同様、変貌自在に咲き分けてくれそうです。
わが家に今年、お輿入れしてくれたゲンペイシモツケは、残念
なことに、今年は花を付けてくれそうにありません。
来年に期待したいと思います。
サクランボと桜からできる実(サクランボ)は別物だという認識
でした。ソメイヨシノの実は食べられるのでしょうか?
源平シモツケ、家のは赤がほんと少ないです。
今年もまだ2花だけ赤が少し出ましたのは。
殆ど白です。
なんで~。
ソメイヨシノの木にサクランボって初めて知りました。
当然美味しくないでしょうね…って勝手に決めつけてます(;^_^A
大河のビデオ貯め込んでて、今毎日2~3話ずつ見てます。
ようやく後3回まで追いつきました。
こんなにためるともう見ないのですけどね、つい引きこまれてしまってます。
今の世に産まれて良かった~(笑)
ゲンペイシモツケで話がそれましたm(__)m
Ninbuさん、こんばんは。
あ~、まだ今年は無理そうですか?
でも、まだわかりませんよ。ひょいと摘まんで小品盆栽風に仕立てたら、無理と思っていた花が小さく灯ったことがありましたもの。
一通り咲き終わっても、ミッションを終えた枝を摘んであげると、脇芽が伸びてまた咲いてくれます。
今日も買い物で街へ出かけましたが、伸びたまんまのシモツケを二か所で確認しました。とても、もったいないなぁ~と思いました。伸び放題なのです。ここで、カットしてあげれば脇芽が出て、こんもりと仕上がり、また咲いてくれるのに、と。
サクランボですね。
つとに有名な佐藤錦をはじめ、紅秀峰、紅さやか、紅てまり、南陽などと数々の品種があるようですね。あっ、とてもお手頃なアメリカンチェリーもったっけ。
こちらは、実を食するために特化させたサクラ属の品種ですのでソメイヨシノとは比較になりませんよね。
何をとち狂ったか、狭山に越してきてすぐ、この佐藤錦の苗木を買ってきて坪庭に植えたことがありました。それを見た町内の長老が、それ一本だけじゃ実がならんだろうがと。これ、受粉の話につながるわけで。何もわからん奴だったわけで 笑
>ソメイヨシノの実は食べられるのでしょうか?
とても美味そうでしたが、ぐっとこらえて手を出しませんでした 汗
コメント有難うございました<(_ _)>
我が家も、本家の株は源氏が優勢のようですけど・・・。
しいちゃん、こんばんは。
お時間あったらご覧になってくださいませ。趣味園のご投稿者で、小品盆栽などの記事をよくアップしていらっしゃる方の記事です。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=10964
僕は、まだまだ駆け出しですのでわかりません。
だけど、こちらの方の仰る赤の枝は赤しか出ないを試してみたら、本当に赤しか出ませんでした。経験則って大事かも、ですね。
鎌倉殿ですけど、やはり録画で見てますよ。
堀田真由演じる比企能員の姪・比奈、義時との仲どうなるのでしょうね。
史実では、ドラマで比奈とされるこの女性、姫の前が正室として迎えられているようです(あっ、ネタバレかな)。
じつは、この堀田真由、あのゼクシィというブライダル関連のCFで三期連続でモデルとして出演している売れっ子だとか。おっさんには関わりのないことですが、どこかで見た覚えがと思って検索して見っけました。
あっ、話がそれちゃいましたね 笑
コメント有難うございました<(_ _)>