2011年3月1日に太宰府へ行ってきました。
当日のお天気はあいにくの曇り空。
けれど、大宰府政庁跡や観世音寺&戒壇院、太宰府天満宮を訪ねることができて、HAPPYな一日でした♪
九州自動車道を下って「太宰府IC」出口へ。
車は国道3号線を東へ走ります。
「朱雀大路」交差点を左折すると・・・
やがて「大宰府政庁前」の信号につきあたります。
大宰府政庁跡の駐車場入り口は、蔵司跡側にあるので注意
【簡単絵地図】
■蔵司跡
コチラは政庁跡の西にある「蔵司(くらのつかさ)」跡。
蔵司は、九州各地から税として納められた米や特産物・布を収納&管理していた施設でした。
このあたりは旧小字名を「蔵司」というそうです。
太宰府散策の時、旧小字名をチェックするとかつての歴史ある場所を探す手がかりとなります。
↑画像をクリックされると大きなサイズでご覧いただけます。
蔵司跡
駐車場の出口近く(=政庁跡の南)には、政庁の南を流れる御笠川の工事の時に発見された大宰府政庁の正門と考えられる礎石が置いてあります。
礎石は、かなり大きいですよー!
平城宮や平安宮でいうところの「朱雀門」に相応する礎石である可能性も
※この礎石は2012年11月に朱雀大橋へ移転したのだとか。<未確認です>
↑画像をクリック
大宰府政庁跡の南に並ぶ石碑
左:「史蹟 太宰府阯」
右:「都府楼之址」
※「大宰府」と「太宰府」は近代まで使い分けが明確でなかったそうです。
※都府楼(とふろう)とは、大宰府の別称。
“都督府(ととくふ=中国風の呼び方)の楼閣(ろうかく)”という意味で、菅原道真がよんだ漢詩にちなみます。
この石碑がある「大宰府政庁前」信号付近から南側を見るとこんな景色。
では、大宰府政庁跡を歩いてみますー!
↑南から見た大宰府政庁跡 パノラマ撮影。画像をクリック。
写真に見える階段をのぼると政庁の南門跡です。