晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【情報】 奈良 大和文華館にて「文学と美術の出会い―平安時代から江戸時代の物語絵―」開催中。

2013年11月30日 | 情報
 源氏物語に関連する展覧会の情報です。

奈良県奈良市にある大和文華館にて
特別企画展「文学と美術の出会い―平安時代から江戸時代の物語絵―」が開催中です。
会期は、~12月26日(木)まで。

 ※大和文華館 公式サイト
 ⇒ http://www.kintetsu.jp/yamato/
 ⇒ http://www.kintetsu.jp/yamato/exhibition/monogatarie.html

 ※詳細: 奈良新聞 2013年11月29日
 物語絵の世界満喫 - 大和文華館特別企画展
 ⇒ http://www.nara-np.co.jp/20131129110710.html


展示されている
重要文化財「源氏物語浮舟帖」(鎌倉時代)は
墨一色で描く「白描(はくびょう)」の物語絵の中でも
古い作例と考えられているのだとか。


なお、12月1日(日)午後2時~、
日曜美術講座「源氏物語色紙絵の展開について」
大和文華館 講堂にて行われるそうです。


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【本】 別冊太陽「百人一首への招待」 監修:吉海直人

2013年11月29日 | 本・漫画
 百人一首に関連する本のご紹介です。

今月発売されたばかりの
百人一首への招待 (別冊太陽 日本のこころ, 213)」を購入して
今、読んでいるところです。
監修は、吉海直人先生が担当されています。

別冊太陽で百人一首が取り上げられるのは
1972年12月に発売された
百人一首 (別冊太陽 日本のこころ 1)」以来の
ことだそうです。


百人一首への招待 (別冊太陽 日本のこころ, 213)


 <目次>
 ・百人一首 美術館
 ・味読 百人一首
 ・歴史をつむぐ
 ・百人一首をひもとく基礎知識

 <内容>
 百首の歌の丁寧な解説と、〈光琳かるた〉などの絵画や、
 光悦や遠州が残した書をヴィジュアルに紹介するとともに、
 成立期の時代背景や藤原定家の選歌基準にまつわる謎にも迫る決定版。




各時代に百人一首の絵がどのように描かれていたのか
興味がある私にはとっても楽しめた一冊でした。
オールカラーなのが嬉しいです。

吉海先生による百首の鑑賞ページもゆったり眺めています。
見応え・読み応え十分♪

巻末にある「歌人たちのあやなす人物相関図」は
百人一首の歌人たちの関係がひとめでわかり
頭の整理になるので便利です。


百人一首関連の本っていろいろな本が出版されていますが
久しぶりに私好みの本と出会えて嬉しく思っています。




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【漫画】 『超訳百人一首 うた恋い。』4巻 12月13日(金)発売♪

2013年11月28日 | 本・漫画
 百人一首に関連する漫画の情報です。

私が大好きな漫画
「超訳百人一首 うた恋い。」シリーズの4巻が
12月13日(金)に発売されます。


超訳百人一首 うた恋い。4


小野篁や菅原道真が初登場
ということで楽しみです。




 Amazonでは既刊セットもそれぞれ発売されるのだとか。

【Amazon.co.jp限定】 うた恋い1-4巻セット(通常版) 杉田圭 描き下ろしミニマンガ付き

【Amazon.co.jp限定】 うた恋い1-4巻セット(2・3巻特装版) 杉田圭 描き下ろしミニマンガ付き


この機会に全巻そろえたい方はいかがでしょうか。
個人的には、描き下ろしミニマンガがとっても気になります~~~。





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【情報】 よみうりカルチャー横浜にて『源氏物語』と鎌倉 映像で巡る3回集中講座 開催

2013年11月27日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

よみうりカルチャー横浜にて
<横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル(そごう)9階>

写真家・作家である織田百合子さんによる
講座が2014年に開催されます。

 鎌倉武士が源氏物語を学んでいた事実!
 『源氏物語』と鎌倉 映像で巡る3回集中講座


 1月27日(月) 京都の源氏物語文化
 2月24日(月) 鎌倉の源氏物語文化(一)頼朝・頼家・実朝の時代
 3月24日(月) 鎌倉の源氏物語文化(二)摂家将軍、皇族将軍の時代


受講者の募集はすでに始まっているそうですよ。


 詳細はこちらのページからどうぞ。
 ⇒ http://www.ync.ne.jp/yokohama/
 ⇒ http://www.ync.ne.jp/yokohama/kouza/201401-01210045.htm

ご盛会をお祈りいたします。



 オススメ本。


源氏物語と鎌倉―「河内本源氏物語」に生きた人々 (銀鈴叢書)





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【本】 「源氏物語の時代」と「私が源氏物語を書いたわけ」 著:山本淳子

2013年11月26日 | 本・漫画
 本のご紹介です。

久しぶりに山本淳子先生の著書
源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)」と
私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り」を読み返しました。





源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)」は
一条天皇とその后、定子と彰子がそれぞれに魅力的で
おもしろく読みました。

源氏物語の時代、すなわち一条天皇と后たちが生きた時代の
人々にますます興味が惹かれます。

同時に、当時を懸命に生きた人々への
山本淳子先生の愛情が感じられます。





私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り」は
紫式部の視点や彼女が何を考えていたかを
知りたい方には特にオススメです。
『紫式部日記』や『紫式部集』、『源氏物語』を踏まえて
紫式部が一人称で宮廷生活を綴っています。


この2冊は私にとって大好きな本です。
これからも何度となく、読み返すことと思います。




角田文衞先生の「承香殿の女御―復原された源氏物語の世界 (中公新書 25)」や
倉本一宏先生の「一条天皇 (人物叢書)」も読み返したいです。





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