9月の京都でのこと。
午前中に平安神宮をお参りして
お昼は六盛さんの「創作平安王朝料理」をいただき、
午後から京都御所を参観した私たち。
最後に訪れたのは、京都市上京区の住宅街です。
そこは平安時代の内裏があった場所・・・。
現在は、石碑や説明板が設置してあり
ここにかつて紫宸殿が!
ここにかつて清涼殿が!
などなど、妄想をたくましくして偲ぶことができます。
内裏跡散策の際、ひとやすみしたいのが
町家ショップ&カフェ「綾綺殿(りょうきでん)」さんです。
平安宮内裏綾綺殿跡に建つ素敵なカフェ。
今回は夏季限定の「杏のスムージー」をいただきました。
とても美味しかったです。
綾綺殿さん 外観 平安宮内裏綾綺殿跡とは
(駒札より)
“綾綺殿は、天皇の住まいである内裏の中心建物である仁壽殿の東にあった南北に長い建物で、東側は壺庭を挟んで温明殿、南には宜陽殿があった。
いわゆる内裏十七殿の一つで宮中の舞などが行われ、「年中行事絵巻」にも女楽人や六名の妓女が艶やかに舞う姿が活写されている。
身舎は東西二間で、南北九間のうち南五間を納殿として使用し、宮中恒例の行事に使用する御物などが納められていた。”
充実した濃い一日でした。
ご一緒した皆さま、ありがとうございました!!
9月の京都でのこと。
六盛さんで「創作平安王朝料理」をいただいた私たち、
バスで移動して、京都御所を参観しました。
※2016年7月下旬から
京都御所は事前申し込みが必要なくなり
通年公開となりました。
私にとって昨年春以来の京都御所!!
様々な建築美に魅せられました。
承明門
■紫宸殿
南庭から紫宸殿の姿を見られるのは嬉しいです。
紫宸殿の正面中央の階段は、幅9メートル、18段あります。
左近の桜
右近の橘
■清涼殿
全景
呉竹と漢竹の青さが映えます。
年中行事障子
石灰壇
昼御座(ひのおまし) 御帳台
二間
清涼殿の北東には「滝口」がありますが・・・
滝といってもわずかばかりの段差なのでした。
■小御所から御常御殿へ
小御所
御池庭
御常御殿の襖:曲水の宴の様子が描かれています。
御常御殿の襖:舞楽の様子が描かれています。
御内庭
御常御殿
9月の京都でのこと。
「創作平安王朝料理」をいただく前に、
近くにある平安神宮を参拝しました。
平安神宮は朝堂院(ちょうどういん)を
8分の5で再現されたものです。
鳥居
応天門
応天門から大極殿<外拝殿>を眺める。
大極殿の左右には蒼龍楼と白虎楼の楼閣があります。
龍尾壇(りゅうびだん)と大極殿
左近の桜
くるい咲きの花が咲いていました。
右近の橘
青い実をつけていました。
これから熟すと黄色になるのですね。 参拝のおともに。
京都アスニ―で買った図録「よみがえる古代京都の風景」には
朝堂院や大極殿の復元イラストや解説も掲載されています。
今回、復元イラストを見ながら参拝しました。
太宰府でのこと。
現在、九州国立博物館にて特別展「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」が開催中です。
関連イベントのひとつとして、特別講座「鳥獣人物戯画の謎」が行われ拝聴してきました。
講師は、絵巻物の研究者として知られる
学習院大学教授の佐野みどり先生。
興味深いお話が展開されとても充実した時間を過ごすことができました。
<個人的メモ>
『鳥獣人物戯画』と『源氏物語絵巻』で似ているポイント
・秋草の描かれ方が似ている。
・『源氏物語絵巻』での襖に大和絵が描かれていますが、その岩の描かれ方が『鳥獣人物戯画』での描かれ方に似ている。
『鳥獣人物戯画』において描かれている「遊び」は
都市の遊びではあるけれども宮中の遊びは登場していない。
特別展「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」は
連休中ということもあり、あまりの人の多さで見学を断念。
※私の体力がないため
後日、改めて見に行きます!
■鳥獣戯画のグッズコーナーにて購入。
クリアファイルとチケットケース、マスキングテープ。
■ミュージアムショップにて購入。
梅こぶ茶。好物なんです。
九州国立博物館、オープンカフェにて和菓子セットにほっこり♪
夕方、博物館の外では睡蓮がひっそりと咲いていました。
10月の睡蓮。
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
私のささやかな日常。
『源氏物語』に登場する姫君、玉鬘について
長年興味を持っています。
2年ほどかけて、玉鬘ゆかりの地でもある
福岡県太宰府市の大宰府政庁跡や観世音寺、
佐賀県唐津市の鏡神社、
福岡県福岡市の筥崎宮、
京都府八幡市の石清水八幡宮、
奈良県桜井市の椿市や長谷寺を
訪ねることができました。
それを記念して、友人・知人への配布用に
フォトブック「『源氏物語』玉鬘紀行 玉鬘ゆかりの地を訪ねて」を
作ったりもしています。(笑)
中身はこんな感じです。
イラストは私がかつて描いたものです。
この度、
フォトブックに使用した写真を中心に
Twitterでつぶやいたものをまとめました。
※『源氏物語』玉鬘紀行~玉鬘ゆかりの地を訪ねて~ - Togetterまとめ
⇒ http://togetter.com/li/1032721
ご興味がおありの方はどうぞご覧くださいませ。