晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

昨日の出来事・久留米(くるめ)へGO!

2010年07月25日 | 日記
昨日、福岡県久留米市へ母と行ってきました。高速道路ぶっ飛ばし!
目的は妹とランチして石橋美術館を鑑賞すること。

※久留米とその近郊は、平家の落人伝説が多い土地でもありますが今回は見送り。


久留米市内に到着してみると、暑い!!!!!
ローカル版の天気予報を見ていても、久留米は私が住む北九州より最高気温が高いと思っていましたが、本当に暑い。

この暑さが、チェッカーズや松田聖子、田中麗奈ちゃんを育てたのか←久留米出身


久留米市内で妹と合流後、お昼ごはんへ。

『さつき庵』というお店で「平安御膳」という雅やかな名前のランチをオーダー。





最初に運ばれてきたのが、これらのお料理でした。↑
さぁ食べるわよっ。
お鍋もぐつぐつ~。




棚にお皿が並ぶ様子もいとをかし。右側は茶碗蒸しです。




天ぷらとご飯セット。
ご飯の上にのっているのは、モロミでした。

美味しすぎます。・・・でも、もうお腹が限界かも。



デザートは別腹。
アイスクリームとカラメルソースたっぷりのプリン。

個室なので遠慮なく女3人しゃべりまくりでした。


食後、久留米市内の石橋美術館へ。

石橋美術館は、ブリヂストンの創業者・石橋正二郎によって開館。
重要文化財の作品も複数所蔵されています。



薔薇が咲き、噴水がある風景。
噴水の周辺だけ少し涼しかったです。
奥の茶色の建物が美術館本館。敷地内に別館もあり。




「新しい神話がはじまる。古賀春江の全貌」展を鑑賞。
・・・実は、古賀春江さんという画家を全く知らないで行ったのですが、面白かったです。

別館で、重要文化財である青木繁の「海の幸」を見て圧倒されました。
http://www.ishibashi-museum.gr.jp/collections/a.html

岸田劉生(きしだ りゅうせい)の「麗子像」(タイトル違ったかも?実物ではないかもしれません)は、可愛い・・・のか?と思いつつ、有名な絵ですし目が離せませんでした。


ミュージアムショップでポストカードと一筆箋を買って、美術館をあとにしたのでした。
(この絵は今回見ることはできませんでした。)


円山応挙/「竹に狗子図」より。
ワンコが可愛すぎます。


藤島武二 「天平の面影」より。
オリエンタルな雰囲気が好き~。
女性が手にしている竪琴のような楽器は、正倉院の「箜篌(くご)」がモデルだそうです。


お次は、ゆめタウンへお買い物。

洋服屋さんは、どこも夏物を安売りしていて誘惑多し。
でも負けない!買わない!

しかし、ちょっとお高め(?)850円のボディソープを買ってみました。
マンゴーの香り。お風呂タイムをぜいたくに過ごすのですわ。

3人でお茶したあと、妹とは別れたのでした。妹よ、さらば!


高速道路を利用しての帰宅途中、トイレ休憩のつもりで古賀SA(福岡県古賀市)に寄ったら、昔来たときよりもずっと綺麗になっていて、九州物産展のようになっていました。

しっかり宅配受付コーナーもあります。
ここで各地の名物を買い物すれば、九州一周旅行してきたと嘘がつけそうです。←オイ。

九州各地の銘菓を試食しまくる母と私。
真空パックの熊本名物・馬刺しに心を惹かれましたが高かったので買えませんでした。

そんな中、長崎ハウステンボスのアニーおばさんのチーズケーキを発見!
タンテ・アニー⇒http://www.huistenbosch.co.jp/shop/detail/1210.html


こんなサービスエリアで買えるなんて!
カースケーク大好きなんです。

今までずっと、長崎ハウステンボス内でしか買えないと思い込んでいました。



帰宅後、ググったら楽天市場でも買えることがわかりましたが。
物流の発達バンザイ。



おいしくいただきました。


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弐千円札

2010年07月17日 | 日記

二千円札、普及進まず丸10年=薄れる存在感、健闘は沖縄のみ(時事通信) - goo ニュース


私もコレクション用に、弐千円札(新券)を持っているだけで大事に保存しちゃっています。
お釣りで弐千円札をもらったりしたら、すごく嬉しいんだけどもらえません。
確かに使いにくいんですが。

いったい、どこに消えたんだい?
GIVE ME 弐千円札・・・。


■弐千円札 オモテ面

首里城「守礼門」の絵を見ると、なんかこう ドキドキしませんか?(;´Д`)ハァハァ
沖縄、行きたい~!という気分になります。



■弐千円札 ウラ面

(当ブログやサイト内でも、以前書きましたが)

国宝『源氏物語絵巻』の「鈴虫」の一部が印刷されています。
光源氏が“冷泉院(れいぜいいん)”と対面する場面。

・左にいる男性が“冷泉院”(光源氏の秘密の息子。帝となるがこの時は譲位している)
・右にいる後ろ姿の男性が光源氏(実は冷泉院の父親。)




譲位後、『冷泉院』と呼ばれる上皇御所に暮らしたから、彼は“冷泉院”と呼ばれたわけで。
親子対面の場所は、『冷泉院』です。


この『冷泉院』跡地が現在の京都市内のどこかというと、二条城がある土地の北東部なんです。
世界遺産・元離宮二条城 公式ホームページ⇒http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/

※写真は2009年8月撮影。




二条城の北東部(京都市中京区竹屋町通堀川西入)の植え込みには、『冷泉院』跡(「冷然院」跡)をしめす石碑も建っており、説明板もありますよ。



「冷然院跡」の文字が。

世界遺産である二条城に行って、弐千円札を思い出すのも いとおかし。
弐千円札が普及するのが一番なんですが。(´∀`;)




*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*

■オマケ。

弐千円札のウラ面右下に描かれているのは『源氏物語』の作者である紫式部です。
(実は、紫式部の同僚女性であって、紫式部とは別人という説もあり。)
鎌倉時代に描かれた『紫式部日記絵巻』の一部分が元になっています。


 当方のサイト内、こちらもどうぞ。
『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』源氏物語ゆかりの地[正篇:光源氏の物語]>冷泉院跡 二条城と弐千円札・・・『源氏物語』<鈴虫>によせて




***********

弐千円札が出た当初は、不義密通の子と対面する場面を紙幣に使うなんてとんでもない!という説もありましたが・・・。

さらに、「鈴虫」の帖の一部であることには変わらないものの、絵と文章が全く違う場面という不自然さも指摘されていましたね。。。

紫式部の絵にしても、『紫式部日記絵巻』よりも石山寺所蔵の土佐光起の絵がイイ!という声もあったり。

まさか、こんなに普及しないなんて。



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